マルス
『ファイアーエムブレム暗黒竜と光の剣』『ファイアーエムブレム 紋章の謎』
およびリメイク作『ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣』
『ファイアーエムブレム 新・紋章の謎』の主人公。
クラスはロード。

    概要     
アカネイア大陸の中央より西寄りに位置するアリティア王国の王子。
エリス王女の弟。アリティア建国の父である英雄アンリの血を引き、彼の神剣ファルシオンを受け継ぐ。
14歳の時に祖国アリティアが滅亡し、辺境の国タリスへ。
16歳の時に海賊の乱を鎮圧したのを機に少数の騎士達と共にタリスを発ち、オレルアン、アカネイア解放後、同盟国の盟主としてドルーア帝国と戦い、これを滅ぼす。

暗黒戦争終結後、婚約者のシーダと共に祖国アリティアに帰還するが、英雄戦争が勃発。
ジェイガンやアリティア騎士団の側近や仲間たちに恵まれ苦難を乗り越えることになる。
かつての戦友ハーディンを討ち、魔王ガーネフ、暗黒竜メディウスを倒し、初代アカネイア連合王国の盟主となる。
また、タリス王国王女シーダとは相思相愛の仲。
カダインの魔道士マリクとは幼馴染で親友。

優しく温和で強い意志を持ち、誰よりも仲間想いな性格。
その人柄を慕い、彼の説得によって仲間になるキャラクターも多い。
装備武器は剣。専用武器は初期装備のレイピア(紋章の謎のみ踊り子のフィーナも使用可)とファルシオン。
また、専用アイテムの「ファイアーエムブレム」を手に入れると、全ての宝箱を開けることが出来るようになる。
また輸送隊も兼ねており(厳密には輸送隊が常にマルスと同行しているらしい)マルス本人か彼に隣接したユニットは輸送隊からアイテムを出し入れできる。

全てのマップで出現メンバー固定であり、部隊リーダーの役目を果たし、マルスのみが使えるコマンド「制圧」によってマップクリアとなる。
ファイアーエムブレムの世界観を決定付けた記念すべき初代主人公であり、その特徴は後の主人公たちに受け継がれている。
しかし彼はクラスチェンジが出来なく能力はユニットとして見ればやや物足りない…(リメイク版ではレベル上限が30にまで増えている)
またマルスは馬に乗ることができないく移動力に難あり(ブーツで移動力を上げよう)
また打たれ弱くそれほど力が強いわけでもなければ、一人で戦局を揺るがすほどの力があるわけでもなく予期せぬ増援部隊に攻撃されればすぐ死んでしまう。
騎兵の大群にレイピアで反撃してやっつけ負けするなんて事もしばしば起こる。
更にリメイク版、新・暗黒竜と光の剣ハード3以上になるとメディウスを攻撃して倒しきれなかった場合は反撃でほぼ確実に死亡してしまったりもする…
主人公のくせに弱い、と毒吐くと思うがそれは大きな間違いである!!
彼は決して強く無く本人もそれを認めており、誰にでも常に優しく自分に厳しいそんな彼だからこそ、皆から慕い支えられた結果が彼を英雄王に至らしめたのである!

暗黒戦争編(暗黒竜と光の剣)
アリティア王国にて平和に暮らしていたが、復活した地竜王メディウス率いるドルーア帝国を討つべく出撃するも同盟国グラの裏切りによりコーネリアス王は戦死。
国を滅ぼされ生き残ったマルスは、友好国であった辺境の島国タリス王国に数人の家臣や騎士たちと共に逃れる。
そこで数年間を平和に過ごしていたが、タリス王宮が海賊に襲われ、助けたことを契機として、ドルーア帝国からアカネイア大陸を解放するために挙兵して旅立つことになる。
その途中でマケドニアを解放し、アカネイア聖王国の王女ニーナにアカネイアの覇者の盾「ファイアーエムブレム」を託される。
後にオレルアン王国王弟ハーディンを始めとしたマケドニア王国の王女ミネルバ、アカネイア騎士団、マルスの元に集いし仲間たち。
更には大賢者ガトーやマムクートの王女チキらの力を借りて、アカネイア同盟軍の盟主となり敵国グラ、グルニア、マケドニアを打ち破り、暗黒地竜メディウスを討った。

英雄戦争編(紋章の謎)
暗黒戦争から一年が経ち、大陸には平和が戻りマルスは仲間と共にアリティアに戻り、国の再興に励みシーダ王女との婚礼を控えていた。
しかし突然、盟主国アカネイア神聖帝国の皇帝となったハーディンから、辺境の地グルニアの反乱を鎮圧せよという命令を受け、疑問を感じつつも軍を動かすところから物語が始まる。
グルニア反乱軍討伐の司令官ラングの強引なやり方に反抗したことがきっかけで反逆者となってしまい、祖国アリティアをアカネイア・グラ・オレルアンの連合軍に襲撃され陥落させられる。

一時期は反乱の首謀者としてかつての暗黒戦争での戦友に敵対され戦う事になる。
かつての仲間達や新たな仲間たちがマルスのもとに集いハーディンの強引な手法に不満を持つ人々がマルスのもとに集い始め、対アカネイア帝国の同盟軍の盟主となっていく。
そして大賢者ガトーから光のオーブを授かり、仲間たちと共に祖国奪回を果たし遂には皇帝ハーディンを討ち封印の盾を完成させ復活した魔王ガーネフ、暗黒竜メディウスを打ち倒した。
戦後、シーダと婚礼を迎えアリティア王国、第5代国王となり、同時に初代アカネイア連合王国の盟主となる。

リメイク版では序章8で登場するが、ハード以上の高難易度では油断していると簡単に撃破されゲームオーバーになってしまうので注意!
また難易度マニアック以上ではメディウスに有効打を与えることができる唯一のユニットなので魔力を除いた全能力をカンストさせておきたい(素の速さが24以上無いと追撃されてしまうので要注意、また技も低いと攻撃が当たりにくいのでこちらも忘れずに)

ファイアーエムブレム覚醒
英雄戦争から2000年後「古の英雄王」として名前のみ(後に配信専用キャラとして本人達を模した幻影が登場する)

異界のマルス(英雄王マルス)
追加コンテンツで登場するマルス。
『英霊の魔符』という古の英雄を描いたカードから召喚を受けた幻影という設定になっており、マルスを始めとして伝説の英雄たち当人は幻影という自覚はない。
クラスは「スターロード」
DLC「英霊の魔符1」クリア後に仲間に加えることが可能になる(イラストは北千里)

覚醒から登場した『チェンジプルフ』という兵種変更アイテムを使用すると一部の固有クラスを除いた、全てのクラスにチェンジが可能。
本編のシナリオには全く関わらないため、支援会話やLVアップ台詞などはない(!や?程度)

上記の英霊の魔符とは別に『暗黒竜と光の剣の魔符、マルス王子』と『紋章の謎の魔符、マルス王』も登場するため、作中で最大3人のマルスが同時に存在する事も可能。
この3人のマルスは全員、子孫であるクロム、ルキナの専用装備である「封剣、裏剣、神剣のファルシオン」を全て装備可能。
最終更新:2013年04月25日 22:14