ダゲキ・ナゲキ

ダストダスと並んで、酷い酷いと言われている新ポケの中でもかなり悪名高きポケモン。
現実的に考えて、草むらから突然、柔道着を着たオッサンが飛び出して来たらどういう反応を示すだろうか。
着ていなければ着ていないでそれはまた別次元の問題が発生しそうではあるが。

頭にも縫い目があるので人形なのだろうか……?
服を着てるからいけない、など言われた時期もあったが単純に人に近いと感じている人が拒否しているようだ。
しかもマイナーチェンジで2枠ということもマイナスとして働いている。
先輩格のサワムラー・エビワラー・カポエラーは兄弟分だが3体とも似ておらず、デザイン的にもポケモンとしてのキャラクター性を持っている。
打撃系・投げ技系での差別化と言う発想は良かったと思うので、デザインをもう少し工夫して欲しかった。
ちなみに、ダゲキの眉毛が片方無いのは漫画からのオマージュネタ。詳しくは「空手バカ一代」で検索。

雑誌や広告で先行紹介されなかった組にして、プレイヤーに絶大なインパクトを残してしまった。
  • 発売前のミュージカル紹介画像で隠れていた素顔は片眉or両眉の無表情フェイス、しかもヒビっぽいのが見える。
  • 図鑑では言及されていないが、従来ポケの印象が吹き飛ぶほど、どう見ても服を着ているようにしか見えない。
    • 妙な生活感を感じさせる見かけが原因からか、
      野生ではなく初代のサワムラー、エビワラーのようにイベントで貰えたら評価が変わっていたのではないかという声も。
  • ダゲキは妙に人間を連想させすぎるフォルム、ナゲキは人間型だけれどバランスが乱れているフォルム。
  • 配色が原色を活用+くっきりしすぎている。服パーツ以外がベタな青色や赤色なせいか妙な不安を掻き立てられる人も。
  • いくらなんでもモチーフがそのまますぎ+名前が安直すぎて、安っぽい。
  • 単純に人に近い感じを人っぽくない成分で上手く緩和・相殺できていない。
    従来の人に近い人型グループポケモンとの差は触れた時間の差だけでなく、ここからついたものと思われる。
    • 一応ナゲキには「赤鬼」、ダゲキには「青鬼」という第二のモチーフがあるのだが、これらも人型の存在なので…。
      野獣だったら違った展開になっていたのだろうか。

野生の生物らしからぬ点の強さが悪評の根源である。中には捕まえようとしたり逃げようとして全滅に追い込まれるという散々な目にあったプレイヤーもいるとか。
あとはバッジ一つ獲得で進める序盤という出現時期でいきなり出てきて、準備も出来てないのにショックを与えやすいというのもポイントが高いか。
ちなみに、同時期に出現する対抗馬はアニメーションも手強いオタマロ。

なんとポケモンの産みの親とも言える杉森氏がデザインした事が判明した。
前々からアイデアを暖めていて、ダイパの時には既に出そうとしていたそうだが、全体のバランスを考えてお蔵入りしたとの事。
何故一生お蔵入りにしておかなかったのか…。

四天王・レンブ戦では飛行タイプでダゲキに攻撃→がんじょう→岩雪崩でこっち致命傷→次ターン相手がかいふくのくすり、に苦戦した方も多いと思われる。
とまあ、両者共に評判は悪いものの、実戦ではなかなかバランスのよい能力配分のため攻略・対人戦いずれでも使いやすいのが救いか。
2chポケモン板内部の内輪ネタで恐縮だが、それぞれAAの「やる夫・やらない夫に見える」という意見からやる夫AA改変ネタが登場し、
妙な方向でウケ始めているかもしれない。
また、ニンドリインタビューで杉森が語ったところによれば、最初のこいつらのデザインでは眉毛はついておらず、「鬼」らしくそれぞれ角があったのが、
悪名高いコピペ伝説のデザインを考案する際に角というコンセプトがコピペ伝説に移ったため、現在の眉毛がつけられたとのことである。
それを考えれば、ある意味こいつらもコピペの「被害者」とも言えるであろう。

上記のように、ネタにできる点が救いであるという声もあることを付け加えておく。
ちなみにダゲキ・ナゲキは腐人気もそこそこあるようで、Pixivでは腐向けR-18イラストがあるため注意。

