勢力問わず民間の商船と組合の一覧です。
誰でも追加可能です。
可住地域が限定され、都市以外はなにもない砂漠が広がるこの世界でも民間商人の活動は活発である。むしろ、そういった不便さこそが彼らの存在意義を高めている。
彼らの積み荷は水・鉱物・食料品…衣服にスクムシ、弾薬などその積荷は多岐に及ぶ。
このページではそんな彼ら商人の派閥と一部の商船、そして彼らの生活や文化について解説する。
もくじ
商人と商船
民間商船の定義
組合一覧
商船資料
民間商人とは軍隊に属さず、彼ら自身の意志により商業活動に従事している者達の総称。
彼ら商人たちが使う船を民間商船ないし商船と呼ぶ。広義には旅客用の飛行船・飛行艇も含める。
商船は通常何かしらの組合に属しており、組合によって彼らの行動規範や船の性質まで変わってくる。
・民間事業への従事が主たる目的である
・軍の指揮下には入っていない
・船長が軍人ではない
・主に日用・産業用物資の輸送を営む
各組合の関係性
パ連 | マ商 | ト団 | パ海 | 交通 | ザイ | |
パ連 | - | ○ | ✕ | ○ | ○ | ○ |
マ商 | ○ | - | ✕ | ✕ | ○ | ✕ |
ト団 | ✕ | ✕ | - | ○ | ✕ | ○ |
パ海 | ○ | ✕ | ○ | - | ✕ | ✕ |
交通 | ○ | ○ | ✕ | ✕ | - | ✕ |
ザイ | ○ | ✕ | ○ | ✕ | ✕ | - |
日常雑貨や交易品主体の、各国が参加する多国籍自由商業組合。平等意識が強い。
最大規模を誇るが悪く言えば烏合の衆である。一応書類を揃えればだれでも組合に入れる。
個人所有の空中船から巨大な輸送船まで。陸上馬車も存在する。1つの白い杯と真ん中に1つの天秤がトレードマーク。
サイドビジネスで旅客業も。信頼度も知名度も高い。
連邦軍とも仲は比較的よく、行く先々で情報(どの都市で何が起こっているか。敵機は見たか)と金を交換する姿も。
700m級の左右上下に増築された巨大なコンテナ空中輸送船。商人たちの空中の町と化していて、自衛用の砲台と手製の戦闘艇を持つ。
各組合、ひいては各国にとっても厄介な相手。基本的に来るもの拒まずで、帝国兵器のパーツなどの闇取引はここでしか行われない。
アウトローあらくれ集団のたまり場とされている。こいつらとの商談には闇が…いや、真っ黒である。
借金の取り立てビジネスもやっている。海賊ではないがヤクザ気質である。
とはいえ彼らなしでは各組合のビジネスも成立しないので、必要悪とも言える。
ワリウネクル諸島連合の定期貿易船団。パンノニア鉄鉱石など資源運搬を行う。
輸送ついでに旅客業も行う。速度は遅いが格安なので自由パルエ交通から顧客をいい感じに吸収している。
帝国軍に襲われる心配もないため、非常にのんびりしている。
自由パンノニア共和国の公共交通ビジネス組合。
メル=パゼル共和国に技術立国の座(特に戦闘機や艦船の性能)を奪われてから、自由パンノニア共和国は手持ちの中途半端な建造技術を活かすべく大陸全体に対応した交通機関ビジネスを開始した。
軍用機とは違って武装や速度はさほど重要ではなかったので、うまくニッチに入り込むことができた。結果として交通機関のシェアはトップとなり交通市場は独占状態。
あのライバルのメル=パゼル首都でさえパンノニアマークの旅客艇なしでは経済が成り立たない。
最近はパイェカ海運に連邦-パンノニア間の旅客シェアを取られており、パイェカ海運と仲が少し悪い。
かつて存在したオアシス都市国家連合体ザイリーグの隊商ネットワークを起源とする。
彼らの脚は舟ではなく、飛行艇だ。どれもこれもどこから拾ってきたかわからないレシプロエンジンを付けて、バコバコと騒音を出しながら空を飛ぶ。
国家には忠誠を誓わず、あくまで対人相手の仕事を行うのがポリシー。行く先々に顧客がいていろいろと忙しそう。
ザイリーグ連合の人々の飛行艇は基本的にワンオフです。パーツは自分で探して、基礎設計も自分自身でやってしまいます。優秀な人材がいますから。
ただ、製造に関してはアーキル連邦やメル=パゼル共和国などの工場へ頼みに行くしかありません。
画像
第一紀世代/第二紀世代/第三紀世代/第三紀後期/第四紀世代どれか一つを選んで他のものを消してください
所属 | XXXX | ||
船長 | XXX(XX) | ||
船籍 | XXXX | 船齢 | XX年 |
種類 | XXXX | 乗員 | XX名 |
動力 | XXXX | 最大速度 | XXkm/h |
出力 | XXXX | 最大積載量 | XXXt |
武装 | XXXX | ||
備考 | |||
XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX XXXXXXXXXXXX XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX |
製造元(必須ではない)
作成者:おなまえ
解説 解説 解説 解説 解説 解説 解説 解説
改行はSHIFT+ENTER
第二紀世代
所属 | パンガイア通商連合 | ||
船長 | モイ・マサルド(65) | ||
船籍 | アーキル連邦 | 船齢 | 40年 |
種類 | 中型貨物船 | 乗員 | 14名 (最大25名) |
動力 | 小型浮遊機関x2 ジャンク浮遊機関x1 |
最大速度 | 94km/h |
出力 | 200lcx2 990lc |
最大積載量 | 155t |
