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『もしもし、お嬢さんでございますか』
憧「おかけになった電話番号は現在アンタに対応しておりませんー」
『へいへい。伝言はできるんすかね?』
憧「だめー。てゆーか掛けるなって言ったでしょ。まだ有効なんですけどー」
『お前からは掛けていいのに!?』
憧「そーですぅ、許した覚えはありません」
『じゃあどうすれば許していただけますかねー』
憧「んー…誠心誠意謝ってみて?」
『雑! すんませんでした、今度からは気を付けますー』
憧「2点。100点満点ね」
『誤差じゃん…本当に申し訳ありません。二度とおぜうさまのご気分を損ねないよう全力を尽くします!』
憧「んんん…ま、いいわ。許してあげる」
『へへー、ありがとーごぜーます。それじゃー…っと、誰か来たっぽい』
憧「あ、そうなんだ。じゃあまたね」
『宅配便だったらまた電話かけるから携帯持っててくれ』
憧「イ・ヤ。ばいばーい」
『ちょっ、俺はちゃんと持ってたのに』ブツッ
憧「……ま、持ってくだけならいいわよね。しず達から電話くるかも知れないし?」
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