年表

 

シェアワールドとしてのラスティフロント世界の歴史ページです。
物語を作る上である程度の整合性は求められますが、ガチガチに拘束することは原作者自身が望んでいないので
このページは、作品に奥深さを与えたり、知的好奇心を満たす目的でお使いいただければと思います。
歴史ページは有志の方々による過去2回に渡る編集作業により、様々な設定や創作情報を反映させることができました。
この場を借りてお礼申し上げます。 ー蒼衣わっふる 2020年 12月27日

 


世代について

ラティフロントでは、時代を下記のように世代で区切っています。
それぞれの世代には大まかな歴史背景やイメージが決まっているため、各々が得意としたバックグラウンドで創作を行うことができます。

第一紀世代…505~540年帝国侵略前~帝国侵略初期 帝国侵略前~帝国侵略初期 あるものを使って「これかあれか」とあくせくして作ったメカメカしい時代。カオスと多様性に富む。むき出しの配管とリベット。
第二紀世代…541~595年 帝国VS連邦体制時代 技術が確立していき、洗練されつつあるがまだ失敗続き。創意工夫による新技術と保守的な技術が入り交じる。非常にラスティフロントしている。
第三紀世代…596~643年 もはや単純な二大対立ではなくなる。 技術が累乗的に加速し洗練されていく。メカメカしさは失われ、技術的特異点にむけたレースの始まり。ここに来て一気にSFめいてくる。
第三紀後期…644~691年 南北の講話を経て、新たな世界秩序が形成される。技術の複雑な交差が起き、ある部分では現代地球文明の技術を越すものも現れる。洗練されているが野暮ったさはわずかに健在。
第四紀世代…692~未来 南北統一が実現した世界。旧兵器との戦を経て、パルエはオービッタ・パレアと呼ばれる宇宙時代を迎える。最新技術とパルエイズムのフュージョン。

目次 

新芽期...~299
陸鳥期...300~499
飛鳥期...500~679
  第一紀...500~540
第二紀...541~595
第三紀前半...596~643
第三紀後半...644~679
天貫期前半...680~691
天貫期後半...691~
末路

世界変動値

各イベントごとに、世界に与えた影響度を表す変動値を追加。
二次創作や、「もしアーキルがリューリアで負けていなかったら」といった歴史IF検証などで世界を分岐させる時の目安にしてください。

低………変動率………高

 

新芽期 -しんめき

世界各地で、大戦を生き残った未開民族たちが文明を築き上げる。
パルエが一時的な温暖時代に入ったことが要因とされる。

   パルエ歴 出来事
前2000頃 狩猟生活から定住農耕(放牧)生活へ。人類生活圏の拡大と都市国家の連続的勃興
前700頃 このころまでにオデチア・ウルスと大三角王朝が成立する
前700頃~前500 オーヂット帝国(オデチア・ウルス)と大三角王朝の戦乱時代
前548 オデッサ出現、オーヂット帝国の版図は最大となる(オデッサの大帝国)
前531 オデッサ死亡。帝国は合議制となる
前524 合議制は早くも崩壊、帝国の各地で後継者達が覇権を巡って争った。(オーヂット継承戦争)
後継者の一つとしてキーン朝ハヘンヴァト(後のキーン大公国)が建国される
前300頃 このころまでに"何か"が発生し、大三角王朝と後継者国家群は消滅する。(前300年のカタストロフィ)
前130頃 クランダル家祖先国家(仮称)が建国される。
80 南方に向ったオデッタ人、エクナン半島にたどり着き、ラジネル晶の生成技術を伝える
1 フォウ王国 建国される
10 スクルフィル人、先六王湖諸部族を討伐し、連行した上でエクナン半島へと移住する(エクナン捕囚()
60 エクナン半島に5つの王国が建国される
100-150 都市国家の統合・分裂時代 都市国家を従える国家の大量出現 (主要国家のみ記述)
80 テナー首長国建国される
115 エウル=ノア連合王国統一される
120 パンノニア王国建国される
126 マン王国が建国される
130 クランダルト帝国建国される
133 ヤークロ=ネネツ王国が建国される
140 パゼル公国 建国される
148 和約により、アキエリ朝とアノーリアン連合体ザイリーグが建国される
150 テルスタリ共和国 建国される
150-200 各都市間に貿易ルートが整備される 文化と技術の伝播 (北・南半球は未接触)
200 バセン公国が建国
スクルフィル王国が統一
200-230 カルラ市国建国される

