ホットライン。レベル17
『もしもーし…』
憧「どーしたのよ、元気ないじゃない?」
『そりゃなあ…暑過ぎだっての。全然寝れねーよ』
憧「ふーん」
『一言で終わらされちまったよ。余裕だなお前…』
憧「だってエアコン付けてるし」
『うわ! ずりい!』
憧「アンタもエアコン付ければ? 寝苦しいでしょ」
『電気代が高いっつってまだ禁止令でてるんだよ…扇風機フル稼働、パンイチで我慢してる』
憧「はあ? さいてー、女の子にそういう事言うー?」
『うるせー…こちとら暑いんじゃー…』
憧「はいはい。んー、ちょっと身体冷えちゃいそうかな。布団被って寝るから」
『健康に悪いぞ、エアコン切って俺と同じ熱帯夜を苦しむがいい』
憧「頑張ってねー」
『ちくしょー…おやすみ! もう寝る!』
憧「拗ねない拗ねない。おやすみー」
翌朝
憧「うぅ…体、ダルい…」
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