ネネツ自治管区兵器紹介

ネネツ自治管区兵器紹介


布告
兵器一覧ページの設立について
構成兵器数の増加により、兵器紹介ページの統治能力(読み込み時間)が悪化していることを理由に、
2月末を以ってメニューにおけるメカ関連の項を構成する全ての兵器紹介ページを形成する全ての兵器は主権を宣言し、3月末までに兵器紹介ページに代わり新たに創設される兵器一覧ページの下に独立したページとして再編されます。
それに伴い、兵器紹介ページはその役割を喪失し、メカ関連の項から消失します。

兵器一覧

空中艦船 飛行機械 地上兵器 その他
航空巡空戦艦ナドノフ ムリーヤ 自走対空陣地 テチューシカ  
スレベンヌイ級軽巡      
エストラーシュヌイ型フリゲート      
アリクシシィ級駆逐艦      
オルラン級重巡      
サンクトウラスノルクス級軽空母      
コルチャコフ級大型空雷艇      
       
       

機体世代表

たくさんメカが出てきて、どれが初期の機体なのか・どの時代の機体なのかをわかりやすく設定するためのカテゴリーを設けました。
年代ごとの歴史的背景については是非歴史をご参照ください。あくまで世代のイメージですので製造年月日がカテゴリー外の可能性もあります。
説明文における「最新」という言葉は593年を"現在"とした前提で描かれています。

第一紀世代…000~500年代初頭 帝国侵略前~帝国侵略初期 あるものを使って「これかあれか」とあくせくして作ったメカメカしい時代。カオスと多様性に富む。むき出しの配管とリベット。
第二紀世代…550~580年代 帝国VS連邦体制時代 技術が確立していき、洗練されつつあるがまだ失敗続き。創意工夫による新技術と保守的な技術が入り交じる。非常にラスティフロントしている。
第三紀世代…590~630年代 もはや単純な二大対立ではなくなる。 技術が累乗的に加速し洗練されていく。メカメカしさは失われ、技術的特異点にむけたレースの始まり。ここに来て一気にSFめいてくる。
第三紀後期…640~690年代 南北の講話を経て、新たな世界秩序が形成される。技術の複雑な交差が起き、ある部分では現代地球文明の技術を越すものも現れる。洗練されているが野暮ったさはわずかに健在。
第四紀世代…700~未来 南北統一が実現した世界。旧兵器との戦を経て、パルエはオービッタ・パレアと呼ばれる宇宙時代を迎える。最新技術とパルエイズムのフュージョン。

空中艦船

(B)CA-0001ナドノフ級航空巡空戦艦ナドノフ Nadnov-class Battle Cruiser Nadnov


第三紀世代
信玄さんによるコンセプトアートを元にデザインしました。

乗員 800名
動力 小型生体器官 x3
出力  
最大速度 152km/h
武装 28.8fin三連装砲 x2
15.5fin連装砲 x4
15.5fin側面砲 x4
12fin連装高角砲 x5
多連装対空ラケーテ発射基 x6
戦闘機グランビア x8
艦首衝角
機銃多数

カルログラード製
計画名 (B)CA-0001、そう名付けられたこの艦の建造は苦難の連続だった。少しでも鋼材を節約するため曲線装甲を廃し構造物に直線を多用した。強度の低下は鋼材の高精度加工で乗り切った。
高速性能を確保するため、高山の低酸素地帯でも効率的に空気を取り込むために大型の煙突を設置した。航空機運用能力と砲撃能力の両立のため28
fin三連装主砲は艦前方に、航空機整備スペースは後方に設けられた。
帝国航空機に対処するため、艦体には多量の対空火器を搭載した。苦難の連続であったが、この艦はついに帝都の貴族達にバレることなくカルログラードの船渠で完成の目を見ることとなった。
ネネツ最強の防御力を誇る都市ナドノフから名前を取り、ナドノフ級航空巡洋戦艦「ナドノフ」として就役した艦は、ネネツの誇る高速打撃艦として管区東部の山岳地帯に秘匿されることとなる。


