魔犬イナバウアー

2006年トリノオリンピックにおいて金メダルを獲得した荒川静香選手の得意技「イナバウアー」は
「観たぞ」においても一大流行語となったが、
「この言葉が頭から離れず、なぜか一緒にまぬけな犬のキャラクターも
 頭に浮かぶ」と訴える投稿者メールを受け、
永田さんが短期集中で展開した物語。ややホラー仕立て。

なお2021年東京大会では、内村航平選手の最後の鉄棒演技内での
大技の名称「ブレットシュナイダー」を受けて
「ブレットシュナイダー、かっこいいよなぁ。
 俺がもしも大邸宅に住んでいて
 大型犬を飼うなら名前は
 ブレットシュナイダーにするね。」とコメントしており、
ニッポンの永田、カタカナ文字列を何となく犬の名前で処理しがち疑惑。

マスコット

1)オリンピックで大会ごとに作られる公式マスコット。
その多くは「気合が入りすぎた結果なんだかよくわからなくなってしまったもの」であるが、バンクーバーオリンピックの公式マスコットは例外的に「かわいい」と好評だった。

2)世界陸上における織田アニキのこと。

松岡修造さん

熱い男、松岡修造さん。
オリンピック中継でも数々の伝説を残している。
「トリノオリンピックのアイスダンスの中継で、6分間練習中に日本選手のリプレイを流すはずだったのに『直前練習を見なきゃダメだ!』とゴネて段取りを変えさせた」
「北京オリンピックで北島康介の金メダルの瞬間、感激のあまりカメラマンをカメラごと抱きしめた」
「同じく北京オリンピック、バドミントンのスエマエペアの大金星に『気性が荒いから勝てた』と言い放った」
等々。
いつも本気の、松岡修造さん。
「観たぞ」的にはおおむね好評である。

まったくこの人たちは!

ケガやハードスケジュールをものともせず
自らの肉体の限界など無視するかのようにひたすらに競技に打ち込むスポーツ選手たちを観て
最上級の尊敬の果てに永田さんの頭をよぎるフレーズ。
2004年アテネ大会の折りに連打されたが、恐らくその後も現役活躍中と思われる。
そしてこのフレーズは、みんなでオモシロを共有するというただそれだけのために
日々どかんどかんと塊状で届くメールを読み、1000行オーバーの原稿を書き続ける永田さんに
そばで見守るほぼ日乗組員のみなさん、そして日々更新を読む読者が抱く感慨でもある。
ほんとにまったくこの人は!

魔物

大きくリードしていたチームが突如エラーを連発して逆転を許すなど、甲子園では何が起きるかわからないことを「甲子園には魔物が棲んでいる」と表現する。
2005年の「おらが夏の甲子園。」8月5日の更新で、ほぼ日乗組員のべっかむ3さんが描いた「魔物」のイラストが登場。そのせいかどうかは不明だが、この年の甲子園ではまさかの逆転劇が相次ぎ、「魔物大活躍!」といわれた。
オリンピックでも、有力視された選手がまさかの失敗をしてしまったときなどには、「オリンピックには魔物が棲んでいる」と表現されて話題になる。
参考)魔物図

マヤ、恐ろしい子

男子サッカー、オーバーエイジ枠の吉田麻也選手の素晴らしいプレイに対して使用する。
○○○の仮面の月影先生の気持ちになって、時には絶叫パターンも。

〇〇、その前に

ハンマー投げの前に室伏選手が嗅いでいるのは「ハンマー投げ、その前に」。
棒高跳びの選手が手にすりこんでいるのは「棒高跳び、その前に」。
某製薬会社が開発したといいます。

みずきちゃんとヌデレバちゃん

アテネオリンピックの女子マラソンにおける、野口みずきの独走に
ひたひたと忍び寄るヌデレバ。
その光景に着想を得て永田さんが描いた物語が「みずきちゃんとヌデレバちゃん」。

