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街道上のぐう畜  ◆m8iVFhkTec



J( 'ー`)し「あなたが壁殴り代行さんね」


J( 'ー`)し「私の息子の胃腸壁を殴って欲しいんだけど…」
代行「かしこまりました」


          (゚)(゚)ミ
  (  ´・ω)  ノ   ミ 
 γ/  γ⌒ヽ  つ  (  ウッ…
 / |   、  イ(⌒    ⌒ヽ
.l |    l   } )ヽ 、_、_, \ \
{  |    l、 ´⌒ヽ-'巛(  / /
.\ |    T ''' ――‐‐'^ (、_ノ
        |    |   / //  /



「ファッキューマッマ!!!」

やきうのお兄ちゃんは怒りの言葉を吐きながら飛び起きた

彡(゚)(゚)「な、なんや…夢か…」

今の母親の畜生発言が現実でないことを知り、胸を撫で下ろした
ここ最近、マッマが自分に対して尋常ではないほど辛辣であることを思い出す
以前は、「ご近所に住んでた○○君、課長に昇進したらしいわよ、一方アンタは…」だとか、
「○○さん、もうすぐ二人目が産まれるそうよ。…まぁ、うちは孫の顔は見れなさそうね」とか、
心に突き刺さる嫌みをネチネチと言ってくる程度だった
しかし、今年に入ってからは、食事中に「おい、嫌なやつがメシ食ってるぞ!」とか罵ってきたり、
「母監督は息子選手に戦力外通告しましたwwwwww」とか言って家から追い出そうとしたりと日に日に過激さが増している

まあ、マッマも自分に働いて欲しいからそういう散々な事をやってるだけであって、
まさか、今の悪夢のように本気で息子を殺しに来たりはしないだろう…多分

それにしても悪夢なんて久しぶりに見たものだ
おそらく自分のストレスもマッハなのかもしれないな…まだ働きたくはないが
せっかくだし、スレでも立ててこれをネタとして消費しようかな…と思い、パソコンに向かおうと起き上がった

「…ん? ていうかワイ、なんで外にいるんや」

そこはいつもの自分の部屋ではなく、街頭が照らす道路の真ん中であった
一瞬、寝てる間に母親に外へ放り出されたかと思った
いや待て、悪夢を見たせいで忘れていたが、よく考えれば何か変なことに巻き込まれてなかったか?
確か自分は変な広い場所にいて、ひろゆきがヘラヘラと現れて、そして…

―――皆さんには最後の一人になるまで殺し合いをしてもらいます。

そうだった…!今自分はひろゆきが言う『殺し合い』に巻き込まれたのだ!
…といきなりそんな事言われても、あまり実感が湧かなかった
もしかすると、何かの冗談かもしれない
…いやでも、現にひろゆきは何人かを目の前で爆殺していたが…では本当なのか?
…寝起きのせいか頭が働かない…ていうか、普段からあんまり頭を働かせて無かっ…



「お前は殺し合いに乗るつもりはあるか?」



突然耳元で聞こえたドスの効いた低い声と共に、やきう兄の思考は停止した
続けて首を腕で押さえ込まれ、カチリと自分の頭に重い鉄のような物を当てられた、

寝起きでぼんやりとしたやきう兄の頭は一瞬で覚醒せざるを得なかった
そう、ぼーっとしている間に、背後から軍人か誰かに押さえられて銃を向けられているのだ
自分の命が相手に握られている…その状況は『殺し合い』の場であることを痛感するのに充分だった

「乗るつもりかと聞いている!? さっさと答えろ!!」
「ま、待て! 殺さんといてくれ! ワイは乗るつもりないで!」
「この状態なら誰でも同じことを言う、信用出来ん!」
「ホンマ、ホンマや!ワイはただのしがないニートやからホンマ!助けてくれ!」

やきう兄は必死に命乞いをする
相手に有害だと判断されればそこでジ・エンド、絶体絶命の危機なのだ
自分は無害で、ついでに無学で…といったいらないことまで言う
やがて、やきう兄の必死の思いが通じたのだろう
チャキッと音がして銃が下ろされ、拘束も解かれた

「いいだろう、信用しよう」

恐怖で激しくなった動悸を押さえながら、自分を拘束した相手の姿を見る
そこにいたのは軍人ではなく、ごく普通の初老の男性だった

「いやぁ、驚かせてすみません。でも貴方が殺し合いに乗っているか確かめたかったものでね」

先ほどの威圧感を微塵も感じさせない、人の良さそうな声
おそらくさっきのは声色を作っていたのだろう

「なんや…ひどいやっちゃなぁ…」
「ははは、こう見えても私はミリタリー系には詳しいものでね、稚拙ながら軍人の真似事をさせていただきました
 普段は軍事系漫画を書いてるんですよ。私のことは、一等自営業と呼んでください
 貴方は妙な容姿ですが、話を聞く限り信用出来そうでなによりですよ」

そう言って手際よく拳銃の安全装置を付け、ズボンのポケットに納める
慣れた手つきだ。おそらく、普段からモデルガンなどで練習していたに違いない
それにしてもこの男、どうしてそんな拳銃を持っているのだろうか?

