ホットライン。レベル16

ホットライン。レベル16

 

憧「……」ポチポチ

 

憧「なんて言えばいいんだろ…ドンマイ? 次がある…がんばれ、とか?」

 

憧「あんだけ普通に言ったんだもん、そんなにショックとか、受けてないのかな…」

 

憧「…ショックじゃないわけ、ないよね…」

 

憧「あーもー、どっちなのかハッキリしなさいよね!」

 

憧「……」ピッ

 

憧「『アンタ』、かあ…名前も知らないアンタに言える事、できることって言うと」

 

憧「一個だけよね」ピッ

 

憧「もしもしー?」

 

『おう、どしたー?』

 

憧「寝るまで暇だから相手しなさい」

 

『ウイ、マドモアゼル…あー、メルシーな。普通に電話してくれて』

 

憧「どういたしまして。てゆーか、私だっていつまでも気にしたりしないわよ」

 

『ははは、その方がありがてーよ。そうだ、今日なんだけどさ…』

 

憧「そうなのー? そういえば私も――」

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最終更新:2014年06月22日 21:26