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ヤバイ。最近の若者ヤバイ。マジでヤバイよ。  ◆m8iVFhkTec




気がつくと俺は小さな橋の上で横になっていた。
深夜で街灯の明かりでしかわからなかったけど、少なくとも周りの景色に見覚えがなかった。

ああ…なんで俺がこんなことに巻き込まれたんだろう…?
というか、何故あのひろゆきが殺し合いだなんて突然言い出したんだろう…?
もしかしてこれは何かの悪い夢なんじゃないか?俺はそう信じたかった
頬をつねる、痛い…、しかも首にはしっかり3人もの人を殺した首輪が嵌められている

徐々に不安が俺の頭を支配してきた…。嫌だ、殺されたくない…死にたくない…

例えばマシンガンを構えた屈強な軍人と対面したとして、俺に少しでも勝機があるだろうか?
もしくは、かつて何十人もをナイフで斬り殺してきた殺人鬼が襲ってきたら、俺はそれを対処できるのか?
無理です、絶対無理です。かなうわけがないじゃないか…_| ̄|○

昨日までは2ちゃんの住民に応援されながら、エルメスさんとメールしたりデートしたりと幸せな日々を送っていたのにな…
多分、次に会った時が最終決戦。もうお互いの気持ちを確認する時だっただろう…

でもこんなことになった…もう、彼女に二度と会えないかもしれない…

俺は自分の現状に絶望した
不安と恐怖がピークになり、思わず俺は空に向かって叫んだ

「誰か助けてくれ!!!!」




その時、突然すぐ後ろから声がした
「お、落ち着くのです!人間の青年よ」
「ヘアッ!?」

俺は驚いて飛び上がって、しかも変な悲鳴を上げてしまった…

10代くらいの女の子だろう。美しい金髪と派手な格好が、なんとなく神々しい印象を受けた。
俺はてっきり、厳つい男たちばかりが参加してるものだと思っていたんだけど…
まさかこんな幼気な少女にまで殺し合いを強要しているなんて、あまりにも残酷過ぎると思った。

トリアーエズ、その女の子を少しでも安心させてあげるのは、大人である俺の義務だろう。

まずは俺が危険な人物じゃないってことを伝えなければならないだろう。
先ほどの情けない悲鳴も取り繕わないとダメだろう。そんなわけで俺は
「だだ、大丈夫ディスカ?君も殺し合いに巻けこvんmqあsft…」
と盛大に噛んでしまった。もうこれ取り繕えませんよね…_| ̄|○

すると女の子の方はかなり落ち着いた感じで
「安心してください、私も殺し合いに乗っていませんよ」
と、微笑みながら言った。
おそらく、俺が悪い人物じゃないことを見透かしてくれたのかもしれない。

気を取り直してお互いの情報を交換することに

「俺は電車男と言います」
「私はイズン、若さを司る女神です」
「( ゚д゚)ポカーン 」
女神? この子は何を言ってるんだろう?
詳しく話を聞くと、彼女はこれまでの顛末を話し出した

どうもイズン様はアスガルドという所の神々の一人で、
そこにある城が巨神の放った死霊達によって落とされたそうだ
イズン様も死霊に囲まれて、まさに殺されようとした直後に意識を失い、ひろゆきの前に飛ばされたらしい
そして、彼女は最後にこう付け足した
「おそらく、この殺し合いは巨神によって催された娯楽なのだと思います
私達が苦しむ様を見物し、酒の肴にするつもりなのです!」

普通ならこんな突飛な話なんて、子供の妄想だと言って笑い飛ばすかもしれない
だが、彼女は年齢以上に大人びているというか、威厳のようなものが感じられたし、
なによりも彼女の話し方には、なにか強い説得力があった
なんとなく、彼女の言葉は信じるだけの価値があるように感じたんだ


俺も身の上を語った。
つい最近までただのアキバ系だったこと、エルメスさんとの出会い、
そして、その動向をひろゆきが管理する掲示板「2ちゃんねる」に書き込んでいたことを

俺が話を終えたあと、イズン様は予想もしなかったことを言った。
「あくまで私の予感なのですが…。そのエルメスという女性も、この殺し合いに呼ばれていると思います」
「えっ…?嘘でしょ?な、なんでエルメスさんが…?」
「この手の死亡遊戯は、なるべく関係の深い者同士を殺し合わせた方が、より波乱や感情といった修羅場を見ることが出来るのです。
貴方にそれだけ関係の深い人物であるのなら、それは呼ばれるだけの条件となり得るのです」