 陸鳥期 -りくちょうき

旧時代の遺物、もっぱら瓦礫などを使ってちぐはぐな技術体系をベースにした文明発展が進む。

    パルエ歴 出来事
300       北半球および南半球の主要各国の技術が中世レベルに到達。
採掘技術の進歩により旧時代の遺物の存在を発見。冶金技術の発達。
各分野の技術発達の速度がアンバランスなものとなる。
306 ノボチア公国建国される
310 ワリウネクル諸島連合の発足。初の連合国家。
328 サン=テルスタリ皇国成立
333 諸島連合を除く北半球にてパンノニア熱大流行 冷夏による飢饉が同時発生 パルエ総人口の2割が死亡
ザイリーグ、体制を維持できずに崩壊、諸国乱立
帝国:弱り地上に降りたスカイバードを捕獲 大主教主導のもと研究対象となる
334 神聖ミテルヴィア 建国される(阪神は関係ない)
340 北半球国家、戦乱時代突入 技術革新
火薬ロケット兵器(フォウ王国)の投入 コイル銃の発明(ギルド=メルパゼル) 火炎放射筒(アキエリ朝) 岩石砲(帝国)
370 北半球にて国家の分割が進む
”技術者のための国家”を掲げ、各国の技術者が集まりメル=パゼル共和国建国 初の原始的民主国家
パゼル公国滅亡
380 帝国空中騎兵団発足。圧倒的速度で南半球国家を併合。オージアに侵攻する。
382 オージア滅亡。首都オットで初歩的な蒸気文明を発達させてきた技術機関士らが帝都へと連行される。
383 帝国イージア/ラッシジア地方へ侵攻。馬賊のラーヂに翻弄され、補給基地を築くのがやっとだった。
384 マン継承戦争 親パンノニア派が勝利し、パンノニアによるマンの傀儡化(ビンドボナ朝マン王国)
ノボチア公国、ノボチア王を自称しノボチア王国に国号を変更(パンノニアやアキエリ朝からは南ザイル人王国と呼ばれる)
386~390 帝国イージア地方を制圧できないことに業を煮やした帝国はバセンを先に制圧することを決定。
激しい戦いの末、ついに全滅。バセンは隷区として以後250年ほど屈辱の日々を送る。
390 アノール地方の諸国、再統合し、オアシス都市国家連合体ザイリーグ成立 戦乱時代の終焉
ネネツ、肥沃地帯を帝国に明け渡し、吸収される
393 帝国ネネツが恭順したことにより、イージア/ラッシジア地方の本格的制圧に乗り出し、成功。しかしラーヂの締め付けはできなかった。
416 第一次テナー=マン戦争において大砲が使われたことにより、北半球諸国が大砲に力を入れる。 発光器の動作原理解明。
425~431 帝国:ガルーデアに侵攻、これを殲滅する
430 北半球国家間の発光信号情報網完成。
440 帝国:砲を搭載した小型艇に着手。急速な工業化。
444 クラッツ戦争、メルパゼルとエウルノア双方が略奪を繰り返した末にエウルノアが敗北。クラッツ寒林帯を割譲する。
448~453 帝国:近代化された軍団を率いて北上、リューリアの半分を制圧するも、属領での大規模な反乱が発生したため撤退。
455~459 帝国:北方に再侵攻。今度は成功し、リューリア地方を制圧する。ガリアグルは帝国に恭順する。
460 帝国:エクナン半島を支配していたスクルフィル王国と衝突。ラジネル水晶のために帝国軍は空中騎兵団を生かすことができず、苦戦。
464 帝国:ラジネル水晶の力を恐れた帝国はほとんど対等な和約を結んでスクルフィルを属国化する
469 帝国:領内で大規模な反乱。オージアに独立政権が築かれる。
472 帝国:オージアの反乱軍を制圧。これを機に貴族を中心とした国内体制の再編を図る
475 第八次ラドゥ戦争で敗北した神聖ミテルヴィアはラドゥ教を「解釈の一つ」として黙認する方向に舵を切り、伝統派を粛清する
478 帝国:恭順の意を示していたガリアグルを突如として攻撃、グレーヒェン騎士団が華々しい戦果をあげるも、山がちな地形に苦戦。
480 パ王:当時最大級の850mmキライ青銅砲を完成させる。同国の黄金時代。
メ共:スクムシの幼虫を用いた紡績加工に成功。特殊繊維の発展と急速な工業化。
485 帝国:ガリアグル最後の拠点をノガレス級を主力とする新設された帝国艦隊が攻撃、殲滅する
同時に無人地帯であった六王湖を発見、ここに小規模なコロニーを建設する。

