マイニングはGPUによって大きく速度が変わりますが、それ以外にもマイナーの設定によって速度がかわります。
当然速度は早いほうがいいので、ここではそのオプションのやり方を解説します。
これはLitecoinの場合を想定していますが、他の仮想通貨を採掘する場合でも同じ方法出することが出来ます。
まずはこのサイトにアクセスしましょう。


英語がたくさんですが、大丈夫です。
まずあなたのGPUの情報を調べましょう。
(調べ方はスタートボタンを押し、dxdiagと入力すると出てくるアプリケーションを起動し、ディスプレイタブのチップの種類から見れます。)
自分のGPUの情報がわかればそれをメモなどしておき、さっきのサイトに戻りましょう。
さっきのサイトには表があり、その表の左にGPUという列があります。そのGPUのところから自分のGPUを探しましょう。
そして一番右側の環境をみて自分があう行を探します。
そして探せれば、そこのconfigという欄に書いてある内容を自分のコマンドプロントかバッチファイルに追加しましょう。(今回は下線の内容を追加しました。)

例 Cudaminerの場合(GTX560でconfigには【 -l 14x8】と記載)
  • o stratum+tcp://primary.coinhuntr.com:3333 -u xxxxxxx.xx -p x -l 14x8

以上で設定は完了です。
ちなみGPUの横に書いてある列にはこれぐらいの速度が出るという目安が書いてありますので、参考にしてください。
GPUの設定は使用しているGPUによって大きく変わります。
また、マイナーによってはクリック数などを抑え、発熱などを抑えることができます。
バッチファイルを使用して、自分に環境にあった一番良い設定を見つけましょう。

HWエラーを最低限にする調整方法
+ ...
533 名前:MVSaEbu84usyd6Lx9yreMxv8nZkr8yAS2P[sage] 投稿日:2014/01/31(金) 22:00:01.61 ID:Tbk/4JR5 [2/2]
ではHWエラーが出る環境で少しでもマシな設定を探す試行錯誤についてまとめてみる。

まず --thread-concurrency (以下 TC と呼ぶ)
TCは大きすぎると起動時にerror-61って出て動かないので、
それが出ない最大値を探して設定する。1024の倍数とかキリのいい数字だと思う。
これだけでHWが出なくなる場合もある。
まだHWエラーが出てる場合は -I をHWが出なくなるとこまで減らす。
この時点でのハッシュレートを覚えておく。

次に --lookup-gap 3 と付けるとTCをさらに増やせるようになるので
その状態でのTCの最大値を探して設定する。
そして -I をHWが出ない範囲で調整する。
この時点でのハッシュレートをさっきのと比べて速い方を採用する。
オプションの解説
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  • I Intensity GPUに対して一度に投げる仕事の数。少ないと力を持て余し、多すぎると正しく計算ができず採掘速度がそれぞれ低下する。kH/sが最大かつ起動後にHW(ハードウェアエラー)の数値が0であるように設定するといいと言われている。
ミドルレンジのグラボで14くらい。この値が一番効く。
  • g ??? 1とか2とかに設定していることが多い。
  • w -worksizeとも。Intensityが仕事の数なら、Worksizeは仕事1つあたりの大きさだろうか?
  • shaders 自分のグラボのシェーダ数に合わせれば良いと思われる。数字はWikipediaなど参照。
  • no-submit-stale 自分のshareがstale(無効)と分かった場合、プールに提出せずに放棄する。rejectを減らせるメリットがある。

以下FAQ cgminerのREADMEを参考

Q;cgminerで異なる通貨ネットワークを同時に採掘できる?
A;できない。cgminerはstale block(既に新しいブロックが見つかった古いブロック)上で採掘しないようにデータベースを作っている。そのため2つ以上あるとこのデータベースが混乱し、互いに無効なブロックだと認識してしまう。

Q:WindowsとLinux、どっちが速いの?
A:性能的には同じ。使いやすい方をどうぞ。Linuxの方が安定だとは言われているけど。

Q:採掘し始めるとどんどん速度が低下する。
A;--net-delay オプションをどうぞ。

Q;FPGAやASICでscrypt系通貨(Monacoinもこれに含まれる)をマイニングできる?
A;できない。

Q;Stratumって何?
A;ハードウェアの採掘性能に合わせつつ、通信量を最小化するためのプロトコル。”stratum+tcp://”を使うことで自動的に適用される。ディレイが少ないため、効率よく採掘できるし、rejectされる率も少ない。

Q;採掘中にキーボード入力の反応が悪くなる(瞬間的にフリーズする)んだけど…
A;--hotplug 0 オプションをどうぞ。
翻訳者寄付 MPFPhVt4DDLL4HehmaHA5q4f8EbzipD8Xx
cgminerのオプションの解説
+ ...
86 MVSaEbu84usyd6Lx9yreMxv8nZkr8yAS2P sage 2014/01/21(火) 23:21:19.43 ID:CI7K3Qos0
Radeonの温度が不安な人へcgminerのオプション

    • temp-target <温度> ターゲット温度を設定する (例: --temp-targe 70 )
    • gpu-engine <下限>-<上限> GPUクロックの下限と上限を設定する (例: --gpu-engine 400-700 )
    • gpu-fan <下限>-<上限> ファン速度の下限と上限を%で設定する (例: --gpu-fan 20-80 )
    • auto-gpu ターゲット温度に合わせたGPUクロックの自動調整を有効化
    • auto-fan ターゲット温度に合わせたファン回転数の自動調整を有効化
    • gpu-vddc <電圧> GPUコア電圧の設定 (少し下げると性能落とさずに温度下がるけど下げすぎると固まる)

クロックや電圧はGPUによって違うので注意。この数字のまま使うと危険。

以下2ちゃんねるで見られたGPU別の設定です。参考までにどうぞ。

ASUS280X

+ ...
833 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/01/19(日) 20:35:50.07 ID:Obeehm7z0 [1/2]
ASUSの280X(OC版の方)使ってます。
海外のフォーラムを参考にメモリクロックを1500MHzまで下げたら78℃で745kh/s出るようになりました。
そこからさらにコア電圧下げるとハッシュレートそのままで69℃まで下がりました。
使ってるのはcgminer3.7.2
オプションは
  • w 256 -g 2 --thread-concurrency 8192 --intensity 13 --gpu-engine 1080 --gpu-memclock 1500
誰かの参考になればいいな・・・
最終更新:2014年01月31日 22:44