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大樹海の北西

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(国名)エカルド王国


特記事項

  • 住民 人間:狼=6:4
    • (構成員について)人間には三つの部族・ヴァン族、カンティ族、シャンテゥリア族が存在。狼は狼人間と普通の狼が存在。国に伝わる神話において、魔術の祖である女の宗教的意義についてヴァン族とカンティ族間で部族間の衝突があり、国内で宗教戦争が起こっている。
      • ヴァン族 国民の三割を占める。国内で首都の東の方に主な集落があり、喧嘩は殴り合いを好む派手好きで気性の荒い部族。情熱的でその分人間味があり、人情が厚く好感を持てる部族ではあるが、その分裏切りや掟破りなどに関しての制裁には厳しく、時に残酷さを伴う。故に魔術の祖の女については、国の救済を求める声から逃げた裏切り者の魔女、として国の文明文化から彼女の足跡を撤廃するための言動を繰り返してる。魔術は使わないのが部族の絶対的信念。三部族の中で一番生活文化が原始的で閉鎖的。
      • カンティ族 国民の三割を占める。国内で西の方に主な集落があり、部族の基本的な性質は研究肌で内向的。魔術を極めるために人生を尽くすという者が多く、A国への交換留学生に行く人数が一番多い民族でもある。魔術で国を救った魔術の祖の女を女神的な位置で信仰しており、その沙汰は最早狂気に近い。魔術の祖の女が狼の王の子を孕み、産んだことに対しては、処女受胎を絶対と考えており、祖の女を聖処女として崇め奉っている。
      • シャンテゥリア族 国民の四割を占める。国中の至る所に散らばっているが、首都に住んでいる部族はシャンテゥリアの割合が最も高い。商人気質や職人肌のものが多く、三部族の中で一番生活が文化的。その分貧富の差も激しい。かつて狼の子を宿した魔術の祖の女を匿い、その子が産まれた後も親子を保護し続けた、温和で中立的な部族。以来女の加護を受けたのか、現在の王室はシャンテゥリア族出身で、貴族の家も多い。しかし時が経つにつれ腐敗していった領家は数知れず、現在では国内で最も厄介な部族となってしまったことは否めない。
      • 亜人種 エカルドにとって亜人種といえばウルフマン。数はおおよそ国民の数に匹敵する。生態の違いから人間に酷い差別を受けることになり、人里離れた国内でも極寒の地域に集落があることがほとんど。村によっては国民と平等の扱いを受けることもあるが、そんな村が百数の内片手で数え切れるほどしかないのが現実。満月で変身したりしない。村の外れで独特の生活文化や掟をつくり、人目を忍んで明日を生きるために今を耐えている。現在の王はウルフマンに対する国民の差別を撤廃するために奮闘している。
      • その他 気候や風土を嫌い出ていくものも多いが、慣習として来る者拒まず去る者追わずなので割といる。また、エルフなどは使い魔になることもしばしば。

  • 国政 王政。行政、立法、司法の場には基本的に王がいなければ議決はできない。立法は王の権限が強いが行政は議会の方が権限が強いため、改革を進める王と頭が固い議会の間に衝突が起きることはしょっちゅう。しかし王の方がいつもやる事為す事一枚上手のために王の法が制定されることが多い。司法はやや独立気味。
    • (王室について)現在はフェロノフ朝。これまで三度ほど王朝が変わった。シャンテゥリア族出身のため、基本的に平和を好み、協調や秩序、平等を大事とする。魔術的には風の魔術を得意とし、針金や糸を魔術回路で加工し細工し・・・など芸達者な家系。魔術は一子相伝、門外不出。後継者選別にはルリクア全土で恐らく一番厳しい。一夫一妻制であるが、女王の場合一妻多夫が認められる。しかし今まで女王が王位についたことなど一度たりとて無いので、実質意味のない法でもある。
      • 女王 現在の王は初の女王。故・前王の妾腹であり非嫡出子で、首都から遠く離れた小さな村に捨てられていた。それから雌狼に育てられ、一歳の時に人間に発見され、養父に育てられた。(その村は後にそれがきっかけで狼との共存を始める。)
 六歳の時に、隠密隊が全王の命令で彼女を迎えに来て王室に無理矢理入れられる。その時彼女の母代りであった雌狼は撃ち殺された。以来狼に育てられたことで社交界で酷く侮蔑されながらも、養母の仇を討つことを心に誓い、王たる為の全てを身に着け後継者選別を見事勝ち抜く。
 この時王室は酷いお家騒動になり、その始末として彼女は自らの腹違いの王子たちを撫で斬りした。実父たる前王の寵愛を受けながら実父と死別。そして王位を継ぐが、貴族や議会の信頼を得ず戴冠式を終えていない未冠の王。
 『獣の王』と揶揄され狼差別派には忌まれるが、共存派から根強い信頼と人気を得て王職を全うしている。雄々しくて気高く、けして他人に涙を見せない強気な男装少女。剣術も達者だが本人は弓術の方が得意な様子。学識も高く魔術にも長けている。しかし刺繍や詩の創作、ダンスや歌などの女らしいことには壊滅的。唯一自信があるのが楽器。大抵のものなら弾きこなせる。
 狼に育てられたので狼としての生活もできる。また、彼女が遠吠えをすると近隣の狼たちが彼女を助けに(?)やってくるという特異体質を持っている。鋭く尖った犬歯がチャームポイント。この犬歯で獲物を狩る狩猟が日頃の楽しみ。(!!)

  • 軍備 魔術軍とそれに従う傀儡狼。魔術軍は元帥から平兵までの簡単な階級制度があり、魔術の属性によって軍が分かれている。各軍の一番隊は王属、いわば王の私兵であり、表沙汰に出てくることは滅多に無い。二番隊以降の軍は内紛が起これば平定に動くが、隊内でも宗教的理由で部族間対立が起きており、内乱になることもしばしば。傀儡狼は魔術により操られている狼。軍備扱いのため乱獲が起きており、国内問題として議会に取り上げられることも。

  • 特産品 毛皮、骨、角、石灰、石炭、ウォッカ、氷、薬、林檎、焔、工芸品

  • 外交 A国と魔術・錬金術で交換留学生制度を設け、貿易もしている。その仲介地として、軍事同盟的なものを組んでいるB国とも貿易をしている。しかし国内は内乱で混乱しているので、これ以上外交は広げにくい。
    • (貿易について)輸出 A国・・・毛皮、ウォッカ、工芸品、火、氷、骨、角 B国・・・ウォッカ、氷、骨、角、林檎 輸入 A国・・・金属類、鉱石、宝石、貴金属、ムカデ、香辛料 B国・・・麦、大理石

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