ドラゴンクエスト モンスターズ ジョーカー
GP会長の『カルマッソ』が大量のマ素を浴び、変貌した姿。
ピンク色の芋虫のような体に頭から手が生え、手のひらのあたりに顔がついている。
さらに腹部付近に円形の口がついている、グロテスクなモンスター。

周囲にはマ素の残滓と思しき黒い水晶のような物が無数に浮かんでおり、体表にも似たような物が浮き出ている。

あまにグロテスクな外見から「これデザインしたの鳥山じゃないだろ」などとよく言われる。

こんな姿になっても、子供っぽいおどけた口調は全く変わらないため、おぞましさに拍車がかかっている。
ある意味、本編ドラクエのどのラスボスよりも強烈な個性を持ったモンスターなので、しばしば「会長」の愛称で呼ばれることとなった。

ラスボスとして登場し、ヨッドムア島のダンジョンで闘うことになる。

攻撃パターンは通常攻撃、キルジョーカー、イオナズン、ドルマドン、瞑想、いてつく波動を使う。
また、両脇に嘆きの亡霊と魔王の使いの二体を従えている。

攻略法としては、ダウンオールやマジックハックで戦力を落としてくる嘆きの亡霊を先に倒し、その後に魔王の使いを倒して、ガルマッゾだけにしてしまおう。
呪文耐性を下げられたところにドルマドンを食らうと大ダメージは必至。
キルジョーカーがあるので、神獣はパーティに入れないほうがいい。

ドルマ系、イオ系を無効化できるモンスターを入れ、弱点であるデイン系をどんどん使って短期決戦でいこう。


仲間にすることもでき、ゾンビ系に属する。
「スライムマデュラ×キャプテン・クロウ
ラプソーン(大)×オルゴ・デミーラの4体配合で誕生する。

4匹とも仲間にするのはとても困難で、作った人間は間違いなく廃人になれる。
ライブラリのコメントでは「だいすきな モンスターになれて うれしいよ!
にゃはははは!」と、まったく反省の色が無い。

そんな彼の能力限界は、999まで伸びる賢さ以外はやや中途半端な値だが、特性が非常に強力で「テンションアップ」と「AI2回行動」を同時に持つ、唯一のモンスター。
テンションを維持したまま2回スカウトアタックを行えるため、スカウト役としては間違いなく全モンスターでも一番適役である。

デメリットは成長が非常に遅く、Lv99になるには『958万』もの莫大な経験値が必要。

スキルは会長専用の「ガルマッゾ」

ドラゴンクエスト モンスターズ ジョーカー2
会長は出ないものの、こいつは登場する。
今作からの枠システム採用により2枠モンスターになり、前作で持っていた2回攻撃やテンションアップは無くなってしまい、代わりに「どくどくボディ」「混乱攻撃」などを持った状態異常に特化したモンスターに生まれ変わった。

賢さが1250と全モンスター中2位の高さを誇り、前作では微妙だった他の能力も軒並み900前後まで上がる。
しかし今回は賢さの重要性が低いため、賢さやMPに多く割り振られたステータス配分は対戦には不向き。

今作で変更された状態異常の特性は確率が低めな上に発動機会そのものが殆どなく、使い勝手が良いとは言いがたいものばかりで、さらに2枠モンスターである事を考えると対戦での活躍を望むのは厳しい。

攻撃も950と高いのだが、物理攻撃なら4桁に達する2枠モンスターが複数いる。

クリア後、真のバトルGPでアロマと対戦するモンスターの1体として登場する。
また、ガルマッゾとデュランとの配合で「ダークドレアム」が生み出せる。

ダークドレアムは対戦でも優秀なモンスターであり、ガルマッゾは前作に引き続きレベルアップに莫大な経験値を必要とするのですぐに配合してしまおう。

ドラゴンクエスト モンスターズ ジョーカー2professional
プロフェッショナル版では配合法が変わり、スライムマデュラ×ムドーの配合で生み出せるようになった。
相変わらずスライムマデュラの入手が難しいが、それさえ手に入れば簡単に生み出せる。

性能の面では2回攻撃が復活し手数が増したが、その為に全ての能力値が軒並み低下している。

特に無印では930もあったMPは、600と3分の2以下まで下落してしまった。
それで能力は高い部類だが、器用貧乏感は否めず成長もこれまで同様に遅いので使い勝手は微妙である。

デュランとの配合でダークドレアムが生み出せる点は無印と同じ。
所持スキルはこれまでと同じく「ガルマッゾ」

ドラゴンクエスト モンスターズ テリーのワンダーランド3D
オリジナル版ではムドーのいる扉だった、格闘場の石像右にある「たくらみの扉」のヌシとして登場する。

最下層は上記のジョーカーのシーンの再現で「今は大量のマ素を浴びて自分がモンスターになるのがトレンド」と言って襲ってくる。
(おそらくジョーカーでの会長本人だろうと思われる)

ただ、ジョーカーとは違いガルマッゾ1体のみでの登場。
ドルマドンなど強力な特技を使ってくるが、ゼメルギアスに勝てる強さくなら苦戦はしない。

勝利すると今度は「モンスターになったのなら使われるのも醍醐味」と言って、仲間になってくれる(仲間になるのは一度のみ)

配合法もムドーの代わりに、カンダタおやぶんやカンダタワイフを使っても生み出せるようになり、主力で使うにしても、配合素材にしても、これまで生み出すのが困難だったこいつのハードルは随分下げられたと言える。

特性ではどくどくボディと連続は残ったが混乱攻撃が無くなった。

+25で「ドルマブレイク」
+50で「くじけぬ心」が追加される。

ドルマブレイクはドルマドンを使うには非常に有用な特性になる。

これまで最大のデメリットであった最も上がりにくかった、これまでの作品と比べると格段にレベルが上げやすくなっている。

能力でも賢さが1200とマガルギ、ヒヒュドラードと並んで全モンスター中のトップである(ただし究極配合では1460と、1480のマガルギ、ヒヒュドラードにトップの座を奪われる/ただし2枠ではトップ)

他の能力も、HPがやや低く感じるもののこれまでと比べると決して悪くは無い値。
彼を使うなら究極配合をして会長と最強のモンスターマスターを目指してみてはどうだろうか?
最終更新:2012年08月20日 15:56