種族のステータスについて
冒険者が選べる種族は、下記の五種族です。
傾向と種族特性は以下の通りです。
ヒト族(人族)
平均的な能力値で、大体はそつなくこなします。
アルマティラ大陸の支配種族で、様々な人種や部族がいます。
種族アビリティ
・悪知恵:1日に1回、ダイスの裏の目を適用しても良い。
・勇 者:1日に1回、好きな判定に+2までしても良い。
・二 言:1日に1回、ダイスを振り直し、振り直した方の目を必ず適用する。
基礎ダイス
HP:1d6
MP:1d6
AP:1d6
アヤカシ族(妖族)
魔力に秀でた分、肉体的には劣ります。後衛職に向いています。
背中の羽根を晒すことで、魔法の威力が上がりますが、アルマ大陸では人族にもがれるのが一般的です。
種族アビリティ
・魔 砲:1日に1回、消費MPを倍にして、次に唱える魔法の効果を倍にする。魔法命中判定は通常通り行う。
・魔流可視:集中することで、魔力の流れを見ることができる。
・魔蝶展開:背中の翅を外気に晒すことで魔力変換効率を上げ、MPの消費を半分に抑えます。
基礎ダイス
HP:1d4
MP:1d10
AP:1d6
キバ族(牙族)
俊敏さに優れており、弓と双剣による攻撃を得意とします。夜になると獣化でき、DEXとAGIが上がります。
アルマの大陸においては、人族の次に身分が高いです。
種族アビリティ
・暗視:暗い場所でも真昼のように見える。ただし光が完全に無い場所ではこの限りでは無い。
・獣化:夜間に限り。獣化することができる。
・双剣:片手剣に限定した二刀流ができる。
基礎ダイス
HP:1d8
MP:1d6
AP:1d4
マガネ族(鉄族)
機械仕掛けの身体を持ち、頑丈です。戦車のような装甲を持った戦闘用と、人族を模した一般生活用の肉体が選べます。
機械人形と同一視されているため、大体のマガネ族は誰かに仕えています。食事が必要ありません。
種族アビリティ
・盾装甲化 :戦闘用の肉体に限り、盾を装備した状態で両手武器を持てる。
・機械の膂力:戦闘用の肉体に限り、武器の必要筋力の制限を受けない。
・ダイヴ :電脳空間へのアクセスポイントに、電脳端末を使用せずに、アクセスすることができる。
・積 載 :アイテムスロットを+3する。
基礎ダイス
HP:1d6
MP:1d8
AP:1d4
※マガネ族の性別とコア換装システムについて
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マガネ族は、コアに封じられた精神体、一般生活用、戦闘用と、3つの形態を持っています。
コアに封じられた精神体に性別の概念があり、一般生活用の身体は、普通、精神体の性別に合わせて作られます。
また精神体は、専用のプロジェクタを介せば多種族も見ることができます。
さて、ルール上の話ですが、マガネ族は一般生活用と戦闘用の身体を、本体であるコアを付け替えることで選べます。
普段から装甲ガッチガチの2m近い鋼の肉体で、喫茶店でコーヒーを飲みたいというのであれば止めませんが、回りからは「邪魔だなあの鉄くず」と思われることでしょう。
コアを付け替えられる環境ならば、いつでも身体を変えることができます。(換装に他人の手を借りる必要はありません)
身体は統一規格で製造されているため、他人の身体を乗っ取ることは可能ですが、大抵の場合、個人識別用の強力なプロテクトが掛かっているので、うまくいきません。
この設定をうまいこと使って、冒険を楽しんで下さい。
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オニ族(鬼族)
力に秀で、角さえ隠さなければDEXも高い最強の種族です。
アルマティラ大陸では、生きているだけで罪です。幸いにして角を除けばその外見は人族に近いです。
種族アビリティ
・剛の剣 :両手武器のダメージダイスに+1する。
・鬼の体力 :1日に1度、HPが0を下回っても、-3までの範囲ならば、HP1の状態で復活する。
・決死の覚悟:角を外気に晒すことで、DEXを+10する。その角の姿を仲間以外に見られた場合、殺し屋を向けられる可能性が出る。1日1回可能。また角を折られた鬼は使用できない。
基礎ダイス
HP:1d8
MP:1d4
AP:1d10
初期ステータスは表の通りです。
なお、ステータスの意味は次の通りです。
ステータス名 |
概要 |
HP |
ヒットポイントです。0になると瀕死。-10で死亡します |
MP |
マナポイントです。魔法を使う際に消費します |
AP |
エーテルポイントです。内に眠る気力だと思って下さい |
STR |
力の強さです |
DEX |
どのくらい器用なのかを示します |
VIT |
丈夫さを表します |
AGI |
反応の早さです |
INT |
頭の回転速度だと思ってます |
MND |
精神力です。多分弱いとヘタレです |
CHA |
カリスマです。どこぞのおぜうになって下さい |
移動量 |
足の速さです。マップ上の1マスは2m、斜めは3mとします |
※移動量4マスなら4×2[m]で、1ターンに8[m]移動できると計算しても結構です。
最終更新:2012年09月21日 01:28