相田リコより

水戸部君へ

無口だけど、仕事人で、気配りできて、フォローが上手で。
 ・・・水戸部君には、凄く感謝してるの。
だから私もカントクを続けられると言ってもいい。
さり気ない優しさに、女の子はときめくっていうのは本当らしくて、

 ・・最初の頃は何を伝えたいのか、さっぱりだった水戸部君のことも
何となくだけど・・・分かるようになってきた。
小金井君ほどにはまだ及ばないけど、 ・・・その。

 ・・・ごめん、上手くまとまらないや・・・・
料理もまだ下手だし、まだまだ頼りないカントクだし
女の子らしくなんかもないけど、 水戸部君が好き。 大好き。
部も忙しいし、今すぐとは言わないよ。
ただちょっと、気にしてくれたら嬉しい、 かな。

緑間君へ

試合と、合宿と、試合と。 3回に渡って間近で見た3Pに、
どうしようもなく魅了されてしまった、 なんて。 笑うかしら?
っごめんなさい・・・! それでも好き・・・好きなの、
好き・・大好き・・っ 緑間君、 私じゃ、 私じゃ ダメ・・?

赤司君へ(WC洛山優勝前提)

 ・・・WCではお疲れ様。 やっぱり洛山は強いわね
正直、怖くなかったと言ったら嘘になる。
強くて、手も足も出なくて、怖くて。 自分の無力さに腹が立ったよ
私は今ここで赤司君に誓うよ。
来年こそは私達、誠凛が勝つ。 絶対。

 ・・・後もう1つ話あるんだけどいい?
ほんとに唐突なんだけど。 えーと・・うん、赤司君のことが好きなの
決勝のがまだ引き摺ってて、こうして話してることが
怖いとか嬉しいとか、いろんな感情交錯してる。

でも嘘は付きたくない。 赤司君のことが好き。
赤司君京都だし、遠距離だし ・・・それに、その、年上だけど
私のこと、気にかけて?

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最終更新:2014年01月29日 19:07