※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

multiple sclerosis(多発性硬化症)

概要

原因、治療法ともに分からない部分が多い、難病。中枢性脱髄疾患の一つで、様様な神経症状を呈する。なぜか、欧米人の若い女性に多い。

原因

脱髄疾患。則ち、ミエリン鞘(myelin sheath、髄鞘)が障害され、神経伝達に支障が出ることにより様々な症状が出る。
その脱髄の原因は、不明であり以下のような仮説がある。
  • 自己免疫性…自己免疫性疾患に使われる治療方法が有効なため、世俗的には、自己免疫性疾患の一つ、と言われることもある。
  • 遺伝性…欧米人(白人)に多くアジア人には少ない、というように人種による差異が大きいため、遺伝子的要因が考えられている。但し、親から子への遺伝性はそう高いわけではないようだ。
  • 感染性…病原体は不明だが、症状がたびたび寛解(軽癒)・悪化することから、疑われている。

症状

どこに脱髄が起こるか、によって症状は異なる。日本(アジア)では視神経障害が起こることが多く、視野狭窄、視力低下などの視力障害が起こる。脳幹に障害が起こった場合は、複視、眼振、運動麻痺、感覚麻痺、嚥下障害などが起こる。小脳が障害されると、歩行障害、振戦などが起こり、脊髄が障害されると、痺れや排尿障害などが起こる。

分類

視神経や脊髄の病変を中心とするMSは、NMO(NeuroMyelitis Optica、視神経脊髄炎)と呼ばれることもある。

診断

  • 髄液検査…LP(腰椎穿刺)などにより髄液を検査。oligoclonal bands(乏クローン帯)が見られ、またIgGの増加が見られる。
  • MRI…症状から部位を予測し、当該部位のMRIを取る。急性期にはGadolinium造影剤を使うこともある。
など

治療

根治させる治療方法は存在しない。
急性期にはsteroid?静注によるパルス療法を行う。