そんな…、もしそれが本当なら、俺のせいで彼女が危険にさらされるということか…?
そう考えた途端に、俺の心に強い罪悪感が溢れてきた
俺が弱音を吐く前にイズン様は
「勇気を出すのです! ここで怖じ気づいては誰も救えませんよ」
と励ました
「私には戦う力は全くありませんが、豊富な知識があります
この知識で、出来る限り貴方に協力します。これから共に頑張りましょう」
神々しい微笑みでそう言ってくれた

そうだ、俺がこんなところで諦めてどうするんだ…
彼女は言ってくれた

「電車さんとなら、安心して電車に乗れますね」

今頃彼女はさっきの俺みたいに、不安と恐怖に襲われているに違いない
だから、少しでも安心させてあげたい。俺なんかじゃ、頼りないと思うけど、それでもだ


「そこにデイバックが落ちています。きっと貴方の力となるものが入っているでしょう」
イズン様に言われて、初めてすぐ近くにデイバックが落ちていることに気がついた

俺はデイバックを拾い上げ、中に手を入れた
確かな武器の感触があった…
どうか彼女を救えるだけの力でありますように…!





剣の柄の部分だけが出てきた。何コレ?

【アクアブレイカー:水の力を宿した剣。その刀身は然るべき時に姿を現す】

「イズン様、然るべき時っていつですか?」
「…わかりません、見たことのない武器です」

なんか拍子抜けした気分です…
これでどうやって戦えばいいんだ…?

他にも何か無いか、デイバックの中を漁る。
すると出てきたのは赤と白のボールカプセルだった
「電車男、気を付けて!その中から魔物の気配がします…!」
「いや、これはきっと大丈夫だと思います」
俺はこのボールに見覚えがあった
間違いない、これは「モンスターボール」だ。
ポケモンというアニメに出てくる道具…いわばフィクション
でも女神がいるくらいだし、あってもおかしくはないだろう、と気軽に考えることにした

投げてみると、ポン!と言う音と共に、カプセルが開いて中から何かが飛び出してきた
みずみずしい魚のような頭に、男らしくふんどしを締めた脚部を持つポケモンがいまーす。そーれーはー?(チラッ


                 /!
             ______,イ//_____________イi                , 
        _, r '' " "      _,._,._,._,._,._,_,._, ~`''ー-.、          //
     _,r''""◎  ヽ     _,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._~`''ー-.、    / /
      ゙ヾ,,      |   _,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,..  ~`''=´  |
     ∠´___     ノ_,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,.  _..-‐'''"  \  ヽ
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                        !    ,_    _ ',
                 ,;-‐'′    `Y´  i
                   /         i   ,!、
               /        _,,,ノ、  ; ヽ、
                ,/       ,;-‐''′`ヽ、    ゙;、
              i'  /_,,;-‐''′     ゙:、    ゙i
              i   `i           ゙:、   ;゙ヽ、


最近のポケモンは見てないからよく知らないけど、なんだろうこのコレジャナイ感は…
「これはアジです。ポッポと呼ばれるポケモンが突然変異を起こして進化した姿です」
「よくご存じですねイズン様…」
「あ、いいえ、説明書を読み上げただけですよ」
イズン様はそう言って俺に一枚の紙を渡した。

どれどれ…と目を通してみる

『わざ
  • たいあたり
  • すなかけ
  • かぜおこし
  • アジジェット』

アジジェットもさることながら、コイツはどうやってかぜおこしするのだろう?
なにより、アジの体長は、俺の腰の辺りまでしか無かった。頼りない…_| ̄|○

「イズン様、支給品が微妙に力になってくれなさそうです…」
俺がそう愚痴ると、イズン様は
「そうですね…、私のバックにはこんな盾が入ってましたが、良ければ差し上げますが…」
彼女が取り出したのは、よく警察隊が持っているような透明な盾
確かライオットシールドって名前だったかな。
「あー、弱音吐いてすいません…。その盾はイズン様が持っていてください
あなたがなるべく安全な方が、俺も安心していられますのでw」

