カイオーガ
英語名 Kyogre
全国図鑑   382
ホウエン図鑑 198
タイプ・みず
分類「???ポケモン」
高さ 4.5m
重さ 352.0kg
特性「あめふらし」
タマゴグループ「タマゴみはっけん」
タマゴの歩数「30720歩」
獲得努力値「特攻+3」
最終経験値「1250000」
性別「ふめい」
捕捉率「5」
初期なつき度「0」

進化「進化しない」

ポケモン図鑑説明文  
ポケットモンスター ルビー
「そら いちめんを おおう あまぐもを つくりだし おおあめを ふらせる ちからを もつ ポケモン。 かんばつに くるしむ ひとびとを すくった。」

ポケットモンスター サファイア
「おおあめと おおなみで だいちを おおい うみを ひろげた ポケモンと しんわで かたられている。 グラードンと しとうの すえ ねむりに ついた。」

ポケットモンスター エメラルド
「うみを つくったとして しんわに とうじょう。 ながねんに わたり グラードンと たたかったのち かいていの そこで ねむりに ついた。」

ポケットモンスター ファイアレッド.リーフグリーン
「おおあめを ふらせて うみを ひろげたと いわれる ポケモン。 みずを あやつる ちからを もつ。」

ポケットモンスター ダイヤモンド.パール.プラチナ.ブラック.ホワイト.ブラック2.ホワイト2
「おおあめを ふらせる のうりょくで うみを ひろげたと いわれている。 かいこうの そこで ねむっていた。」

ポケットモンスター ハートゴールド.ソウルシルバー
「おおあめと おおつなみで うみを ひろげた しんわの ポケモン。 グラードンと はげしく たたかった。」

   種族値     
HP:   100
こうげき:100
ぼうぎょ:90
とくこう:150
とくぼう:140
すばやさ:90
種族値合計:670

  ダメージ倍率   
効果抜群
くさ:200%
でんき:200%

効果はいまひとつ
ほのお:50%
みず:50%
こおり:50%
はがね:50%

  覚えられる技   

入手方法・入手可能な最も低いレベル
3世代
・『サファイア』
LV.45
海底洞窟でアクア団リーダー、アオギリを撃破後ルネシティにある「めざめのほこら」に現れる。
※戦えるのは一度のみで、ゲットするか倒すか、逃げるかしないとストーリーが進められない※

・『エメラルド』
LV.70
殿堂入り後、おおあめがふっているエリアに「うみのどうくつ」が出現しており、最新部に現れる。
『大雨が降っている場所は「てんきけんきゅうじょ」で聞ける。』

4世代
・『ダイヤモンド・パール・プラチナ』
パルパークで3世代から連れてくる。

・『ハートゴールド』
LV.50
レッド撃破後、ポケモンじいさんから「あいいろのたま」を貰い47番道路にある「うずもれのとう」に現れる。

5世代
・『ブラック.ホワイト/ブラック2.ホワイト2』
ポケシフターで4世代から連れてくる。

 カイオーガの設定  
グラードン、レックウザとともにホウエン地方に伝わる「超古代ポケモン」と呼ばれる伝説のポケモンの一匹。
水を操り、空一面を覆う雨雲を作り出して大雨を降らせる能力を持ち、遥か大昔にグラードンとの死闘の末に力尽き、海溝の底で眠りについたと伝えられている。
また、海を作り出したポケモンとされ、かつて数ヶ月にわたって続いた日照りに苦しむ人々に大雨を降らせ、干ばつに苦しむホウエンの人々を救ったという伝説もある。
海を増やそうと活動していたアクア団のリーダー、アオギリが「べにいろのたま」を用いて無理やり目覚めさせられホウエンに凄まじい大雨が降り注ぎホウエン地方を壊滅の危機に陥らせた。

見た目は、シャチのような姿をしており、体色は背中部品が青色で、腹部が白。
ところどころに赤い曲線の模様があり、丸い大きな胸びれを持ち、ヒレの先には白い指のようなものが4本ある。
小さな背びれが2つあり、尾びれは4本に分かれている。
また口を開くと鋭利な牙がずらりと生えている。

