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モッピー知ってるよ。モッピー達がバトルロワイアルでも大暴れするって!!

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匿名ユーザー

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モッピー知ってるよ。モッピー達がバトルロワイアルでも大暴れするって!!  ◆GM1UsJ3g8.






   ____∧∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ~' ____(,,゚Д゚)< ハッ…ここは…?
   UU    U U   \________

強烈なデジャブ。
ギコ猫は懸命に走った結果、何時の間にか自分が何処にいるのか分からなくなったらしい。
「ひろゆきに従って殺し合いに乗るのは癪だが、俺はこんなところで大人しく野垂れ死ぬつもりはない
せいぜい、本能に従って足掻かせて貰うぜ」だとかほざいていた数十分前が恥ずかしい。
不甲斐ない自らに叱責する。
なにが「逝ってよし!」だ。このままじゃあ自分が露頭を彷徨い野垂れ死ぬだけじゃないか。
後先考えないで行動するからこういう目に遭うんだ。
幾ら責めても責めても、取り返しがつくはずもない。
これだから、彼は何時まで経ってもギコ猫なのだ。派生元はいくつもあるはずなのに、ギコのまま。
いうならそれは就職もしないでダラダラしているニートと同じ。まったくもって、自分を恥じるしかない。
未来、不屈の忠誠を以て「聖なる騎士」と称えられることとなる猫とは思えないほどの、失態。
まだあわてるような時間じゃない。そうはいうものの、という話である。
本当にこの猫は一体全体なんのために――



  ∧∧.∩      ∩_ ・∵’、 ←語り部
  (    )/ ⊂/"´ ノ )
 ⊂   ノ   /   /vV
  (   ノ    し'`∪
   (ノ



そろそろうっさい。
脳内で響く声にアッパーカットをかます。
幻聴か? そんなに俺は疲れてたっけな……。
どれもこれもあいつらのせいだ。
結局俺は、いつもと同じく「逝ってよし!」って言うしかないんだな……。

けれど確かに俺は迷ってはいた。
道に。
ここがどこなのか、よくわかっていなかった。
まあ、わかったところで何処かに行こうだなんて考えてはいないからいいっちゃいいんだが。

と、そんな事を考えていた時であった。
俺が前を向き、少しでも今現在の状況を確認しようとした。
変な奴がそこにいた。
猫の夜にも強い目で、捉えた。



      ハ,,ハ
     ( ゚ω゚ )
    /    \
  ((⊂  )   ノ\つ))
     (_⌒ヽ
      ヽ ヘ }
 ε≡Ξ ノノ `J


逃げたいと思った。
猫耳は案外俺としちゃあ高ポイントだが、あれよ。
何あのスキップ。
独特のフォーム。何だか絶対関わっちゃいけないパターンだろ、これ。
知ってる知ってる。
だから俺は逃げようそうしよう。
絶対良い目にあうわけねーじゃん。馬鹿なの? 死ぬの?
はあ、いいやあいつも「逝ってよし」。
そう思った、その時だった。
逃げようと思いつつも、それでも足を止めて謎なそいつを観察していたら――。



    ∧∧  
   (,,゚Д゚)
   ⊂  ⊃
  ~|  | 
 ,,  し`J



       ハ,,ハ
     (◇ω◇)
    /    \
  ((⊂  )   ノ\つ))
     (_⌒ヽ
      ヽ ヘ }
     ノノ `J



目があった。
目と目があった。
向こうの目が光った。
懐中電灯の向こうから目が光った事を優に想像ついた。
相手の殺意が全身を駆け巡る。
圧倒的に明確な、殺意。――俺の存在を拒もうとする、意志。
相手が近づいてくる。
どんどんと闇に隠れていた輪郭も、明確になっていく。
そして、俺は目を疑った。
その手に握られていたのはボウガン。
さっきのやつとは大違いで、――人を、無論猫も余裕で殺せる。
思わず真面目な口調になってしまうほど、俺は生命の危機を感じた。石なんかとは、まるで異なるのだ。

……。
……あれ、これって余裕にピンチじゃね?

