ワールドタイムゲートまとめ

○ワールドタイムゲート
世界の均衡を保つために、各世界をつなぐ情報の通り道。
その出入り口を指す。門ともいう。 世界時間門ともいう。
通常目に見えないが、見えるときは青や赤の光の柱や環に見える。名前のとおり世界と時間を越えることができ
他世界の未来や過去につながることもあるが。セントラルワールドタイムゲートを除くそれは物質は通り抜ける
ことができず、「可能性(第一原質)」という情報だけが通ることが出来る。世界が均衡を取り戻した時、あるいは均衡が取れないほど
ほかの世界と違ってしまったときは、ゲートが閉じてしまう。

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別解説1:[旧掲示板記事NO.11694 芝村回答]
情報の多寡を誰が決めるのか?
正確に言えば、世界に穴(ゲート)をあけるほどの情報が存在すれば、
世界の壁は独自性を保てずに(耐え切れずに)穴をあけます。
 この境目をエリンコ=ユーリ臨界点といいます。

小情報の場合、ゲートは開かず、系内(その世界)で処理されます。
これが各世界の独自性になるわけです。 大枠は同じだが小さくは違う。
これが並行世界観の基礎理論になります。
 仮に全ての可能性補完が行われた場合、二つの並行世界に違いは
なくなり、同一世界になってしまいます。(厳密に言うと距離差による時間差が発生するので、過去未来という関係になります。)

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別解説2:(式神の城:陰の巻)
「式神の城 鈴木」に言わせれば、ワールドタイムゲートは時空連続体の裂け目である。
最新の情報科学理論によれば、巨大な質量が空間を歪めるように、情報集積による巨大な情報もまた
空間を歪めることが確認されており、その空間の負荷が一定限界(エリンコ=ユーリ臨界点)を超えると歪みは
裂け目になる。裂け目の先はあくまで理論的には他の世界に繋がると予想されているという。

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●可能性:(別ページに詳細記載予定)
ワールドタイムゲートに関して可能性という場合、その世界のその後を大きく変える
可能性(必然性)を言う。(式神EVO設定資料集)

リューンと呼ばれる「情報」は、幾つかの世界を繋ぐ穴から「可能性」という形で流動しているという
ことしか今の所わかっていない。(玖珂家の秘密)

ワールドタイムゲートは情報量+他者からの認識でのみゲートを開く(現謎記事No9930)(現謎記事No20750)

(守口ゆかりが透明人間になったのは、可能性が失われ、他者から認識されなくなったからである。)

一番可能性があるとは何にばけるか分からないということ(現謎記事No6976)

可能性は主観に属する(現謎記事No7914)

可能性とは強運(現謎記事NO,6831)

人は生まれた時に無限の可能性を持って生まれ、それを少しずつ使って、そして可能性がなくなった時に死ぬ。

 

カンナの手の中に、小さな光が現われる。優しい光、いくつも集まる光、暖かな光。でも小さな小さな光。

「……う……わ……]「この種の力を使うのは、苦手なんですがね。…にぎりつぶさないで、…それはあなたの可能性なんですから
「可能……性……?]「ええ、可能性です。…人は生まれたとき無限の可能性を持って生まれ、それを少しづつ使って、
そして可能性がなくなったとき、死にます」 善行は、カンナの手の中でキラキラと光る珠を護るように手を置いた。「これは、あなたの可能性です」
カンナの目に、光る珠の中でいくつもの人生が見えたような気がした。大人になって幸せそうに笑っている自分。墓の前で悲しそうにたたずむ自分。

雨に濡れて泣いた自分。教師になった自分。将軍になった自分。子供を抱いた自分…。カンナが顔を上げた瞬間、善行は、微笑んだ。

「こういう力も、可能性の一つ。誰もが持つわけではないけれど、誰もが持てない力ではない力。
ありうざるべき、あるべき力。別の世界の力。使い方によっては、世界も救う力」光の珠は、ゆらめくいくつもの光になって消えていった。

大切なものを無くしたように、カンナは目を大きく開けた。夜の闇が、戻ってくる。光が消え、影になった善行が静かにつぶやく。

(シーパレードマーチ 善行とカンナ)

可能性を決めるものは、色々あり、才能や経験、周囲の人間、門地、経済状態…ひっくるめると
物理的な自由度、情報的な自由度(自由度=エンベローブ)が可能性を決める。

(現謎記事NO,7024)

可能性が大きいほど未来が変えやすい。

(現謎記事NO,6741)

