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意思が混ざり合う時、事件は起こる

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匿名ユーザー

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意思が混ざり合う時、事件は起こる  ◆i7XcZU0oTM







 船着場を離れて、暫く経っただろうか。
 あの後、"何か役に立つ物がありそう"と言う理由で、俺と加賀は近鉄百貨店を目指していた。

「ちょ、ちょっと待ってくれよ」
「休憩なら、さっき取ったじゃないですか……」
「歩くのが早いんだよ……。もう少し、警戒したらどうだ」
「大丈夫ですよ。この辺りには、人の気配はないので」

 やはり、元が母艦だからそういうのには敏感なのか……?
 ……俺には、人の気配なんてさっぱりだ。
 集中すれば出来なくもないのかもしれないが、そんな余裕はない。

「……」
「……」

 沈黙。
 こんな静かな場所で、沈黙が続くのも、気味が悪い。
 とはいえ、話すことは今の所……。

「……そう言えば」
「ん?」

 何か言おうか、と迷っていた時。
 加賀の方から、話しかけられた。

「先程の光のような物……やらない夫さんは見えましたか」
「……何だそれ」
「船着場から離れて少しした時。かすかに西の方角に光が見えた気がしたんです……。
 ……もしかしたら、私の勘違いかもしれませんが」
「光か……」

 もしかしたら、誰かが目印にするためにやった可能性もあるな。
 ここに来ている知り合いに、自分の居場所を知らせる為に。
 だが、それはかなり危険が伴う行動のような気がする。
 目印にするなら、やはり目立った方がいい。
 だが、目当ての人物だけがそれに気づくとは限らない。
 第一、それに気付いて貰えなければ、それはそれで意味が無い。

「勘違いにしろそうじゃないにしろ、気をつけた方がいいかもな」
「……ですね」












「……見えてきましたよ」
「ああ……誰かが潜んでるかもしれねえからな。注意しろよ」
「言われなくても、分かってますよ」

 いくら元が母艦とはいえ、今は女である加賀を前に立たせる訳にも行かなかった。
 結果的に、少々恐ろしいが俺が先に立つ事に。
 薙刀を構え、そろりそろりと内部に入る。

(誰もいなけりゃ楽だったんだが、どうやら……そうもいかないようだ)
「おい、あれ……」
「えっ? あ……」

 ショーケースの並ぶ店内。
 その中で異彩を放つ……筋肉モリモリの背中。
 まさか、アレで隠れてるつもりなのか?
 だとしたら……相当、マヌケな野郎だ。
 俺達の姿に気付いて隠れたのかもしれないが、あれじゃ意味がないな。

「……どうする? 話しかけるか?」
「……やらない夫さんに任せます」

 さて、どうしたもんか。
 流石に、無視して行く訳にも行かないしな。
 とは言え、近づいて調べるのも……。
 ……結局、少し距離を取って話しかけるしかなかった。

「おい、そこの人……」
「うわっ!? み、見つかっちゃいましたよ、ZUNさん!」
「壁殴りさんの体格じゃ、無理もないでしょうね…………話しかけて来たのは一体どなたなのか存じませんが、
 ……殺し合う気はありますか?」

 ZUNと呼ばれた男が、俺に問いかけてくる。
 当然の事だが、俺は殺し合う気なんてない。

「殺し合いなんてやる訳ないだろ、常識的に考えて……」
「……なら、申し訳ありませんがそれを証明していただけませんか? 何でもいいので……」

 ……どうやって証明すればいいんだ?
 やはり武器や荷物を手放すべきか。
 相手はかなり慎重な奴のようで、姿を見せようとしない。
 妙な動きをして疑われでもすれば面倒だ……。
 結局、普通に持っていた物全てを手放し、床に置く事にした。

「……ほら、これでいいか?」
「…………どうも、ありがとうございます。……どうやら、殺し合いには乗っていないようですね……」

 そう言うと、ようやく声の主は俺達の前に姿を現した。
 ……痩せた体に眼鏡、そしてハンチング帽。
 何か、傍目から見たら頼りなさそうだ……。
 まあ、人を見た目だけで判断するのは良くない。