……。
……。

「ゴラァ!!」

俺は急いで背を見せ逃げる。
猫であるとはいえ本能的な恐怖に勇気は勝らない。
サバイバルナイフで切りつけるのも、確かに手としてはあるが、それはあまりに非効率的であった。
流石に策も無しに、ボウガンを持っているような相手に突貫するのは、憚られる。
だから俺は学んでいるのかいないのか、再び何も考えずに地面をけり上げる。

疾駆するも相手も中々に早い。
距離が開かない最中、あいつは痺れを切らしたのか、ボウガンを射る。
飛来する矢。
俺の横を通り抜ける。
微かに俺の黒が、青白くなったのを感じた。

「――! オイオイオイオイオイ!!」

冗談じゃねえぞ!
せっかく前回格好よく決めたんだからこんなとこでくたばりたくねえよ!
くそっくそっ、どうすりゃいいんだ俺!


「とりあえず、おまえは逝ってよし!!」
「――お断りします」


俺の精一杯の見栄も軽く流される。
流石にこんな逃げてる最中にこんな事言っても締まらないらしい。
変なことを学んだ。
走った走った、走った。
今はもう何も考えないでひたすら駆けよう。

そして二度目の矢が飛来したのを、音で感じ、避けきったと確信する。
どうやら、俺の黒色の毛は、うまく闇に溶け込んでいるようだ。懐中電灯の光も、走っているからか留まり続けない。このままなら逃げきることも、可能じゃね?
と、推測したその時――ふと俺の前に新たな光が表れた。
……いや、俺はそれを人として見ていいのだろうか。
ずんぐりむっくりとした胴体に、やけに丸っこい顔。
そんな顔からは想像できないほど凛とした、それでいて可憐な声で声をあげる。



「モッピー知ってるよ。あなたが殺し合いに乗ってるってこと!!」



俺からはずれて、その声の主に当たりそうになった、と思ったところそいつは華麗に避ける。
その過程で目の前のお断り野郎(命名俺)に対して、ずばりと言い放つ。
だけどそれは誰だって分かる。俺だって分かる。


「だからモッピーは知ってるよ。あなたたちみたいな人を殺せば何事もなく平和に終わるって!!」


……は?
と俺が呟きを洩らそうとした時。
何か知らんがそれは始まろうとしていた。
――三又の槍を握る少女っぽいなにかが、ボウガンを握る変な奴に迫るところを。
明らかに天下一武道会でも開きそうなそれ。
俺の耳朶を通り抜けた頃には、少女っぽい何かは、その姿を晦(くら)ましていた。
疾風の如く(流石に比喩だけどな)走り抜ける少女(に面倒だから統一)は、お断り野郎との距離を詰めた。
そいつはそのボウガンで一射するが、それは間一髪のところで避けられた。――ってなに俺は冷静に観戦してるんだ。
この隙に逃げるぜ。
卑怯? なんとでもいえ。
俺はギコだからな。ギコハハハ!!

さっさと決心すると俺は、今まで走ってきた方向に。
つまりはさっき少女が現れてきた方向へ懸命に向かう。

「お断りします」

逃げ出した俺が、最後に聞きとれた言葉はその言葉であり。
その後の事は知らん。勝手にやっとけ。
ったく、走ってばっかだな。今の心境は――言うまでもなかった。


【C-2/1日目・深夜】
【ギコ猫@AA(FLASH「K」)】
[状態]:打撲(小)
[装備]:サバイバルナイフ@現実
[道具]:基本支給品一式、PDA(忍法帖【Lv=00】)、コロちゃん@家族が増えるよやったねたえちゃん、ランダム支給品0~1
[思考・状況]
基本:生存優先
1:本能に従って生き残る
2:仲間なんて煩わしいので作るつもりはない
3:磨呂、お断りします(名前未確認)、モッピー(名前未確認?)を警戒
4:ひろゆきはマジで逝ってよし


※どこへ移動したかは次の書き手の方にお任せします
※何故か迷子らしいです(PDAを見ると言う案が出てない模様)



「お断りします」


と言いだして、お断りしますはあっさりと逃げ出した。
もとより予備の矢数がなかったというものもあるし、そもそもまだ無茶な戦いをするべきでないと判断したからだ。
武器があるのなら、強力な武器を手に入れてからでも、全然問題ない。
流石の彼も、自らの命の所有権は「お断り」できなかったのか。はたまた別の懸念でもあったのか。
ともかく彼は、ギコ猫が逃走を始めたと同時に、踵を返し走りだした。
途中までは、少女っぽいなにか――モッピーが追い掛けてはきたが、なんとか振り切った。