武装 | 14cm連装榴弾砲x1 機銃x1 |
||
備考 | |||
592年10月12日 暴風により防衛艦22號と衝突、同22號大破・航行不能 補償金5000連邦ディナールを供与 |
パンガイア通商連合所属 鬼女房号。船籍はアーキル連邦。
船齢40年、無秩序で行き当たりばったりの増築を重ねてもはや原型をとどめていない。どこからか拾ってきた帝国旧式駆逐艦ガルエの主砲を装備して、形だけはいっちょまえの武装商船である。弾はあるのかはわからない。
船体には追加装甲を兼ねた取引先の広告プレートがびっしりと張られておりとても目立つ。
モイ・マサルド船長(65)はもともとアーキル連邦軍に所属していたが、訓練および実務にて衝突事故を幾度も繰り返したため軍から追い出されてしまった。
これをきっかけに女房とも別れてしまい、一文無しに。生きていくために金が必要なので、家を売り払いその金で移動式我が家兼女房(!?)たるこの中古の貨物船を購入。
連邦でスカイバード人形を買い付け、パンノニアで売りさばき、現地でクルカ人形を購入し連邦で売却という超単純な大航海時代ルーチンを数十年続けてきた。
余った金で"家"を自分好みに増築し今ではこの有り様である。
第三紀世代
所属 | パンガイア通商連合 | ||
船長 | エシガタ・エビサ(48) | ||
船籍 | メル=パゼル共和国 | 船齢 | 5年 |
種類 | 特殊中型貨物船 | 乗員 | 12名 (最大18名) |
動力 | 気嚢管x1 ジャンク浮遊機関x2 リムY型エンジンx4 |
最大速度 | 83km/h |
出力 | 100psx4 | 最大積載量 | 135t |
武装 | 120mm単装榴弾砲x2 37mm戦車砲x1 連発銃x1 試作誘導空雷x3 |
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備考 | |||
当人は商船の発注証の紛失を自覚しながら、再三の再発行通知にもかかわらず3年連続で無証営業を続けている。 |
パンガイア通商連合所属の武装商船。
なんといっても前部のクレーンハンドが特徴。パルエ大陸でも類を見ない超精密機械で、このアーム部分だけでも機械工学を20年先取りしているとみてもいい代物。
鬼女房号と比べると積載量は少ないが設計がまとまっているので、見た目の小ささとは裏腹に船体よりも大きな貨物を載せられる。画像は満載状態。
前部の榴弾砲は一見帝国製のようだが一体どこからかっぱらってきたのか一切不明。後部甲板には共和国軽戦車ウエリテリスの主砲が載っているが意味はあるのだろうか。
その上なにやら試作誘導空雷というどうみても最新鋭秘密兵器らしきブツまで装備している…一体この船長は何者なのか!?(次項参照)
船長はメル=パゼル共和国人の退役技術士官、エシガタ氏。
軍籍時代には技術総監カジンの元で兵器開発を行っていたが、予算の一部を使って全自動食事機や全自動寝返り機といった明らかに自分の趣味工作に興じていたことに罪悪感と焦りを感じ、証拠隠滅の上バレる前に自ら辞職。
もともと青年時代に夢見た商人になるため、予算の一部を何らかの方法で手に入れ商船を建造。自らの技術知識と、軍籍時代に得た情報を元に理想の船を建造した!!
クレーンハンドはまさに彼の技術力の象徴、誘導空雷は試作開発局にいたころに手に入れた断片的な情報を元に自ら組み上げた。
彼の発明品を見れば分かる通り相当な怠け者らしく、クレーンハンドも「楽にクレーンを操作するため」に改良を続けた結果だという。現在は自動航法機を設計中とのこと。
第二紀世代
所属 | ザイリーグ連合 | ||
艇長 | エギサ・ラペノーラ(19) | ||
艇籍 | アーキル連邦 | 船齢 | 14年 |
種類 | 小型飛行機 | 乗員 | 1名 |
動力 | トラクトルエンジン | 最大速度 | 140km/h |
出力 | 70ps | 最大積載量 | 0.035t |
武装 | リデル機関銃 ビラ撒き倉 |
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備考 | |||
機体には極力触らないこと。 少しでも触ると、凹んだだの傷がついただの修理費を要求してくる。 |
ザイリーグ連合所属の武装飛行艇。
超小型クラスで、書物などを運ぶ郵便ビジネスに使われる。郵便事業にはトンクラスの積載量は求められていないし、小回りがきいてアチラコチラにきびきびと配達できて、オマケに安い。
需要はあるが、その分万が一郵便物をなくすといろいろと大変なため怠け者の多いパルエの商人には不人気な役職だ。
豆戦車ダッカーのトラクトルエンジンを使用しているが、コンパクトさと簡素な作りのおかげで軽飛行機との相性は抜群。
ダッカーは翼の折れたエンジェルだったのだ… おとなしく空を飛んでいればよかったということだ。
船長はザイリーグを活動拠点とする女性パイロット、エギザ・ラペノーラ。アナンサラド系パンノニア人。
幼いころよりクルカで空をとぶことを夢見ていておりクルカを18匹も飼っていたが、成長と同時にいよいよクルカを揃えたところで飛ぶのが難しくなってきたので、有り金をはたいて飛行艇を購入。
もともとはアナンサラドあたりで飛んでいたレース機だったという噂の飛行艇をさらに軽量化。クルカ飛行時代の彼女も飛ぶためだけにきついダイエットに励んでいたのが背景にあるという。
現在はもっぱら郵便輸送で生計を立てているという。夢はもちろんクルカで飛ぶこと。巨大クルカ人形のためにお金をためている。