eBayで購入し届いたアイテムに関して、通関申告ラベル、又は通関書類に記載された金額や品目が、
実際購入したアイテムの金額と品目と異なっている場合、輸入者は正しい金額、品目にて後日申告しなければなりません。
例1) eBayにて、US$200でレザージャケットを落札し、送料としてUS$50支払った。⇒ 到着時、無税だった。
流れ貨物(※1)の可能性があり、後日申告が必要です。正しい税額を税関さんへ納税し、無事完了となります。
【予想税額 】 課税対象額 (= 港、空港までの総コスト)
・個人使用目的 = 関税US$15 + 輸入消費税 US$7.50 = US$22.50 (約¥2,300を納税)
・商用目的 = 関税US$25 + 輸入消費税 US$12.50 = US$37.50 (約¥3,800を納税)
例2) eBayにて、US$200でレザージャケットを落札し、送料としてUS$50支払った。⇒ 到着時、税金¥500だけ課税され、支払った。
低価申告(※2)が発生した可能性があり、修正申告が必要です。修正し、差額を納税し、無事完了となります。
【予想税額 】 課税対象額 (= 港、空港までの総コスト)
・個人使用目的 = 関税US$15 + 輸入消費税 US$7.50 = US$22.50 (約¥2,300 -¥500 = ¥1,800の差額を納税)
・商用目的 = 関税US$25 + 輸入消費税 US$12.50 = US$37.50 (約¥3,800 - \500 = ¥3,300の差額を納税)
※1 流れ貨物 : 実際は課税されるべき貨物にも関わらず、課税されず無税にて到着してしまった貨物。輸入者より後日申告が必要となります。
※2 低価申告 : 実際の金額よりも低い金額が、ラベルや輸入書類に記載されていた為、税額がその分低く課税され、到着してしまった貨物。輸入者より修正申告が必要となります。
また、実際の内容品と異なる品目が、ラベルや書類に記載されていた場合も、輸入者より修正申告が必要となります。
詳細 ⇒ 税関ホームページ