『ゼルダの伝説シリーズ』の登場キャラクター。
声優はDXでは「長嶝 高士」
Xでは「宮田 浩徳」

プロフィール
『ゼルダの伝説シリーズ』では世界を手中に収めようと企む大魔王でシリーズお馴染みのラスボス。
砂漠の民、ゲルドの魔盗賊で、トライフォースの一つである「力のトライフォース」を宿している。

リンクとゼルダは作品ごとに別人(例外あり)だが、彼は任天堂公式ガイドブック「ハイラル・ヒストリア ゼルダの伝説大全」により、トワイライトプリンセスで死亡したガノンが輪廻した存在である4つの剣+のガノンを除き、すべて同一人物であることが明かされた。
詳細はゼルダの伝説史

育ての親は、双子の魔道士ツインローバ。
力のトライフォースの暴走により、イノシシの姿をした「魔獣ガノン」に変身する。
初期は猪や豚の形状で名称も「ガノン」であった。

『時のオカリナ』以降は人間として登場している。

基本的には剣を用いて戦うが、スマブラシリーズでは素手で戦い、闇の魔法を纏った格闘技を攻撃が圧倒的。
またガノンドロフの技はキャプテン・ファルコンのものと酷似しているがファルコンよりもパワーが高いが動作が遅く隙が大きい技が多い。

大乱闘スマッシュブラザーズDX
隠しキャラとして登場。
「使用可能条件」
・[1]イベント戦29『トライフォース集結』をクリア後に乱入してきたガノンドロフを倒すと使用可能になる]
・[2]大乱闘を600回以上プレイして、ガノンドロフとの乱入戦に勝つと使用可能になる]


「キャラクター特性」
ほとんどの技が撃墜向き、軽い相手なら弱攻撃ですら決定打になる。
上スマッシュ攻撃が2発とも当たったときのダメージ量は凄まじく、特にマスターハンド戦では全キャラ中最強の威力を発揮する。

ガノンドロフは重く非常に吹っ飛びにくいので粘り強く戦えるキャラクターだ。
その反面、機動力は全キャラ中かなり低いレベルなため有利な間合いをキープしづらく更にファルコン同様飛び道具を一切持たないため、遠距離戦もできない。
また攻撃前後に隙が大きい技が多く、立ち回りが単調になりやすく、動きが読まれやすい上級者向けのキャラクター。

しかし着地キャンセルや絶、立ち回りを極めれば機動力の低さを補え、彼の強大な攻撃力を活かした挙動はまさに大魔王に相応しい威厳を放つ。
今回登場するガノンドロフは時のオカリナ時代のもの。

「長所」
・攻撃力が非常に高い。
・全体的に高火力な上にぶっ飛ばしが強く決め手が豊富。
・非常に重く、吹っ飛びにくい。
・判定が強い技が多い。
復活が使いやすい。
技の中でも空中下&横攻撃、上スマッシュ、が非常に強力。

「短所」
・ダッシュ、ジャンプなどの機動性は全キャラ中かなり低い。
・隙の大きい技が多い。 ・飛び道具を持たない。
・やや大きめな身体により、コンボや乱戦では袋叩きに遭いやすい。
復帰力が低く大きく吹っ飛ばされると非常に復帰し辛い。
・掴み間合いが狭い。

「各種技の解説」%は相手に与えられるダメージ。」
・弱攻撃「雷打 7%」
・ダッシュ攻撃「剛肩 14%」
・横強攻撃「甲冑割 13%」
・上強攻撃「爆裂蹴 27%(ガノンの技で一番高いぶっ飛ばし力/しかし隙も大きい)

・下強攻撃「掃脚 12%」
・横スマッシュ攻撃「紫炎肘 22-30%」
・上スマッシュ攻撃「二連脚39%(22+17)/53%(30+23) 2段ヒット技」

・下スマッシュ攻撃「連携蹴 20%(8+12)/28%(10+18) 前方2段ヒット。 後方単発ヒット」
・空中ニュートラル攻撃「旋風陣 22%(12+10)2段ヒット技」
・空中前攻撃「頭蓋割 17%」
・空中後攻撃「裏拳 16%」
・空中上攻撃「後転脚 6-13%」
・空中下攻撃「落雷蹴 22%(メテオ技)」
・つかみ「つかみ 0%」
・つかみ攻撃「つかみ膝蹴 3%」
・前投げ「剛突9%(5+4)%殴りで5%、吹っ飛びで4」
・後投げ「衝脚9%(5+4)蹴りで5%、吹っ飛びで4%」
・上投げ顎砕7%(4+3)掌打で4%、吹っ飛びで3%」
・下投げ「地割投 7%」
・通常必殺技「魔人拳 30%(ガノン最強技/やはり隙が大きい)」
・横必殺技「地竜拳 17%/空中では16%」
・上必殺技「雷神掌 17%(1+1+1+14)掴み中の電撃にも攻撃判定がある」
・下必殺技「裂鬼脚 15%or14%(空中版)/10%or12%(衝撃波部分)衝撃波部分は蹴りがヒットしたかどうかで威力が変化する」