後、この艦はリューリアでの帝国と連邦の一大決戦の際に政治発言力上昇のために遂にネネツ艦隊総旗艦として出撃し、連邦軍が誇ったアーキエリン級戦艦一隻を撃沈。
帝国第八管区(ヨダ地区)艦隊と共同で連邦の誇り、帝国最大の脅威であった連邦軍総旗艦クンバカルナを撃沈するという大金星を上げることになるのだ が、それはまた別のお話。

 

スレベンヌムイ級軽巡空艦Slevennui-class Light Cruiser


第二紀世代
信玄さんによるコンセプトアートを元にデザインしました。

乗員 330名
動力 小型生体器官 x3
代謝 210q
最大速度 165km/h
武装 15.5fin三連装砲 x2
12fin連装高角砲 x6
多連装対空ラケーテ発射基 x4
艦首対艦ラケーテ発射管 x2
三連装対艦ラケーテ発射管 x2
対空爆雷投射機 x2
機銃多数

カルログラード製
自治管区の軽巡、実質このあたりから主力艦。
自治管区艦に共通する建造理念として、防空能力の確保と兵装の上部集中が挙げられる。
本級も連邦や帝国の軽巡と比較して、対地・対艦攻撃力に劣るものの防空火力については同等か一部の艦を凌駕する。
兵装の上部集中は、制限された搭載量の中で上方~側方への指向火器を増やす意図がある。

 

592型(エストラーシュヌイ型)級フリゲート Type592 Frigate

第一紀世代(原型竣工) 第二紀世代(運用開始)

乗員 80名
動力 生体器官x2
代謝 97q
最大速度 144km/h
武装 艦首16fin殲滅砲
12fin単装高角砲 x3
12fin連装高角砲 x2
多連装対空ラケーテ発射基 x2
護衛戦闘機グランミトラ改 x2
対空爆雷投射機 x2
機銃多数

帝人重工製
帝国から払い下げられたガルエ級駆逐艦からの改造。因みにクラス名は配備開始年から。
ガルエ級からの変更点は、主砲の高角砲への換装と搭載戦闘機の近代化の大きく二つである。

 

アリクシシィ級駆逐艦 Alycscicy-class Destroyer


第二紀世代

乗員 120名
動力 小型生体器官 x3
最大速度 163km/h
稼働限界  
武装 14fin単装砲 x1
12fin連装高角砲 x4
尾部副砲 x1
艦首対艦ラケーテ発射管 x2
連装対艦ラケーテ発射管 x1
対空爆雷投射機 x2
艦首衝角
機銃多数

カルログラード製
対空戦に重きを置いた自治管区の新鋭駆逐艦。
持ち前の高速と防空能力の高さから、雷撃戦から艦隊護衛まで幅広い任務に対応する汎用駆逐艦である。

 

オルラン級重巡空艦 Orlan-class heavy Cruiser


第二紀世代

乗員 440名
動力 中型生体器官 x1
代謝 501q
最大速度 155km/h
武装 21fin連装砲 x4
14fin単装砲 x6
12fin連装高角砲 x4
多連装対空ラケーテ発射基 x4
艦首対艦ラケーテ発射管 x4
対空爆雷投射機 x2
艦首衝角
機銃多数

カルログラード製
自治管区艦隊最強の戦闘艦。とはいえ、その戦闘能力は帝国重巡に遠く及ばない。
帝国との条約により20
fin以上の口径の砲の搭載は禁止されているが、21fin連装砲を搭載している
書類上はきちんと20
fin連装砲を搭載している。

 

サンクトウラスノルクス級軽空母 Saint Toraus Norks-class light carrier


第二紀世代

乗員 460名
動力 中型生体器官 x1
代謝 551q
最大速度 155km/h
武装 14fin単装砲 x4
12fin連装高角砲 x4
多連装対空ラケーテ発射基 x4
艦首空雷発射管 x2
対空爆雷投射機 x2
戦闘機グランミトラ x12
攻撃機グランビア改 x18
艦首衝角
機銃多数

