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数字

9番道路(きゅうばんどうろ)

イッシュで最もカオスな道路と言っても過言ではない場所。
ショッピングモールの前には暴走族やスキンヘッドがたくさん居座っており、
そのショッピングモールにいるNPCのほとんどが勝負を挑んでくるため落ち着いて買い物ができない。
草むらにはチラーミィ、チラチーノ、タブンネ、レパルダス、ゴチム(ユニラン)系の他に、
くろいヘドロのバーゲンセールをしているダストダスや、
野生の気配がまるで感じ取れないようなコマタナが生息しているため、
いずれ北の呪われた草むらとして名を馳せる日も近い…かもしれない。

A~M

AG(あどばんすじぇねれーしょん)

ルビー・サファイアの発売と同時に放送を開始したアニメ版ポケモンのシリーズ2作目「ポケットモンスター アドバンスジェネレーション」のこと。
ストーリーは前シリーズの最終話と直結しており、AGにもカスミを初めとする前シリーズのキャラがゲストで登場している。
冒険の舞台をホウエン地方に移し、カスミに代わる新ヒロインとしてRSの女主人公をモデルにしたハルカが、
また新キャラとしてハルカの弟のマサトがレギュラーに加わった。なお、マサトも杉森健がデザインしている。
前シリーズよりも原作寄りの要素が増加し、またヒロインにはポケモンコンテスト(ゲーム版とは異なる点が多い)に挑戦させることで
もう1人の主人公という立場が与えられた。これらは次シリーズの「ダイヤモンド&パール」でさらに強調されることになる。
ヒロインの交代、サトシの手持ちポケモンのリセットなど後のシリーズでも行われた「恒例行事」が本シリーズで初めて行われ、
今でもこの「恒例行事」に対しては不満を持つものも少なくは無い。

AKB商法(えーけーびーしょうほう)

2005年に誕生し秋葉原を拠点に活動するアイドルグループ「AKB48」の関連商品において、
握手会参加券などの特典を付けることにより、熱心なファンが同じ商品を複数買うように誘導する手法のこと。
姉妹グループであるSKE48、SDN48でも同様な発売方法が取られている。
中でも、とあるCDの販売に際して44種類のポスターの中から1枚をランダムで付録とし、
44種全てのポスターを揃えることで特別なイベントに参加できるという企画があったが、
販売元の法務担当が独占禁止法に接触する恐れがあると指摘したことでこの企画は中止になった、というエピソードがある。

この手法が株ポケ商法にも通じるものがあるとされ、たびたび不満スレなどで話題が出てくる。

DP(だいやもんど・ぱーる/だいやもんどあんどぱーる)

2006年9月28日に発売された「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」及び同日に放送を開始したアニメ版のこと。
俗に第4世代と呼ばれている作品。「ダイパ」と略されることも多い。プラチナも含めると「DPt」と表記する(公式)。

ハードがニンテンドーDSになったことで、Wi-Fiによる通信や対戦ができるようになったのが最大の特徴。
全体的には前作「ルビー・サファイア・エメラルド」の正当進化版といった感じで、他のシリーズに比べるとシステム面での変化は少ない方だと言われており、
際立った変化といえば技の物理/特殊の分類がタイプ依存から各技固有に変更されたことなどが挙げられる。
追加された新ポケモン107体のうち、29体はそれまでのポケモンの進化前や進化形であり、完全な新ポケモンは78体と少なめ。
増田順一はこの作品のテーマを「究極」と称しており、事実ゲームの内容としてもRSEをベースにしつつ、
一度は失われた時間帯システムなどの金銀の要素を大幅に復活させた、集大成的な位置づけとなっている。
BWに引き継がれなかった要素も沢山あり、そのボリュームはシリーズ中随一である。
発売当初は「ゲートで強制的に自転車から下ろされる」「序盤で炎タイプが殆ど入手できず、ジム戦で苦労する」などの不満の声があったが、
マイナーチェンジ版であるプラチナではそれらの不満がかなり解消され、新たなやり込み要素の導入もあって概ね好評だった。
BWでもマイナーチェンジ版が発売され、ある程度の問題が解消されればいいのだが。果たしてどうなるか。

BW発売以降、RSEと共にDPを叩くBW信者が増加している。
アニメ関係では、DPを最高傑作と称してBW(ベストウイッシュ)を叩いている人物が存在し、DPとBWを比較してスレが荒れることもしばしば。

FRLG(ふぁいあれっど・りーふぐりーん)

2004年1月29日に発売された「ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン」のこと。
赤・緑」のリメイク作品。公式の略称は存在していないが、FRLGと略す事がほとんど。FLと表記されることも。

赤緑を忠実に再現したリメイク作品。No.151までのポケモンを使わせてクリアさせようというバランスなど、
徹底的に原作のゲーム性や雰囲気の再現が重視された作品。その点HGSSとは方向性が異なっている。
ファイヤーの生息地の変更、新地方ナナシマの追加など、主にクリア後の新要素が追加されている。

