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祟殺し編(たたりごろしへん)

祟殺し編は07th Expansionによる同人ゲーム、ひぐらしのなく頃にの第三話(第三章)のタイトル。サブタイトルは「〜最短のシナリオ〜」。
2003年8月17日のコミックマーケット64にて100円で販売された。
「鬼隠し編、綿流し編」出題編と同様に暇潰し編に収録されている。
本編は暇潰し編を除けば出題編としては最後のシナリオである。
初めて黒幕の暗躍による雛見沢の終焉が描かれる重要なシナリオでもある。

祟殺し編-最短のシナリオ
人か、祟りか、偶然か。
あなたの中での推理はどのように固まりかけているのでしょうか。
このシナリオで、その推理が揺るぐか、磐石になるか、楽しみです。
難易度は高いですが、今のあなたならば高い内には入りますまい。

「冒頭の詩」
井の中の蛙は幸せでした。
井戸の外に何も興味がなかったから。
井の中の蛙は幸せでした。
井戸の外で何があっても関係なかったから。
そしてあなたも幸せでした。
井戸の外で何があったのか知らなかったから。

Frederica Bernkastel

登場人物
・前原 圭一
本編の主人公。
情熱家で巧みな口上で人心掌握を得意とする。
しかし激情家でもあり、彼の行動が破滅へと向かっていく…

・北条 沙都子
祟殺し編のヒロイン。
トラップを仕掛ければ超一流のトラップマスター。
にーにー(兄、悟史)のように優しい圭一と仲を深めていくが…。

・竜宮 レナ
かぁいい物好きな同級生。
見た目や普段の言動とは裏腹に非常に強かで切れ者な名探偵。
沙都子を救うための話し合いで、圭一の理不尽な物言いに激昂。
実はレナが一番卑怯者なのは内緒です。

・園崎 魅音
雛見沢御三家の筆頭、園崎家 頭首代行。
部活の創立者でクラス委員会。
沙都子を救う話し合いで消極的な発言ばかりをし、圭一にキレられた可哀想な人。

・古手 梨花
雛見沢御三家の一つ古手家頭首。
愛くるしい姿の部活メンバーのマスコット的存在。
今回は特に目立った活躍はないが終盤では…

・富竹 ジロウ
今回もいつの間にか死んでいた犠牲者第一号。
惨劇の時報。

・鷹野 三四
雛見沢唯一の診療所に務める看護婦(看護師)
毎年起こる祟りを圭一教えたたり、鉄平を殺害した後に圭一と偶然出会い、圭一を家まで送ってくれる。
不穏な発言をし、圭一に疑念と疑心を膨張させた。

・大石 蔵人
興宮署に務めるベテラン刑事。
勘で警戒心を抱いた圭一が不躾な態度をとったため、今回は圭一に対して辛辣な態度をとる悪者ポジション。

・入江 京介
今回から初登場。
雛見沢で入江診療所の所長を勤めている医師。
雛見沢ファイターズという少年野球チームの監督でもある。
無類のメイド好きなやや変な人。
基本的には誠実であり、村人からの信頼が厚い。

・知恵 留美子
圭一たちが通う雛見沢分校の教師。
無類のカレー愛好者。
生徒想いの優しい先生だが、カレーを冒涜すると……

・北条 悟史
沙都子の実兄で、にーにーと慕われていた。
昭和57の祭の数日後に失踪してしまう。

・北条 鉄平
沙都子の叔父。
沙都子の母親の再婚相手の弟。
雛見沢、興宮でも悪名高いゴロツキで理不尽な暴力を振り撒く今回のバッドエンド要因。

あらすじ
昭和58年6月。
前原圭一は都会から雛見沢村に引っ越してきた少年。
雛見沢で仲良くなった仲間たちと楽しく賑やかに日々を過ごしていた。
ある日圭一は部活メンバーで下級生の北条沙都子の境遇を知ることになる。
哀れに思った圭一は失踪して行方不明になっている沙都子の兄、悟史の代わりに自分が沙都子のにーにーとして振る舞うことを決意するのだった。
しかしその平穏な日常に崩壊の足音が迫る…
ある日、沙都子の叔父である北条鉄平が雛見沢へ帰って来てしまう。
鉄平は村でも悪名高いゴロツキで自分の身の回りの世話をさせるためだけに沙都子を学校にも通わせず虐待同然の行為を繰り返した。
仲間と相談するが、沙都子を救う手立てを思いつかないまま日は過ぎていき、日々の虐待に心身ともに深く傷ついてく沙都子を目の当たりにした圭一は鉄平の殺害を企てる。