「それじゃあ立ち話も何なので、こちらへ」












 百貨店内の、小ぢんまりとした喫茶店。
 そこで、俺達は情報交換を行う事にした。

「何と言うか、やっとまともな人に出会えたな」
「私がまともじゃないとでも言いたいんですか?」
「いや、そう言う意味じゃないだろ、常識的に考えて……」

 とにかく、新たに人と出会えたのは有難い。

「……あんたらは何を持ってるんだ? 教えてくれないか」
「僕は……このオリーブオイルとプロ野球の優待券が2枚……優待券は、八頭身さんから貰った物ですが。
 壁殴りさんは、この名簿に、これまた八頭身さんから貰った腕時計です」
「その八頭身ってのは、何者なんだ?」
「私にも、よく……。ただ、"1さん"と言う人を探しているようでしたが」
「ふーん……で、その名簿は? ちょっと借りるぜ」

 そう言うと、俺はPDAを手に取り、名簿を表示する。
 沢山の名前の中に、俺の名前があった。それと同様に――――やる夫の名前も、あった。
 …………マジかよ。本当に、あいつも連れてこられてたのかよ。
 そう考えると、かなりの衝撃だ。
 ……ますます、あいつの事が心配になってきた。

「……知り合いの方がいましたか?」
「ああ……まさか、本当にいるとは思ってなかったが……」
「そうでしたか…………」

 きっと大丈夫なはず。
 いくらあいつでも、そうそう簡単に死ぬほどヤワじゃない……はずだ。

「失礼ですが、貴方がたに支給された物は……?」
「あ、俺たちのか? ……ああ俺達のは……」

 俺と加賀、2人に支給された物を包み隠さず伝える。
 薙刀や手榴弾、PS3辺りは説明しても特に反応は無かったが……。

「この"ZUNビール"とやらは……」
「おっ、ビールですか! 少々不躾ですみませんが…………それ、いただけませんか?」
「……まあ、構わねえけど……まさか、こんな状況だってのに飲むつもりなのか?」
「お酒は飲むためにあるんですから……飲まずに仕舞っておくのは勿体無いでしょう」

 ……結局、普通に渡す事に。
 ただし、"今は飲まないでおいてくれ"と釘を刺しておいた。
 この人が酒に強いかも分からない以上、そう簡単に酒を飲ませられる訳がねえ。
 何かあった時に酔っぱらってちゃ、話にならないからな。
 それに、もし酒乱だったら面倒な事になるし。
 最も、ZUN自身はこれについて心底残念そうな表情をしていたが。
 こんな状況で酒なんか飲んでる場合じゃないだろ、常識的に考えて……。

「最後に、加賀の付けてる"擬人化アンカー"。……こいつ、元は母艦なんだが、このアンカーの力で
 擬人化してるんだ」
「え……えぇっ!? そんな、どう見ても女性じゃないですか!?」

 驚きの声を上げる壁殴り。……まあ、無理もないか。
 そりゃあ、母艦が人間になるなんて信じられねえよな。
 だが……事実なんだから仕方無い。

「流石にここで元の姿に戻る訳にはいかないから証明はできねえが、本当だ」
「……にわかには信じ難いですね」

 訝しげな表情で、加賀を見るZUN。
 まあ、普通は信じないよな。

「まあ、そのことは置いておいて。お二方はこれからどうするお積もりですか」
「そうだな……。とりあえずここを探って、何か役に立ちそうな物がないか探すつもりだぜ」
「そうですか……なら、私たちと同じですね」

 そう言いつつ、ZUNはPDAのメモに何かを書いてこちらに見せて来た。

『この首輪には、盗聴機などの"何か"が仕込まれている可能性があります』

「!?」

『用心のため、声は出さないでください』

 ……確かに、盗聴機が仕込まれているならば、この事を口に出すのはマズい。
 俺も、PDAのメモを使うことにした。

『で、それは本当なのか?』
『本当にあるかは、まだはっきりしませんが、可能性としては高いです』

 それが本当なら、今まで俺や加賀が何気無く発した言葉も、奴には筒抜けと言う事に……!?
 とすると、下手な行動が取れなくなるじゃないか。
 ……この首輪がある以上、奴らは俺達の命をいつでも奪える。
 それは……一番最初のあの3人が証明した。