原作再現が重視されている弊害として、孵化環境が整っていない事や、時間帯進化なし、ミロカロスへの進化不可、
ポケルスにかからないなど、育成環境としてはRSEに及ばない点が多々あり、メインROMには向かなかった。
しかし原作世代からの評判は概ね良く、赤緑の雰囲気を再び楽しむ作品としては素晴らしい出来だった。

HGSS(はーとごーるど・そうるしるばー)

2009年9月12日に発売された「ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー」のこと。
金・銀」のリメイク作品。金銀をベースにしつつ、クリスタルバージョンの要素も追加されている。

長い間リメイクが切望されてきた金銀が10周年目にしてリメイクされ、原作未プレイの新規層だけでなく、
懐かしんで買ったオリジナル金銀の世代を含む、幅広い年齢層に大ヒットした。
原作金銀の要素の多くが引き継がれ、更に連れ歩きやポケウォーカー、ポケスロンといった新要素も追加された。
FRLG」が赤緑をできるだけ忠実に再現したリメイクであったのに対し、HGSSは金銀から一部シナリオも含め
大幅な変更や追加を行った大胆なリメイクがなされている。一部不評な点もあれど、概ね好評のようである。
原作の出来の良さも相まって、HGSSをシリーズ最高傑作と評する者も少なくない。
BWに失望してしまったポケモンファンの中で第4世代に戻る人の多くは、このHGSSを遊んでいると思われる。

ポケモンではなくトレーナーをプッシュするキャラゲーの気配は、このHGSSの時点で前兆があったと
BW発売後に認識する者が増えた。実際、ニコニコ動画やPixiv等でのポケモンファンの急激な増加は
HGSS発売後から起こっており、キャラオタやの大量発生の第一原因はこの作品にあったともいえる。
これはキャラオタ層の多い年代が、HGSSを買った金銀世代とマッチしていた事も要因と思われる。
BWで大人向けを意識しキャラゲー臭が増したのも、HGSSで増えたファンを狙ってのものと考えられる。

LV1がんじょう戦法(れべるいち-せんぽう)

LV1のとくせいががんじょうのポケモンにかいがらのすずを持たせ、いたみわけやどくどくを覚えさせる戦法のこと。
ほとんどのポケモンを完封して6タテができてしまう。
詳しくはがんじょう参照。

MOTHER(まざー)

任天堂から出ているポケモンシリーズの先祖的存在で全3作出ているRPG。
モロバレルやダストダス等はMOTHER2か3に出た方が違和感が無い。
Nの部屋が3のポーキーの部屋のパクリ、Nが3のポーキーや改造クラウスとキャラが被る、
ゲーチスが3のヨクバと似てる、7賢人=3のマジプシーと被る、ダークトリニティ=ヨクバにかわいがられていた鼠を思い出した
Nがレシゼクと逃走開始するときにかかる曲(BWサントラでは「サヨナラ」という曲名で収録)の出だしが3のメイン曲の「愛のテーマ」に似ている
等の指摘が度々書かれていた。
余談だがアニメ版ベストウイッシュでは、この作品の主人公の父親と同じ名前の「フリント」というロケット団のサポート役的新キャラが登場している。

N

N(えぬ)

今回のシナリオに大きく関わる重要なキャラクターである謎の青年…なのだが
その実態はこのゲームの中心であり製作者のオナニーが詰まったメアリー・スーといえるキャラクター。
ポケモン解放を唱えるがポケモンをとっかえひっかえしたり、モンスターボールから出していたりと説得力がない。
人間には未踏の領域である伝説ポケモンを従えさせたうえに、
今作の悪の組織であるプラズマ団のボスともいえる存在でありながらチャンピオンに勝利し、
間違いを認めるわけでもなく痛い目を見ることもない、最後は伝説ポケモンと一緒に逃亡するという
とんでもない破格の扱いであったため、多くのポケモンユーザーの怒りを買っている。
一方でそのキャラクター性などから一部(主にネット上)ではカルト的人気を誇っている。
詳しくはNを参照。

2010年11月4日に発売されたファミ通のインタビューで
「Nは悪役というより主役っぽくデザインした」という趣旨の発言が出た。
Nが本来の主人公であるプレイヤー、その分身であるトウヤとトウコと同じ立場であると捉えることもでき、ある意味問題発言である。

ちなみに、Nはゲーム中では半角文字で表記されている。

NG(えぬじー)

Nとゲーチスの蔑称。ゲーチスが設定資料で「G-cis」と呼称されていたため、シナリオ面での酷さもあわせてこう呼ばれる。

Nの城(えぬ-しろ)

プラズマ団が奪ったポケモンたちに労働させて建設した英雄のための城。シナリオ上のラストダンジョンだがレシラム(ゼクロム)・N・ゲーチス以外の戦闘はない。
BW唯一の二画面構成でのムービーが登場するのだが、城出現ムービーは3Dでありながら平面的であるとの評価が多い。
どうやら七賢人とジムリーダー、ダークトリニティの道案内、女神、Nの部屋、ラストバトルなどが見所のようだ。
他にもボールをくれるプラズマ団、原理不明の力でリーグに帰してくれるプラズマ団、団員に懐いたミネズミ、
プラズマ団の内情を通りすがりの主人公にバラしてくれる団員などがいる。
またパソコンの預かりシステムに侵入成功したパソコンがあったりするが、これはNが英雄としてイッシュに認められるまでは温存する意向だったらしい。

