南パンノニア自治国

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南パンノニア自治国 Autonomous Kingdom of Pannonia

テンプレ統一運動(2021/10/14)

パンノニア自治王国は惑星パルエのに存在するクランダルト帝国の属国のひとつ。
元々は赤道地域を支配するパンノニア王国として君臨していたが、505年に突如として襲来した帝国によって国土の大半を占領されてしまった。
もう片方は自由パンノニア共和国となった。小国乱立時代では先進国だった過去を持つ。

 


国旗
公用語 パンノニア語
クランダルト語
首都 カルタグ
最大の都市 カルタグ
通貨 帝国ダルク
国歌 皇帝陛下万歳 (北パンノニアの国歌も密かに流通している当噂も)
民族構成 パンノニア 80%

キャラクター・パレット

1:系 2~3:系 4~6:系

概要

ラスティフロントでの位置づけ

歴史

建国 (パンノニア王国~分裂) 灰字は自由パンノニア共和国と共通

赤道より南、オリエント海に突き出す肥沃な大地。そこに存在するオルスク・クレーターに入植したのがパンノニア民族の祖先、リュリ族であった。
リュリ族はクレーターに形成された様々な重金属の恩恵を受けて早くも鉄器やタングステン鋼を用いた産業を発達させる。
※このクレーターは過去に対戦で使われた質量兵器によって作られたもので、天体級の物体の衝突によって重金属が局地的に形成されていた。

時代は進み、数百年前の小国乱立時代では
メル=パゼル共和国に準ずる強大な工業国にまで成長した。金属加工が非常に発達し、波形外板(コルゲート)をいち早く導入した。
メル=パゼル同様、帝国の侵略時には連邦には加盟せず独自で防衛戦を行った。対空砲は配備しておらず対艦戦闘は困難であったが、当時としては珍しいの装甲車やロケット砲などを用いて帝国軍を地上戦で迎撃した。
帝国軍を驚かせたのは、パンノニア軍が王宮のシンボルである青銅製大砲”キライ砲”(口径85cm)を持ちだして帝国の兵員輸送艦1隻を撃沈したことだ。 共和国よりも激しく抵抗したが、国土の立地が悪かった。つまり共和国のように他国という防波堤がなく、国境線が戦線と化し、帝国の火力の前に4日で無条件 降伏してしまう。

帝国編入後は南部の広大な農耕地帯を含む首都の経済力を持って帝国の兵站を支えた。
最初のうちは帝国に対するレジスタンス活動も活発であったが、もともと陰りが見えていたパンノニアの栄光を取り戻したいと思っていた彼らは帝国に加担することでかつての栄光を再び手にしようと決意。
完全に帝国の属国となるのではなく、属国というポジションを最大限活用して後の世代の栄光を再び勝ち取ることを望んでいた。そのためには一時の汚名も気にしない。
南パンノニアの絶妙な立ち回りも相まって、帝国本国は南パンノニアにある程度の自治権と発言力を与え、形は変われど南パンノニアも力を取り戻しつつあった。

文化

国民と文化

太古の騎馬民族のような、ややがっしりとした体を持つ丈夫な国民をイメージ。言語や文化はハンガリー・マジャル人を中心としている。
基本的にはパンノニア南北で差異は見られず同族意識を持っているが、互いに各陣営に編入され歳月が経っており、国交も断絶しているため不信感が両者にわいている。
国民の誇りは高く、帝国が自治国として存続させたのもこれが一因であるとの見方がある。
火力厨でもあり帝国と馬が合う。彼らに戦車と作らせれば、しれっと臼砲搭載戦車を作ってしまうほど。

経済

軍事

特筆事項

パンノニア自治王国の技術力

金属加工技術に長けており、最近の帝国艦隊に見られる複雑な曲線装甲はパンノニア人技師によるものである。
しかしながらパンノニアは北部が工業地域となっており、王宮を含める南部は穀物地帯で帝国が手にしたものは王宮技術者や高級技師官のみであったので、純粋なパンノニア製とは言いがたい。
パンノニアの反逆防止の為、例え旧式であっても帝国の軍艦を提供することもなく、また完全パンノニア製の軍艦を編入することもなかった。生体機関のみを引き渡し建艦を彼らに任せ、その運用も彼らの艦隊の範囲のみにとどめた。その結果、生体機関を用いながらも連邦に似たフォルムをした艦船デザインとなった。

そんな境遇でもパンノニア人技師たちはあの手この手を使って、後世の新生パンノニアの種を巻き続けた。
帝国から課された厳しい規制の隙間をうまく利用し、極秘裏に、着々とパンノニア技術の発展を画策し、100年後である600年代を過ぎると技術力に関しては北半球の独立諸国などと肩を並べるほどまで回復した。
工業地帯なし、そして属国という縛りの中から不死鳥のごとく復活した南パンノニア人は、北パンノニア人ですら一目おく。

 

外交関係

クランダルト帝国のことを心底嫌っていながら、それを表に出さずにうまく立ちまわる外交が特徴。
基本的には帝国の言いなりであるが、帝国駐留艦隊の兵站を担っていることからやや強気に出ることも可能。
ネネツ自治管区と同じく何かしらの交渉材料を用意して自らの希望を提示するスタイルだが、南パンノニアにはさらに「本国との距離」という武器を持っているため、交渉能力自体はやや上をいっている。
しかし、その強みが逆に南パンノニアの中途半端な自治権と軍事力をもたらし、かえって帝国の警戒の眼差しを常に浴びるようになる。
その一つの例が各空中部隊に参列している監視艦の存在だ。監視艦は基本的にその部隊の命令に従っているが、少しでもおかしな動きを見せた場合には帝国本国へ知らせるための特殊エコー装置を搭載している。

ネネツとは距離が離れてはいるが、境遇が似ているため両国の国民の感情は良好。
北パンノニアに関しては、同胞意識を持ちつつも敵国として割り切っているようだ。いつか、機会があれば…機会さえやってくれば、同胞と共に武器を持つことを夢見ている。
なお、その夢は600年代末期の目覚め作戦にて現実のものとなった。

アーキル連邦に関しては、かつての栄光あるパンノニア王国の片割れである北パンノニアを、国力が半減したことをいいことにこき使っているところを嫌っている。
敵国であるパンノニアに同情するという不思議な感情を抱いている模様。最初は、同胞意識を削り、戦意を高めるさせるために流布させていた「北パンノニア人は毎日チヨコを食べているおちこぼれだ」という噂も、いつしか「北パンノニアをアーキルから開放するために戦おう」といったものに変容していった。

諸島連合に対しては密かな脅威だと考えていながらも、直接的には南北戦争に加担していないため中立を保っている。
この南パンノニアと諸島連合という絶妙な立ち位置の二カ国はパルエの第三世界を牽引している重要な存在だ。

 

最終更新:2023年07月09日 21:14