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究極の味、究極の代償

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究極の味、究極の代償  ◆i7XcZU0oTM





 太陽は、既に天高く上っている。
 だが、照英一行の雰囲気は、まるでそこだけ影の中に入っているが如く暗い。
 ……数時間前の出来事の時点で、少なからず心に影は差していた。
 それに追い討ちをかけてしまったのが、定時更新だった。
 そこに名前が載っている事実が、そんな心に追い討ちをかける形となってしまったのだ。
 ……だが、それと同じように気まずい空気が漂っているところもあった。

(やっぱり、まだまだこの2人の間には、わだかまりが……)

 そう、T-72神と801の姐さんの間に……。
 幾度と無く、照英が間をとりなそうとしたのだが、どうにも上手く行かず。
 結果、今の時間までこの微妙な空気が続いていた。

(……いつまでも、このままじゃいけない。でも、どうすれば)

 焦れば焦る程、思考は絡まってしまう。
 それでは駄目だ、落ちついて1つづつ解いて行けば、必ず答えは出る。
 ……そう、分かっていても。
 不安が焦りを生んで、育ててしまうのだ。

(時が、解決してくれる……のを、待つ訳にもいかない)

 これが日常の一幕であったなら、その選択をするのも1つの手。
 だが、その手は…………使えない。
 いつ襲われ、いつ命を落とすかわからないこの状況で、"時が解決する"のを待つ事は、できない。

(僕が……どうにか……)

 そんな照英の悩みをよそに、801の姐さん達は道を進んで行く。
 ……どちらも、もしかしたら。
 一歩踏み出すだけで、元に戻れるのかもしれない。
 だけれど、その一歩は。果てしなく、大きい。

「……照英さん、PDAに反応が……」

 黙っていた801の姐さんが、唐突に口を開き、PDAを指差す。
 確かに、参加者の存在を現す光点が、前方に1つあった。
 今の探知機の走査範囲は、約50メートルほど。
 光点の位置を、実際の距離に変換すれば、30メートル程度。
 だが……光点の動く速度が早い。
 身を隠して様子を見るのか、警戒しながら接触するのか。
 迷っている内に……反応の主は、照英たちの前に、姿を現した。





「……あ、照英さんじゃないですか。奇遇ですねぇ」





 そこにいたのは――――禁断の味に、魅せられてしまった男だった。









 数分程度、時は戻る。


「アシハモウダイタイイイカンジダロ……デモナァ……(足の怪我ももう随分と良くなったな……だが、まだ……)」

 素早く、存在を気取られないように。
 グンマーは、市街地を進む。
 ……1時間ほどの休養を挟んだ後に、グンマーはとりあえず東に向かっていた。
 負傷していた足の具合も、先程までに比べれば十分なほど回復していた。
 だが、それでも万全な状態からは程遠かった。
 現に、現在のグンマーの走行速度は、普段の半分も無い。

「トットトナオレッテノ……ジャネェト、マジデヤレナイダロ……」
(もう少し早く傷が治ってくれれば……でなければ、全力を出せない……)

 依然走り続けながら、グンマーは一人愚痴をこぼす。

「カンガエテミリャア、オレッテイママデダレモタオシテネェシ。イイトコマデイッタコトハアッタケドナ」
(考えてみれば、今まで誰も倒していないな。あと一歩の所まで行った事はあったが)

 そう呟いて、グンマーは今まで遭遇した相手を思い出す。


 ――――最初に遭遇した2人組。
 ――――建物で不意打ちしてきた奴。
 ――――自身をとっ捕まえた集団。


 ……どれもこれも、本気でいけば、倒せたかもしれない相手たち。
 だが、そのチャンスを、ことごとく逃してしまった。
 一度逃したチャンスがもう一度巡って来る事は、めったに無いのだ。

「モウチットマジメニヤレヨ、オレ……(もう少し、真剣にならないと……)」

 こんなことでは、とても村を守る戦士にはなれない。
 むしろ、このままでは守られる側になってもおかしくはない。
 それでは、駄目だ。

「……ゼッテーヤッテヤンゾォ!(……必ずやり遂げるぞッ!)」








「あなたは……川越さん。まさか、あなたもここに連れてこられていたなんて……」
「ええ、散々ですよ」

 そう言って、川越さんはいつも浮かべている笑顔のまま、肩を竦める。
 ……目が、全く笑っていないように見えるのは僕の気のせいだろうか?
 恐る恐る、僕は川越さんに尋ねた。

「……お一人、ですか?」
「ええ……何度か、人に出会ったのですが、同行はしてませんね。……僕の料理の素晴らしさを、
 理解してくれませんでしたから、する必要もないでしょう」

