高坂 桐乃(こうさか きりの)
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のメインヒロイン。

声優は「竹達 彩奈」

プロフィール
身長 165cm
体重 45kg
スリーサイズ「B82/W54/H81」
主人公、高坂京介の妹。
家族構成
長男「京介」
父親「大介」
母親「佳乃」
中学2年生。
ハンドルネーム「きりりん」

ライトブラウンのロングヘアで、ピンク色のヘアピンをつけている。

端麗な容姿をした美少女。
ファッション誌の専属モデルとしてかなり高額の報酬を手にする。

学力は県内でもトップクラスの優等生にして、陸上部のエースと非の打ち所がないまさに才色兼備で学校では友人が大勢いる人気者。
と、まさに非の打ち所の無い完璧超人!
……なのだが、その正体は美少女ゲーム(R-18含む)やアニメ、特に妹物をこよなく愛するという、筋金入りのオタクである。
部屋の隠し収納には大量のゲームやDVDが山積みとなっており、ニュースサイト(かーずSP・アキバBlogなど)を巡回しては衝動買いを繰り返している(資金源はモデル業での収入)
本人も何が契機かはよく覚えていないが、萌えアニメや美少女ゲーム、特に「妹モノ」をとても愛している。


小学生低学年時代は運動音痴であったが、とある事件を契機に奮起して躍進したという経緯があり、才能と、自分の体や心を削ってまでもの並々ならぬ努力の結晶であり、全てにおいて妥協はせず、また『中途半端な過程や結果は同じ土俵のライバル達に失礼だ』と考えている。

それ以降、異常なまでに熱心な努力家となったのか、一度目標とした物は意地でも成し遂げようとする性格であり、時に自己の体調や心理が酷い状況に陥ろうともそれらを押し殺して没頭する危うい部分も見当たる。

自分が興味を抱き一度やると決めた物事には努力を惜しまないという良くも悪くも自分に厳しく、一人で悩みを抱え込む事も多い。

普段は他の女子中学生と変わらないが、素に返ると乱暴な口調になることも。

ニュースサイトを巡回して気に入った物を見つけてはモデルの報酬を使って衝動買いをしているが、世間の目が気になりその趣味をカミングアウト出来ない状態に悶々としていた所、兄に『メルル』のケースに入った『妹と恋しよっ♪』を発見されてしまい、相談(人生相談)を持ちかける事となる。
そして、それまでほとんど無視に近い対応をとっていた兄・京介に対し、徐々に心を開いていく。

その結果として学校での友人(あやせ・加奈子など)に加え、オフ会で知り合ったオタク友達(黒猫・沙織)と付き合っていく事となる。

初めての『人生相談』を機に、水と油の様だった兄妹関係が徐々に変化していき京介の事は普段「ねえ」「アンタ」と他人行儀な呼び方をしているが、心を開いてからはたまに「兄貴」と呼ぶ様になる。
ちなみに、桐乃が語り部を務める短編や小冊子の地の文では「京介」と呼んでいるまた学校の友人に比べ、京介やオタク友達への言動が別人の様に厳しいが、嫌っているわけではなく、接し方が分からない不器用さからの対応である。
どちらも素の桐乃であり、両サイド共に桐乃にとって大切な存在であるが、田村麻奈実に対してだけは、わざと京介が嫌がる様に地味子と呼んだりと余り良い感情を持っていない(過去に京介絡みの因縁がある模様)

恋愛対象として見れるのは3つ年上の『高校2年生』からとのこと。

本人は気付いてないみたいだが料理が壊滅的に下手である模様。
原作でそれを表すシーンはないが、公式Twitterによると「京介、大介(父親)、あやせ」料理をに振る舞い、いずれも体調不良をおこしてしまっている。

因みに桐乃がプレイしていたエロゲーは『妹×妹~しすこんラブすとーりぃ~』(妹×妹の読みはシスター×シスター。
略称はしすしす、妹×妹)
所謂、泣きゲーに属するもの。
ヒロインは生意気な茶髪ショートのりんこと、優しい黒髪ロングのみやびの二人であり、どちらも実妹である。
桐乃曰く「マジ神ゲー」らしいが、作中の某大型掲示板でも「妹×妹は真実の愛」と評されており、その他のネット上の評価もとても高く名作泣きゲーとして扱われている。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブル
桐乃が義妹と発覚するも、それなりに上手くやっている京介と桐乃。
加奈子にオタバレするも、予想通りあっさり受け入れられているようですが、オタ云々ではなく、桐乃がキモいとは思われているようでした(ライブで桐乃を見て一瞬顔を引きつらせたり)

そんな加奈子に兄弟というより恋人に見えると言われ、意識して互いに気まずくなる。
京介は距離が遠ざかる事が嫌だと、兄弟でいてくれと桐乃に人生相談しますが、桐乃は拒否し、最後の人生相談と京介に告白。
京介も血が繋がっていないならそういう選択肢もあると思い至り、晴れて付き合う事に。
京介曰わく「妹だとムカついた事も、彼女だとそれなりに可愛くも見えたり…」
エロゲーをプレイして悶え、京介の部屋に丸聞こえだった時と重なる行動を、京介との会話を思い出してやったりするのはニマニマさせられます。
みんなに報告していき、難敵だと思われたあやせも兄妹でないなら反対する理由はほとんどないと祝福し、大介も京介が相手なら嫁に出さずに済むとあっさり認められますが、1人反対するのは麻奈実。
桐乃の麻奈実に対する態度の理由も見え、原作者自ら執筆したルートの1つだけあり、11巻以降の先取りも出来ます。

原作では今だ、桐乃が義妹だとは明かされていない訳ですが…

最後は結婚式を経て、エピローグでは息子と娘の姿も。

妹の優乃は容姿、頭髪は京介似。
反抗期で口調も昔の桐乃を彷彿とさせるキャラ。

優乃の兄「涼介」は容姿と頭髪が桐乃似で妹に「親に何て口を聞くんだ親父に謝れ」と叱りつける、
やはり昔の桐乃のように口は悪いけど孝行息子といった雰囲気の涼介。

2人の子供に恵まれ、家族4人で幸せな家庭を築く。
最終更新:2012年08月28日 11:28