憧「もしもしー?」
『ういー。どしたー、何か用か?』
憧「んー…別に用ってことはないんだけどね」
『なんだそりゃ…ま、暇だしいいけどな』
憧「ありがと。そうだ、アンタゴールデンウィークとか予定入れてるの?」
『いんや。部活したりハンドボールするくらいだな』
憧「えー、つまんないじゃない。どうなの? デートとかさ」
『相手がいねーよ…』
憧「ふーん…私がデートしてあげよっか。電話で」
『おっ、マジで?』
憧「ばーか。そんな暇ありませんー」
『期待させといてそれかよー…』
憧「あはは…っと、ごめん家族が呼んでるから切るわね」
『おう。またな』
憧「またねー……はーい、今行くー!」