 心底残念そうに語る川越さん。
 ……どこかで、料理をしていたらしい。
 この状況では、確かに分かって貰えないかもしれない。
 ……嫌が応でも人を疑ってしまうような、ここでは……。

「その人達は、今どこに?」
「知りませんよ」

 ……言葉の後に、興味なんかない、と続いてもおかしくない口ぶり。
 僕の知る川越さんは、こんな人だっただろうか?
 それとも、この状況に長く置かれていたせいで、変わってしまったのだろうか……。

「ねぇ、照英さん……この人、何か変じゃない……?」

 小声で、お姐さんが僕に訊いてくる。
 お姐さんも、僕と同じような事を感じていたようだ。
 ……今の川越さんは、どこかおかしいような気がする。
 コクリと小さく頷いて、お姐さんの意見に同調する。

「ところで、今は何を?」
「あぁ……今は、料理に使う食材を探していたんですよ」
「食材?」
「えぇ……とびきり美味しいものを、ね」

 ……僕は、ここであることに気がついた。
 さっきから、川越さんが僕の体をじろじろと観察している。
 一体、何のためにそんなことを?

「……なら、百貨店に向かえばいいんじゃないですか?」
「いえいえ、僕の求める味は、そんな所じゃあ手に入りませんよ」
「じゃあ、どこで……」

 僕がその言葉を言い終わるか終わらないか、その瞬間。
 ――――川越さんの目の色が、変わった。


「はあッ!」
「うわっ!?」


 シュッ、と風を切る音と共に……僕の着ていた服の胸元が、一文字に切り裂かれた。

「照英さんッ!」
『照英ッ!』

 T-72神とお姐さんの声が、ほぼ同時に聞こえてきた。
 その声など意にも介さない様子で、川越さんは僕に刃物を向ける。
 ……川越さんの握っていたものは、包丁だったようだ。
 こんな、料理人の命を武器に使うなんて!

「……お姐さんは下がって! T-72神、お姐さんを中に入れてあげて下さい!」

 お姐さんは拳銃を持っているけれど、使い慣れないものを無理に使ったら、どうなるか分からない。
 それに……もし、戦うようなことになれば、僕が戦うと決めたんだ。
 だからこそ、とりあえずは安全だと思うT-72神の中に入るように言ったんだ。
 そうすれば、もし僕に何かあっても、お姐さん達は助かる。

(……分かりました)
「でも、照英さんはどうするの!?」
「……とにかく、川越さんをどうにかしないと! さあ、早く!!」

 横目でお姐さんが中に入るのを確認してから、僕は再び川越さんと相対する。
 ……川越さんが、どうしてこんな事をするのかは分からない。
 でも、このまま川越さんを放っておくのは、あまりにも危険すぎる!

「どうして、こんな事を!?」
「……ついさっき言ったばかりじゃないですか。僕は今、"食材"を探してるって」

 食材?それと、襲い掛かってきた事になんの関係があるのだろう。

「それとこれと、何の関係があるんです!」
「何度言わせるんですか? ――――食材探しです。調理するには、まず〆なきゃ駄目ですからね」
「……!! ま、さか」

 この川越さんの一言で、一体何を使用としているのかが、分かってしまった。
 ……まさか、まさか。




 川越さんは、人を、調理しようとしているのか?





「あの素晴らしい味、食感、舌触り……一度味わえば、やみつきですよ。あれ以上に美味しい物、存在しませんよ。
 僕の料理で殺し合いを止めるには、あの味が不可欠なんですよ。ですから……」
「――――何を考えてるんですか、あなたは!!」

 ……気がつけば、僕の口から、怒号が飛び出していた。
 川越さんは……人として、越えてはならないラインを越えている。
 この状況でどうにかなったにしろ、そうじゃないにしろ……赦されることじゃない。
 しかも、川越さんの口ぶりから察するに、既に一度――――。

「…………何て、ことを」


 信じられない。
 どうして、どうして平然としていられるんだろうか。
 人を、食べてしまったのに、それなのに。
 川越さんは、それを何とも思っていないのだろうか?


「照英さんも食べてみれば分かりますよ、あの素晴らしさがね……さて、そろそろカタを付けないといけませんね。
 下準備の必要もありますから……」

 頭がクラクラする。
 川越さんの言っている事が、理解できない。
 ……いや、"理解したくない"と言った方が、正確かもしれない。
 とにかく、今の川越さんは、おかしい。こんな状況でさえ、いつもの笑顔を崩していない。
 だけど、目だけは違った。
 "狂気"と形容するのが正しいくらいに、ギラギラと……輝いている。

「さぁ、大人しくしてください。暴れられても――――困りますからねッ!!」
「くぅッ!!」

 キィン、と鉄同士がぶつかり合う音が辺りに響く。
 ……恐るべき速度で振るわれる包丁を、僕はただ金属バットで防ぐことしかできない。
 そんな僕の様子を嘲笑うかの様に、川越さんは攻撃を続ける。