そう答えたが、イズン様は申し訳なさそうな顔をしていた。
俺は話を変えることにした

「そういえばさっきアジのボールを見て魔物の気配が、と言ってましたが、
何かそういう能力があるのですか?」
「ええ、近くにいる者の気配を感じることが出来るのですよ」

なるほど、これは強力な特技だと思った。
つまり、身を隠している相手に闇討ちされる危険性を減らせると言うこと

試しに俺は
「この近くに、他の誰かはいますか?」
と聞いてみた。
彼女は即答
「いませんよ」
その言葉に俺が安堵した直後だった

「ウェェェェェェイ!!!」
掛け声らしきものが響き、こちらに接近してくる軍人らしき姿が見えた。

「いるじゃないか!」
((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル

まさに想像していた殺し合いの参加者象そのものだった
迷彩柄の軍服を身にまとい、巨大なハンマーを振り回す黒人男性
逃げるまもなく軍人は俺の目の前へと迫る
そして身の丈もあろうハンマーを振り上げ、俺に向かって振り下ろす

こ、殺される…!

ほんの一瞬が、俺にはまるで永遠のように感じられた。


そして








――――ピコッ!




ハンマーが俺の頭部に叩きつけられる
一撃だけでは飽き足らず、何度も、何度も、何度も叩きつけられた


ピコピコピコピコピコピコピコッ…

「ぎゃあああぁぁぁ!!!」
悲鳴をあげる俺の耳にイズン様の助言が届く。
「落ち着くのです!アジを使いなさい!」
そこで我に帰った俺は、その言葉の通りアジに命令を下す
「アジ!アジジェットだっ!!」

俺の声に反応し、アジは水を噴出しながら軍服男に強烈な突進をかました。
相手が倒れ込んだところへ、さらに俺はすなかけを命じた。

顔にモロに砂(どこから持ってきた?)をかけられた軍服男は「メガァァァ!メガァァァ!」と叫んでいた。
すぐさま俺はアジをボールに戻して、イズン様を手を引いて走り出した

「逃げてしまうのですか!? 今がチャンスではないですか!」
「無理無理無理無理!! 今は逃げるんだああぁぁ!」

ハンマーを叩きつけられた瞬間、俺は「死に対する恐怖」を心から痛感した。
今回は何故かピコハンマーだったため無傷だったものの、もしも本物の武器だったら…そう思うと体が震え出しそうだ

「電車男…逃げていてはいけません。私は非力なのです。あなたがもし諦めてしまったら、
私はおそらく何も出来ずに脱落してしまいます…おそらく、エルメスさんもです…勇気を出してください」

イズン様は不安そうな声で呟いた
わかっている、俺がここで怖気づいてはいけないのはわかっている
でも、俺はもう少しだけ心の準備をする時間が欲しいです…
この先生きのこる自信がまだ湧いてこないんですよ…_| ̄|.............○))


【E-3 路地/一日目・深夜】

【電車男@独身男性】
[状態]:健康
[装備]:アジ@おや、ポッポの様子が…
[道具]:基本支給品、PDA(忍法帖【Lv=00】)、アクアブレイカー@Nightmare City
[思考・状況]
基本:生きて帰りたい
1:軍服男(グンマー)から逃げる
2:エルメスがいれば保護する
3:イズン様…信用していいんですかね?

【イズン様@ゲームハード】
[状態]:健康
[装備]:ライオットシールド@現実
[道具]:基本支給品、PDA(忍法帖【Lv=00】)、ランダム支給品0~2
[思考・状況]
基本:殺し合いから生還し、アスガルドへ戻る
1:勇気を出してください…
2:電車男に助言しつつ、脱出策を探す

※バトルロワイヤルを巨神たちによる娯楽だと予想
※原作では遠方の物と対話する力を持っているため、制限がなければ使用できるかもしれない




「メガアアァァ!メガアアァァ!(目が!目が!)」
さて、ここで電車男を襲撃した男について説明しよう
彼は未開の地グンマーの、とある集落で生まれ育った一人の青年である
名前はグンマー。彼らの大地の名にあやかって付けられている
彼の家族も、友人も同じグンマーと呼ばれる。彼らは互いに強い絆で結ばれているため、固有の名前などなくとも意思疎通を取れるのだ

