「メディウス」

『地竜王メディウス、または暗黒竜メディウス』と呼ばれ、地竜族を統べるマムクートの王。
アカネイア系列(戦記除く)の作品のラスボス。

地竜に変身前は黒系の色をしたローブを纏った大柄な老人男性の姿をしている。
地竜石で変身後は全身金色っぽい体色で地面から上半身を出した竜とは言い難い容姿をしている。
DSのリメイク版では全身金色の四つん這いの巨大な竜の姿をしている。

紋章の謎で、暗黒竜に変態後は全身黒っぽい色をした巨大な竜の姿になる。
会話はできるが台詞はカタカナ表記である。

 暗黒竜と光の剣  
FCでは神竜族を滅ぼし、ドルーア帝国を建国し人間界を征服した。
その圧倒的力の前に人間はなす術がなかったが、神剣ファルシオンをもったアンリとの激しい戦いの末倒れることになった。
しかし100年後ドルーアで復活し再び侵攻を開始し、マルス達の前に立ちふさがることとなる。
このように、FC版では世界制覇を目論む魔王という感じだった。

直接攻撃しか出来ないが守備力が35と非常に高く、また間接攻撃と魔法を封じてくる。
さらに配置の関係で一度に直接攻撃を仕掛けられるのは一人だけとなっている。

  紋章の謎     
紋章の謎では設定が大幅に変更された。
竜族の知能退化が始まった際、地竜の王族で唯一マムクートとなり、ナーガの命によって竜の祭壇を守っていたのだが、各地で迫害を受け続けたマムクート達を見て、人間の横暴さに激怒。
大陸各地のマムクートたちを集めドルーア帝国を建国し全ての人間を滅ぼそうと人間を絶滅に追いやるのだったが、英雄アンリが賢者ガトーから賜ったファルシオンを持ってメディウスを討った。

紋章の謎 第一部、暗黒戦争
配置もFCから変更され攻撃を仕掛けられるユニットも増えた。
間接攻撃および魔法封じも削除された。
ただしメディウスも間接攻撃をするようになった。

戦闘では闇のブレスでこちらの防御を無視するようになった上『こちらの攻撃力を半減する』のでガトーは何度も「ファルシオン」をガーネフから取り返せと忠告してくれる。
ガーネフから取り戻したファルシオンなら効果的なダメージを与えられる。

しかしファルシオン以外の武器でも技がある程度高く、力、速さが19-20あれば「メリクルソード」「グラディウス」「パルティア」「チキの霧のブレス」でも通用するのでファルシオンが無くても十分に倒せる(デビルアクスは自滅する可能性がある)

メディウスの守備力は15(自軍の攻撃力を半減させられる)なので攻撃力が32以上あればダメージを与えられる。

紋章の謎 第二部、英雄戦争
第一部(暗黒戦争編)では地竜としての登場だが、ガトー曰くそろそろ暗黒竜へと変態する時期だったらしい。
第二部(英雄戦争編)ではマルスに敗れ、長い眠りにつくはずだったが4人の高貴なシスター達の生命力を捧げる事で、本来100年後のはずの復活時期を早め、巨大な暗黒竜に変態しての復活を遂げる。

第一部と同じく、ガーネフから取り戻したファルシオンなら効果的なダメージを与えられる。
ファルシオン以外の武器でも技がある程度高く、力、速さが19-20あれば「メリクルソード」「グラディウス」「パルティア」「チキの霧のブレス」でも通用するのでファルシオンが無くても十分に倒せる。
メディウスの守備力は15(自軍の攻撃力を半減させられる)なので攻撃力が32以上あればダメージを与えられる。


ただしメディウスのHPを0にしても周りを囲んでいるシスター達を正気に戻すか倒すかしておかないとシスター達の生命力を奪って復活するので注意が必要。

話をして正気に戻すことができるユニットは下記の通り↓
ミネルバ→「マリア」
シリウス→「ニーナ」
ジュリアン→「レナ」
マリク→「エリス」

ちなみに、メディウスに生け贄にされた後のシスター達には『オームの杖』で復活させることができるのでそれを利用する手もあるがやっぱり話をして彼女らを正気に戻してあげたい。

 新・暗黒竜と光の剣 
自軍の防御無視効果は消滅、メディウスの攻撃射程は1〜2。
こちらの攻撃を封じられる事はないが、配置はFC版のものに戻り、一度に攻撃を仕掛けられるユニットは限られてくる。
ノーマルの時点でも40を超える攻撃力であり、各能力も20を超えるラスボスに相応しい強さ。

ハード2以上ならなんと速さをカンストさせたマルスが追撃されてしまうという事態になってしまった。
ハード5にもなるとマルスは当然として生半可なステータスのユニットでは攻撃してもほぼ死亡が確定してしまう。
速さが30に達したソードマスターやホースメン、特効のある神竜石や武器錬成(とくにシューター)を使うと案外楽に倒せる。
ただしチキやナギを戦わせても返り討ちに遭う場合がある。

ナギを戦わせると戦闘会話が発生し「ほう…汝もよみがえったか…」との発言からナギとは因縁があるが公式からは解答がないので詳細は不明。

新・紋章の謎 光と影の英雄
新・暗黒竜よりも攻撃力と防御力が更に強化された。
戦闘BGMは「絶望ここに君臨す」

兵種「暗黒竜」
「高難易度でのメディウスのステータス」
LV30
  マニアック ルナティック
HP  92 99
力  37 40
魔力 0  0
技  37 40
速さ 29 30
幸運 0  0
守備 37 40
魔防 28 30
地形効果でさらに防御+2、回避20の補正がつく。

攻撃手段は「闇のブレス」
威力20
命中85
必殺0
射程1-2

マニアックの時点でも物凄く強いがルナティックではHP99。
力.技.守備が40。
祭壇補正で防御は42と最強クラスの能力を持つ。
更には周りの敵もルナティックでは能力がハーディン並みに高い敵が無限に現れるのでシリーズ屈指の最終決戦である。
ちなみにオリジナル版、紋章の謎で使えたオームの杖でシスター復活させる裏技は使えなくなっているので注意。

新・暗黒竜ではハード2以上ではマルスは攻撃しても反撃で死亡確定だったが今回は封印の盾の効果によりマルスはステータス補正で追撃されずに済むようになり、メディウスに効果的なダメージを与えられる。
ただしマルスの「速さ」が24以上ないと能力補正があっても速さが26なので攻撃しても追撃を受けて死んでしまう。

ルナティックだとファルシオン以外ではサジ、マジ、バーツのフル錬成武器でのトライアングルアタックぐらいしか対抗手段がない。

また新・アカネイア戦記ではブルザークを討つとメディウスがカミュを制圧しにくる。
最終更新:2013年01月12日 12:31
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