「どうしたんです照英さん、その程度ですか?」

 じわじわと、僕の体に細かい切り傷が刻まれて行く。
 ……どうして、この期に及んで僕は、川越さんを攻撃できないんだろうか?
 川越さんを、傷つけてしまうのを、恐れているから?
 今現在、命を狙われているのに、どうして僕は……。
 僕は、守らなければならないんだ。
 自分を、お姐さんを、T-72神を……。
 その為に、僕がやらなければならない事は。
 川越さんを――――。

「……うおおぉぉぉぉッ!」

 攻撃が少し緩んだ隙を突いて、僕は。
 手に持った金属バットを……川越さんの腕を目掛けて、思いっきり振った。
 当たったその瞬間だけ、時が止まったかのような感覚がした後に。




 言葉にしたくない感覚が、金属バットを通して、手に伝わってきた。




「――――ッッ!!」

 当たった部分を押さえ、地面をのたうち回る川越さん。
 ……攻撃の当たった右腕は、あらぬ方向に曲がっている。
 おそらく……骨が折れたか、砕けたかしているだろう。

「……今の内に、逃げましょう!!」
(分かりました!)

 とにかく、今は……逃げよう。
 無我夢中でT-72神に乗り込んで、僕達はここから逃げ出した……。








「うぐ、ぐぁ……腕、がぁ……」

 激しい眩暈で、立ち上がることもできない。
 今まで体験した事のない痛みが、川越の痛覚を休み無しに刺激する。
 その度に、気絶しそうになるのをグッと堪え、川越はなんとか意識を繋いでいた。
 ……そうしなければ、何があるか分からない。
 それは、川越も重々承知の上だった。
 だからこそ、立ち上がって安全な場所へ逃げなければならない。
 この状態では、とても"食材"を探しに行ける状況ではない。
 ――――川越が、常人であったなら。

(……諦めて、なるものか……!)

 普通なら、当の昔に気絶していてもおかしくない。
 だが、川越は……"執念"で、意識を繋ぎ止めていた。
 全ては、自分の料理で殺し合いを止める為に。
 そのために人を殺めようとした、矛盾した意思のために。

「……ヤレヤレ、ノコッタノハイカレタヤツダケカヨ(……やれやれ、残ったのはおかしな奴だけか)」

 気がつけば、大柄の男――――グンマーが、川越の傍に来ていた。
 今の今まで乱入するタイミングを伺っていたのだが、丁度行動しようとした時に、照英が逃げ出した。
 この事は、グンマーにとってはあまり嬉しくない出来事だった。
 ……多人数を、一気に倒せるチャンスを逃したのだから。

「……今度は、ずいぶんと筋肉質ですねぇ……」
「ソノウエ、シニゾコナイトキテヤガル……マア、ラクショーダナ。ラッキー」
(その上、手負いと来ている……まあ、幸運と言う事にしておこう)


 川越へ、ゆっくりと銃口が向けられる。
 ……そんな状況でも、川越は動揺しない。
 むしろ、先程と同じ"目"に……。


「……ッ!!」
「ナッ……!」


 一瞬の出来事だった。
 突然起き上がった川越は、迷う事なく……。
 ――――グンマーの指に、齧りついた。
 眼をギラギラと輝かせながら、グンマーの指を――――。





「ア゙アァァッ!?(ぐあァァッ!?)」
「少々硬いですが、まあ、下ごしらえすればなんとかなるでしょう」





 ……ぐちゃ、ぐちゃ、ぐちゃ。
 わざと、咀嚼音を立てながら、川越はグンマーの指を咀嚼する。
 その表情は、まさに"恍惚"。




「……だが、他の肉には無い旨味がある! これはぜひとも――――」
「シニ、ヤガレェェェェェェェッ!!」













 川越の台詞は、銃声によって、かき消された。










【川越達也@ニュー速VIP 死亡】











(今、銃声がしました)
「……どっちからしましたか?」
(先程まで、私達がいた方向です)

 そうですか、とそっけない返事を返して、またうつむく照英。

「照英さん……」
「…………」

 あの状況ではやむを得なかった。
 自分を、同行者を守るためにはしかたなかった。
 例えそうだったとしても、照英が川越を負傷させたのは事実……。
 その"事実"が、照英の心を縛る。



(僕のやっていることは……正しいのだろうか……)



 襲われたから、応戦した。当然のことだ。
 だが、それでも。
 人を傷つけると言う事は、想像以上に恐ろしい。
 ましてや、今までそんな経験のなかった人間が急に経験すれば、ショックも大きいだろう。

(……分からない……何も)




 心にかかる影は、さらに、濃くなっていく。





【D-3/1日目・午前】
【801の姐さん@801】
[状態]:健康、深い悲しみ
[装備]:グロック17(16/17)
[道具]:基本支給品×2、PDA(忍法帖【Lv=00】)、ドクオのPDA(参加者位置探知機能搭載)、出刃包丁@現実
     アイスピック@現実、うまい棒@現実、不明支給品×2(801の姐さん視点で役に立ちそうに無い物)
[思考・状況]
基本:生き残って同人誌を描く
1:……
2:照英さん……この気持ちは一体なんだろう? まさか恋?

