能ある鷹は欲を剥き出す

良子「エクスキューズ、君が須賀京太郎君ですね」

 

京太郎「はい? えーと…」

 

良子「ソーリー。私は戒能良子、小鍛治プロからルート案内を頼まれました」

 

京太郎「小鍛治さんから?」

 

良子「いえす、今彼女は手が離せないので。オーライ?」

 

京太郎「はあ…分かりました」

 

良子「おや、疑わないですね」

 

京太郎「いやまあ…戒能さんってプロですよね? 見たことある気がして」

 

良子「なるほど。それなら話はスピーディですね。こちらへどうぞ」

 

 

小鍛治「んんんー!」ムグムグ

 

小鍛治(京太郎君逃げて! ちょー逃げてっ!)

 

 

 

京太郎「なんか人通り少ないですね、この公園…」

 

良子「平日はチャイルドがいませんから。休日は人が多くてスリルがありますが」

 

京太郎「……ん?」

 

良子「ソーリー、噛みました」

 

京太郎「…本当ですか?」

 

良子「しゃぶりました…おっと、また噛んでしまいました」

 

京太郎「言語が錯乱してやがる…」

 

 

 

良子「さて…ディスウェイ、この建物で小鍛治プロが待っています」

 

京太郎「すげー…これって?」

 

良子「日本麻雀連合本部です。グランドフロアが一般向け、セカンドフロアが加盟員向けに卓があります」

 

良子「行きましょう。着いて来て下さい」

 

京太郎「はい」

 

京太郎(しかし…また酷いボケかと思ったら一回だけだったなあ)

 

京太郎(なんだかんだ言って大人のプロだよなー)

 

 

良子(いえすいえす、ジュースィー…)ジュルリ

 

 

 

京太郎「な、なんかえらい豪華なトコですね…」

 

良子「小鍛治プロは日本トップレベルですからね。フリーパスです」

 

京太郎「やっぱ小鍛治さんってすげーんだな」

 

良子「このルームです。どうぞ入って」ギイ…

 

京太郎「お邪魔しまーす…あれ? 誰もいませんけど…」

 

良子「いえす」パタン

 

良子「バイザウェイ、君は小鍛治プロと仲が良いと聞きました」

 

良子「どこまで行ってますか? C? D? S? M?」

 

京太郎「せめてもっと前のステップがあるでしょ…っていうかそういう関係じゃないですし」

 

良子「おや、そうですか。最近小鍛治プロが貴方と会っていると聞きましたが、そうですか…」ツカツカ

 

京太郎「…あ、あの。近すぎで」

 

良子「寝取りプレイでなくなるのは残念ですが、良しとしましょう」ズイッ

 

良子「ん…いい首筋です」レロリ

 

京太郎「 」ゾゾゾッ

 

 

 

良子「では京太郎君のサンをオープンセサミ…」

 

健夜「ちょおおおっと待ったああああ!」バァン!

 

良子「おや…ハードに拘束したと思いましたが、案外スピーディでしたね」

 

健夜「ダメって言ったよね!? 高校生に手を出しちゃだめって何回も!」

 

良子「ひゅーひゅひゅひゅー…」

 

健夜「真顔でも全然吹けてないよ! 早く手を離す!」

 

良子「んー…仕方ないですね。ソーリー京太郎君」スッ

 

健夜「もう…大丈夫? 京太郎君」

 

京太郎「……小鍛治さん?」

 

健夜「うん、っていうか目が虚ろだけどホント大丈夫!?」

 

京太郎「……」ブワッ

 

京太郎「好きー!」ガシィッ

 

健夜「うぇっ!?」

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最終更新:2014年04月21日 07:46