かつて存在した国

かつて存在していたが、今は併合されてしまったり滅亡してしまった勢力の一覧。
歴史戦役も参照すると便利。二次創作向け資料集。


帝国侵略直前の領土配置。 クリックで拡大

エウル=ノア連合王国
テナー首長国
カルラ市国
マン王国
神聖ミテルヴィア
オアシス都市国家連合体 ザイリーグ
エスキア市国
パンノニア王国
オット国
スクルフィル王国
ガリアグル王国
バセン公国
ヤークロ=ネネツ王国
 
 

北半球国家

エウル=ノア連合王国 United Kingdom of Eul and Noah

建国 115年
滅亡 505年
政治体制 武装中立国家
外交姿勢 隣国テナーの圧迫により自由な外交ができない

首都:カドラン
苦労人国家。王国が連合して生まれた友好的な国家だが、隣国が血の気が盛んな人たちなので思うような外交ができなかった。
帝国侵略時には空中艦38隻と戦闘機50機の猛攻を受け3日で壊滅、挙句の果てにメル=パゼル共和国に領土を火事場泥棒をされて滅亡。

テナー首長国 Emirate of Tenor

建国 120年
滅亡 505年
政治体制 反パンノニア
外交姿勢 マン王国と国境問題

首都:クリィト
装甲自走砲や原始的なロケット弾を持つなど、当時の技術国家の一つだった。
隣国のマン王国が大国パンノニアの支配下に入ると、さらに対抗するようになるがそもそも国力の違いが大きすぎた。
北半球国家としては近代化された精鋭師団も、空中艦には勝てなかった。熾烈な抵抗をし、兵士300名を残し滅亡。

カルラ市国Karura City

建国 210年
滅亡 505年
再建国 507年 カルラ市上空戦により奪還
滅亡 同年 連邦へ編入
政治体制 オアシスの要衝 原始的な資本主義 富を蓄積
外交姿勢 ザイリーグから破門されているため当連合体と国交はない

首都:カルラ
オアシス都市国家ザイリーグの一員だったが、立地条件が良かったため富を蓄積。カネに物を言わせるようになると連合から破門される。
軍事力は大したものを持っているわけではなく、もっぱら交易で平和的に稼いでいた。ヴェニスの商人ならぬカルラの商人という本があるらしいよ?
総兵力170人に対して30隻の空中艦隊が殴りこみ、数十分で滅亡した。アナンサラド王国が領土を火事場泥棒。瓦礫の山からなにか得られたのだろうか?

マン王国Mang Kingdom

建国 230年
滅亡 505年
政治体制 パンノニア王国の支配下
外交姿勢 テナー首長国と国境問題

首都:デルマン
いにしえの大国、パンノニア王国と国境を接する。かつては小国乱立時に猛威を振るっていたが、痛い目にあってからはおとなしくなった。
実質的なパンノニアの植民地で、テナー首長国との代理戦争に巻き込まれる。
遊牧民による南アノールからの度重なる侵入にも苦しめられた。

神聖ミテルヴィア Holy Mitervian

建国 334年
滅亡 507年 (アーキル連邦編入)
政治体制 孤立主義・排他的
外交姿勢 ザイリーグへ朝貢を強制

首都:アーケー
333年の冷夏による飢饉の後に建国された宗教国家。スカイバード信仰の一派。
ザイリーグに対して強い影響力を誇った。立地的に帝国侵略の戦火を免れたが、ザイリーグが解体されると国家(宗教体制)を維持できなくなり、連邦へ編入。
一応聖都は今でもある程度の宗教のシンボルとなっている。

オアシス都市国家連合体 ザイリーグ Zeilieg United Oasis Cities (Z.U.O.C)

建国 150-200年頃
滅亡 505年 (アーキル連邦編入)
政治体制 貿易・開放的
外交姿勢 中立を保ち各国と貿易・交流

首都:なし
ザイリーグは広大な領土を持っているが、そのほとんどが砂漠。キャラバンがポツポツと存在しているだけだった。
キャラバンは情報を共有し、高度な組織性を持つにいたり、後に連合が結成された。平等と資源の共有を第一にしていたという。
帝国と戦うことなど到底できず、連邦に助けを求め併合された。反対意見も大きかったが、生き残るにはそうするしかなかった。
しかし、オリエント事件を機に劇的な復活を遂げた!!

エスキア市国 City of Eskia

建国 510年8月10日
滅亡 510年8月22日
政治体制 交易・開放的
外交姿勢 来る者は拒まず

首都:宿場町「エスキアの里」
時は510年、今頃になって国家樹立宣言するものが現れた。
人口は800人。連邦の一地方のど田舎宿場町であったが、ここで初めてパルエ人に発見された「エスキ芋(江語:エスキモー)」が旅人の口コミにより大ヒット。
パルエ世界発の芋バブルが発生した。これと同時に「わいもつうかってシステム導入して近代国家になったるで」と周囲の反対を押し切り国家樹立宣言。
パルプ用紙をかき集め独自の紙幣を発行。憲法や法律は宿屋の「旅人のガイドライン」を暫定的に仕様、手抜きだ。
10日後、エスキモーが連邦へ到達し連邦商人らが調理を試みるが、かれらの壊滅的料理センスと味覚により次々と「炭」が史上に出回り悪評が広まる。
余談だが惑星パルエの「歴史上で最も純度の高い天然炭以外の炭」であった。

12日後風評被害の煽りがエスキア市国へ波及、1連邦ディナルのレートが89杼エスキまで膨れ上がり、エスキアン人民が破綻を宣言。「たすけて」
連邦国に吸収され滅亡する。

 

パンノニア王国 Kingdom of Pannonia

建国 120年
滅亡 505年 (分裂)
政治体制 北半球最大の大国として君臨
外交姿勢 技術による平和を求め、テクノロジー貿易を行う

首都:カルタグ
当時は北半球最大の国家として名を馳せていたんや…
植民地も持っていたし… 技術立国だったんや‥
イイ時代だったよ…


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南半球国家

バセン公国 Principality of Basen

建国 200
滅亡 380
政治体制 資料が残っていない
外交姿勢 資料が残っていない

首都:ガリ
スカイバードと深い関係を持っていたと言われる民。
帝国と同じくスカイバードを飼いならし戦闘していた。帝国との違いは、スカイバードを尊重し一切身体に改造を加えること無く、砲台や櫓をくっつけて"騎乗"していたこと。
ネネツ自治国は肥沃地帯を帝国に明け渡すという屈辱的な選択により独立を保ったが、バセン公国は最期まで妥協せず戦い、滅亡した。
和解しようと思った時には、残された国土は開発のしようがない痩せた山脈地帯のみだった。

ヤークロ=ネネツ王国 Kingdom of Yakulo-Nenez

建国 133
滅亡 390
政治体制 帝国の友好国
外交姿勢 初期は独自路線・後帝国追従路線

首都:サンクトウラスノルクス
パルエ南部の山脈地帯に勢力圏を広げていた国。
帝国の成立期から関わりを持ち、友好国として共栄していた国家。しかし、帝国がスカイバードを使い南半球での最大勢力となる頃には半ば従属国のような立場を余儀なくされる。
前述の通り国土の内で特に肥沃な地帯を帝国に割譲するという方法で生き残りを図り、後の世に帝国ネネツ自治管区としてその名を残すことに成功する。

 

最終更新:2023年07月09日 22:18