Albendazole(アルベンダゾール)
概要
ベンズイミダゾール系の駆虫薬。元は家畜用として開発された。
効果効能
薬物動態・作用機序
多くが肝臓で代謝され、アルベンダゾールスルホキシド(albendazole sulfoxide)となるが、代謝前のalbendazole、代謝後のalbendazole sulfoxide、共に駆虫作用を持つため、他の薬のような「代謝による無効化を見越して多めの量の配合」が不要。
Tmax=約2~3時間、T1/2=約10時間。
作用機序としては、tubelin(微小管を構成するタンパク質)に結合し、微小管の形成を阻害することで、細胞分裂を防ぎ虫の生育を止める。生育が止まっても死ぬまでには時間がかかるので、基本は長期服用。
参考
最終更新:2012年07月26日 05:32