「なぁ一等自営業さん、あんたのその拳銃はモデルガンちゃうよな?どこで手にしたんや?」
「おや、貴方にも鞄が支給されてるはずですよ。ほら、そこにあるじゃないですか」

一等自営業が指差す方を見ると、確かにそこには鞄が転がっていた
よく見たら、さっき自分が枕にして寝ていたものだった
これは灯台もと暗しってやつだろうな、うん。いや、断じて自分が抜けているわけではない

やきう兄はデイバックを拾い上げるとそのままひっくり返し、中身をドサドサと全て取り出した
携帯食糧や地図、PDAなどの他に、きのこの山、たけのこの山、PSPが入っていた

「えっ…、ワイのには武器入っとらんぞ…」
「んー…? 説明書にはこのゲーム機が武器だって書かれてますね」

『PSP:私はこのPSPのおかげで、女の子を襲う三人のチンピラを撃退しました
 四つの血だるまを見て思う、持っててよかったPSP』

「なんやこの説明! 人をバカにしてるやろ!」
「どうやらハズレ引いちゃったようですね
 まぁ、私が拳銃持ってますし、これから協力して生きて帰りましょうよ」

気さくに慰める一等自営業だが、やきう兄は内心穏やかではなかった
(なんでこんなおっちゃんが立派な拳銃を手に入れて、ワイがおもちゃなんや…
欲しいわぁ拳銃…自分の身を自分で守れんのがこんなに不安だとはな…)
この殺し合いに呼ばれた者はみんな凶器を持っているに違いない
そんな中で、自分が丸腰なのは耐えられない
拳銃が欲しい…、こいつが持つ拳銃がどうしても欲しい…
やきう兄は羨ましそうに、一等自営業の拳銃を見ていた





「なぁ一等自営業さん、せっかくやし、ワイにその拳銃の使い方とか伝授してくれへんか?」

黄色い変なニート君はそう言ってきた
その言葉に僕は内心、心踊っていた
自分の軍事知識を披露できるとなれば、誰でもウキウキするだろう

「よく聞いてくれましたねぇ、それじゃあ説明しましょう! この拳銃はH&K USPって言って、ドイツ軍によって開発されたハンドガンでね…」

この拳銃にまつわる話や、使い方を説明する
ニート君はとても興味深そうな目をして僕の話を聞いてくれた
生きて帰れたら、ぜひとも僕の漫画も読んで欲しいものだ
きっと彼にも兵器のカッコよさや魅力を知って貰えるだろう

安全装置のかけ方、弾の込め方、そして拳銃の正しい構え方…一通りの説明が終わった
結構詳しく話したし、これでいざという時は彼にも扱えるだろう

「いやーホンマに勉強になるわー。拳銃ってやっぱり、男のロマンやな」
「おお、貴方にもこのカッコよさをわかって貰えましたか!」
「せやな、ワイもその方面にハマりそうやで。 …そんなわけで一度ワイにそれ貸してくれんか? やっぱり実際に手で持って練習してみたいわ」
「もちろんいいとも! モデルガンじゃなく、いきなり本物に触れられるとは、貴方は幸せもんですよ!」
「ホンマか、ほな試してみるわ」

拳銃を渡すと、彼は僕が教えた通りに弾倉に弾を込めていった
その手付きはなかなかのものだった
これは僕の教え方が良かったようだ

「ほんで、こうやって安全装置を外して、こう構えるんやな」
「そうそう、いやぁ覚えが良くて素晴らしいですね
 他にも知りたいことがあれば何でもお話ししますよ!」
「いや、もうその必要はないわ」
「えっ、どういう意味で…」

呆気に取られた直後、彼はクルリと銃口をこちらに向けてきた

そして、引き金が引かれ、
強烈な爆発音と、それと共に腹部に感じる強い衝撃…
そして想像を絶する激痛が走った…

血反吐を吐き、一等自営業は膝をついてそのまま倒れ込んだ

「なっ…何を…?」
「いやーホンマ助かるで。正しい武器の使い方を学んだし、強力な武器も手に入ったしなー」
「そんな…最初からこのために僕の話を聞いていたのか?
 僕は軍事系の素晴らしさを君に伝えようと思ったというのに…」
「正直使い方だけでよかったわ
 ワイは野球以外にはそれほど興味ないんでね
 まぁ、これで生き残れる可能性もぐんと上がったんやし、感謝しとるわ(ニッコリ」
「僕は…君を信用していたというのに…最低なやつだよ!お前は!」

僕の意識が遠ざかっていく
許せない…許せない野郎だ…ふざけるな…!