水谷自由化問題

一部の男子選手が、ウェアや胴着の下に下着を着けず
密かにご本尊に自由を謳歌させていることで知られる「自由」問題。(「自由」の項参照)
中でも耳目を集めたのが、2016年リオデジャネイロオリンピックにおける
卓球のエース水谷隼選手の「自由」問題、すなわち「水谷自由化問題」である。
そもそも「自由」問題は、2012年ロンドンオリンピックの際に
水谷選手は練習時も試合時も、解放感と験担ぎのためノーパンであるという情報が
mitazo民より寄せられたことに端を発する。
そして迎えた2016年、数々の熱戦を制し勝ち上がっていく
卓球日本男子、なかんずく水谷選手への注目度と比例して「自由」問題もヒートアップ。
「水谷くんの水谷くんは自由」などの名フレーズが生まれ、
勝利の瞬間、ガッツポーズで床に転がる水谷選手に、喜びもそこそこに
「その角度から撮ったら、彼の自由がさらされてしまう!」とハラハラするmitazo民多数。
ついにテレビでも水谷自由化問題が取り上げられるに至り、
「俺の水谷も自由にする!」と宣言するダンナさんが現れたり、
卓球をされているダンナさんのユニフォームをこっそりはいて
自由度を体感してみたmitazo民から報告がなされたりと、その勢いは留まるところを知らず
「全日本女子股間倶楽部」、通称全女股クを擁するmitazo民の底力が示されることとなった。

ミタゾペディア

本ページのこと。
きっかけは
「観たぞ、ロンドンオリンピック!」
の2012/8/6更新の際に
「どなたか趣味でつくってくださいませんか。」
と永田さんの発言に対して山崎梓さんが即座に作成してくださった。
この中から新しく辞書に登録される言葉が誕生する…かもしれない。

観たまま言う

「観たぞ」シリーズの基本姿勢。
普段あまり目にしないマイナーな競技の風景や
得体の知れないものが次々と登場する開会式の風景の描写において頻出する。

観ていた人、おめでとう

記憶や歴史に残る名勝負、名演技があった場合、
睡眠時間を犠牲にしてリアルタイムでその瞬間に立ち会ったにわかファン達の健闘をたたえて
永田さんが贈る祝福の言葉。
「伸身の新月面の放物線は栄光への架け橋だ!」の名文句で知られる
アテネオリンピック男子体操団体における日本金メダル獲得の際
コーナー冒頭の挨拶文において
「最後まで観ちゃったというみなさん。おめでとうございます!!
 がんばって観てよかったよな、オレら!」と書かれたことが発祥。

緑のライン

北京オリンピックの競泳競技のテレビ中継画面に表示された、世界記録のペースを示す架空のラインのこと。この大会では高速水着・レーザーレーサーの効果もあって世界新記録が続出し、緑のラインが選手のはるか後方になることも少なくなかった。そのため、ないがしろにされた緑のラインを応援するメールが「観たぞ」に殺到した。
ロンドンオリンピックでは、緑のラインは黄色のラインにパワーアップして再登場し、世界記録と寸分違わぬペースの泳ぎを披露した。
ちなみに緑のライン追い抜き連発に一役買ったレーザーレーサーはロンドンオリンピックが行われた2012年現在
「故郷に帰り、駅前でカラオケスナックを経営するかたわら、地元の子どもたちに水泳を教えています(永田さん・談)」とのこと。

港区在住の糸井重里さん

言わずと知れた日本を代表するコピーライターであり、ほぼ日のトップ、darling。
投稿内容がこの方の言っていることとかぶると、「港区の糸井重里さんも~」の言葉と共に採用である。しかし、永田さんのコメントは大体においてどことなく辛辣であり、
名コピーライターと同じ発想をしたからといって、必ずしも褒め言葉ではないことには注意したい。
また投稿内容に関連するこの方の現場での一言(野球に多い)が紹介される場合も。
ちなみに「港区の糸井重里さん」は「観たぞ」の一読者としてメールを送ってくる(これも野球に多い)こともある。

三宅宏実選手

2004年のアテネオリンピックからウエイトリフティング選手として5大会連続出場。
「観たぞ」が始まった時からオリンピックに出場していた。
東京五輪では惜しくも記録なしとなってしまったが、お疲れ様でした。

むっちゃジャマやん

大阪世界陸上および北京オリンピックにおいて、男子陸上短距離走のスピアモン選手(アメリカ)が、
ネックレスを口にくわえながら走っている姿を見て、多くの視聴者が一斉に「むっちゃジャマやん!」とつっこんだという。
また、バンクーバーオリンピックの男子フィギュアスケートでも「選手がしているネックレスは、スピンの時『あぅ!』とならないのか?」と言われ、
実際にブレジナ選手(チェコ)のネックレスがスピン中鼻の真下にきて酸素チューブ状態になっていたという報告があった。
アスリートとアクセサリーの問題については今後も考察を続けたいところである。