飛鳥期 -ひちょうき

技術革新と波乱の時代の幕開け
ラスティフロントの創作の主な舞台となります。

   パルエ歴 出来事
第一紀世代…500~540年
505 5月      帝国の空中艦隊が赤道を突破。北半球文明と南半球文明のファーストコンタクト
最南端の小国エウル=ノアを3日で占領。翌週、マンテナーカルラを占領。
505 6月 帝国迎撃戦勃発、メル=パゼル共和国、装甲歩兵師団を派遣。アキエリ朝、同国最新鋭の気球型移動砲台を派遣。
パンノニア王国、空中艦隊と交戦。地上軍の猛烈な抵抗により兵員輸送艦を撃沈。
4日後、無条件降伏しパンノニア王国滅亡。降伏を認めなかった一部の集団は自由パンノニア共和国を建国する。
505 7月 帝国:補給の限界により進軍を一時停止。占領国家の属国化を進める。
アキエリ朝の呼びかけにより国家を集めて北部同盟が発足、フォウ王国は拒否
対帝国ドクトリンの研究。対空兵器の発達。
506 浮遊機関の研究が開始される。硬式気球艦の生産開始。国家プロジェクトとして最優先で生産された。
507 1月 空中艦の時代の幕開け
同盟初の空中艦隊、帝国領旧カルラ市国へ侵攻。カルラ市上空戦勃発
帝国同盟の間で初の”空中艦隊戦”が行われる。
全てにおいて同盟に勝る帝国艦隊、初めての艦隊戦を経験。同盟、戦力の4割を失うも戦闘に勝利。
カルラ市国が復活
  507 8月 カルラ市国がアキエリ朝に吸収される
508 アキエリ朝ノボチア王国とでグラヤ=ヘルバナーン条約ができる
510 8月10日 芋バブル発生 乗りに乗った商人らによりエスキア市国が建国される
510 8月22日 芋バブル崩壊  通貨がハイパーインフレしたためエスキア市国滅亡、アキエリ朝へ編入。何がしたかったのか
516 帝国:補給拠点として盤石にするべく、六王湖に大規模な植民計画を推し進める。
522 同盟主導による帝国語翻訳が完了
522 同盟の浮遊機関の基礎解析が終了
500-530 戦闘膠着状態 どちらもこれまでに経験したことのない規模の戦闘に国力を疲弊させる
527 オリエント事件 王家がラオデギアから追放され、アーキル連邦が結成される、メルパ自パは同盟のみの状態を継続
ザイル:連邦支配下の自治管区となる
連邦ノボチア王国と第三次鷲亞条約を締結する
530 皇国:マンタルヘイム渓谷要塞が起工される
530 帝国東方作戦 当時の旗艦帝国軍の精鋭5個艦隊が消滅 "禁止区域"の認知
第二紀世代…541~595年
541 北部:浮遊機関実用化 反帝国国家へ技術提供。全国規模で艦の大型化が進められる。
541 皇国が部分的に鎖国を解除する
諸島も連邦と浮遊機関の取引を始める
546 王朝が変わりノボチア王国から国号を変えたアナンサラド王国、連邦に吸収(なお連邦からの南ザイル人王国呼称はそのまま)
551 帝国・パンノニア南部地域間でカルタゴ条約が締結南パンノニア自治国成立
560 ジェット気流航路図の解明
578 北方大攻勢 帝国軍の一大攻勢だったが多数の旧式艦艇とライラント将軍を失う手痛い損失を受けた
592 セイゼイリゼイ起動
593 ヒグラート会戦勃発 バレエガルタ出現
595 帝国帝国領ガリアグルにてが発生
595~644 カノッサ湿地帯地上戦
第三期前期…596~643年
597 皇国:南部大地震が発生
マンタルヘイム洞窟が形成される