「それにしても……ここに、役に立つ物があるだろうか?」
『どうにかして確かめたいが、その為にはどうすりゃいい?』
「見た所、ただの百貨店ですから、そこまでの物があるかどうか。あ、でもいくつかお酒はありましたよ」
『首輪の構造が分かれば、何とかなるかもしれません。首輪の解除にも、役に立つかも』
「本当に酒が好きなんだな……」
『問題は、それをどうやって入手するかだ。設計図とかは、流石に俺達の手には渡らないだろうな』
「"酒は百薬の長"ですよ」
『だとすると、首輪の実物を手に入れるくらいしか方法がないですね』
「まあ、そうとも言うが……こんな時ぐらい、我慢しろよ」
『でも、どうやって入手するんだ?』
「そうは言いますが、やめられないんですよこれが」
『残念ですが、まだ具体的な案は何も無い状態です。これから考えないと』

 ……筆談も、結構疲れる。
 その合間に、当たり障りのない会話もかわしているから、余計に。
 まあ、とにかく重要な情報を得られたのは嬉しい。
 ……俺達の会話は、奴らに筒抜けかもしれない。
 それが分かっただけでも、儲け物だ。
 まあ、その分問題や課題も増えたが。

「さて……ZUNさんに、壁殴りさん、でいいか? 俺達に、協力してくれないか」
「ンフフ……私は構いませんよ」
「ぼ、僕もオッケーです!」

 ……やった。
 2人とも、とても快く頷いてくれた。

「そうと決まれば……とっとと調べちまおうぜ」












 あれからどれだけ経ったか。
 放浪を重ね、気がつけば、こんなところにいた。
 最初に、自分自身に向けて立てた誓いを果たすための放浪。
 しかし、その思いとは裏腹に、誰にも出会えずにこんな時間になってしまった。
 このままでは、誓いも果たせずに斃れるのではないか。その焦りが、俺の歩みを早める。
 しかし、心のどこかでは何となく冷めた考えも芽生えはじめていた。
 ――――こんな事に意味があるのか。全てを断る事に意味があるのか。
 そんなこと、分かるはずもない。
 答えは全ての先にある。
 全てを断り、優勝したその先に。
 だからこそ、俺は。
 俺は、断る。全てを、断る。

「……」

 そんな俺の前に、そびえ立つ建物。
 ……何だってよかった。
 俺の、この衝動を解き放てる相手が、いるのならば。
 どこだって、いい。

 ゆっくりと、中に入る。
 ……暗いな。
 だが、そんなことはどうだっていい。
 どうとでもなる。

「…………!」

 足音、か。
 おそらく、階上に誰かがいる。
 ならば、すぐに向かわなければ。
 辺りを見回し、階段を探す……あった。
 非常灯の、緑の明かりに照らされ、ぼんやりと道を示している。
 ……何故だろう。笑みが浮かぶ。
 走りながら、何故なのか考えてみた。
 相手を傷つけるのが、殺すのが、楽しいからか。
 相手を倒し、その骸を踏みこえるのが、嬉しいからか。
 それとも……。

「……ないですね、ZUNさん」
「まあ、そう簡単には……」

 声が聞こえた。
 階段を登り切らず途中で停止し、耳だけを傾ける。

「困りましたね。ねぇ、やらない夫さん」
「俺に話を振るなよ……」

 最低でも、3人。
 何を持っているか知らないが、これくらいならば。
 ……一網打尽だ。


「……!」

 一気に階段を登り切り、フロアへ踊り出る。
 奴らの姿を確認しつつ、ショーケースの影に隠れる。……男3人に、女が1人だった。
 さて、誰から殺るか……。

「そうだな……」

 ――――筋肉野郎。こいつから、殺る。
 無防備な背に狙いを定め……矢を放った。
 それは、まるで吸い込まれるように……。

「いっ……?」

 後頭部に、突き刺さった。
 ここまで綺麗に決まると、気持ちがいい物だ。
 筋肉野郎の体がぐらりと揺れ、倒れる。
 ――――仕留めたな。

「だ、大丈夫ですか!?」
「敵はどこにいるかわかりません! 気を付けて下さい!」

 奴らは慌てているようだ。まあ当然のことだ。
 突然矢が飛んで来て、一人殺られたとなれば、な。

「これは、矢……!?」

 今、奴らの意識は見えない敵への警戒と、筋肉野郎に向いている。
 ……こんな中途半端な状態が、狙い目だ。
 ならば、この機を逃す手は無い。
 鞄から鎌を取り出し、一気に飛び出す。