メガネ男子/メガネ女子

昨今のメガネっ子ブームにのっとり、「観たぞ」でも、画面に眼鏡をかけた印象的な人物が映ると
「メガネ男子が!」「メガネっ娘が!」の声が飛び交う。
あまりのメガネ人気に、永田さんから「みんなが好きなのはメガネっ子じゃなくてメガネそのものじゃないか」と疑問を投げかけられたことも。
選手だけではなくスタッフやボランティアさんまで「あのシーンにメガネっ子が!」と鋭くチェックされるが、その場合ほぼ再確認は不可能である。
メガネが印象的だった選手としては主に下記の2名がいる。
ファビアン・ハンビュヘン:ドイツの男子体操選手。アテネオリンピック出場の際、赤いほっぺに黒ぶちメガネで注目を浴びた。
ティア・エルボー:ベルギーの女子高跳び選手。「アンジェラ・アキ」と渾名された美女。ロンドンオリンピックでは2児を出産後復帰して5位入賞、旗手も務めた。
(追加)
ソチ五輪では、フィギュアスケートのエキシビジョンで、町田樹選手が、黒縁メガネにマフラーのアイビーっぽい衣装で登場。「まんま、詩人!」との投稿があった。

メダルと花束

「観たぞ!」シリーズの最終更新がアップされた後、糸井事務所乗組員の皆様から「カフェ五輪」ごもりを終えた永田さんに手渡されるもの。
メダルは山口工務店のお手製で、「ただいま製作中!」でログが確認できるのは2008年の北京五輪後から。
バンクーバー五輪の際は「観たぞ!」で「せんべいみたい」と評されたメダルを模した『せんべいメダル』
(マキタのインパクターでせんべいに穴を開け、1200円のリボンを通すという手の込みっぷり)と、
ジョニー・ウィアー選手(フィギュアスケート)がキスアンドクライでかぶって話題になった『バラの王冠』を贈呈。
ロンドン五輪の際は「観たぞ!」の「私が落としたのは鉄のメダル」にちなんで、『金・銀・銅・鉄の4種類のメダル』が贈られた。
糸井事務所恒例の「誕生日メガネ」も、テキスト中継祭りの「ハッピ」も断固として拒否する永田さん的にはそろそろ断りたいようだが、
今後もぜひ末永く続けていただきたいものである。

2008年北京五輪の際には、極度の疲労からか無愛想キャラが崩壊し、
笑顔でメダルを噛む、世にも稀なる永田さんの姿がスクープされている。
(「ただいま製作中!」2008/8/25)

メダル、取り消しだって!

家族がなかなか起きない時の必殺技がこれ。
「〇〇選手のメダル、取り消しだって!」
絶対起きる。そして怒る。

メダルの形

大会ごとのメダルの形状にこんなに注目しているのも、きっと「観たぞ」だけ。
トリノオリンピックのメダルは、CD。
北京オリンピックのメダルは、表裏がわかりにくい。
バンクーバーオリンピックのメダルは、曲がりせんべい。
ソチオリンピックのメダルは、目薬(サンテFX?)。
リオオリンピックは「風月堂」のゴーフル。
傾向としては「夏はスタンダード、冬は冒険する」と言えそうだ。

メダルメダル言わない!

競技中、メダルが射程圏内に入ってくると、その可能性について頻繁に言及し始めるアナウンサーに
「私の落としたのは鉄のメダルです…」と一生懸命ココロを無にしているmitazo民の怒りが爆発する様。
「事実上」とか「計算上」とか、そういう不確定要素は要らないのである。
合い言葉は「すべてが終わってから喜びましょう」!

