休みの昼とかさ、料理するのも面倒くさいって時あるよな。そんで米だけはある、そんな時。
そこで使えるのが庶民の味方、レトルトカレーじゃないかと思うのはいいことだと思う。
用意? スーパーでまとめて買っとく、それだけでいいって。つーかそれ以外無いだろ?
咲「たくさん買って、間に挟んだ本の表紙が見えないようにするんだよね」
スーパーにエロ本は売ってねえよ。お子さん連れの家族も来るっつーの。
まあ…準備も何も無いよな、せいぜいご飯を炊くとかそれだけだし。
和「初めチョロチョロ中パッパ、赤子泣いても蓋取るな。お漏らしプレイの極意ですね」
米に謝れ!
そうそう、ご飯炊いた時はお湯沸かして、その中で温めるのがいいかもな。
それか冷や飯に最初からぶっかけて、レンジでチンして出来上がり。こっちのが楽だけど。
優希「ぶっかけご飯……へ、変な物食べさせたら怒るじょ!?」
ぶっかけご飯に謝れ。
さて…俺は何にしようかな。金もあんまり無いし、ここはスーパーのPB商品69円で…
久「あ、私飛騨牛カレーにするわ…ちょっと須賀君? そんな目で見ても、私はピッタリ閉じてるわよ?」
ブルジョワめ、飛騨に謝れ。サルボボに謝るべし。
咲は野菜カレー、和は100時間煮込みカレー、優希はタコス…は無いからキーマカレーか。
染谷先輩は…
まこ「これにするか」スッ
り…LEEの30倍…正気かこの人…
あとは五個入りのレトルト白米を買って部室への道を行く。なんせ部室には炊飯器がないからな…電子レンジはあるのに。
ああ――そういや、スプーンってあったっけ…