「……!」
「あっ、あいつ……!?」

 ……薙刀野郎が俺に気づいた。だが、予定は変わらない。

「この野郎ッ!」

 ブン、ブンと風を切る音が耳に入る。
 だが、こんな攻撃当たる訳がない。頭に血が登っているなら、なおさらだ。
 そして……隙を見つけることも、それを突くことも、容易だ。

「……ッ!」

 大振りの攻撃を余裕で躱す。
 ……が、多少バランスを崩してしまった。
 首を狙って一文字に振り抜いたはずが、手元が狂った。

「痛ぇっ……!」

 残念なことに、腕を軽く切り裂いただけで終わってしまった。
 ……しかし、そのお陰で隙が新たに生まれた。
 再度構え直し、襲い掛かっては来るものの……元々弱いのが、更に弱くなっている。
 これまた軽く躱し、今度は腹を鎌の柄で殴打してやる。

「あぐっ……」

 ポロリと薙刀を取り落とし、その場に蹲る。
 ……矢張りこの程度か……つまらない。もう、こいつを始末してしまおうか。
 そう思って、鎌を振り上げた時。

「――――動かないで下さい。もし、その人に危害を加える様ならば撃ちます」

 今まで、終ぞ喋らなかった、唯一の女が声を上げた。
 ……撃つぞと言ってはいるものの、銃なんか持ってないようだが?
 フン、こけおどしか。

「……銃も持ってないのに、どうやって撃つつもりだ?」
「銃ならありますよ……"攻撃体勢用意"!」

 その掛け声と共に……何丁もの機銃が、唐突に現れた!
 ……一体、これは!?
 流石の俺も、多少言葉を失った。

「……さて、どうします? 大人しく引き下がるか。それとも撃ち抜かれるか。どちらがいいですか?」
「…………」

 ……まさか、こんな事がありえるとはな。
 まるでゲームか、はたまた漫画か。
 こんな事が、現実に有り得るとは。

「……俺はまだ死ぬ訳には行かない。だから、ここは一旦引かせて貰おうか」

 足元に転がる薙刀を拾い上げ、鞄に仕舞う。
 ……こいつは殺せなかったが、まあいい。
 他にも参加者はいるはずだ。
 ならば、代わりに殺せばいいだけのことだ。

「これは貰って行く…………さらばだ」

 そう言い残し……俺はその場を後にした。












「……どうですか、ZUNさん」
「駄目です……おそらく、即死だったのでは……」
「くっ……」

 下腹部の痛み故、俺は未だ立ち上がれずにいた。
 ……鈍い痛みだ。
 そんな俺の傍に、誰かが歩いてくる。
 ああ、この靴の音は……。

「……いつまで寝てるんですか」
「加賀、か……」
「しっかりしてくださいよ」

 その声と共に、無理矢理肩を掴んで引き起こされる。

「そ、そうだ、壁殴りさんはどうなった!?」
「……」

 黙ったまま、首を横に振る加賀。
 と言う事は……。

「そんな……」
「…………」

 重油のように重い沈黙が、辺りを支配する。

「……ZUNさん、申し訳ありませんでした」

 唐突な、加賀の謝罪。

「いきなり、何を?」
「あの時私が、もっと早く気がついていれば……この姿になっても、私は母艦です。索敵は本業では無いですが、
 全く出来ない訳じゃない。だから、あの時気付けなかった私のせいです」
「何を言うんですか。貴方は、あいつを追い払ったじゃないですか。第一、壁殴りさんを殺したのはあいつです。
 攻めるなら、あの妙な生物です」
「ですが……」
「とにかく、貴方が気に病む必要はありません。全く気にするな……と言うのは流石に無理でしょうが、
 せめて、自分を責めるのはやめてください」