可能性は可能性。だから、今も昔も未来も関係ない。可能性という言葉に時制は意味を持たない。

(現謎記事NO,370)

ワールドクロスで可能性は変化しない。

(現謎記事NO,7844)

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●リューン:(別ページに詳細記載予定)
全世界に無数に存在する意識子。情報子、模倣子、霊子、万物の精霊と呼ぶ場合もあり、世界
そのものの意志であるとされている。情報を伝える機能を持ち、この流れを操ることで様々な
力を使役する事ができる。(式神の城2 設定資料集)
リューンという呼び方は第2世界のもの。精霊手や魔法の発動に関与する。(式神の城 設定資料集)
オーマの力の源。世界を構成する情報子を指し、万物を構成する根幹の存在。(式神の城 ねじれた城編8巻)

「世界」そのものの意志を司り、これを操る者は世界に選ばれた者だという。(式神の城 七夜月夜想曲)

本来オーマ同士が戦う場合、同じ絶技は2度使われないし、使うことができない。
(パターン解析されて逆襲される。)また同等かそれより弱い絶技も使われない。
(これは増大していくリューンの流れに逆らうことは出来ないためらしい)
(式神の城コミック8巻「同じ絶技は通用しない」)

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■名前の変更:

幻世虚構精霊機導弾では、ワールドゲートと呼ばれていた。が、ある物理学者さんの
ワールドクロス中でも7つの世界ということは、要するに世界は空間座標以外の軸を保有するのではないか
という指摘、(つまり空間座標は同じでも、時間軸が異なるために実際は残像(通り過ぎた軌跡)と
クロスしているのではないかという意見。)この場合、時間を含めて記述しないと正確な意味をとれないの
ではないでしょうかという腰の低い指摘を戴いた為、ガンパレード・マーチより用語が修正されている。
なお、セプテントリオンは、世界についての別論理構築をしている為、用語体系も別である。

(世界の謎掲示板NO.11655  旧世界の謎掲示板NO.11864)


■ワールドタイムゲートが守るもの

ワールドタイムゲートは、現在同士を結ぶものではない。
ワールドタイムゲートは過去にも未来にも繋がるが、その一方で
世界の同時性、即ち、今そこにある何かを守るのであれば、今に繋がらないと意味が無いというのも確か。
これは、誰かが「守ろう」としている世界が、「今だけではない」事を意味する。

(世界の謎掲示板NO.11655)

ワールドタイムゲートは、因果律のみを保障するが、時間律は守らない。
(世界の謎掲示板NO.8478) (記事No.08284)

■ゲートを通過するもの。

0:「可能性」という情報だけを通す。

1:「リューン」という情報が「可能性」という形で通過してくる。(玖珂家の秘密)

2:「可能性=情報量+他者からの認識」である。(現謎記事No9930)(現謎記事No20750)

3:「可能性には、その世界とは別世界の感覚、認識が含まれ流れこむ」(現謎記事No21602)

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(抜粋)(現謎記事No21602)
WTGは巨大な可能性に対応して出現する⇒その可能性にふれたら別世界の感覚が流れ込んでくる
とあります、つまり光太郎に触れたものは、別世界の感覚が流れ込んでくるということですよね。
それは、世界内での認識(主観)と異なりますか?

ええ。
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引用
数週間前から天空に小さな穴が開き、そこから大量のリューンが流れ出してきていた。リューンと呼ばれる「情報」は、幾つかの世界を繋ぐ穴から
「可能性」という形で流動しているということしか分かっていない。
式神の城Ⅱ 玖珂家の秘密 p18 

引用
情報の補完を目的に、可能性という形でのみ世界を渡るリューンをグラフや表、ましてや言葉などに置き換えて読み取ることなどできはしない。
式神の城Ⅱ 玖珂家の秘密 p123
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結論:「可能性」=「リューン・他者からの認識・情報・別世界の認識・感覚」

■種類
△惑星のワールドタイムゲート
惑星の情報を認識することで開かれるゲート。
月にもゲートがあり、昔から魔術の源泉でもあるという。(世界の謎 記事NO.8915)

△都市のワールドタイムゲート
バーミアンワールドタイムゲートのように東京などの都市にあるゲート。
都市型ゲートは、個人のゲートの集積である。(世界の謎 記事NO.8221)

△個人のゲート
コータローワールドタイムゲートのように特定個人の上に開くゲート。

■接続先

ワールドタイムゲートの名前は大体において接続先の地名。(旧世界の謎 記事NO.11679)
(注意:エリンコワールドタイムゲートは、ワールドタイムゲートの発見者であり、発見者の名前がつけられている。)