【照英@ニュー速VIP】
[状態]:健康、使命感、悲しみ、上半身に複数の切り傷
[装備]:金属バット@現実
[道具]:基本支給品×2、PDA(忍法帖【Lv=00】)、首輪×2、麻雀牌@現実、出刃包丁@現実
     冷蔵庫とスク水@ニュー速VIP、サーフボード@寺生まれのTさん、不明支給品0~1
[思考・状況]
基本:殺し合う気は無い。皆で生きて帰る
1:自分のやっている事は、正しいのだろうか……
2:801の姐さんとT-72神を仲直りさせないと……
3:いざ闘うとなると、やっていける自信がない……けど、やるしかない

【T-72神@軍事】
[状態]:装甲の一部にヘコミ、燃料消費(残り約85%)、カリスマ全開、悲しみ
[装備]:125ミリ2A46M滑空砲(0/45)、12.7ミリNSVT重機関銃(0/50)
[道具]:基本支給品、PDA(忍法帖【Lv=00】)、煙幕弾@現実×3、親のダイヤの結婚指輪のネックレス@ネトゲ実況
[思考・状況]
基本:人民の敵たるひろゆきを粛清し、殺し合いを粉砕する
1:手に入れた首輪を解析しましょう
2:私は、保護対象を守れなかった……
3:弾が欲しい……
※制限により、主砲の威力と装甲の防御力が通常のT-72と同レベルにまで下がっています。
※制限により、砲弾及び銃弾は没収されました。

※ドクオのデイパックは801の姐さんが、麦茶ばあちゃんのデイパックは照英がそれぞれ回収しました
※スーパーの鮮魚コーナー作業所から出刃包丁を2本回収しました 801の姐さんと照英が1本ずつ持っています
※801の姐さんの恋心は現時点では一方的なものです








「ハァ、ハァ……クソッタレガ(はぁ、はぁ……何てことだ)」

 血の滴る手を押さえ、苦悶の表情を浮かべるグンマー。
 ……噛み千切られた部分は、衣服の一部を裂いて応急処置がなされている。
 だが、それでも出血はジワジワと続いている。

「アンニャロー、ヨケイナコトシヤガッテ……(あの男、余計な事を……)」

 肩で息をしながら、グンマーは近くの壁に寄り掛かる。
 ……例えグンマーと言えど、痛みは感じるのだ。

「ソノウエ、アイツタイシタモンモッテナカッタシ……(その上、あの男は大した装備も持っていなかった……)」

 包丁は、一般人からすれば凶器に成り得るのだが……。
 グンマーにとっては、ただの貧弱なものでしかなかった。
 第一、そのような物を使わねばならないほど、武器には困っていない。
 ……武器が何もない、と言うような状況であれば、拾っていたのだろう。

「アシガヨクナッタカトオモエバ、コンドハ、テカヨォ……カンベンシテクレヨ……」
(足が回復したかと思いきや、今度は手、か……これ以上は勘弁してほしいな……)

 フラフラと、グンマーはまた歩き出す。
 ……左手の傷の、まともな手当てが出来る場所を求めて。



【D-3/一日目・午前】
【グンマー@まちBBS】
[状態]:健康、首筋に血を吸われた痕、足負傷(中程度・回復中)、左手指欠損(応急処置済み)
[装備]:熱光学迷彩服(所々破れている)@攻殻機動隊、サイガ12(7/8)@現実
[道具]:基本支給品、PDA(忍法帖【Lv=01】)、洗顔クリーム、予備マガジン
[思考・状況]
基本:優勝して、村を守る戦士になる
1:指のまともな治療が出来る場所を探す
2:頃合いを見て、戦場に赴く
※チハが喋ることを半信半疑に思っています
※やる夫を自分と同様に成人の儀を受けているグンマー出身者だと思っています


No.99:Thank you for... 時系列順 No.101:悲しみの弔鐘はもう――
No.99:Thank you for... 投下順 No.101:悲しみの弔鐘はもう――
No.72:戦争を知らない大人たち 801の姐さん No.:[[]]
照英 No.:[[]]
T-72神 No.:[[]]
No.75:アクシデントは突然に グンマー No.:[[]]
No.94:おしょくじのじかん 川越達也 死亡

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