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掴みどころがない人だった。
静かで、プライドが高くて、いつも勉強しているイメージ。
話しかけても、一言二言の返事ばかり。
朴念仁、まさにその言葉がぴったりだと思っていた。

ポツリポツリ話すようになった。
声をちゃんと聞いた。
結構、乱暴な言葉も使っていた。
ギャップがあった。
メガネの奥に覗く、細い目。
目が合うと、ビクッとした。
綺麗な目をしていた。

綺麗な人だった。
思っていた人と全然違う、綺麗な人。
指はモデルのように長く、すべすべしていた。
背筋は常にまっすぐ伸びていた。
長い脚を組む姿は絵になるようだった。

頭良くて、冴えているのに、時々抜けてた。
先生の話を聞き漏らして、オロオロしてた。
私に聞いて欲しかったけど、プライドとかで聞けないんだろう。
こそっと教えると、安心してた。

大人っぽいのに、野菜嫌いで、子供っぽい。
そんなこと言ったら怒れる。

フワフワした人