コメント


  • ルージュラやカイリキーは野生で出ないしな
    フーディンのスプーンとかゴーリキーのパンツは好意的に解釈すれば誰かが落としたのを拾ったと考えることもできる
    でもこいつらの柔道着はどう考えてもおかしい
    体の一部とするには大きすぎるし、誰かが落とすなんてありえない -- (名無しさん) 2015-04-11 18:17:56
  • 擁護してる人はこいつらのどこが気に入ったんだろう
    それとも「叩かれてかわいそうだから」「社員だから」擁護するのだろうか
    擁護する人をおかしいと言うつもりはないが気になる -- (名無しさん) 2015-04-13 19:33:39
  • 気に入らない奴らの気に入らない部分が気に入ってるからだろう。逆も然り
    -- (名無しさん) 2018-06-21 13:25:52
  • 擁護っていうか「ポケモンらしさがない」を免罪符にしてたたいてる連中が気に入らないってのが大半じゃね -- (名無しさん) 2019-08-12 23:39:08
  • クオリティが低すぎるデザイン。
    ダゲキは、ソード・シールドに登場が確定している。
    意味がわからない。 -- (名無しさん) 2019-11-14 04:34:22
  • ネットに煽られたノイジーマイノリティの意見に影響力なんて皆無だってことだ
    今ではエースバーンといい受け入れられてるからね 
    「擁護するなんて許せない!」といつまでも叫んでてくれ -- (名無しさん) 2020-07-22 17:05:50
  • 初代懐古厨は口を開けばポケモンらしさに生物らしさにモンスターらしさ
    何世代この不毛なやり取りを続けるのか
    挙句の果てには自分らの世代も散々叩かれたであろうRS/DP/BW世代までもが似たようなことを後の世代に言い出す始末
    老害以外の何者でもない -- (名無しさん) 2021-03-06 01:37:02
  • 初代も言うてただの芋虫とかいるしな
    どの世代もポケモンぽくないやつはそこそこいる -- (名無しさん) 2021-12-29 19:12:23
  • アーネスト法律事務所 柳亜紀弁護士「男の性は肯定され女の性はコントロールされる」

    「弁護士にはフェミニズムの感覚に欠けた人が多い」と言うと意外だろうか。
    離婚裁判で、共働きなのに妻の帰宅時間が遅いと非難したり、「女の弁護士は怖い」
    などと酒席で盛り上がる弁護士がいるくらいだから驚くことでもないのかもしれない
    が、正直、ため息をつくことは多い。
    1980年代の男女雇用機会均等法改正をピークに、最近ではフェミニズムは勢いをなくし
    、「少子化を招き、家族の解体を促す」と考える保守派が巻き返している印象がある。
    そんな今、ジェンダー(社会/文化的な性のあり方)研究の第一人者である著者が、
    自身に多大な影響を与えた11人の作家や学者を「読者にも読んでもらいたい」と、改めて論じたのが本書だ。
    20世紀最大の批評家E.サイード(1935-2003 エルサレム生まれの評論家で、元コ
    ロンビア大学教授)のオリエンタリズム理論を、著者がジェンダーに当てはめて分析
    する箇所が印象的だ。サイードは当時の“東洋”研究が「東洋についての“西洋の”
    思考様式」にすぎないことを批判し、概念を180度覆した。
    西洋は東洋にエキゾチックさを求め、知性や思想を持つことは認めない。まさに、
    それは男と女の関係に読み替えられる。あくまで男性が“主体”で、女性が“客体”
    である限り、その本質は権力関係にほかならない。「女性は偉大だよ」などと妙に
    女性を褒めたたえる男性に感じる違和感はここにあったのか、と納得できる。
    「中絶の自由」に関する記述も興味深い。ウーマンリブ(女性解放運動)のおかげ
    で現在の日本では事実上、中絶を選択できるが、実はいまだに女性には法的な権利
    がない。堕胎罪(刑法212条)が存在し、優生保護法上の「経済的理由」という例外
    規定の拡張解釈によって中絶できるだけ。
    女性が自分自身の体をどうするか決めるのは国なのだ。また、ピルが日本に紹介
    されてから20年も販売が許可されず、一部解禁後も医師の処方箋が必要という厳
    しさだったのに対し、バイアグラの解禁までの期間はおよそ3か月。〈男の性は肯
    定され、女の性はコントロールされる〉という言葉がずっしりと響く。 フェミニ
    ズムを学ぶ意味は、“無自覚”に気づく点にあるとつくづく実感する。「思考
    停止するな」という著者の熱いメッセージを一人でも多くの人に受け取ってほしい。
    ※女性セブン2013年10月3日号 -- (名無しさん) 2022-07-14 00:13:47
  • オッサンブチ切れで草
    普通にエビワラーのほうがきっしょいよ -- (名無しさん) 2023-04-18 14:17:05
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最終更新:2014年03月01日 00:50