終焉への階段を登り始めていることにも気づかずに凶行へと向かっていく…

本編
女性の惨殺体が発見されたところからストーリーが始まる。

所変わって雛見沢分校では今日も部活メンバーはいつものように賑やかに騒いでいた。
しかし圭一は数日両親不在のために自炊しなければならなかった。
その件で沙都子を挑発し、それが発端となり魅音達との弁当製作対決をすることとなった。
夜、自炊のために調理を開始するが火事になりかけたのを沙都子と梨花に間一髪で救われた。
沙都子のお陰で文化的な夕食にありつけ、明日のお弁当対決のお弁当まで用意してくれていた。

しかし翌日、魅力らにお弁当の内容において敗北した圭一(しかし、得意の口先でビリは免れ、梨花、沙都子がビリになった)
しかし圭一も自己申告でビリとなり3人で知恵先生にカレーを冒涜する罰ゲームを受けた。
その後、料理の腕の拙さをどうにかするために自炊に慣れている沙都子が圭一を指導する事になる。
それを機に2人は以前よりも仲良くなり、沙都子は圭一を「にーにー」と呼ぶ。
それから数日後、野球対決で圭一の口先の魔術師を発動し甲子園ピッチャー亀田を懐柔。
沙都子の秘策により野球対決は逆転勝利を納める。
そんな楽しい日々が続いた。

しかし、そんな穏やかな日々に終わりを告げる。
かつて沙都子を虐待していた叔父が雛見沢に帰ってきて沙都子を梨花の元から無理連れ戻していったのだ。

鉄平は去年、叔母(自分の妻)が殺された事件で恐れをなして雛見沢から逃亡していた。
しかし逃亡先でもある事件が起きたためにやむなく雛見沢に帰ってきた。
鉄平にこき使われて、学校にも通わせてもらえず、沙都子は心身ともにぼろぼろになっていく。
圭一たちは沙都子を救う手立てを模索するが法律の壁により沙都子を叔父から引き離す事が出来ずに、周囲の手助けは沙都子には届かない。

公的機関への連絡も空振りに終わり、沙都子自身は叔父の虐待は失踪した兄が帰ってくるまでの試練だと思い込んでいる為か生活相談所の事情聴取にも非協力的だった。

そんな日が続き、沙都子の心が壊れるほど傷付いた姿を見て、圭一の理性は決壊し、叔父の殺害への凶行へと駆り立てていく。

鉄平の殺害計画を練った圭一は土砂降りの雨が降りしきる綿流し祭の夜に鉄平を誘き出し、学校から持ち出したかつて悟史が所持していた金属バットで叔父を殴打し殺害。
遺体を穴に埋めて殺害に用いた証拠を隠蔽する。
だがその帰り道、彼は偶然にも鷹野と会ってしまう。
成り行きから彼女の車に乗って自宅に送ってもらう事になる圭一。
警戒しながら言葉を交わすうちに圭一は鷹野から嫌な予感を感じ取っていた。

互いに「今日は会わなかった」と、今日の事を秘密にしようと約束して別れる。
圭一は立ち去る鷹野を見ながら、死んでしまえと呪った。

翌日、鷹野と出会ったことに深い後悔を抱きながらも叔父が居なくなりこれで沙都子も解放されると思って明るい気分になる圭一。

しかし彼を待ち受けていたのはとてつも奇妙な出来事だった。
祭りに行かなかった圭一に仲間達は昨日は楽しかったねと声をかけてくるのだった。
「鬼隠し編の祭りでの内容がレナや魅音の口から語られ」まるで自分が祭りに参加していたかのように話す皆の様子に戸惑いながらも、圭一は沙都子に声をかけた。

沙都子の目は相変わらず虚ろな瞳をしていた。
そして沙都子の口から、今朝も叔父に虐められたと聞かされた圭一は激しく混乱する。

自分は記憶が混濁し狂っているのかと思い、入江に相談する圭一はその弾みで、入江に叔父を殺害したことを打ち明ける。
入江は圭一を理解する様子をみせながら、診療所の医師に圭一は精神異常をきたしていると言い、圭一を睡眠薬で眠らせ治療を施そうと話し合っていた。

