BNCT(Boron Neutron Capture Therapy;ホウ素中性子捕捉療法)

放射線治療の一種。正常細胞を傷つけることなく、腫瘍細胞のみを選択的に死滅させる。
原子炉が必要なため、病院ではなく、原子力研究所で治療が行われることになるが、病院でも実施できるよう、小型の中性子発生装置が研究開発中である。なお、病院に小型とはいえ原子炉を置くことにはさすがに問題があるため、加速器が有力である。

  • 原子炉
2012年現在、日本原子力研究開発機構と京都大学原子炉実験所において原子炉を用いた照射治療が行われている。
但し、未だ実験段階であるため、全ての患者に提供されているわけではない。

追記情報

2013/01/06の読売によると、大阪医科大で上記加速器を用いた脳腫瘍に対するBNCT治験が開始。2014年度からは総合南東北病院でも頭頸部腫瘍に対しても治験を開始する予定。

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最終更新:2013年06月06日 19:53