 長い、長い沈黙の後……。
 加賀は、ようやく頷いた。
 ……目に、涙を浮かべながら。

「……ならば、せめて壁殴りさんをまともな場所に移しましょう。ここに放置していては……良くないので」
「……私も協力しますよ」
「俺もだ……」





【壁殴り代行@ニュー速VIP 死亡】
【残り 52人】





【B-4・近鉄百貨店/1日目・早朝】
【やらない夫@ニュー速VIP】
[状態]:健康、常識的、右腕に切り傷、腹部に打撲(軽度)、悲しみ
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、PDA(忍法帖【Lv=00】)、PS3@ゲームハード
[思考・状況]
基本:殺し合う気なんてないだろ、常識的に考えて……
1:……壁殴りさんをまともな場所へ
2:やる夫が心配

【加賀@軍事】
[状態]:擬人化、健康、深い悲しみ
[装備]:20cm単射砲(0/1)×10、25mm連装機銃(0/15)×10、擬人化アンカー@安価スレ
[道具]:基本支給品一式、PDA(忍法帖【Lv=00】)、手榴弾(3/3)@軍事
[思考・状況]
基本:殺し合いに乗る気はないけれど……
1:……壁殴りさんを、まともな場所へ
2:私がもっと警戒していれば、こんなことには……
3:どこかで弾薬を補給できれば……
※制限により、全ての弾薬と12.7cm連装高角砲が没収され、航行速度が低下しています。他にも制限があるかは不明です
※身長1.6m程の軍服少女へ擬人化しました。装甲がなくなりますが、陸上でも機動可能。
※加賀の"攻撃体勢用意"の掛け声で、25mm連装機銃が現れるようです。
 ただし20cm単射砲は現れないようです。

【ZUN@ゲームサロン】
[状態]:健康、悲しみ
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、PDA(忍法帖【LV=00】)、瓶入りオリーブオイル、プロ野球観戦の優待券×2@泣けるコピペ、
    ZUNビール@現実、酒
[思考・状況]
基本:首輪を外してこの場から脱出する
1:……とにかく、壁殴りさんをまともな場所へ
2:細かい事は後から考える
3:酒は手に入ったけれど……
4:『1さん』の実態が気になる。八頭身も心配










「……」

 ……一人殺れた時点ではまだ良かった。だが、もう一人を殺りそこねたのはいただけない。
 全てを断るはずじゃなかったのか。だってのに、たった1人殺しただけで引き下がってしまった。

(俺は、なんとしても……断る。いや……断らなきゃならない)

 誓いは、やがて執念へと変わってゆく。

「……今度は全て仕留める。必ず……」

 暗い決意を胸に、ただ一人裏路地を駆け抜けて行くお断りします。
 果たして、これからどうなるのか。
 それは、誰にも分からない。


【B-4・近鉄百貨店付近/1日目・早朝】
【お断りします@AA】
[状態]:健康
[装備]:ボウガン(0/1)@現実
[道具]:基本支給品一式、PDA(忍法帖【Lv=02】)、ニニフと炒飯セット@AA、草刈り鎌@現実、予備の矢×7
    薙刀@現実
[思考・状況]
基本:全てに「お断りします」。
1:他の参加者を探して、確実に殺す
2:今の武器よりいい物が他にあるなら、手に入れたい


No.58:地面に寝そべる獅子を見た 時系列順 No.60:うーんこの球場微妙や!
No.58:地面に寝そべる獅子を見た 投下順 No.60:うーんこの球場微妙や!
No.14:モッピー知ってるよ。モッピー達がバトルロワイアルでも大暴れするって!! お断りします No.:[[]]
No.42:探し物はなんですか~? 壁殴り代行 死亡
No.42:探し物はなんですか~? ZUN No.81:迷える心
No.34:こんな加賀は嫌だ! ~安価でトランスフォームする~ やらない夫 No.81:迷える心
No.34:こんな加賀は嫌だ! ~安価でトランスフォームする~ 加賀 No.81:迷える心

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