六王湖デザイン大会

六王湖デザイン大会

六王湖に栄光あれ!!

諸君らには、今後の帝国打倒戦略に伴う戦力倍増計画について議論してもらう。
この会議場では管区や役職の幅を飛び越えてあらゆる設計案を募集する。遠慮することはない。
さあ諸君の意見を聞かせてくれ。活発なる議論を期待する。
 

要項

今回の企画では、帝政ダルト国、つまり六王湖のデザインコンテストを行います。
今回の特徴は、六王湖関連のものなら何でもOKというもの。
艦船・建物・人物・銃器・紋章などなど、まだまだ不足する六王湖の設定を補うのが目的です。
各種のデザインの投稿は、直接このページへアップロードし、名称や設定を編集することで完了します。
アップロードファイル名は(例)「Daltic Culca.png」のように名前をつけてください。PNG形式推奨!!
また、画像ファイルのサイズには注意してください。上限は700x700ピクセル当たりが妥当です。(物体の形によります。適当なサイズにしてください。)

アップロードの仕方
1,このページ上部の「編集」タブから「このページにファイルをアップロード」をクリックし、画像をアップロードします。
2,アップロードが完了すると"「六王湖デザインコンテスト」にアップロードされたファイル一覧"ページにてファイルがあるのを確認しクリック。
3,するとブラウザにアップロードされた画像が表示されるので、そのURLをコピー。これが「画像URL」というものです。
4,"「六王湖デザインコンテスト」の編集ページを開き、編集画面に並ぶ灰色のボタン中断右端の「イメージ」をクリック
5,画像URLを貼り付けて、大きさなどを調節すればOKです。

 

コンテストの詳細

テーマは"六王湖ならなんでもOK"
・一人最大5つまで投稿できます。
・あなたの考える偉大な六王湖らしいものを考えてください。
・あまりに馬鹿らしい度を超えた一発ネタは削除される場合があります。
・色なしでもOKです。アナログ直撮りでも大丈夫。
・常識にとらわれず不思議なものをどんどん考えよう。

注意!! イベントの趣旨上、ここに投稿されたアイデアは原案者のクレジットを尊重しつつ、公式化されることがあります

 


テンプレート

写真

メカ名:XXX
運用時期:第一紀/第二紀/第三紀/第三紀後期
投稿者:XXX
概要

 


メカ部門

メカ名:バレグ・ガーリェ級重砲警備艦
運用時期:第三紀第三紀後期
投稿者:まるりょう
沢山入手したスクラップ寸前のガルエ級駆逐艦を徹底的に近代化し、ほとんど別物と言える性能を持つようになったのが本艦だ。パンノニア経由で北側の技術もふんだんに取り入れている。走攻守ともに安定したレベルにあり、バレグ・クライプティアの数合わせ的な主力戦闘艦、汎用哨戒艦として使用された。
しかし徹底的な改修が仇となって入手したガルエ級の多くはこの姿になるのが遅れた。過半数のバレグ・ガーリェ級は護衛艦戦力が足りてきたころに就役したため六王湖所属にならず、外貨獲得のため旧帝国から独立した新興国に売却されていった。元がガルエだけあってランニングコストがとても安く、空中艦として最低限の仕事はできるため様々な中小国でも主力としてこき使われている。

 

メカ名:グラナドール級戦艦
運用時期:第三紀
投稿者:アイス民
概要 六王湖が「帝政ダルト」として独立した際、前線泊地として整備されたドックや工廠に多く残された資材や装備、そして逃げ出してきた各貴族が持ち寄った旧式艦などから部品をツギハギして建造された六王湖史最初期の戦艦。
生体機関のみグレーヒェン級と同種のものが用いられており、シルエットこそグ級を彷彿とさせるが56cm臼砲の亀甲配置、対空軽視の傾向などグ級に比べ未だ旧態依然とした運用思想が見受けられる。
ツギハギのワンオフ戦艦であるため出し惜しみされ領内ドッグで引きこもっていることの方が多かった

 

