護剣隊

剣客旅団・護剣隊
天都守護職の剣客集団。四季戦争ではアマツ大本営が徹底抗戦を貫けると確信させた豪族や裏豪族と並ぶ秋国戦力の一柱であり、刀一本で鉄も魔術も斬り裂いた一騎当千の猛者達が隊長を勤める実力主義の武装組織。
初めは名も無き寄せ集めの侍達が民の為に僅かな見返りで村を救った事が切っ掛けだったが、後に民の為に権力やしがらみにとらわれない自警団となる。
身分性別流派不問、剣の腕と民を守る心意気さえあれば種族も関係無く入隊出来た為、最盛期には数千人から数万人にまで膨れ上がったという史料も残されている。しかし四季戦争では敗戦濃厚となる末期に各所で殿を努め壮絶な玉砕を経験。
様々な剣豪を世に生み出した歴史ある部隊は現在十数隊となるもアマツ各地に亡き彼等を偲ぶ歌が農民達に残されている。
先の戦の教訓から「負け戦をする覚悟。見返りを求めず何の為に己の剣の腕を振るうのか。」を問われる為、嘗てほど門扉を叩く者は少なく、入隊出来る者も少ない。何故に今刀を振るうのか、侍として真の意味を試される。故に少数精鋭、百年前より実際は完成しているとも。
時に理解の無い者から時代遅れと揶揄される組織は一応帝の下にあるが、ほぼ独立機能しており、治安維持最低限の財しかない。隊員には剣術道場で教えたり、料亭で働いたり、裕福な出身者以外は何かと工面している者もいるとか。
因みに隊によって人数はばらばら。その時の隊長達の審議はあれど、一人でも他の隊同様の働きが出来るのならば、極端な話一人で一つの部隊隊長として名乗る事も許される。
そして幾つもの厳しい制約があるものの、極めて珍しいのは隊員同士真剣での決闘が許されている。
隊番に序列は無く、番号が若いから強く権力がある訳では無いが、一番隊隊長が各隊長を纏める総監督を勤めるのが通例。欠番等が出た場合も大概は隊長達の審議を得て後任は決められる。
各隊には家紋のような独自の紋章が存在し、それで何番隊か見分けがつく。
また、隊内で神聖装具の所持は御法度だがそれに準ずる名刀所持は認められており、剣客旅団の名から全員が日本刀のような刀の使い手だと思われるが一概に限らない。中には自分の愛刀が何なのか、手刀妖刀洋刀忍者刀と何の使い手か秘匿にしながら侍と語る者もいる。

+ 隊員一覧
隊長 隊員
一番隊
二番隊 大熊 双絡 黒花
三番隊 美作 うらら
四番隊 花筏 詩歌
五番隊
六番隊
七番隊
八番隊 慈恩寺 嶺禅
九番隊 恭次 南雲
十番隊
十一番隊 花火 鍔切

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最終更新:2016年03月23日 17:39