「ジェイガンポジション」
ファイアーエムブレムシリーズの主人公や仲間たちが育っていない序盤のお助けキャラクターの呼び名である。
ちなみに公式でも序盤のお助け当てはまるユニットを『ジェイガン』と呼んでおり「蒼炎の軌跡」のインタビュー記事では「今度のジェイガンは〜」と発言しておりもはや公式公認の呼称となった。

ジェイガンポジションの特徴
・[1]初期から兵種は主にパラディンまたは騎馬系の上級兵種である。
・[2]初期能力は高く序盤は頼りになるが成長率があまりよくないか。
・[3]初めから「ぎんのやり」などの強力な武器を所持している。

以上のことから暗黒竜と光の剣以降に登場する序盤のお助けユニットを通称ジェイガンと呼ぶことがある。

ジェイガンの運用についての注意点!
前述のとおり、ジェイガンらは初めから上級職であり序盤での戦闘力はとても高く頼りになる。

しかしファイアーエムブレムは敵を倒せば味方全員が経験値のを得るのではなく、あくまで敵を攻撃したり倒したユニットのみが経験値を得られる。
つまり彼らにばかり頼りきりであると主人公や他の仲間は経験値が得られずいつまで経ってもレベルアップができず中盤には戦力不足という事態に陥る。
しかもジェイガンらは上級職の割には初期能力があまり高くなく、成長率も低い(一部除く)

上級職なので下級職のユニットと比べるとレベルアップ最大回数が少なく、クラスチェンジボーナスも得られず物語後半では一軍で使うのは難しく仲間が育ったら基本的には二軍落ちになる。

高難易度でのジェイガン
封印の剣以降に登場する高難易度での攻略には『ジェイガンポジションのキャラクターの存在が不可欠であり』いかに彼らで敵のHPを削り、未熟なユニットをレベルアップさせ、ジェイガンらを活かせるかはプレイヤーの指揮次第である。

使えるジェイガン時代到来
烈火の剣のマーカス以降成長率の向上が見られ、特に聖魔の光石のゼトは「ジェイガンなのに成長率が高く最後まで使えるジェイガン」と言われるレベルであった。
(ちなみに聖戦の系譜のオイフェも成長率が高く最後まで戦力になる)

蒼炎の軌跡のティアマトはシリーズ初の女性ジェイガン!
彼女も成長率は悪くなく、ちゃんと育てれば最後まで活躍することが出来る頼りになるジェイガン。

覚醒のフレデリクは育成にもよるが、歴代最強のジェイガンである。
本作にはパラディンは存在するが、彼自身の初期クラスはグレートナイト。

以上のことから今後のジェイガンに期待が寄せられる。

グレーゾ−ンのジェイガン達
外伝のアルムを育てた騎士マイセンや、セリカを預かった神官ノーマがジェイガンポジションに近い立場だが二人共序盤は仲間にならないという点でグレーゾーンである。

マイセンはラストダンジョン突入前という終盤であり、ノーマは隠れキャラとしての加入なのでジェイガンというよりも、トラキアのガルザス、封印の剣のカレル、烈火の剣のアトスといったお助けキャラのポジションかと思われる。
以上のことから「外伝」でのジェイガンポジションは空席とする。

トラキア776では序盤のお助けユニットの「エーヴェル」「ダグダ」が挙げられるが。
しかし年長のリーフに仕える騎士であり、トラキアでも、一時離脱はあるものの序盤から主人公リーフの守り役として最終章まで仲間として登場する彼が最もジェイガンに相応しいので彼も本項目にてジェイガンに含める。

暁の女神のサザは、盗賊ではあるが、序盤の役割はお助けキャラと言えるのでジェイガンに含める人もいるので彼もジェイガンに含まれる。
ちなみにサザは二代目ジェイガン(病弱のアラン)並みに不遇な扱いを受けたジェイガンでもある。

歴代のジェイガン達  
・ジェイガン「暗黒竜と光の剣」
・アラン「紋章の謎」
・オイフェ「聖戦の系譜(子世代)」
・フィン「トラキア776」
・マーカス「封印の剣&烈火の剣」
・ゼト「聖魔の光石」
・ティアマト「蒼炎の軌跡」
・サザ「暁の女神」
・フレデリク「覚醒」
最終更新:2013年04月20日 10:48