それを聞きいた圭一は診療所から逃亡。
その際に鷹野が死んだ事を知り、自分を裏切った入江も死んでしまえと呪う。

殺したはずの人間が存在して、いないはずの自分が祭りで遊びまわっている奇妙な世界に驚愕しながら、昨夜の晩に叔父の遺体を埋めた場所を掘り起こそうとする。
穴を掘っている途中、圭一は待ち伏せをしていたかのように現れた大石によって窮地に立たされる。
逃げることもできず、大石の前で穴を掘り続けた圭一だが、掘っても掘っても死体は出てこなかった。
大石から解放され圭一は大石にも死ねと呪う。

翌日、圭一はもう一度叔父を殺さなければいけないと決意して北条家を訪れる。
しかし叔父の姿はどこにもなく、浴槽で脱水症状になりかけていた沙都子を発見する。
叔父の件は後回しにして治療のために診療所に沙都子を連れて行こうとする圭一だが、診療所には数人もの警官がいた。

様子を伺う圭一はそこで入江が睡眠薬による服毒自殺で死亡した事を知る。
遺書はなく、自殺は他殺かは不明。

圭一はそれと共に大石が行方不明になっている事を知り、ここが狂った世界であり、自分が死ねと呪えばその人物が死ぬ世界だと確信する。
とりあえず梨花の家に向かう。
神社の前で圭一はまたしても信じられない事実に遭遇する。

境内の賽銭箱のそばには、腹部を引き裂かれて臓器を四散された梨花の変わり果てた姿があった…
沙都子に梨花を殺したのだと疑われ、圭一から逃げる沙都子。
誤解を解くため追う圭一。
つり橋のところで対峙する2人だが、沙都子に「圭一はきっと何か悪いものに乗り移られてしまったんだと、そして自分の過去の罪を吐露し嘆く沙都子に駆け寄るも突き飛ばされ、お前なんか落ちてしまえ」と激しく拒絶されながら錯乱して圭一を吊り橋から沢に落とす。
全てに絶望しながら橋から落ちて意識を失う圭一はその刹那「こんな狂った雛見沢など滅びてしまえと念じた」

しかし圭一は死ななかった。
沢に落ちた際に車から取り外されたと思われるシートの上に落下したため助かった。
重傷を負いながらもとりあえず村に戻ろうとするする圭一だが、村中に酷い悪臭が漂っている事に気が付く。
セミの鳴き声も雑音も人の気配も全く感じないことに違和感を感じながら、学校に到着するといくつもの自衛隊の車があった。

自衛隊に保護され、隊員らが持っていたラジオのニュースより、圭一は吊り橋から落ちて24時間以上気絶していたことを知り、そして想像を絶する事実を知らされる。

圭一が気絶している間に火山性と思われる猛毒のガスが発生して雛見沢の住人の殆どの命を奪っていたのだ。
無数の死体の山を見ながら圭一の意識は途切れてしまう。

エピローグにて、記者と精神異常をきたしていた圭一との会話記録がある。
記者によると圭一が気絶していた場所は毒ガス発生地と予測されている鬼ヶ淵との位置関係により、毒ガスが必ず通る事。
圭一が生きていることはまずありえないとの事。
圭一は狂気に取り憑かれながらあらゆる人を呪い殺したことを告げなながら最後は取材記者を呪い、圭一は取材の翌々日に原因不明の高熱で死亡する。

祟殺し編フロチャート
・1日目 6/9(木)
間宮律子(リナ)惨殺体を発見。
圭一の両親不在。
自炊に失敗。
沙都子、梨花の訪問。
沙都子に夕食を作ってもらう。

・2日目 6/10(金)
弁当勝負。
罰ゲーム。
沙都子と夕飯の買出し。
・3日目 6/11(土)
父親のホームパーティ。
野球の助っ人に呼ばれる。
野球対決に勝利。
エンジェルモートへ。

・4日目 6/12(日)
祝勝会バーベキュー。
沙都子は梨花と二人暮しを聞く。
詩音から悟史の話に転校したの発言に激昂。
魅音から悟史とレナの話を聞く。

・5日目 6/13(月)
沙都子、欠席。
大石の登場。
入江から沙都子の両親の話を聞く。

・6日目 6/14(火)
沙都子休み。

・7日目 6/15(水)
沙都子休み。
沙都子、豆腐を買う姿を目撃される。

・8日目 6/16(木)
沙都子、3日ぶりの登校。
叔父が虐待?
圭一、魅音を泣かす→レナに咎められる。
帰り道、入江と沙都子に会う。
沙都子の実家へ行く。
鉄平に会う。
沙都子の「にーにー」になると誓う。

