オウム病(シタコーシス)

概要

そのまま、parrot feverということもあるが、オウムに限らず殆どの鳥類が媒介する。原因菌はグラム陰性菌であるChlamydia(クラミジア)菌の一種(Chlamydophila psittaci)。媒介する鳥類は、通常発症はしない。ヒトだけでなく、牛馬にも感染する。軽い羽毛はふわふわと空中を舞い、鼻や口から容易に吸い込まれやすい。この経気道的感染を防ぐためにマスクは非常に有用である。

症状

高熱、筋肉痛、頭痛、咳など一般的な症状。治療が遅れると、肺炎などに進行する。稀に、多臓器不全や髄膜炎、心筋炎、膵炎なども発症。

治療

テトラサイクリン(tetracycline)系やニューキノロン(new quinolone)系抗生物質投与。

タグ:

病名 感染症
+ タグ編集
  • タグ:
  • 病名
  • 感染症

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2012年07月21日 04:41