メカ名:個人用輸送台チョジボー
運用時期:第三紀
投稿者:もさもさ
とある亡命者が手土産として持ち込んだ小型生体器官をベースに、六王湖で生産された個人用トランスポーター。台車程度の大きさで、上に荷物を載せてロープで引っ張るとちょっぴり浮いてスルスル付いてくる。引っ張るのをやめると即座に停まる。それだけ。
半ばガラクタじみた代物だが、人口が少なく労働力の確保が難しかった発足当初の六王湖では重宝され、公開された技術資料を基に多くの新興産業塔で生産された。
これは不足した労働力を補うだけでなく、帝国本国では民需への転用が制限されていた浮遊器官技術を積極的に公開することで産業を育成する狙いもあったという。
主なパーツは最低限の制御中枢を詰め込んだ浮遊器官とフレーム、栄養液及び廃液タンクとごく少なく、とにかく構造が単純なので浮遊器官生理学を志す初学者向けの教材としてよく用いられた。
そのため改造機の素体とされることが多く、中には超軽量航空機や低レベルな無人車両に改造されたものも存在している。

 


メカ名
:強襲巡空艦"ラケーリン"
運用時期:第三紀
投稿者:八分儀
南パンノニア製の高精度照準器と8発の超大型空雷を有する新造重雷装艦。六王湖の製造設備と南パンノニア技師の最大限を惜しみなく注ぎ込むことで間に合わせの改修艦とは一線を画す性能を発揮するも火力の大部分を空雷に依存することから建造は数隻で打ち切られた。
第一紀のかんざし型マストを彷彿とさせる特徴的なマストはただの通信アンテナであり貴族士官の士気高揚以上の効果は特に無い。

 

メカ名:ジストラグル級航空巡洋艦
運用時期:第三紀
投稿者:るな(代理投稿者:まるりょう)
前部のガチガチ戦闘艦部分と後部の航空機運用部分が繋がってできている航空巡洋艦。
甲板が三枚あり着艦と発艦と多目的用にと色々な役目を果たすことが出来る。
元からこの艦を作る目的があったというわけではなく、作りかけの重巡空艦の前部に甲板と格納庫を増設したのではないかというのが帝国側の見解である。
その実宮廷貴族が持ち逃げしたアクアルア級3隻をベースにほとんど新造と言えるほどに総改造を施したものである。
帝国軍は新型のレウラグル級軽空母を完全に凌駕する高性能航空火力艦として脅威視している。
実際のところは砲戦能力は高いが強いわけではなく、航空機の運用と指揮がメインで装甲も薄いため、高い砲戦能力は自衛用と考えた方がよい。
その指揮能力の高さから六王湖の前線旗艦をよく務める。

メカ名:征空戦闘機グランヴァーラ

運用時期:第三紀/第三紀後期
投稿者:アイス民
概要 帝国第二紀の傑作戦闘機グランビアを改修して開発された戦闘機。長砲身化された榴弾砲とやや下方に配置された翼部生体機関が特徴
六王湖開発技術班の涙ぐましい努力により器官をはじめ各部に徹底的な改修が施されており、同じくグランビアを改修して開発されたグランバールと比較して機動力、攻撃力に重きを置いており、第三紀に復活したグランビアとも呼べる存在となっている。グランバールに比べやや拡張性に劣るが、翼部ハードポイントと胴体上部観測機器マウントを置くことで応急的な対応としているようだ(なお上部マウントが空気抵抗を生んでしまい性能を阻害してしまっている)
翼部ハードポイントにはロケットポッドや自由落下爆弾、グランヴィナスから取り外した機関砲を束ねた22ミリガンポッドなどを装備可能
六王湖支配空域内の制空任務の他、国境付近においての偵察任務などに従事している。