598 ウェスタエゲル上空戦双頭協定による戦闘。
600 皇国にてメルガードの実用化に成功する
601 6月16日 フ王諸島マルダル沖の戦い 王国と諸島による砲火を伴う発の紛争
自パトゥラーンMk-1初飛行。パルエ最初の自力開発噴進飛行機。
609  連邦:長征作戦 エクナン半島を掠める長距離偵察作戦。リューリアにおける第二艦隊の戦果に寄与した
609 6月20日 連邦メ共猛獣作戦 旧兵器に対する連邦とメル共の共同作戦。ラ型を捕獲した
610 皇国第一次マンタルヘイム洞窟戦 侵略できそうな土地を見つけてイキった帝国が血の目を見た戦い
610 連邦ドライアード戦役 狙撃戦法が時代遅れであることを証明した戦い。ガンノット級を全艦喪失した
613 帝国:ヴァルメリダ指揮下の第3国境警備隊がザイル砂漠に迷い込む事件が発生
615 第45次ヒグラート会戦 双頭協定外における貴重な出来事
618 リューリア作戦連邦軍の大艦隊が帝都を目指すも、壊滅。
以降連邦はヒグラート渓谷全体でゲリラ艦隊戦法をとる。ヒグラート上空から飛行物体が消える。
620 メ共超長距離自律巡航弾バダダハリダの開発を完了。
ソナの異常活動のため、光量が減少、寒波がやってくる
620 6月20日 自パ帝国天命作戦 リューリア後でおかしくなった貴族によるソルノークへの奇襲攻撃
621 15月30日  宮廷貴族宰相派に対するクーデター。宰相派は皇帝艦ごと崩壊し、フリッグ皇女殿下が帝位につく
622 1月 南北暫定停戦
連邦:カノッサ湿地帯を帝国へ譲渡(無能である)
南パ:カルタゴ条約が失効する
622 1月24日~2月24日 帝国デルハルト事変 宰相派残党であるエギル・フォン・デルハルト率いる連合艦隊が観艦式を奇襲したが、壊滅。
旧宰相派への警戒心を上げたラツェルローゼにより、貴族への弾圧や粛清などが強まり、耐えかねて帝都を逃げ出した貴族たちは六王湖に集まりはじめる。
622 連邦メ共:二つの国で協力して立ち上げた音速計画にてクルカが音速を体験し生還する
622 帝国の一管区としてひっそりと六王湖軍閥(帝政ダルト国)が形成される
623 連邦:アナンサラド人暗殺部隊"ダバーム隊"、フリッグ皇女の暗殺失敗(軍部の過激派の暴走)
623 両国再び開戦
帝国の報復攻撃でアナンサラド王国のオアシス都市テメンニグルがまるごと消滅する。
624 連邦第12次ヒグラート渓谷戦 艦隊の再構築が完了して緊張感を緩めた結果の敗北
625 連邦:カノッサ奪還作戦 連邦構成国などから戦車をかき集めた
626 パンドーラ隊の一派が、最深部のひとつ、生命保管庫へ到達。残る最深部は5つとなる。

628年 3月9日

北部・南部:シルクダット会戦勃発 パルエ史上初の空母艦載機を主力とした会戦。
628 フ王諸島大寒波戦争勃発 近代的な総力戦の構図を醸し出した戦争。寒波の影響もあって死傷者が大勢出た
629 帝国:マンタルヘイム要塞南部を陥落させる
630 4月 自パ:科学技術の叡智を凝らした実験機ザーニMk-7がパルエ初の音速突破。
630 6月 :突貫的実験機サラド630がザーニMk-7の記録を50km/h上回る。
音速の壁とやらはパルエ人が恐れるほどすごいものではなかった。
631 寒波の終わりと共に寒波戦争終結
631年5月5日 六王湖軍閥(帝政ダルト国)にて人造皇帝アイギス誕生

