和「須賀君? 寝ているんですか?」
京太郎「ぐう…」
和「あら…けれど、このままでは暑くないでしょうか」
京太郎「すぴー」
和「そうですね…ふふ、須賀君の頭。少し重いですが意外と膝にぴったりですね」
和「あら? やっぱり汗が。けれど困りました…ハンカチは今持っていないのですが」
和「……そうですね、ここはひとつ。少し頭を上げますね…」
ペロ…
和「ん…しょっぱいです。それでも臭くありませんね…よく汗を流してるからでしょうか」
京太郎「んん…う」
和「汗、引きませんね。それじゃあ…少し、待っててください」シュルッ
京太郎「うーん…なんか変なんだよなあ」
和「どうかしたんですか?」
京太郎「いや、部室で寝てたんだけどさ。寝苦しくて汗びっしょりだったんだよ」
和「夏ですからね。ですが、寝苦しいのは仕方ないのでは?」
京太郎「それが服はびっしょりなんだけど…顔とか首は、そんなでもないんだよな」
京太郎「なーんか甘い匂いもするし…気のせいかなあ」
和「そうなんですか。少し不思議ですね」
和「そう言えば…私も、汗で下着が濡れてしまいました」ポッ
京太郎「聞いてねーけど話振った俺が悪かったですぅー」
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