メカ名:戦略航空戦列艦 "アドミラーレ・ウリヤノフール"
運用時期:第三紀/第三紀後期
投稿者:まるりょう
第二期宮廷貴族ご用達の大型戦艦アドミラーレ・クヅォネス級、その最後の1隻が生まれ変わった姿である。もともとの本級は豪華絢爛なだけの見栄はり戦艦だったが、六王湖が入手するにあたって実戦に耐えうる改修を行った。
バルデン級に搭載された遠距離での索敵照準装置、第三国経由で不正入手した連邦大型空雷をベースにラケーリンで実証した巨大誘導空雷、そして帝国正規空母に匹敵する航空運用能力を持つ。さらには宮廷貴族用艦内劇場ホールを流用した輸送モジュールを内蔵しており、護衛艦への空中補液、下部ウェルドックから地上軍を載せた揚陸艇の発進まで行える。
六王湖は本艦をナンバーズフリートの旗艦に据え置き、ラドゥクス・インペリウム級のカウンターパートと喧伝した。帝国もそれだけ脅威視していたようである。
実際のところ、古い船体に贅沢品なフネだった時代の設計を消し去れず構造は非常に撃たれ弱い。主砲こそ付いているものの戦艦としての価値は宣伝程度でしかなく、インペリウム級と殴りあってもまったく太刀打ちできないとされた。だからこその索敵・航空・誘導火力であり、高い指揮能力を生かして連携して襲いかかり、頑丈な帝国戦艦をミサイルと空爆ですり潰すことを主眼に置いていた。華やかなりし空中戦艦の時代は終わりを迎えていたのだった。
単体での戦闘力の低さに対して兵站・指揮能力は非常に優秀であったため、目覚め作戦初期には南半球艦隊の総旗艦を任される。作戦中盤に天眼に撃ち抜かれて蒸発、ラドゥクス・インペリウムにバトンタッチする形でパルエから消え去った。
 

メカ名:ヴァスカラ・コントラルフ級狙撃型戦列艦
運用時期:第三紀/第三紀後期
投稿者:まるりょう
帝国第二期初期のヴァスカラ級戦艦、その六王湖ヴァリアント。主砲を長砲身32センチ連装砲に換装している他、飛行甲板を搭載して連絡機を運用できるようになっている。
長砲身砲に関連する技術の出自は不明。どうも32センチ砲の設計はリューリア作戦で沈没した連邦艦のコピー品らしい。当然装填機構周りは生体化されているはずだが、近衛騎士団特務委員会の入手した情報では戦艦ナドノフの砲塔設計に似通っているらしく、ネネツ王国の方で機密情報の流出騒ぎとなった。本級に限った話ではないが、六王湖の技術体系はいろいろと出所や入手先が怪しい。ほか、連邦艦のような艦首空雷発射管も装備している。
六王湖がネネツと国交回復して以降は、ユット・ザイリーグの修理に際し本級の半自動装填砲の設計が逆輸入されたという逸話がある。

上の画像はやむなく縮小したものなのでこっちも見てほしい
https://twitter.com/hanzoumonn/status/1132314605114421248
メカ名:ノスギエ級航空母艦&対艦誘導弾搭載型グランビア
運用時期:第三紀後期
投稿者:hanzou
六王湖の大型空母。 いろいろと生体艦を集めた六王湖がニコイチによって生じたクズ、老齢、変な癖がついた等、廃棄処分予定の生体器官を集めて作った大型艦。本当は砲戦能力も欲しいところだったが、大口径砲のストックがないので純粋な空母になった。
まったく別種の器官同士をつなげているので内部は良く言えばクラスタ化、悪く言えばスパゲッティだが、それ故に複数箇所の故障でも問題なく航行できるのが強み。というか平時からどこかしら故障してるけど平然と航行してる。
(地球で例えるなら、小惑星探査機はやぶさのイオンエンジンみたいなもの)
砲戦能力を捨てた分、搭載能力と生活環境は過剰と呼べる粋に達した。アドミラーレ・クヅォネス級から放り出されたサロンや宴会設備等が移設されており、ガラスドームと大窓が非常に特徴的。
舷窓の大きさは階級の二乗に比例する。搭載能力?肝心の艦載機が足りてないよ。
下部にあるのは航空隊への指示をおこなう腕木信号機。旧態依然としているが、空中管制能力は十分にある。側面にあるランプドアとクレーンは、平時は輸送艦として使われる機会がかなり多いことを表している。
やたら豪華な住環境と指揮能力および物資搭載量は、この船は何かあったときに皇族を載せて亡国政府となるためである……という都市伝説が存在する。「ありえん!!!!」


