第1話OP5

シーン5「聖なる刃」

シーンプレイヤー:ゲルヒルデ

 ※ ケイローンから奈落討伐の使命を受けるシーンです。「七瀬市」へと向かうとシーンEND。

GM:ではお任せw
ゲルヒルデ:はいな。

 まるで中世の王城を思わせるような豪奢な部屋。
そこへ設えられたソファの上に一人の少女が座っている。
よく見れば目を閉じて眠っているようだ。
薄手のワンピースを一枚纏っただけの作り物めいた美貌の少女。
だが彼女を作った者がいるのならソレは神以外にあり得ない、そんな感傷を抱かせる造形だ。
そのままの情景が続くかと思われたその時、部屋中央に置かれた小さな丸テーブル。
そこに置かれた台座の上の水晶がボウッと光を放つ。
するとソレに反応したように少女は目を覚ましそのテーブルの前に有るチェアに腰を下ろす。
すっと少女が水晶に手をかざすとその上にホログラムのように人影が映し出される。
ソレは彼女にとっては馴染みの深い姿、“賢者”ケイローンだ。

ケイローン:「目覚めよ。ヴォータンの愛娘よ」 威厳のある声が響く。
ケイローン:「‥‥汝の力が必要だ」
ゲルヒルデ:(コクン)
ケイローン:「【奈落】より生まれし“闇の眷属”(ダークレイス)が、“七瀬市”を飲み込もうとしている」
ケイローン:「その根源、【奈落】の魔獣クウエルスを討つのだ」
ゲルヒルデ:(コクン)
ケイローン:「‥‥彼の地には、新たな希望が目覚めつつある」
ケイローン:「だが、その光はまだ弱い。誰かの助けが必要だ」
ケイローン:「行け、ゲルヒルデ!」

 クエスト「奈落を滅する」を獲得!

 彼女が手を水晶にかざすとその表面を見たこともないような文字の幾百、幾千の言葉が次々と切り替わっていき、
最後に『受諾』という文字を表面に浮かび上がらせる。
おそらくソレはあらゆる世界のあらゆる国で使われている同じ単語、そして今度の舞台で使われている‥‥

ゲルヒルデ:「ブルースフィア、日本」

彼女は初めて声を漏らす。
その容姿に相応しい鈴を転がすような声。
そこで彼女は小さく眉を動かす。
水晶玉の中にかすかに見える金色の光。

ゲルヒルデ:「当該地域にて救済者(セイヴァー)覚醒の兆候有り」

 期待すべきか? イヤ、今は考えるべきではないだろう。
彼女はずっとそうしてきた。だが‥‥

ゲルヒルデ:「救済者(セイヴァー)にガイアの導きを」

 彼女は目を閉じて呟く、まるで祈るように
そうして彼女がまるで全てを振り払うかのように手を振るとその部屋の壁がまるで霞のように崩れていく。
次に家具が、そして床、最後に彼女の座るチェアと水晶玉の載ったテーブルが解けるように消えていく。
彼女はそこに現れた暗闇の中を落下していく。
その先に現れる光、その中に見えるのは。

ゲルヒルデ:「ブルースフィア‥‥」

そして彼女は飛び込んでいく。
彼女を待つ戦いの舞台へ。

ゲルヒルデ:こんな感じでどうでしょう?
GM:ほい。おつかれーw

シーンEND

GM:では、今宵はここまで。
GM:OPは以上で終了でーす。
ゲルヒルデ:ハイ、お疲れ様でした
GM:明日はミドル開始ね!


最終更新:2012年08月21日 01:13
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