 

■ワールドタイムゲートの規模
ワールドタイムゲートの大きさは、流す情報量で決まる。(世界の謎 記事NO.7256)

 

■性質
ワールドタイムゲートは近い距離の物だと合体してひとつのものになりやすい性質がある。(世界の謎 記事NO.8221)

ワールドタイムゲートには、世界そのものの情報が記録される(式神の城 陰の巻 219p)

(抜粋:ワールドタイムゲートには、世界そのものの情報が記録される。 シン兄が、それと一体化したのなら
シン兄の記憶は、すなわち世界。)

ワールドタイムゲートはエネルギーを伝達できない。(旧世界の謎掲示板 NO,12206)

ワールドタイムゲートは、あるべきことをあるべきままに送受信している.。
世界移動時の実体化は、逆転写現象を使用します。(旧世界の謎掲示板 NO,4224)
 

■状態変化
通常ゲートは待機状態
補完すべき情報(例:決戦存在の誕生)があると待機状態から上位状態に変わる。(式神の城EVO設定資料集)

■開放前段階(小説 式神の城)
「式神の城 鈴木」は、解放前段階を侵食レベルで考えていた。
侵食レベルが上昇すると超常現象とされるもの全般が起きやすくなるという。侵食レベルは4段階ある。
世界内の人間のその現象への認識度が関係している。

1:
不明
2:
霊の力が弱い。確率的に低確率な現象が多発する。(工藤美代子の自殺を起に20件もの類似事件発生)
3:
詳細は不明。ただし超常現象全般が起きやすくなり、術者も強力な力を使えるようになるが
強力な術や超常現象が起きることで、人々は異常な力を認識し、侵食レベルは上昇する。
4:
空間が急速に相転移する。

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(抜粋)カオス的な自己組織化の例に洩れず、確率擾乱現象の組織化は、ある臨界点を境に急速に進行する。
確率情報論的な質量を獲得する事で安定した衝力場は、以降、幾何級数的に拡大する。
つまり、最初は「ちょっとした偶然」ですむ。だがそれが積み重なっていくことで、ある日突然逆転現象が起きる。
偶然の怪異は「必然」となり、世界そのものの根本が揺らぎ始める。
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上記の現象を表したと思われる説明文。

 世界を変えるためには人々の認識を変える必要がある。神々が支配する世界を創るには、
 人々が神々を畏れるようになればいい。そのための第一歩が、噂である。
 ひとづてに聞いた噂、都市伝説は、ありえない事だとわかっていても、人の心を捉えるものである。
 そうした噂はやがて勢力を増し、幻を生み出し、最後には現実に取って代わる。

(式神の城 七夜月用語集 都市伝説)

■開放段階
ポテンシャル増大(空間に蓄積された情報のエネルギーの増大)は、ワールドタイムゲート出現しかける状態を指す。
(式神の城 七夜月用語集)

情報集積による時空間歪曲:リューンが集積する時、空間は歪み、ワールドタイムゲートが開かれる。
(式神の城 七夜月用語集)

■開放されると言う事。
ワールドタイムゲートは本来、異なる世界のバランスを保つために開く。つまり
ゲートが開くという事は、世界のバランスが崩れている事であり、世界の危機である。

ゲートが開くという事は、情報の低位から高位を見た場合である。(世界の謎 記事NO.9669)

■情報補完タイミング
ワールドタイムゲートは、2つの世界で同時に開閉するものではない。(旧謎板 3294 やがみ回答)

■情報補完方向

ワールドタイムゲートは<非常に希な>場合を除き、常に双方向。

未来だけとか過去だけとかというような事はない。(世界の謎 記事NO.2043)

情報補完存在が片方にいて、もう片方の世界にいない場合は、片方からのみ情報補完される。(旧謎板 3294 やがみ回答)
(通常、この措置によってもう片方に同様の存在が出現し、世界は安定を取り戻す。)

高位状態方向(例:決戦存在の誕生した世界)から低位状態方向(例:決戦存在の誕生していない他の世界)
に補完を開始する。

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□情報補完方向について(別回答あり)(意味が違う可能性あり)

双方向に送られず、片方向にしか送られない。(世界の謎掲示板10004)

その流れは統一されている。
どの世界から発生しても情報が流れる方向は一定方向。
流れているように見える方向は一定方向である。
それは、世界間の時間のズレではなく、回転の問題らしい。(世界観構造ハンターの出番)(世界の謎掲示板10024)