メカ名:ヴェストバルカ型軽攻撃艇
運用時期:第三紀後期
投稿者:アイス民
生体機関に生えた虫のような一対の翅が特徴的な汎用軽攻撃艇。通常時は生体機関で飛行し、適宜翅を併用することによって高い機動力を発揮する半オーニソプター。生体器官の出力を最低まで抑えつつ翅を使って飛ぶことで駆動音を抑えた静音飛行をすることも可能。
六王湖におけるコアテラ・ラーヴァナ系対地攻撃艇の更新機体であり、開発にあたって先発の帝国製キストラ型軽攻撃艇が参考にされており、兵員輸送キャビンと高い機動力が踏襲されている。反面、コストを抑えるべく小柄な機体に大柄なキストラの要素を付与した為、兵員搭載数の減少や武装搭載量の減少といった性能の低下も発生してしまっており、最大の問題として翅の可動範囲の都合上兵員室から外へ出るためのハッチが側面に設置できず、やむなく胴体後方底面のみに設置され乗降がしにくいという難点があった。
とはいえ安価に生産できたため六王湖にて大量配備されたほか、一部の機体は周辺の新興諸国にも輸出され対地攻撃任務はもちろんのこと静音飛行能力を活かし観測任務に使われたり要人輸送任務に使われたりと様々な運用がなされている。
六王湖の秘密特殊部隊が本機とともに世界各地で暗躍しているとの噂が存在する…

メカ名:シュリーフェン級航空前衛艦

運用時期:第三紀/第三紀後期
投稿者:hercules
様々な任務に対応できるよう設計された万能艦。グロアール級戦艦を元に再設計し全く新しい艦艇として建造されました。設計にあたり、対空火器の搭載、主砲の長砲身化、航空機運用能力、150km/hの快速などの要素が盛り込まれています。船体はグロアール級から引き継いだ装甲もあり、高い耐久性を発揮します。武装については主砲の長砲身化により威力と射程が向上し、重巡以上の艦艇と互角に渡り合うことができるなど、モデルとなった艦が戦艦なだけあってかなりの高火力艦です。加えて多数の機銃を配置し防空能力も確保しています。航空機は3つの格納庫に合計12機のグランヴァーラを搭載でき、ギリギリまで空間を切り詰めれば20機の搭載が可能で、軽空母並みの航空機運用能力を持っています。増設された生体機関により高い快速性を誇ります。下部の生体機関は折り畳まれたことで生存性の向上に成功しました。本級はその能力を最大限活かすため、高速の護衛艦と共に打撃艦隊の旗艦として運用され、その機動性の高さから様々な地域に投入され高火力を遺憾なく発揮しました。ある程度の砲戦能力と高水準な航空機運用能力を備える本級は、帝国艦隊からは大いに恐れられていました。
後に「R計画」の主力艦“メルバルク級”として大改装が行われました。1番艦、2番艦があり、それぞれ改装後は全く異なる姿となりました。

 

 

 

メカ名:アイギス殿下座乗艦"ギッザス"

運用時期:第三紀後期
投稿者:hercules
我らが皇帝アイギス殿下の座乗艦。ありとあらゆる脅威を排除できる六王湖最強の艦艇。他艦を圧倒する武装量と防御力を実現するため巨大化した船体は見る者に根源的な恐怖を覚えさせます。全てを足し算式に設計した結果、“ギッザス”は縦横に大きく肥大し、インペリウム級や連邦のクンバカルナをも上回る巨艦になっています。全てを新造すると六王湖の国家財政を破壊しかねなかったため、全体の6割ほどは旧式艦艇の比較的状態の良い部分を流用し、旧式艦の解体に合わせてゆっくりとしたペースで建造されました。機関はメルパゼルとの技術交流で生体技術と交換した液化ドブルジャ機関を生体機関と融合させた複合機関を六王湖艦として初めて使用し、機関の下部への収束によって被弾率を軽減しました。居住性と物資輸送性、速力を重視された設計ですが、戦艦としても航空母艦としても中途半端になってしまうことを危惧し、航空機の搭載は見送られました。その代わり長距離から中距離、短距離まで対応できる対空火器を有し、洗練された火器管制システムによって他艦艇とは一線を画す防空能力を誇ります。この"ギッザス"の登場によってようやく六王湖はインペリウム級と単艦で渡り合える艦艇を手に入れました。使用している砲が同じことや随所にインペリウム級を踏襲していることから一部では"超インペリウム級"と呼ばれています。このような強力な武装を誇りながらも決戦兵器として温存され、目覚め作戦まで存在が明るみに出る事はありませんでした。