メバル

ロンドンオリンピック女子バレー準々決勝、日本対中国。
緊迫した試合の中、ラジオ実況アナが「メダル」を「メバル」と言いまつがい。
すかさず観たぞ読者の間で「日本にメバルを!」という言い方が流行。
「生臭いっちゅーねん」と永田さん。

「申し上げます!」

スピードスケートにおける、手をつくタイプのスターティングポーズを形容した表現の一。
「スパイダーマン」とも。

モギさん

永田さんから送られてきた原稿を、鬼のようなスピードでページに流しこむことでおなじみのほぼ日乗組員。(→「人力」の項参照)
「観たぞ」シリーズの陰の立役者。
「リンク張っといて」のひとことでどこにでもリンクを張ってくれることから「リンク職人」の異名も。
イシンバエワ、スレサレンコ、鈴木明子など、女子アスリート(主にロシア美女)に「似てる」と言われることが多いが、永田さんのコメントはたいてい
「まあ、全世界の人間を『モギに似てるか、似てないか』だけで分けたら、似てるかもしれないですけどね。」

モニカ世代

リオオリンピックに出場している男子水球「ポセイドンジャパン」。
彼らの応援ソングを吉川晃司さんが歌っているため「なぜ彼が?」との声が上がった。
(吉川晃司さんは高校時代、世界ジュニア水球選手権大会の日本代表選手)
デビュー曲が「モニカ」なので「ミタゾ」な人たちが話していたところ
「モニカ」がわからない世代もいるというジェネレーションギャップが発生。
「モニカ世代」という言葉が誕生した。

ヤーリー


妖怪

1)己が欲望に忠実になり過ぎるmitazo民をたしなめるために永田さんが放つ異界の存在。
  例)時差があれば「時差があって辛い」と文句を言い
   時差がなければ「時差がなくて辛い」と文句を言うmitazo民の元に現れる妖怪どっちやねん
2)どうにかしてオリンピックを観ようと必死になるあまり
  諸々の段取りや進行を妨げる存在に対して異界の存在化するmitazo民。
  例)さっさと風呂に入れ、と言っているのに
   言うことを聞かなかったコドモに対して
   「何年かぶりに一緒に風呂に入ってやろうか~!」と脅す妖怪ふろはいり
3)オリンピック期間中、カフェ五輪にこもって
  めったに姿を見ることのできない異界の存在となった永田さんご本人
  (→「妖怪ミタゾ」の項参照)

妖怪ミタゾ

オリンピック期間中の「永田さん」
レアキャラなので、「ほぼ日」社内でも目撃すると少し興奮する。

よく分かんないけどおめでとう!

レスリングのルール及び早すぎる試合展開は、
にわかファンにはついていくのがキビしいことを示すフレーズ。
レスリング名物と認定された。類語に、「おもしろい気配がする」。

予言者

リオデジャネイロオリンピックの卓球女子団体戦3位決定戦、石川佳純選手の試合において、
3ゲーム先取の試合にもかかわらず、石川選手が2ゲーム取った時点で
「石川佳純選手、団体第2試合目勝利!」というツイートが永田さんより流された。
直後に永田さんは勘違いに気づき、ツイートは削除されたが、
その後石川選手が3ゲーム目を取って危なげなく勝利したことから、
ツイッター上には「永田さんの予言だ」という書き込みがあふれ、
翌日の本家「観たぞ!」記事内では、
「はいはい、予言者ですよー。こんちはーー! 予言者でーーす!」という永田さんのコメントを見ることとなった。

ちなみに永田さんによると、
「「オリンピック予言の力」は一生に一度しかつかえないんだ。それを俺はもう、つかってしまった。」のだそう。

LIVE地獄

あっちでもこっちでも生放送中。
あっちでもこっちでも日本選手が大活躍。
どれを観ればいいの!!??と日本全国を混乱に陥れる状態、それが、「LIVE地獄」。
一方、こんなに見どころ満載で嬉しい悲鳴なのだから、これは「LIVE天国」だ、という声も。

ラガーシャツおじさん

「おらが夏の甲子園。」で話題をさらった謎のおじさん。
「毎年、毎日、毎試合、バックネット裏で観戦している」
「いつもカラフルなラガーシャツを着ている」
「そのラガーシャツは日によって色が違う」
「写真撮影に快く応じてくれ、自分が有名人であると自覚している」
などの情報が寄せられた。
熱心なファンか?それともスカウトマンか?
さては「魔物」の正体はこのおじさんなのか?
…などと様々な憶測が飛び交ったが、結局その正体は謎のままである。

リオデジャネイロオリンピックの略称問題

大会名自体が「長い長い長い!」状態の2016年、
更新1回目において「どう略すか」問題が勃発。
「リオリンピック」「リオリン」など思い思いの略称が提案される中、
「『観たぞ』ではちゃんと(=略さずに)
『リオデジャネイロオリンピック』となっていて
なんて誠実なんだろうと思いました。
『ジャネイロ』も喜んでいると思います。」との投稿が。
永田さん始め、読者一同
考えもしなかった「ジャネイロの立場」に思いを馳せる仕儀となった。
…ところで、この期に及んでないがしろにされている「デ」の立場は?

