『東方永夜抄〜Imperishable Night.』
タイトルの読みは「とうほうえいやしょう」
副題の読みは「インペリシャブル・ナイト」
東方project第8弾となる作品で、2004年8月15日のコミックマーケット66にて頒布された。
自機は人間と妖怪のペアとなっており高速時と低速時で操作キャラが切り替わる。
また、スペルプラクティスモードが実装されている。
基本的なシステムは前作までと同様だが、今作では人間と妖怪がコンビを組み、ボタン操作により双方の登場人物を上手く使い分けながら全6ステージをクリアしていく。
人間側は前作『東方妖々夢』からの自機である「博麗 霊夢」「霧雨 魔理沙」「十六夜 咲夜」「魂魄 妖夢」の4人(正確には妖夢は半霊なので人間ではない)
妖怪側は前2作の『東方紅魔郷、東方妖々夢』で登場した「八雲 紫」「アリス・ーガトロイド」「レミリア・スカーレット」「西行寺 幽々子」の4人である。
それぞれがペアを組み条件を満たすと、おまけとして片方の登場人物のみでのプレイが可能になる。
シナリオ内容に変化はないものの、各キャラクターごとの特性もあってステージによっては難易度に変化が生じる。
今作でも難易度Easyであってもグッドエンディングが見られる点や、ノーコンティニュークリアでExtraステージが追加される点は前作と同様だが、自機が増えたため本作ではタイプ(装備)選択が廃止された。
夏があけようとしていた幻想郷…
満月の日、幻想郷で異変が起こった、本来ならば満月であるはずの月は少し欠けていて、完全な月ではなかった。
それは人間たちにとってはまったく問題の無い事であったが、月の光に依存する妖怪たちにとっては死活問題であった。
月の異変に気付いた妖怪たちは、それを突き止めるべく人間のパートナーを引き連れて調査に出かける。
4組の人間と妖怪が異変解決のため、夜の幻想郷を飛ぶ…。
主人公たちは本物の満月を取り戻すため、夜の幻想郷を駆け巡るうちに、竹林に隠された館「永遠亭」に辿り着く。
真の満月を隠していたのは「八意永琳」と、月の姫の「蓬莱山輝夜」とであることが明らかになる。
永琳と輝夜との交戦の後、幻想郷に真の満月が戻った。
しかし、幻想郷自体が強力な結界に守られているために、月を隠さずとも使者は訪れられないことを知った輝夜ら永遠亭の住人は、竹林に篭もることを止め、幻想郷の住人として暮らすようになった。
原因を突き止める時間を稼ぐぎ、夜の進行を止めいたため後の幻想郷の人間の間では、この異変は「夜が明けなかった」異変(永夜異変)として記憶されている。
「幻想の結界チーム(結界組)」
博麗 霊夢
八雲 紫
「禁呪の詠唱チーム(詠唱組)」
霧雨 魔理沙
アリス・マーガトロイド
「夢幻の紅魔チーム(紅魔組)」
十六夜 咲夜
レミリア・スカーレット
「冥界の住人チーム(冥界組)」
魂魄 妖夢
西行寺 幽々子
・「リグル・ナイトバグ」
1面のボス。
・「ミスティア・ローレライ」
2面のボス。
・「上白沢 慧音」
3面のボス、Extraステージ中ボス。
・「博麗 霊夢or霧雨 魔理沙」
※2人のいずれかが、4面のボスとして現れる。※
詠唱組(魔理沙、アリス)&紅魔組(咲夜、レミリア)→4面Aルート(霊夢)
結界組(霊夢、紫)&冥界組(妖夢、幽々子)→4面Bルート(魔理沙)
・「因幡 てゐ」
5面のボス。
彼女の立ち絵は「ラストワード」のみ。
・「鈴仙・優曇華院・イナバ」
5面のボス。
・「八意 永琳」
6面Aルートのボス、6面Bルートの中ボス。
・「蓬莱山 輝夜」
6面Bルートのボス(ラスボス)
・「藤原 妹紅」
Extraステージのボス。
最終更新:2013年05月05日 14:52