『星のカービィ』の主人公カービィのライバル。

声優は「私市 淳」

プロフィール
カービィのライバルとされる、カービィと同じ体型で体色は濃い青色で仮面と肩当てを身に着けた謎の騎士。
愛称は「メタ」(メタはHAL研公式の略称の模様)
アニメでの名前は「メタナイト卿」で卿とも呼ばれている。

初登場は「夢の泉」のステージ6のボスとして登場。
カービィと決闘する際は剣をカービィに投げ渡して一騎打ちを挑む、騎士道精神あふれるキャラクター。
マントは決闘の際には脱ぎ捨てる。
スーパーデラックス以降ではマントをコウモリのような翼に変形して空を飛ぶことができる。
剣の腕前は達人の域に達しており、音速を超える剣速に加えて剣戟で雷の玉や火の玉を起こしたり、竜巻を発生させたりと多彩な攻撃を繰り出してくる。

持っている剣は当初は普通の両刃剣だったが、アニメでは枝刃が付いた形状の『宝剣ギャラクシア』という剣を所持している(アニメ以降のゲームではこの剣を愛用している)
鞘に納まっている時には刀身が無く、鞘から引き抜くと雷みたいなものが刀身を形作る。
剣自体が高エネルギー体で意思を持っているため、持つ者を選ぶ剣である。
持てない者が持つと最悪の場合は感電死する(アニメ設定)

また『メタナイツ』と呼ばれる部下たちを統率し、夢の泉の事件ではカービィの前に何度も立ち塞がった。
スーパーデラックスでは空中戦艦『ハルバード』を所有し、メタナイツにハルバードのバル艦長などを加えた集団、メタナイト軍を統率し、堕落したプププランドの世直し(ほとんどクーデター)を決行するも、カービィによりハルバードを破壊され撃沈した。
またメタナイツたちのメタナイトへの忠誠心と信望は厚く、メタナイトも撃沈が確定したハルバードでカービィへの最後の抵抗を試みるメタナイツたちに「死に損ないどもめ」と言い放つも内心は「すまない」と思っているなど部下想いな面が見られる。

ちなみに撃沈したハルバードはその後『参上! ドロッチェ団』にて海底に埋まっていたが、その後、カービィとメタナイトの決闘中に宇宙まで飛んでいる(宇宙戦艦ハルバード)

メタナイトがカービィに負けると仮面が割れる。
その際、メタナイトの素顔が垣間見えるが、その顔は色違いのカービィ。
素顔を見られるとすぐに顔を隠して逃げていく。
カービィとの関係を含めた彼の素性は一切不明である(また夢の泉では無敵キャンディーを持ってきてくれるなど謎の行動も…)

ちなみに彼がカービィと敵対するにはちゃんと理由があり、彼の行動はプププランドのためである。
夢の泉の事件では厳密には部下ではないデデデに協力し、ナイトメアウィザードの封印を守っていた。
『鏡の大迷宮』ではプププランドを守るため、暴走した鏡の国に赴き『参上! ドロッチェ団』では開けてはいけない宝箱をカービィが開けてしまいそうになったのを強奪している。

また「夢の泉デラックス」「ウルトラスーパーデラックス」では彼を主役にしたストーリーがあるなどかなり見せ場がある。

大乱闘スマッシュブラザーズX
スネークの通信(スマッシュアピール)のメイリンとの会話にて、ハルバードの艦首が自分のマスクであることにナルシスト疑惑が浮上する。

「キャラクター特性」
プププランドの剣士、カービィと同じく一頭身。
その剣速はマッハを超えると言われ、実際の攻撃速度も速く、その速度で敵をズバズバ斬りダメージを溜めていけ、スマッシュ攻撃も発生が早く移動能力も高い。
さらに殆どの攻撃に相殺判定がないという特徴がある。
リーチはマルス並みに長い。
また、空中ジャンプが5回、滑空可能、おまけに上Bでさらに滑空ができるため、滑空に慣れれば粘り強く戦える。
タイマン戦での性能は狂っていると言われているほどの強キャラである。