情報や光の速度が有限のためにこの現象(上記の現象)は起きる。
本来情報は全方向にバラージ照射されるはずなのですが、○○が○○のために一方方向にしか行ってないように
見えてしまう。 又、回転中心から見れば(この場合セントラルの中心から見る)常に同じ向きに見える。(世界の謎掲示板10025)

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■ゲート発生例:式神の城2 パラダイスタイフーン 189p 大蝦天号

「時間をかけていたら、ゆかりが保たない。本船から、この世界にゲートを開く。大々的にな。
我々の存在に気づけば、やつらが動くはずだ」
「えっと」
「動いたところがニーギのいる場所だ」「本船も攻撃を受けますよ!」
「OVERS1.00起動。 ゲート起動後は全エネルギーを情報解析にまわせ。どんなきっかけも見逃すな!」

/*/

光学情報、電波情報、熱反応、恐るべき量の情報を艦の端末は貪欲に飲み込んだ。その情報は
時間と空間を超えてメインコンピューターに送信され、瞬時のうちに解析結果が返信される。
メインスクリーンには、新宿の地図が浮かんでいた。地図は区分けがなされ、それぞれの色がめまぐるしく
変化してゆく。 あらゆる放送は解読。検索され、人の流れ、物流、エネルギーの流れから、どの地域が活性化
したかが表示される。

 

■実体化現象:
第6世界以下においては、情報密度により伝説は実体化する。(式神の城 陽の巻 255p)

人の思念が実体化する現象は、活性化されたワールドタイムゲート近辺で起きる現象である。(式神の城 七夜月用語集)

現術:概念神を現実にする作用のこと。
開放ワールドタイムゲート近辺ではこの現象が発生し始める。幻術は現術になり、ついには物理力を行使しはじめる。
(Aの魔法陣 神々の宴用語集 現術の項目)

 

▲実体化過程:例(式神の城 陰の巻 ねじれた城実体化)

「式神世界」では、アラダがリューンと呼ぶ所のものを情報子(ミーム)と呼ぶ。これらは理論的に
存在するが、観測は不可能とされる時空間における情報を担う仮想粒子とされる。
これら情報子の密度が臨界を越せば、相転移現象が生じ、空間そのものが変質する。

無数の情報子が空間を満たし、次々と、その物理法則を書き換えてゆく。
空間が、巨大な仮想エネルギーで満たされ、それらが素粒子に相転移する。(ビッグバンの再現)
結果陽子がまず生まれ、やがて電子を捕らえて、安定的な水素原子を作り出し
荷電粒子が消えたことで、光子が放出され、それは青いチェレンコフ放射となって地上に降り注ぐ。
ヘリウム、酸素、炭素、鉄、それらが化合して、無数の分子を生じ、水、石、鉄が生まれる。
それらの材料を重力と似て非なる奇怪な力が引き寄せ、石は連なって石壁となる。
(中略)
情報子密度の臨界突破による極度に巨大な自己組織化現象と学者は呼ぶ。

▲実体化後の情報分解:例(式神の城 陰の巻 ねじれた城情報分解)

東京上空に浮かぶ巨大な石の城。それは、もともと不安定な存在であった。
膨大な情報子の集中により、一時的に実体化したものの、本来は確率的に存在し得ない仮想実体。
ゆえに、それは主を求めた。己を、世界に定着させるための主。ワールドタイムゲートを開くほどの、
情報ポテンシャルを持つ人間。 玖珂晋太郎、そして玖珂光太郎。
二人の主を失った城は、今ゆっくりと情報分解を開始した。
分子結合が失われ、城が原子に還る。その原子さえ、陽子と中性子、電子に分解し、やがて、エネルギーと
なって空間に溶け出した。

わずかに残った光子が情報子の影響を受けて、地上に降り注ぐ。

■世界移動について

世界を移動するという事は、自分の体を一度情報に分解して、行き先世界で作り直す事を意味する。
滅多にない事だが、途中で情報が分断されたり、変質したりする場合がある。
(式神の城 七夜月夜想曲 用語 世界間移動)

▲世界移動:例(式神の城 陰の巻 ニーギ・ゴージャスブルーの世界移動)

世界間移動は痛い。
それが、ニーギ・ゴージャスブルーが長い経験から得た結論だった。
生身の人間が世界を移動する際、体は一時的に情報に還元され、移動先のワールドタイムゲートにて
情報は再び実体化する。
ただし情報体は量子力学的な不確定性を持つため、実体化の際は、波動関数の収束と同様の量子跳躍を
ともなう。 つまるところ、飛んだが最後どこに現れるかわからないのだ。移動者の意志も
ある程度影響するため、石の中に現れたりはしない。