残りの矢数を数える。
三回、放った。
つまり残りは、八本。中々無駄遣いが出来なくなった。
だけど、ならば万物に対する否定を諦めるのか? ――それこそ否!! 断じて否!!
彼がお断りしますであるからには――否定の道を諦めるわけにはいかない。
既に一人、殺したのだ。
否定の修羅への道は――既に後戻りできないところまで進んでしまった。

そうだ。
ひろゆきの存在を否定しなければ――殺さなければ。
そのためには、あくまで慎重に。されど確実に、あまねく人間の鼓動の音を狩らねばならぬ。

次、モッピーと邂逅を果たす時、ちゃんと戦えるように。
彼は装備を整え、冷酷に、殺戮劇を繰り広げる。
だから、ひとまずは――武器の整えることを優先しよう。雑魚には無論、容赦なしだ。


「――俺は、お断りします」


魔法の言葉、「お断りします」
彼を修羅へと変える言葉は――またも飽きずに、木霊する。


【C-2/1日目・深夜】
【お断りします@AA】
[状態]:健康
[装備]:ボウガン(1/1)@現実
[道具]:基本支給品一式、PDA(忍法帖【Lv=01】)、ニニフと炒飯セット@AA、草刈り鎌@現実、予備の矢×7
[思考・状況]
基本:全てに「お断りします」。
1:他の参加者を探して殺す
2:今の武器よりいい物が他にあるなら、手に入れたい
※野球場は今の所真っ暗です。電源を入れれば灯りは灯ります
※野球場・スタンドにショボーンの遺体が、その傍に空のバッグと基本支給品(食料、水無し)が放置されています




「モッピー知ってるよ……。逃げられたんだね……」


長い黒髪のポニーテール。
ぷっくらとした頬や肢体やや胴の足りないシルエットは、一目見たら忘れたくとも忘れられないであろう。
そんなイメージをさせる生体の名前は、本人が何回も繰り返している通りモッピー。
どこかのアニメキャラを彷彿とさせるよう容姿であった。


「……むむむ、これじゃあモッピーの立てた目標があやういよ!!」


彼女の立てた目標。
それは――マーダーになっている人物を倒す、そして殺す。
俗に言うマーダーキラーである。
彼女はもとより、正義感の強い性格ではあった。
だけど彼女をいちばん奮い立たせたのは――手にもつ武器の強大さである。

「これがあれば……みんなを守れる……っ!」

全体を黄金で塗られた三又の槍。銘をグングニル。
曰く、狙ったモノは必ず貫くとまで言われている。
そんな武器を持っていれば、非力な参加者を護ることだって、決して難しい話じゃないだろう。
確かに、殺意を抱いたからと言って殺し返すと言うのは極端な話だが――この場では、極端な論でも十二分に成り立ってしまう。
そもそもの話、生と死が天秤に掛けられている時点で、極端も糞もないだろう。
殺さなければ、殺される。
殺さなければ、誰かが殺される。
この場に置ける、突き詰めつくした真理。


「モッピーは、知ってるよ。ここじゃあ、人を殺すのだって――!」


仕方のないことなんだ。
そう言って。
誤りに気付きながらも、見て見ぬふりをする。
いくら罪あるものであろうとも、殺すことは、絶対的に間違っている。全然仕方のないことではない事を。


「モッピーは、知ってるんだ……」


モッピーは、呟きを洩らすと。
グングニルを掴み直して――前を向いて、静かに歩く。


【C-2/1日目・深夜】
【モッピー@アニメサロン】
[状態]健康
[装備]グングニル@FLASH「グングニル」
[道具]基本支給品一式、PDA(忍法帖【Lv=00】)、不明支給品0~2
[思考・状況]
基本:殺し合いに乗ってるものを殺す
1:とりあえずうろつく

※アニメISの篠ノ乃箒との関係性は不明です。


【グングニル@FLASH「グングニル」】
FLASHアニメ中に登場した槍。金色をしている。
狙ったモノは必ず貫くとか何とか。


No.13:殺し合い中?でもゆっくりしていってね!!! 時系列順 No.15:ヤバイ。最近の若者ヤバイ。マジでヤバイよ。
No.13:殺し合い中?でもゆっくりしていってね!!! 投下順 No.15:ヤバイ。最近の若者ヤバイ。マジでヤバイよ。
No.01:【今だ!】画像も張らずにバトロワとな【2ゲットオオオォォォ!!】 ギコ猫 No.36:すべては、セカイ動かすために。
No.06:Across the――――/お断りします お断りします No.59:意思が混ざり合う時、事件は起こる
モッピー No.38:Bump of Belgianeso

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