631年6月4日

皇帝作戦勃発
連邦の好戦派は失脚し、停戦派が以前より築いていた独自ルートで帝国と本格的に接触しはじめるようになった。
632 :和平派軍人たちによる極秘裏の停戦交渉・工作が始まる。
634 マンタルヘイム渓谷要塞で度重なる激戦
南パンノニア特需
633-640 クラッツ上空戦を最後に大きな戦闘が行われない期間が続く。
偵察機同士の遭遇戦が散発的に続く。
空中艦の時代の終焉。
第三紀後期…644~691年
644 8月8日

リューリアにて南北停戦条約が調印される。(誠意みせろ)
連邦の段階的解体が始まる。
ラオデギアでクーデター
皇国自パマザルカ搭乗機を撃墜(88事件)

645 連邦崩壊 
皇国:第二次マンタルヘイム洞窟戦
647 皇国:鉄槌作戦勃発 帝国の勝利
皇王カルデアロ、去勢される
皇政テルスタリへ移行
654 パンノニア動乱発生
統一賛成派・反対派諸国家間による武力衝突が発生。
介入勢力は全面戦争化を恐れたため投入された兵力は小規模なものだった。
正統アーキル軍は自パ北部工業地帯へ進駐 無論、自パは連邦を離脱する。
655 統一パンノニア建国。150年ぶりの復活。
パンノニアの第二の黄金時代の突入。正統アーキルと同等以上の国力を生み出し始める。
しかし北部工業地帯がアーキルに編入されてしまう
668年3月20日 ス王メ共:メルパゼル共和国、スクルフィル王国との間でスクレン諸島をめぐり対立。結果、水晶戦争が勃発。
戦後初の本格的な海上空中戦となり、最新の誘導兵器やジェット戦闘機などが入り乱れて戦った。
最終的にスクルフィル軍の航空母艦が出撃し、慢心していたメルパゼル軍に一撃を与える。
668年9月20日 ス王メ共:水晶戦争の停戦条約が締結。
スクルフィル王国はこれの仲介役としてオージア協商と取引をし、戦後にスクルフィル王国は協商に加盟。リューリア協商が誕生する。
670 北半球および南半球のインフラ回復
物資輸送などで生きながらえた空中戦闘艦も徐々に除籍されていく
671 フォウ王国が主体となった第一次極地探検隊が北極に向けて出発。帰還は2年後を予定。
672 リゼイ、パルエ文明が平和的技術運用の基盤を満たしたと判断し第二技術を開示。各国に共有される。
裏側世界の存在が確定的なものになる。
675 エゲル山脈で六王湖船籍の商船が旧兵器に撃沈される。
停戦で平和になったと思っていたのは間違いであった。まだ旧兵器が残っている。
裏側世界への探査はこれらの脅威を排除しない限り困難である。
676 各国緊急会議 旧兵器からの自衛軍の必要性が論議される。
大陸連盟設立
各国で統合アカデミーが樹立される。 ついでに引っぱり出される艦。
678 3月14日 矢挫作戦 すんでのところで危機を回避する

 天貫期 -てんかんき 前半

「オービッタ・パレア」の時代突入前夜

   パルエ歴 出来事
680 2月1日 バダダハリダを使った試作ラケーテ大気圏突破。天貫期のはじまり。
680 パンドーラ隊を母体としたセズレーン隊発足。
対旧兵器のドクトリンが研究される。
681 旧兵器掃討作戦が宣言され、「10年以内の作戦発動」にむけて国際プロジェクトが開始される。
683 分散型リコゼイ砲”ミュルトン防衛システム”の着工開始。フェイルセーフとして南半球の要所に設けられる。
  690 ”ミュルトン防衛システム”の配備完了を宣言
「この究極の大砲は作戦とともに役目を終えるだろうし、
作戦に困難が生じた際には我々の最後の切り札として活躍することになるだろう。