ちなみに豆知識として
元フジテレビアナウンサー、平井理央(リオ)の事務所名は
「デジャネイロ」であるとの報告もなされた。

ルクセンブルクのニーおばちゃん

リオデジャネイロオリンピック卓球女子シングルス、ルクセンブルク代表の倪夏蓮(ニー・シャーリェン)選手のこと。
中国からの帰化選手で御年なんと53歳。
おばちゃんパーマに豊かな表情、ミスをしたらぴょんと跳んで悔しがるなどの愛らしい仕草、
そして前回の銅メダリストに対して一歩も引かない試合運びなどで、にわかファンの心をわしづかみにした。
「見た目商店街のおかみさん」「男の子を3人くらい育てていそう」
「普段は鶴橋で焼き肉焼いてるに違いない感じ」など、親しみやすい風貌への投稿とともに、
「もう無条件でお母さん押し!」「お母さん、粘れ!」と応援コメントも溢れた。
実況、解説までもがニーおばちゃんサイドだったそうだが、永田さんも「その贔屓はしていいんじゃない?」と全肯定。
次回57歳での東京オリンピック出場を期待したいものである。
そして2021年に延期された東京大会、
我らがルクセンブルグのニーおばちゃんは58歳にして見事ご出場。
残念ながら敗退なさったが、「東京へようこそ!」とあたたかく迎える永田さん。

レーザーレーサー

北京オリンピックにおいて、競泳界を席巻した高速水着。
「観たぞ」ではもっぱらその「キツさ」「しめつけ具合」が注目の的となった。
なにしろ、レース後の選手が一斉にずり下ろす!
ギリギリまでずり下ろす!女子は背中のチャックを開け放つ!
おかげで、着てもいないのにすっかり「あの水着はキツいよね!」という気分になる読者たち。
「二人がかりで20分かけて着る」というその情景を想像して頬を染める投稿者が現れたり、
「坊さんの袈裟」「裏返ったパンスト」という見事な比喩も生んだレーザーレーサーだが、
2010年からFINAにより着用禁止とされ、お目にかかれなくなった。
参考:「緑のライン」「ポニョ」

ロゲ

いわずとしれた前IOC会長、ジャック・ロゲ氏。
「観たぞ」読者は恐れ多くもロゲ、ロゲ、と気軽に呼び捨てにする。
しかも「スピーチが長い」「巻け」「少しは笑え」
「タモさんの『チャ!チャチャチャ!』で拍手を止めてくれ」など
いじられ放題である。

私が落としたのは鉄のメダルです

あと少しでメダル!がんばれ!という時に
正直者の「観たぞ」読者はあえてこう自分に言い聞かせて心を無にするのである。
「私が落としたのは鉄のメダルです…
私が落としたのは鉄のメダルです…」

2012年ロンドン大会体操男子個人総合決勝のコメントにて
北海道 seeさんの
『略)男子体操は金も銀も日本が頂けちゃうのでしょうか。
いかん、いかん! 欲をかいては!
いいえ、私が落としたのは鉄のメダルです。』
に 永田さんが
『最後の一行でコーヒー吹き出しちゃったよ』と返し
同じコメント内の返答として使用が開始されている 。
元ネタはイソップ寓話の『金の斧』

また、ツイッター上で8/8の24時前に永田さんが「みなさまの鉄のメダル、おあずかりしまーす。こちらでーす。」とツイートし、レスリング女子の決勝戦(夜中の3時頃)をLIVE観戦断念した方々がこぞって預ける動きがみられた。

2021年東京オリンピックの頃には
切羽詰まったmitazo民たちによって「鉄!」の一文字で運用されるようになり、
オリンピックにまつわる奇習の様相を呈しつつあるが、
その中で発祥起源からのすべてが明確に記録されている稀有なページが
ここ、ミタゾペディアである。もはや歴史民俗的資料と評しても過言ではない(過言)。

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最終更新:2021年07月30日 10:44
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