・9日目 6/17(金)
富竹、鷹野に会う。
祟りは園崎本家が関与してると聞かされる。
帰りに魅音の家へ。
今年の祟りを鉄平にと頼み込む。

・10日目 6/18(土)
学校、沙都子に異常。
沙都子泣き出す。
鉄平殺害を企てる。
魅音に電話「沙都子を祭りへ」
魅音に電話「沙都子を祭りで遊ばせてあげてほしい」
「私、約束守ってない…」と、魅音取り乱す。

・11日目 6/19(日)
穴を掘る。
学校に侵入、電話で鉄平を誘き出し山林で撲殺。
バットとバイクを沼に沈める。
別の穴に鉄平の遺体を埋める。
帰り道、鷹野に会う。
家まで車に乗せてもらう。
車内に富竹の自転車(?)が後部座席にある。
足音が余計に聞こえる。
鷹野「私たちは今夜出会わなかった」と言われる。

・12日目 6/20(月)
レナ達、祭りに圭一がいたと話し出す。
沙都子、鉄平は生きていると証言。
魅音・レナに詰問される。
宝捜しを断り診療所へ、入江に鉄平殺害を告白。
鷹野が焼死?
リサも鷹野より前に死亡?
診療所から逃走。
鉄平の死体確認とランタンの回収。
大石に見つかるも鉄平の遺体は見つからない。

・13日目 6/21(火)
鉄平を再度殺害しようと北条家へ、浴槽で沙都子を発見。
意識混濁、家屋内を探すも鉄平は見つからず、沙都子を入江診療所へ連れて行くも入江、服毒自殺。
大石車両が行方不明。
古手神社境内にて古手梨花の惨殺体を発見。
圭一、沙都子に吊り橋から突き落とされる。

・14日目 6/22(水)
圭一、目を覚ます。
村に戻る。
自衛隊に保護される。
ガス災害により雛見沢全滅。

雛見沢大災害被害者一覧
犠牲者.1200余名
行方不明者.20余名

・富竹 ジロウ(本名不明)
昭和58年6月19日
村内にて自殺?
捜査は中断。

・鷹野 三四
昭和58年6月19日
岐阜県山中にて絞殺。
遺体は焼かれる。
捜査は継続中。

・大石 蔵人
昭和58年6月20日
捜査中に行方不明。
捜査は継続中。

・熊谷 勝也
昭和58年6月20日
捜査中に行方不明。
捜査は継続中。

・入江 京介
昭和58年6月21日
診療所内で自殺?
捜査は中断。

・古手 梨花
昭和58年6月21日
神社にて他殺?
捜査は中断。

・竜宮 礼奈
昭和58年6月22日
雛見沢大災害にて死亡。

・園崎 魅音
昭和58年6月22日
雛見沢大災害にて死亡。

・園崎 お魎
昭和58年6月22日
雛見沢大災害にて死亡。

・北条 沙都子
昭和58年6月22日
雛見沢大災害にて行方不明。

・北条 鉄平
昭和58年6月22日
雛見沢大災害にて行方不明。

・前原 伊知郎
昭和58年6月22日
雛見沢大災害にて死亡。

・前原 藍子
昭和58年6月22日
雛見沢大災害にて死亡。

・富田 大樹
昭和58年6月22日
雛見沢大災害にて死亡。

・岡村 傑
昭和58年6月22日
雛見沢大災害にて死亡。

・知恵 留美子
昭和58年6月22日
雛見沢大災害の避難中に事故死。

・公由 喜一郎
昭和58年6月22日
雛見沢大災害にて死亡。

・亀田 幸一
昭和58年6月22日
雛見沢大災害の避難中に事故死。

・公由 真由美(ひぐらしEZ★モバイル公式のTIPSより)
昭和58年6月22日
雛見沢大災害にて行方不明。

・牧野 沁子(ひぐらしEZ★モバイル公式のTIPSより)
昭和58年6月22日
雛見沢大災害にて死亡。

・葛西 辰由
昭和58年8月11日
収容先の病院にて死亡。

・園崎 詩音
昭和58年8月月27日
収容先の病院にて自殺。
捜査は終了。


・前原 圭一
昭和58年8月29日
収容先の病院にて自殺未遂。
災害による重度精神障害を診断され、県内医療施設にて長期療養中。
マスコミの取材要求は全て却下され、平穏な日々を送っている…。