作戦名「目覚め作戦」が決定
各国で訓練開始
691 12月11日 各国軍を編入した統合軍がノスギア山脈、六王湖上空に集結。
目覚め作戦」の発動。
以下 総合創作 目覚め作戦企画資料のストーリーラインへ移動・統合予定のため削除予定 (2023/06/16)
691 12月13日 グレートシタデル攻防戦
691 12月16日 東都上陸戦
691 12月18日 13:12 衛星軌道上の"眼"からの光撃。
エカルラードを旗艦とした空母部隊の半数が失われる。
同 13:31、14:02、14:55 バダダハリダ3基が反撃のため離床。
すべて迎撃されるが、数世紀ぶりの3連射で眼に動作不良が起こる。
691 12月25日 セントラレナーヴへ砲撃開始
691 12月26日 特殊な訓練を受けたクルカ電脳部隊がハッキングを開始。 同日夜、全旧兵器の機能停止。
この時都市で使われていた旧兵器の技術もダウンしたため連邦首都で4日間ものインフラ障害が発生した。
691 12月28日 午前 セントラレナーヴにクルカの意識がダイブに成功。戦略プログラムが電脳化したクルカに食い尽くされる。
691 12月28日 午後 セントラレブレイン、電脳クルカに完食される。
数千年の間パルエの総覧者であったAIはクルカに座を明け渡すことになったピュイ。

天貫期 -てんかんき 後半

「オービッタ・パレア」時代へ突入 ついに第二パルエ文明は黄金期へ

   パルエ歴 出来事                                                                    
691年 13月20日 旧文明からの独立を宣言
13月20日はパルエ独立記念日とされる。
692年1月1日~1月7日 パルエ平和祭開催
692年5月2日 国際連盟構想が提唱される。
しかしまだ未解決の領土問題が多い
697年 大陸情報網計画、実行される
700年 全球合同調査団発足 徹底的な地下探索が行われる セントラレナーヴを失った旧兵器は掃討されつつある
703年 626年以来、調査隊が半世紀ぶりに最深部である芸術保管庫へ到達。
数多くの旧時代の音楽や詩が発見される。科学者たちは落胆したが、社会学者などは大いに発見を祝福した。
同年、さらに別の最深部へ到達。この空間は建築途中で放棄されたものだったらしく、
なにが保管されるはずだったか、熱い議論が交わされた。残る最深部は3つとなった。
703年 7月22日 オデッタ領土の3割が突如3~6m陥没。 ひどいところでは200mの大穴や渓谷が生成された。
この振動はスクフィルでも観測された。
703年 7月23日 オデッタ、非常事態宣言を発令するが、あらゆる伝達手段がなく助けを呼べない状況。
703年 8月25日 水補給にやってきたアーキル国輸送船がオデッタが無政府状態に陥っていることを確認。
各国の救援物資が差し出される。(この大部分はオデッタ政府により転売され、オデッタタワーの建造に費やされる)
707年 4月1日 全球合同調査団が世界規模の裏側探索を発動
710年 8月15日 宇宙を目指した最初のラケーテが離床する。
成層圏で謎の爆発を遂げる。
716年 6月8日 Beep...Beep...Beep... こんにちは、パルエ
718年 2月15日 クルカが初の宇宙飛行を遂げる。文明崩壊後から数千年というブランクを開けて、再び生き物が宇宙に進出した。
クルカがコミュニケーションツールを使って伝えた、「あおい ちょこ たべたい」「おなかがすいた」などの名言が有名。
724年 3月30日 セレネ有人探査計画が提唱される。
     

末路

パルエ歴 出来事
1700 太陽フレア直撃
3万年後 パルエ世界同時破局噴火
4万年後 ガンマ線バースト、ソナ星系をかすめる
5万年後 自由浮遊惑星S4K5M4Z5*がソナ星系を横切り、重力の影響によりパルエがソナをスイングバイ、星系からはじき出される

 

 
最終更新:2023年06月16日 07:31