Nの部屋(えぬ-へや)

Nの城の中にあるNに与えられた部屋。子供用のおもちゃなどを用いピュアでイノセントな幼さを演出している。
特別に音楽が用意してある上に、この部屋のギミックに話しかけるともれなく解説を入れてくるという力の入れよう。
よくMOTHER3のポーキーの部屋のパクリと言われる。
ダークトリニティがわざわざ案内して「私は何も思わないがお前なら何か感じるかもな」ということで、
ダークトリニティの無感動さと部屋の異質さを印象づけようとしたのだろうが、かえってわざとらしさが全面に出てしまった。
そのため城の中で繰り広げられるNかわいそうアピールのひとつだろう、という無感動な結論に終始させてしまう。今作の演出の拙さを象徴するイベントのひとつ。
部屋自体を無視することもできるが、ふしぎなアメがあるので取り忘れないように注意。

O~R

OLのチアキ(おーえる-ちあき)

BW観覧車イベント及びBW2観覧車イベントで、どちらの場合も男主人公で秋の観覧車に乗る時に登場。
どちらの場合も夏にトラウマモノの恐ろしいイベントがある為、一部では「浄化の秋」とも揶揄されるが、彼女のイベント内容もかなり酷い
BWでは観覧車に乗りたいと言う名目と共にバトルを仕掛けてくる。手持ちはチラーミィ(Lv.25)。
だが本題はここからで、勝負の後はいきなり泣きだし、名前も知らないBW主人公に寄り添ってくる。
泣きだしたのは失恋したから等の推測等も飛び交っているが、だからと言って観覧車で知り合っただけの子供に甘えるのはどうか・・・
BW2でも続投。手持ちは変わらずチラーミィだが、若干レベルは下がっている(Lv.24)。
そして2年前と同じく名前も知らないBW2主人公と観覧車に乗る事に。妊娠中の身にも関わらず。
妊娠に関しては相手は誰だ等の邪推も飛び交う。

余りに狙っているとしか思えない展開もそうだが、相手が居るのに軽々しく名前も知らない少年と観覧車に乗るのは問題では無いか、
との批判の声が集中。

PDW(ぽけもんどりーむわーるど)

PGLから利用できるパソコンを使った連動要素。
手に入れたきのみやアイテムがなくなったり、仲良くなったポケモンが消えるなど、
バグが多発する有様からナイトメア・悪夢と言われる始末。
1日1時間という制限がつけられたが、同時にゆめしまに2,3回いくだけで無人島になる仕様に変更。
他に大してやる事もない為、これがちょうどよかったという有様。
詳しくはPGL・PDWを参照。

PGL(ぽけもんぐろーばるりんく)

本作で一番の糞仕様と言ってもいいパソコンとの連動要素。
発売後すぐにサーバーが混雑しメンテナンスで1ヶ月もの間閉鎖するという事態を起こした。
詳しくはPGL・PDWを参照。

ReBURST(リバースト)


RSE(るびー・さふぁいあ・えめらるど)

ゲームボーイアドバンス初のポケットモンスターシリーズ。エメラルドはルビー・サファイアのマイナーチェンジ版。
舞台はホウエン地方。ひみつきちやコンテスト、ダブルバトルなどの新要素が多い挑戦作であった。
個体値・努力値の仕様変更、性格と特性の登場、その他UIなど、要素面で金銀と共に現行シリーズの礎を築いた作品といえる。

第一世代(初代)、第二世代(金銀)と互換性がなく、登場しない旧ポケモンがいるなどの理由から、
旧作のポケモンファンから不評を買い、一時期ポケモンシリーズの人気が落ちるほどであったとされているが、
実際はそれほど人気が落ちたというほどでもないようで、未だにRSEを叩いているのは一部である。
売り上げも、DSと比べハード普及率に大差があるもののDPの580万本に対し540万本と大きな差は出ていない。
RSが失敗だったといわれている所以は、主にアニメなど他のメディアミックスの失敗によるポケモン産業全体の興収低迷である。

伝説ポケモンが中心のシナリオが描かれるようになった最初の作品であるが、ポケモン特有の面白さは損なわれていない。
今でもシリーズ最低作と主張する一部の人間がいるが、BWの数々の問題点が発覚した今は昔ほどRSEの否定的意見はあまり見かけなくなった。

初代がGBA、金銀がDSでリメイクされ、RSEも恐らくDSか3DSでリメイクされることが予想されているが、
RSEのリメイクにNが登場し優遇されるという最悪のシナリオが予想されるため、RSEのリメイクはしなくてもいいと言う不満スレ住人も見られる。
これは、七賢人を全て見つけた後、ハンサムが「遠くの地方でNを目撃した」と言っており、それがホウエン地方ではないかというもの。

また、この作品から金銀での耐久型優位傾向にテコ入れが図られ攻撃が重視されるようになり、後の過剰なインフレ化に繋がる事になる。
詳細は対戦における戦闘バランスを参照のこと


最終更新:2014年02月25日 04:00