建造から長らく六王湖の上層部と乗組員が存在を知っていたのみであり、帝国も諜報機関が朧げに存在を掴むだけにとどまっていましたが、目覚め作戦の実行が決定されると六王湖はこの艦艇の存在を公表しました。
作戦中は南半球艦隊総旗艦となったアドミラーレ・ウリヤノフールに代わり首都の防衛戦力兼予備戦力として待機していましたが、ノスギア山脈を超えてきた旧兵器の破壊のため出撃しました。

本艦の武装はその後設計された多くの艦に標準装備されているものであり、六王湖の新規艦艇建造計画「R計画」で使用される武装の重要なテストベッドとなりました。

メカ名:テナー級戦闘指揮艦 
運用時期:第三紀後期
投稿者:hercules
建国以来各国の空軍を分析し防衛力を日々強化していた六王湖軍は航空機の脅威を正しく認識していた。だからこそ戦艦や巡空艦に航空機運用能力を持たせたり、航空管制の充実を図るなど、従来とは全く異なるドクトリンのもと艦隊を運用していた。しかし大きな懸念があった。それは艦隊の防空能力の不足だった。元帝国艦の改装や小型艦の建造でなんとか戦力を確保していたが、対艦戦闘に直接影響しない対空艤装は軽視されがちだった。軍上層部も現場の指揮官も不安がないわけではなかったが、六王湖は早急に帝国軍と戦える艦艇を求めていたのである。しかし帝作戦やその後のゴタゴタで帝国軍の六王湖侵攻の可能性が低くなると六王湖軍は艦隊の大改造に着手した。旧式戦艦は大規模な改装もしくは解体の上資材を陸軍に転用された。さらに時代に対応した新型艦艇の設計及び大量配備が命令された。これら一連の動きは「R計画」と呼ばれ、参謀本部の元様々な部署が統合運用された国家レベルの計画だった。
参謀本部からの要求はいくつかあったが、十分な機動性と防空能力を持ち、小艦隊の旗艦として運用できるよう設計されたのがテナー級戦闘指揮艦である。本級のデザインは従来の艦艇とは全く異なり、左右に大型の安定翼が備えられ、ギッザスよりも洗練され小型化された生体液化ドブルジャ複合機関によって快速を誇った。さらにそもそも六王湖軍が帝国軍の迎撃を主任務とすることから対艦兵装は前方に集中配置されており、敵に前方を向けた姿勢で突撃する運用が想定されていた。対空戦闘能力は様々な距離に対応した武装を搭載し複層的な防空網を組織することができた。参謀本部は艦隊防空で航空機を完封することを目指していたのだ。
このように「R計画」以降の艦艇は防空能力の強化を前提として建造されることとなる……

 


メカ名:バール級前衛駆逐艦
運用時期:
第三紀後期
投稿者:hercules
六王湖の新規艦艇建造計画「R計画」の一環で建造された艦のひとつ。快速性と高い索敵能力が特徴。新六王湖艦隊戦力の数の上での主力となった。主砲は自動装填装置付きで連装であることから毎秒1発の発射速度を誇る。駆逐艦クラスとしては比較的大型な船体に機関と武装を効率的に搭載している。側面に超長射程を誇る対艦ラケーテを装備するため、運用次第で数が揃えば主力艦撃沈も可能。突撃軌道時に生かされる近接用噴進弾を備えるなど六王湖のドクトリンにピッタリ合致した艦である。通常テナー級と共に小規模な艦隊で運用されており、主力艦の護衛、前衛、偵察任務、対艦戦闘と多彩な任務をこなせる万能艦である。
生体液化ドブルジャ複合機関はサイズの都合で搭載は見送られた。 
余談だが、ほぼ同時期に竣工したメルパゼル共和国の“ハテン級主力艦”と類似する点が多くある。かの艦艇がいかに各国に影響を与えたかが計り知れる一端である。