グラードンやカイオーガなどの能力について、増田順一 氏の発言によると、これらの話は全て人々によって語り継がれた伝説に過ぎず、実際には舞台となる星は地殻変動によって形成され、グラードンとの戦いも行われていないとのこと。
また、実際に天変地異を起こすような能力があるのかも不明であるともされおり、これについてはジョウトで超古代ポケモンが発見された際にオーキド博士もコメントしている。

またホウエン地方でカイオーガやグラードンが復活した時は大規模な洪水や干ばつが発生し、その場に居合わせたアクア団やマグマ団も自分たちも生命の危険にあったとのこと。
またエメラルドではルネシティの住民曰く、二匹の凄まじいパワーの衝突によりホウエン地方そのものが壊滅の危機だという旨の発言があった。

アニメ.劇場版でのカイオーガ
AG編第97話およびAG編第98話で登場。グラードンとの死闘を繰り広げた。

劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション「ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ」に登場。

 育成.戦法など   
禁止級ポケモンのためバトルタワー、バトルフロンティア、バトルサブウェイ、PWTなどではルールによって使用を規制されるポケモン。また、大会などでも使用を制限されることがある。
グラードンと同じく高い種族値をもち特にとくこうととくぼうが高く、特殊耐久もあり、攻守ともに優秀なポケモン。
また相性の悪いくさ、でんき技でも特殊技が多いため、こだわり系や急所に当たらない限り一撃で倒れるダメージを受けることは少ない。

また最大の特徴は特性「あめふらし」によって、天候を変化させない限り、常にあめが ふりつづいている状態でバトルを進めることができる。
これにより、タイプ一致補正と雨の効果によって、水タイプの技の威力が『2.25倍』になるほか、命中率がネックであった『かみなり』が回避率に関係なく相手に必ず当たるようになる。

水タイプの技も威力も、なみのりなら「95×1.5×1.5=213」
ハイドロポンプなら「120×1.5×1.5=270」
最大威力のしおふきなら「150×1.5×1.5=337」の壊れ性能になる。
優秀かつ高威力な特殊技を覚えることができ、その威力に恵まれた攻撃技と高いとくこうから純粋な特殊アタッカーとして用いられる。


努力値は「特攻252に振るのが基本」
残りの努力値はHPもしくはすばやさに割り振られることが多い。
サブウェポンは「はれいとうビーム、ふぶき」
物理系は「たきのぼり、アクアテール、じしん、すてみタックル」
また、一撃必殺技としてはぜったいれいどを覚える。
他にも対特殊受け対策に、攻撃に努力値を振る人もいる。
ほとんど見られないがヌケニン対策に「げんしのちから」を覚えさせる人もいる。
特に代表的な型は耐久の高さを利用した「めいそう」を積む型と、すばやさを最大限に伸ばして(4世代ではこだわりメガネ、こだわりスカーフを持たせる場合が多い)しおふきやハイドロポンプだけで相手を倒せるだけ倒してしまう型がある。

また、とくせいを活かし、先頭で出して勝負の最初に天候を雨状態にすることで後続のポケモンが雨の効果を受けつつ戦えるようにする、雨パ(雨の状態を前提とするパーティ)の雨発動要員としても重宝される。
ダブルバトルにおいても、特性で雨パの起点となる重要なポケモンであり、特にパルキアとは能力の相性が良くダブルバトルではセットで現れることが多い。


以上のことから無敵に思われるが弱点もあり、挙げられるのは雨状態で戦うことを前提にして育てられることが多く、他の天候で威力を発揮するわざも少ないために天候が変化すると弱体化することが多い。
グラードンが10まんボルトやかみなりなどを覚えられるのに対し、カイオーガは草タイプの覚えられず、対抗手段が「めざめるパワー(草)」しかなく、技のバリエーションに乏しい。

特に特性「ちょすいのヌオー」は攻撃技とのタイプ相性の関係で突破しにくい相手。
他にも伝説ポケモンでは、ディアルガやパルキア等のみずタイプ技に抵抗のある強力なポケモンが登場し、5世代ではカイオーガキラーとも呼ばれる「ゼクロム」の登場により多少扱いづらくなったが、それでも伝説解禁戦では使用率の高いポケモンである。
最終更新:2013年01月19日 23:44