京太郎「あのー…俺、なんで休みの日に…」
浩子「そらデータ整理に人員が足らんからにきまっとるやろ。うち一人にやらせる気かいな」
京太郎「いや別にいいですけど…もう昼だし、なんか奢って下さいよ」
浩子「なんや先輩にタカるとはええ根性や…しかし今日のうちは気分がええ。これ上げるわ」ヒョイ
京太郎「お、いただきまーす…」スカッ
浩子「……」
京太郎「……で? その掲げた手はどうするんで?」
浩子「上ーげた」
京太郎「……」
浩子「とっとと仕事せんかい」ペッ
浩子「京太郎、これ見とき」
京太郎「なんすかこれ…部員データ? 身長体重スリーサイズ住所電話って完全に個人情報じゃねーか!」
浩子「一番下な。安全周期のっとるから参考にしいや」ププッ
京太郎「最高にいらねえっすよ…ん? 船久保先輩のデータ真っ白なんですけど」
浩子「あー? うちのデータなんていらんやろ、蛇足や蛇足」
京太郎「手書きで苗字だけって名簿にすらならねえ…」
浩子「じゃあ適当に加えとき…どーでもええわ」
京太郎「ったく…えーと船久保浩子、女性。先輩誕生日は?」
浩子「4月12日」
京太郎「4月12日、クラス、身長、体重、スリーサイズは? なーんて…」
浩子「知らん。脱ぐから勝手に測っとき」シュルシュル
京太郎「今度の健康診断までに羞恥心は取り戻しといてくださいよ…」
京太郎「って今日じゃねーか!」ダンッ!
浩子「今日や」
京太郎「誕生日プレゼントなんて用意してないですよ…」
浩子「物は要らんわ。チ○長教えてくれればええ」
京太郎「もっと17歳がねだるような物を聞かせてもらえませんかね」
浩子「はー? じゃあカネ。はよ」
京太郎「ひっでえなこの人…」
浩子「カネくれたらデートしたるわ。17歳の高校生らしく援助の関係や」
京太郎「色々とジョークが重すぎるよこの人…」
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