メカ名:支援艦群

運用時期:第三紀後期
投稿者:hercules
六王湖の新規艦艇建造計画「R計画」の一環として建造された支援艦群。当時航空機運用能力と防空能力を強化していた新六王湖艦隊であったが、一方で次のような声が上がった。それは艦艇に対する直接的な攻撃力がやや不足しているという懸念だった。確かに航空機による空爆は強力であるし、超長射程ミサイルを搭載した小型艦と連携すれば未だ戦艦が主戦力の帝国艦隊は殲滅できるはずだった。しかしそれでも戦艦は戦艦であり、恐るべき超耐久を発揮する。これに対する恐怖心は殿下座乗艦“ギッザス”の設計にも表れていた。そこで参謀本部は高水準な砲戦能力を持つ新規艦艇の建造を計画するが、ここで陸軍から待ったがかかった。「R計画」で空軍に投資された費用が余りに膨大であったため、陸軍を軽視しているのでないかと疑われたのだ。これには参謀本部も頭を悩ませ、一時は「R計画」を中止しようという動きもあった。そんな空軍と陸軍の折衷案として提出されたのが“支援艦群”である。

「ゼードラ級重火力支援艦」は火力に重きを置いた艦艇である。対艦、対地、対空任務を弾頭交換によって全てこなせる中型ミサイルを52門、側面には大型ミサイルを装備し、さらに30finの重砲を備える。圧倒的な射程距離を持ち、全力射撃で戦艦を上回る火力を投射可能だが、防御力は最低限であり、非常に打たれ弱い。しかし対地攻撃や敵艦へのアウトレンジ攻撃では余り問題にならないとされている。大量のミサイルを正確に命中させるため電子装備が充実しており、艦が敵に晒される状況でなければ陸上部隊や空中艦隊の指揮さえ可能である。
「メルバルク級総合支援艦」は汎用性が非常に重視されている。比較的船体に余裕のあったシュリーフェン級航空前衛艦を大改装し、あらゆる局面に対応できる艦艇を目指した。優秀な航空機運用能力を航空管制装置の充実によってさらに洗練し、各種新兵器によって火力が大幅に向上した。本級は機動力を活かし単艦で支援を行える決戦兵器、戦略兵器として大いに期待されていた。なお2番艦は参謀本部からの要望に従い砲戦能力を重視した仕様となっている。
これら支援艦の特徴として30fin以上の重砲を装備しており、艦隊の火力要員としての役割もあった。

メカ名:バレグ・ボンバルデ級戦列重砲艦
運用時期:第三紀
投稿者:Firmiana

設計 EAS(I型、II型)
レート造船(III型、IV型)
製造 EAS(I型、II型)
レート造船(III型)
CIB(IV型への改修)
乗員 110名
動力

浮遊嚢器-6器
循環器-1機

出力 220q
最大速度 13km/h
武装 13.7fin速射砲-7基7門
20.3fin狙撃砲-1門
480fin噴進弾発射管-2基
翼部武装ラック

六王湖最後の戦列重砲艦。
安定した戦力を確保したことで無理に迎撃ドクトリンを取る必要が無くなりつつあったが、六王湖の軍上層部では新帝国による六王湖侵攻に対する危機感が広がっていた。当時、新帝国は皇国における一連の作戦を終えたことで戦力に余裕ができ、返す刀で皇国戦線の部隊を六王湖北部の皇国回廊沿いに配置させて圧力を加えていたため、ドクトルは侵攻された際に帝国の艦艇や航空機に対処できる艦を備えていないことを強く危惧しており、当時EASが設計していた防空フリゲート艦を設計変更させ、帝国による侵攻を躊躇わせるような打撃力のある量産艦を建造した。
そのため、元の艦がないにも関わらず、「バレグ」を冠している。
建造するにあたり、できるだけ早急に戦力化すべく、本来使う予定だった生体器官2隻分を半分程度の成長度で船に組み込むことで、設計から1年以内に1番艦を進空させることができた。