ただし弱点もかなりあり、最速に近い攻撃速度は威力が犠牲になっており乱戦にはやや弱く(使い手によるが)見た目どおりに体重が軽くダメージが「50-60%」から撃墜される危険がある。
結構精密な行動を強いられるので、初心者は少し使いづらいかもしれない。
また全ての必殺技が終了時にしりもち落下になってしまうため事故りやすく、単発の攻撃力が低いのでいざという時の爆発力がないという欠点もある。
ほかにも緊急回避の無敵時間の短さにより乱戦において事故死しやすいといった欠点をもつ。

だが彼の長所を最大限に生かすことができれば欠点を大幅にカバーできるし、判定の性質やリーチの長さにより相手を寄せ付けない戦い方ができる。
メタナイトを熟練した使い手だとタイマン、乱戦ともに鬼のように強い。


「長所」
・全体的に技の動作が非常に速く、ダメージを稼ぎやすい。
・剣を使う技のリーチがかなり長い。
・ほとんどの技に相殺判定がなく、一方的に相手の技に打ち勝てる。
・ダッシュが速く、前方緊急回避が素早い。
・6段ジャンプを持ち、ジャンプ力が全キャラ中高水準。
・空中ジャンプに加えて滑空が2回でき、4つの必殺技が全て復帰に使用でき、復帰力は全キャラ1位。
・つかみの範囲や投げ技が優秀。
・復帰力が高く復帰阻止の追い討ちが得意。

「短所」
・体重が軽く、吹っ飛ばされやすい。
・単発の攻撃力が低い。
・飛び道具を持っていないので接近戦を強いられる 。
・滑空を使わないと空中の移動が遅い。
・全ての必殺技終了時にしりもち落下になってしまうため、慣れないうちは事故りやすい。
・後方緊急回避時にやや隙がある。


「各種技の解説」%は相手に与えられるダメージ。」
・弱攻撃「乱れ斬り 1-2%(連打攻撃のみ)」
・ダッシュ攻撃「コウモリ蹴り 6-8%」
・横強攻撃「袈裟斬り→返し斬り→跳ね上げ4%→3%→5%(3回入力技)」

・上強攻撃「螺旋突き上げ 6-8%」
・下強攻撃「下段突き 4-6%」
・横スマッシュ攻撃「胴抜き 14-19%」
・上スマッシュ攻撃「旗振り三連 3-4%+2-3%+4-5%」
・下スマッシュ攻撃「前後斬り 11-15%(前方)/13-18%(後方)」

・空中ニュートラル攻撃「空中回転斬り 5-12%+7%」
・空中前攻撃「空中前三連 3%+3%+4%」
・空中後攻撃「空中後ろ三連 3%+3%+4%」
・空中上攻撃「空中上なぎ 6%」
・空中下攻撃「空中下なぎ 7-9%」
・つかみ「つかみ 0%」
・つかみ攻撃「翼爪 3%」
・前投げ「つまさき蹴り 9%」
・後投げ「ワープ斬り 8%」
・上投げ「いずな落とし 12%」
・下投げ「踏みつけ 11%」
・通常必殺技「マッハトルネイド 1%*6-19%+3%(左右で慣性がついた移動、ボタン連打で徐々に上昇する)」

・横必殺技「ドリルラッシュ 1%*7+3%(上下で進行方向を変更可能)」

・上必殺技「シャトルループ 6-9%(発動後に滑空する)」

・下必殺技「ディメンシジョンマント 14%(スティックで出現位置を変更可能 攻撃ボタンを押すと出現時に攻撃)」

・最後の切り札
「ギャラクシアダークネス」
ダメージ、40%(マントが直撃)
18%(マントが非直撃)
「見るがいい!!」または「思い知れ!」のセリフと同時にマントを振り、相手に当たった場合画面が暗転する。
暫くしてからマントが当たらなかった相手を斬りつけ、その後マントが当たった相手を強く斬り上げる。
範囲はマントより一回り広く見た目以上に広い範囲を持ち、複数の相手に有効。
マリオで40%程度のダメージを与えた上で使うとKOできる。

また、マントが当たらなかった相手というのは『味方』も含まれている為、チームバトルでは仲間に攻撃が当たらない設定であっても味方も斬り付けてしまうのでチーム戦で使う際は注意。
最終更新:2012年10月26日 20:51