彼らの慣習の一つに「成人式」がある
族長によって与えられた試練…それを乗り越えて初めて「一人の男」として認められ村を守る戦士となるのだ
奇しくもグンマーは、その成人式を明日に備えていたところだった
そう、彼はこの殺し合いを「成人の儀」だと思い込んでいるのである

なお、彼が来ている服は「熱光学迷彩服」。熱を発散させないため相手に気配を探られにくい軍服である
それをスーツだと思って彼は着ていたのだが、電車男を襲撃する際、さらに気配を消して接近していたのだ
つまり、イズン様が「いませんよ」と言ったのは、決して彼女がいい加減なのではなく、完全に気配を遮断されていたゆえなのである。

目に入った砂を落とした後、グンマーはハンマーを投げ捨てた

「クッソ、ナンナンスカコノハンマー! マジツカエネージャネーカ!(あぁ、この武器は外れだったようだ)
イミワカンネェシ! ザッケンジャネーヨマジデ!(不覚だった、俺はツイてないな…)」

ゴールデンハンマー…本来であれば見た目に恥じない破壊力と、空中浮遊ができる特殊効果がある強力な武器である
しかし、時おり混じる不良品「ゴールデンピコピコハンマー」は完全なる見掛け倒し、武器というよりもパーティグッズに分類するハズレ品であった

「シャーナイ、モウスデデイクワ…アーマジデセイジンシキトカダルイワー…シネヨゾクチョウ」
(仕方ない、今後は素手で行くしかないな…、村を守る戦士になるためだ、必ず生き残ってみせる!)」

決意を改めたグンマーは、デイバックを担ぎ上げて次の獲物を探して歩き出した


【E-3 橋付近/一日目・深夜】
【グンマー@まちBBS】
[状態]:目が充血
[装備]:熱光学迷彩服@攻殻機動隊
[道具]:基本支給品、PDA(忍法帖【Lv=00】)、ランダム支給品0~1
[思考・状況]
基本:優勝して、村を守る戦士になる
1:使えそうな武器を下がる
2:武器が見つかるまでは弱そうな参加者のみを仕留める

※ゴールデンピコピコハンマー@大乱闘スマッシュブラザーズXが橋の真ん中に捨てられています



《支給品紹介》

【アクアブレイカー@Nightmare City】
FLASH「Nightmare City」で、ギコが使用していた武器の名称
公式設定ではないようだが、二次創作において共通している唯一の設定
現在は持ち手だけなため武器として使い物にならないが、何かしらのきっかけで刃が現れるそうな

【アジ@おや、ポッポの様子が…】
VIPにて発見された新種のポケモン。アジから人間の足が生えた奇怪な姿をしている。
得意技はアジジェット。どうやらポッポの進化形。さらに進化すると「アジョット」になる。

【ライオットシールド@現実】
警察や軍隊などで採用されている軽量の盾。ポリカーボネートという透明な素材で作られている
多少の防弾性能があるが、それほど優れていない。どちらかというと鈍器などに対して有効。重さは5キロ程度

【ゴールデンピコピコハンマー@大乱闘スマッシュブラザーズX】
強力なふっ飛ばし性能を持つ巨大ハンマー、のハズレバージョン
見た目も重量も本物にそっくりだが、どういうわけかピコッと音がするだけ
ハズレといっても、振り回している最中に空中浮遊が出来る効果を持つ

【熱光学迷彩服@攻殻機動隊】
いわゆるステレス迷彩。周りの景色と同化することで、擬似的に透明化することが出来る
が、制限によってカメレオン機能は無い。迷彩柄なので草むらなら上手くいくかもしれない
熱を発しない機能は付いているため、息を潜めるだけでもだいぶ気配を探られる恐れを減らせる

「熱光学迷彩服」という呼称の起源が攻殻機動隊なのでそこから出典。直接的な関連性は薄い



No.14:モッピー知ってるよ。モッピー達がバトルロワイアルでも大暴れするって!! 時系列順 No.16:思えば遠くへ来たもんだ
No.14:モッピー知ってるよ。モッピー達がバトルロワイアルでも大暴れするって!! 投下順 No.16:思えば遠くへ来たもんだ
電車男 No.54:夢で逢えたら
イズン様 No.54:夢で逢えたら
グンマー No.44:グンマーの大冒険 VS吸血鬼編