■世界移動:例(式神の城 パラダイスタイフーン ニーギとカーリーの世界移動)

「目をつぶって、今、ここを忘れなさい。あなたが次に目を開いた時は、ここじゃないところにいる。
でも忘れないで。それでもあなたはカーリーなの。どれだけ世界が変わっても、ただ一つ変わらないのは、あなた自身」
船に乗らず、生身で世界を超えるのは危険が伴う。ましてや三人一緒ともなれば。
だが、今はそれしかない。
ニーギは、小さく歌って精霊を呼んだ。

/*/

身を起こしたときに感じたのは軽い失望だった。背は短く、足は思ったよりも少し太い。
筋肉はあるが、そのぶんスタイルに今少しメリハリがない。
ー身体が戻ってる。
先輩に会ったときの、あの身体だった。 急な転移のことで、身体のイメージを保持しきれなかったようだ。

■世界移動:例(式神の城 パラダイスタイフーン ニーギの世界移動 56p)

転移の瞬間は目覚めに似ている。
転移の瞬間の記憶は薄れ、ただ夢のような感触が残る。青い霧に包まれて、どこか遠くから
響く歌ぶ揺られたような、そんな夢。 まだ耳の奥に残る、歌の響きを振り払って、ニーギは目を開けた。

 

■ゲート移動による変化

▲身長変化(ニーギの世界移動の場合の身長変化)
150cm→155cm
その世界、地域での平均身長から計算される。

▲体重変化(ニーギの世界移動の場合の体重変化)

35KG→36KG(電撃ガンパレード・マーチ 式神の城2設定資料集)
体重はあまり変化しない。第5(ガンパレ)、第6(式神)では。
骨は重くなる一方で、肉は減りますしね。
体重は(地域での平均体重から)計算されない。

▲血液型変化(電撃ガンパレード・マーチ 式神の城2設定資料集)
A+ → A+
変化なし。

▲物体の変化
世界移動の際、物体は情報補完により、その世界にあった形に変化する。
この場合、移動先が、第7世界のPDAが存在し得ない世界であった為、小神族に変化した。
同様に小神族が魔法のない別世界へ移動すれば、PDAやBALLSに変化する。
(式神の城 陽の巻 255p)

▲物体の変化
世界が変われば、そこを統べる「法則」も、変わる。
魔法が働く世界もあれば、機械が動くところもある。
化学繊維が存在しない場所に服を持ち込むと、ぼろぼろに崩れることもある。
一方、化繊のない世界はあっても、植物のない世界はない。
天然繊維のほうが望ましいのは、そのためだ。 
地上用装備の大半は、そうした天然素材で出来ていた。
(式神の城パラダイスタイフーン 53p)

 

■ワールドタイムゲートを用いた絶技

●精霊手
ガンプオーマの代表的絶技のひとつ。ニーギ・ゴージャスブルーは変形で精霊脚を使うときがある。
ワールドタイムゲートが放つ情報子(リューン/精霊)に介入し、書き換えることで世界を改竄する。
もともと中央世界(第3世界)の技術であった。原理的には聖銃やNEPと同じである。
この攻撃をされた相手は情報分解する。第3世界の技術で他世界ではゲートが開かなければ機能しない。

(式神の城EVO 設定資料集)

 

 

■その他

物理法則により必然が異なる世界同士の事象も「ワールドタイムゲート」から見れば同じ事象である。(記事No.07950)

▲ブロッカーの存在

WTGに情報(リューン?)受容体のようなものがあると仮定して、受容体に偽の情報を集中させたり、受容体を励起させない程度の情報で
ふさいだりしてWTGをだますことは可能でしょうか?

出来ます。実際にガンパレードマーチではそれをセプテントリオンとAが
それぞれおこなっています。 

「精霊機動弾」や「式神の城」で出てきたほうの「黒い月」は
神経節ならぬ「ゲート節」に当たるものなのでしょうか?
(エレルが脳幹・脊髄に当たるのかもと妄想していたりします)

違います。ブロッカーと言われるものです。

(記事NO3555)

「受容体を励起させない程度の情報でふさいだり」
情報ではありませんがね、なにかでゲートの一つを封鎖させています。

(記事NO3644)

最終更新:2024年03月01日 23:06