大乱闘スマッシュブラザーズX
隠しキャラとして登場。
「使用可能条件」
・[1]シンプルでリンクorゼルダを使い、難易度むずかしい以上でクリア後に乱入してきた、ガノンドロフを倒すと使用可能になる]
・[2]大乱闘を200回以上プレイして、ガノンドロフとの乱入戦に勝つと使用可能になる]
・[3]亜空の使者、終盤ステージのステージ中に「ゼルダ・リンク」のフィギュアの両方を回収していると仲間になる(使用可能になる)]


「キャラクター特性」
今作のガノンドロフはトワイライトプリンセス版での登場(そのため声優も変更された)

前作でのパワー型は今作でも健在で必殺技の扱いやすく隙が少なくなったりとかなり強化されているが、二連打の上スマッシュ攻撃が単発になった点だけは弱体化した(というより前作のが強すぎた)
今作も通常必殺技の魔人拳は、他の追随を許さない程度のふっとばし力(やはり隙は大きいが前作より発動のしかたがカッコイイ)

彼を使いこなせれば今作でも大魔王の名に相応しい威厳を放ちプレイヤーを輝かせるキャラクター。

今作ではアピールの際に賢者から奪った剣を取り出すが、眺めるのみで戦闘には使わない(いやいや、使えよ)
余談だが、今作のガノンドロフはダッシュ時の姿が「ジョギング」「マラソン」と呼ばれている事もある。

亜空の使者ではクッパと共に堂々たる悪役。
また裏設定として、空間の使者ではガノンドロフが亜空間爆弾工場を島ごと爆破させたのは、亜空砲戦艦をこの世界に引きずり出すための亜空間が必要だからだった。
亜空砲戦艦さえあれば無限に亜空間を作り出せるため、亜空間爆弾や工場は用済みだった。
また、ガノンドロフは、表向きはマスターハンドに忠実に従う振りをしつつも、いつか反旗を翻そうとしていた。

「長所」
・パワーは全キャラ中トップクラスの高さ。
・ぶっ飛ばし力が高い。
・非常に重く、吹っ飛びにくい。
・判定が強い技が多い。

「短所」
・スピードがとても低い(全キャラ中ワースト2位)
・ジャンプ力もやはり低く復帰力が低い(大きく吹っ飛ばされると非常に復帰し辛い)
・隙の大きい技が多い。 ・飛び道具系に弱い。
・やや大きめな身体により、今作もコンボや乱戦では袋叩きに遭いやすい。

「各種技の解説」%は相手に与えられるダメージ。」
・弱攻撃「雷打 7-9%(カス当たりは5%)」
・ダッシュ攻撃「剛肩10-15%」
・横強攻撃「突破蹴12-13%」
・上強攻撃「爆裂蹴 17-28%(一定の範囲内のキャラを引き寄せる。距離が近いほどダメージが大きい)」

・下強攻撃「掃脚 12%」
・横スマッシュ攻撃「紫炎肘 25-35%」
・上スマッシュ攻撃「打上脚 19-30%」

・下スマッシュ攻撃「連携蹴 19-26%(2回当たり、内訳は5+14-7+19%/二段目がカス当たりだと17-23%)」

・空中ニュートラル攻撃「旋風陣 11+7%」
・空中前攻撃「頭蓋割 17%」
・空中後攻撃「裏拳 16%」
・空中上攻撃「後転脚 6-13%」
・空中下攻撃「落雷蹴 17-23%(メテオ技)」
・つかみ「つかみ 0%」
・つかみ攻撃「つかみ膝蹴 2%」
・前投げ「剛突 13%」
・後投げ「衝脚 10%」
・上投げ「顎砕 7%」
・下投げ「地割落 7%」
・通常必殺技「魔人拳 32-36%(出だし直後に反対側にスティックを向けると反対方向に放ち最大威力を発揮する)」

・横必殺技「炎獄握 9%(地上)/12%(空中) つかみ技」
・上必殺技「雷神掌 7-11%」
・下必殺技「裂鬼脚 12%(地上)/15%(空中)

・最後の切り札
「魔獣ガノン」
ダメージは10%(変身時)→10%(咆哮)→45%(突進)

巨大な魔獣に変身し、突進していく。
発動直後に地面に埋める判定。
次に咆哮し相手をしびれさせる判定。
そして最後に突進して暗黒のエフェクトとともに大きく吹っ飛ばす。
といった三段構成の技になっている。
埋める判定は範囲が短く当てにくいが、これさえ当たれば残り二つが確定になるため狙う価値はある。
突進の威力はとても高く、ある程度のダメージが溜まっていれば一撃でぶっ飛ばせる。
最終更新:2012年10月21日 00:17