カルログラード製
艦名の由来は自治管区の行政都市(旧首都)。自治管区艦隊総旗艦。
艦載機30機を運用可能で、軽空母と言いながら連邦軍戦略空母と同等の航空運用能力を誇る。

 

コルチャコフ級大型空雷艇Korchakov-class Torpedo vessel


第二紀世代

乗員 22名
動力 小型生体器官 x2
代謝 56q
最大速度 148km/h
武装 11fin単装高角砲 x1
連装対艦ラケーテ発射管 x1
3fin連装対空砲 x2

カルログラード製
ネネツ政府が国境管区境警備のために整備した大型空雷艇、北半球メル=パゼルのカテナと設計思想は同じか。
快速ではあるが航続距離は悲惨、艦隊随伴ではないから艦隊戦力には当たらないと言い張っている
しかし艦隊随伴補給艦の就役以降なに食わぬ顔で艦隊護衛にあたっている模様。

 

 


飛行機械

艦載戦闘機 ムリーヤ Fighter Mriya


第三紀世代

乗員

1名
動力 生体器官 x3
循環器 x1
出力  
最大速度 140km/h
稼働限界  
武装 3fin機関砲 x1
機関銃 x2
300kg対艦爆弾 x1

カルログラード製
ネネツに配備されている、盟主国クランダルト帝国の戦闘機"グランビア"はモンキーモデルであり、その上数も少なかった。
本国はネネツの高い技術力を危険視している故にグランビアを出し渋った。
そこでネネツは訓練目的と称して、"グランア"と馬鹿にされているグランビアの先代機、"グランヴィナス"を30機ほどタダ同然で輸入。


グランヴィナス
ネネツの技術陣は、これを魔改造。
第二紀世代の技術で作られたグランヴィナスを徹底的に再設計し、グランビアの支援機として生まれ変わらせたのだ!!
傑作機グランビアの元になっただけ母体ゆえ、"グランビア化"させるのは困難ではなかった。
ムリーヤ、"夢"という名を付けられたこの機体は、文字通りグランヴィナスが本当に見たかった夢の姿だったのかもしれません。

 


地上兵器

自走対空陣地 テチューシカAA Gun Carrier Tetyushka

第二紀世代

乗員 10名
動力 ベニスクエンジン    
出力 600ps
最大速度 8km/h
装甲(前/横/背) 6mm/6mm/6mm    
武装 11fin対空砲(自動装填)
30fin四連装対空砲 x2
自衛用催涙ガス射出口 x16

カルログラード製
ネネツが極秘裏に開発した自走対空砲。
車両というよりは移動基地と形容するべき巨体を誇り、自動装填装置を用いた圧倒的投射量がウリ。
そもそも元から対空重視の空中艦が多いネネツにわざわざ自走する地上砲が開発された理由は、帝国本国の脅威であった。
完全併合を回避したとはいえ帝国からの重圧は依然として大きく、最悪の場合帝国による占領もありえないことではなかった。
陸上兵力をほとんど持たない・著しく制限されたネネツはナドノフという秘密兵器の建造に着手。陸軍も同様であった。
こうして生まれたのがこのテチューシカだ。対空砲と言いつつ、その砲口径は100mmを超え、水平射撃もこなすことができる。
山岳部のトーチカに隠され、"侵略者"を圧倒的火力で遠距離砲撃することを主眼に運用された。

音響探知器がついていて対空警戒能力もあり、これをうまく使うことで聴音による陸上索敵もできる。
夢の様な兵器であったが、移動能力は悪いの一言で、結局配備先のトーチカで組み立てられることとなった。
苦肉の策だったが、このとき帝国の抜き打ち視察団が工場へ調査にやってきており、もしテチューシカがその場にあったことを考えるとゾッとする思いである。

 


その他

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最終更新:2023年02月18日 20:11