「ち…ちくしょう!!いつか殺してやる!!!」
「畜生やて? ハハ、よう言われますわ」

僕は黄色い化け物野郎のニヤニヤした憎らしい顔を睨み付けた
しかし、徐々にその腹立たしい顔もぼやけていった…

ふざけやがって…チクショウ……畜生…………







彡(^)(^)「やったぜ。」

そう呟いて、手際よく拳銃に安全装置をかける
撃つ瞬間こそ、大きな緊張と恐怖があったものの、終わってしまえばスカッとしたものである
そう、自分が生き残るために誰かが犠牲になるのは自然の摂理…つまり仕方ないこと

そうして、一等自営業のデイバックを拾い上げ、ひっくり返す
拳銃以外にも何か役立つ物が入っていればいいのだが…
中から出てきたのは木製のバット、そしてキラキラと輝く粉だった
言わずもがなやきう好きの彼は、思いがけない品に笑みがこぼれる
そして粉の方には『ひかりのこな』と書かれていた
説明によると『キラキラ光る粉。光の反射で相手の目を惑わせる』だそうだ
要は体にふりかければ、闇討ちで死ぬ危険性を減らせるってことか
早速粉を浴びる。「強く強く輝けるタマになれ」なんて言葉を思い出す



…さぁ、さっさとここから離れてしまおう
地図によればこの付近に野球場があるらしい
他の目処も立ってないし、とりあえずそこへ向かうことにした


【F-1/一日目・深夜】

【やきうのお兄ちゃん@なんJ】
[状態]:健康
[装備]:H&K USP@現実
[道具]:基本支給品一式、PDA(忍法帖【Lv=00】)、きのこの山@現実、たけのこの山@現実、PSP@現実、木製のバット@現実、ひかりのこな@ポケットモンスター
[思考・状況]
基本:生き残り最優先
1:やったぜ
2:野球場へ向かう
3:マッマは流石におらんよな…?









やきう兄が立ち去ってから数分後、小さなうめき声が聞こえた
一等自営業は腹部を撃ち抜かれたものの、すぐには息絶えていなかった
しかし依然として出血は止まっていないため、このままでは力尽きるのは明らかだ
苦痛に耐えながらも一等自営業は、アスファルトに血文字で「黄色 化け物」と書き記す

このまま死んでたまるものか…!絶対にあのクソッタレ野郎に報いを与えてやる…!
僕は甘かったんだ…この場で簡単に人を信用するなんて愚かな行為だったようだ…
あぁ、僕の命が続いているあいだに、誰か『お人好し』が通りがかって助けてくれればいいのだが…
もし一命を取り留めることが出来たならば、必ず…必ず復讐してやる…!

今彼に出来ることは誰かに助けを求めることだけであった
だが、信用することを愚かだと判断した彼の思考は、少しだけ歪み出したと言える




【一等自営業@軍事】
[状態]:瀕死、怒り、精神不安定
[装備]:
[道具]:基本支給品、PDA(忍法帖【Lv=00】)
[思考・状況]
基本:殺し合いから生きて帰る
1:誰かの救いに期待する
2:黄色い化け物(やきうのお兄ちゃん)を殺す
※数時間このままだと力尽きます
※死んだ時のためにダイイングメッセージを書き記しました
 「黄色 化け物」


《支給品紹介》

【H&K USP@現実】
ドイツの銃器メーカー、ヘッケラーアンドコッホ社によって作られたセミオートハンドガン
汎用性が高く、ドイツ連邦軍や、日本警察のSATで採用している

【きのこの山@現実、たけのこの山@現実】
きのこ厨とたけのこ厨によって日々行われている戦争
この戦争によって数多くのきのこたけのこが犠牲になってきたという…
なお、両者の争点は「どちらが美味しいか」である

【PSP@PSPコピペ】
日々の生活に潤いをもたらしてくれる、と言う内容のコピペが主だが、
特に有名なのが「女の子に絡むチンピラを倒す」ネタだろう
PSPキックやPSP裏拳、PSPエルボーにPSPチョップ…どれもPSPを使ってないのがミソ

【木製のバット@現実】
やきうで使うバット。一般的にはスポーツで使うが、こういう場ではやっぱり手頃な鈍器に

【ひかりのこな@ポケットモンスター】
キラキラと光を反射して相手の目をくらます粉
ポケモンでは様々な対戦理論があるが、一部では「光の粉を持たせて攻撃を全部回避すれば絶対勝てるwwwwwwササッwww」と言う、
回避論理が提唱されているとかいないとか


No.06:Across the――――/お断りします 時系列順 No.08:川越シェフがバトルロワイアル中に料理をしている画像下さい
No.06:Across the――――/お断りします 投下順 No.08:川越シェフがバトルロワイアル中に料理をしている画像下さい
やきうのお兄ちゃん No.41:それでも人ですか?
一等自営業 No.35:ちはやぶる たらちねの