ドクトルによる強引な設計変更の後に完成した本級であったが、4隻目まで進空してさらに8隻を建造するという段階で、新帝国政府と六王湖政府との間で取り決めが行われ、新帝国は皇国の治安維持用の戦力以外の全てを本国へと撤退させる代わりに、六王湖政府は皇国への回廊を保護し、ここを航行する新帝国艦には一切の攻撃を加えないことになり、新帝国による六王湖侵攻はほぼなくなった。それと同時に本級の存在価値もなくなり、既に起工していた8隻は途中で設計変更し、本来の設計である防空フリゲート艦のII型として就役することになった。さらに本級が就役して十数年後には対艦誘導ラケーテなどを装備し、小規模ながら航空機運用能力も得たIII型が就役。I型とII型も時代の流れに合わせ、大規模な改装を行い、III型と同程度の能力を持つIV型となり、I型の特徴であった480fin噴進榴弾は廃止された。

・13.7fin速射砲
最初の計画の頃からある装備。ストラティア級の主砲から順当に進化していった高性能速射砲。生体技術の進歩により非常に高い連射速度を誇るが、冶金学は進化しなかったため、砲身が持たず、替えの砲身を回転させてすぐに交換できるようにすることで妥協している。そのため一見すると連装砲に見える。

。20.3fin狙撃砲
6連発リボルバー式狙撃砲。艦首ラケーテの代わりの対艦戦闘装備。「狙撃砲」と付いているが連邦のそれとは違い、この砲は帝国艦の装甲を貫くためにあり、神経毒の入った徹甲毒弾を敵艦の神経中枢へ撃ち込むのが主な役割。

・480fin噴進弾発射管
本級の”主砲”であり、圧倒的な破壊力を持つ戦略兵器。主な使用弾薬は480fin噴進榴弾”グラン・モイピック”であり、一発で都市一つを消すことができる。軍港に戻らないと再装填できない。また、榴弾以外にも480fin噴進榴散弾”グラン・ダットファング”が存在する。運用中期からは生体液タンクに使われた。

 

 

 

写真

メカ名:XXX
運用時期:第一紀/第二紀/第三紀/第三紀後期
投稿者:XXX
概要

 

 

 

 

 


その他部門 (生き物や人物)


名称:ミツメクルカ
投稿者:まるりょう
600年代に入ってから六王湖で見つかった新種のクルカ。体の下半分が濃いピンク色になっている他、額にイボができている。帝国占領当時の研究文献には一切記載されておらず、アーキルアカデミーは詳細不明としている。

その正体はテクノクラートが生み出した超能力研究の実験体。イボはスカイバードの松果体を脳に移植接続された結果であり、ピンクの側線は共振センサになっており脳波を読み取れる……と期待されていた。しかしテクノクラートによる厳密な科学的検証の結果特殊能力は皆無とされ、超能力という概念自体が「オカルトにすぎない」と一蹴される(パルエに魔法はないのだ)。六王湖建国時に亡命テクノクラート職員と一緒にやってきて、さらに何匹かが脱走し土着した模様。額にイボがあるだけでまったく普通のクルカである。

このクルカは事故現場から直前に逃げ出したり、餌の隠し場所へ常に一度でたどり着いたりといった振る舞いが報告されている。野生でも傲慢なノーマルクルカに一目置かれ数匹のリーダー的存在でいることが多い。権威主義的だった旧テクノクラッテの出した結論には再考の余地がある
――パンノニア特殊情報部 "有翼ダキア連隊” 内部報告書より

【ここに画像 (次の人のためにとっておいてね)】
名称:XXX
投稿者:XXX
説明文

 

 

 

 

EAS(I型、II型)
レート造船(III型、IV型)
最終更新:2023年12月26日 20:39