サン=テルスタリ皇国

 

サン=テルスタリ皇国 Empire of Saint Telstalit

注:初心者向けにかなり情報が制限されています、全ての情報を知りたい人はサンドボックスCか深く設定をしっている創作者に問い合わせください

国旗追加(2023/07/09)
テンプレ統一運動(2021/10/14)
微調整(2021/09/23)
改定(2021/05/27)

 

 クランダルト帝国の東部、南パンノニア自治国と自由パンノニア共和国、アナンサラド王国の3か国間にある山岳地帯に建国された立憲君主国家である。
 山岳により隔絶されたことで、大陸内でも数少ない原始動物や植物が野生している箇所(皇国ではこれを「コロニー」と呼称)が国内に点在し、食料総生産は大陸内でもトップクラスである。
 

初心者の方への簡単な説明

・原始的な環境で独自に進化した文明国家
​・やることなすこと規格外で他国から理解されない。
​・人間より自然が怖い


国旗
公用語 テルスタリ語
首都 テルスタリ=キャピタル(聖都)
最大の都市 テルスタリ=キャピタル
通貨 ラディール鉄貨
​ホウゼル銅貨(ラディール鉄貨10枚分)
シュナイール銀貨(ホウゼル銅貨10枚分)
テルス金貨(シュナイ―ル銀貨10枚分)
国歌  
民族構成 テルスタリ系 100%

​宗 教:建国前から土着的に生まれたアニミズム的多神教

キャラクター・パレット

1:系 2~3:系 4~6:系

概要

​どんな国?

​ パルエ最高峰の山脈に囲まれて、外界からの干渉を受けずに独自の文明が起こり、その土地に生まれた人間たちによって建国されました。
​ 国民の多くがコロニーで原始的な生活をしている『狩猟部族』です。その名の通り、毎日自然と向き合う生活が続いたため、狩猟文化が強く根付き現代でも主流な職業となっています。ただ、国内に生息する原生生物たちもとても危険で、常に生死のボーダーラインでブレイクダンスしてるかのような狩猟生活をしています。一応農耕技術も持っており、皇国で採れる穀物や果実はパルエでも高品質なものが多く、それなりの値で取引がされています。
​ 首都である『聖都』に住んでいる人々は近代的な産業を行い、工業や商業を生業とする人が多くを占めています。狩猟部族が食料を確保し、聖都の人々がそれを糧に物作りに励み、彼らにより良質な狩猟武具を提供する。これが皇国のサイクルと言えるでしょう。

政治システムは?

​ 皇国を総べる皇王の下、貴族出身者により構成された「輝高院」と、民間出身の有識者で構成された「草華院」の2つの議会で形成された立憲君主制の政治システムです。輝高院は外交と金融を、草華院は国内生産や科学・技術の亢進を担当しています。
​ この2つの議会のそれぞれの代表者が議案を提示し、それについて論議するのが流れですが、輝高院は賄賂などの汚職で政治資金で私腹を肥やしたり、草華院は政治面の知識が浅い代表者の突拍子のない発言で炎上するなど、まともに議案が通過することがほとんどありません。

ラスティフロントでの位置づけ

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歴史

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文化

・職人

 皇国で家具や建築物、ひいては空中艦船などの兵器を作成する特殊な加工技術を持つ職です。彼らの個々の独特なセンスで製作された物は言い知れぬ凄みを持ち、見た者の脳内に強く刻み込まれます。皇国の軍備においても、戦闘機や艦船なども職人が一手に引き受けていますが、職人の感性と経験により作成されるため、皇国の兵器には図面というものがなく、同じ規格で作った兵器でもところどころに差異が生じているのが特徴です。

​・ユパ

​ 皇国では稀に、周囲の人とは違った感性や能力を持った少女が生まれますが、その少女たちを巫女として祭り上げ、その能力を使って国民の苦悩を取り去ることを目的とした存在がユパです。ユパは「祈りの社」と呼ばれる住まいを与えられ、社近辺の人々の願いに応える見返りとして衣食住のサポートを受けることとなります。

​・トイル

​ トイルとは皇国に古くから伝わる決闘儀式です。拳による殴打のみの一対一で行われる拳闘で勝ったものは、負けた相手に自分の掲げた要求をすることができます。決着はどちらかが戦闘不能となるか、双方を囲むように並んだギャラリーに身体が触れたら負けとなります。
​ 決闘と聞いて野蛮なイメージがつきがちですが、本来の目的は正々堂々と戦った者同士がお互いの健闘を称えあい、お互いの更なる成長を祈願する神聖な儀式でもあります。

​・枝贈り

​ 毎年の初めに親しい人に枝とともに手紙と贈り物をする風習です。皇国を建国した最初の王が人々をまとめ上げた偉業を神から祝福され、知恵の実がなる枝を譲り受けたという伝説が発祥となります。送られた枝は年始から1週間が経つと火にくべられ、その送り主の願いが天の神々に届くように祈るのが習わしです。

経済

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軍事

​ この国はその性質上、陸軍戦力が主体となっていますが、近代の工業革命で科学技術も進歩し、連邦や帝国などの外界のような空中艦隊も少数ながら所有しています。
 国内最新鋭の装備を持っているが実戦経験の少ない皇国正規軍と、原始的な武装だが実戦経験豊富な狩猟部族により混成された陸軍は国内の環境を利用したゲリラ戦術に長けており、外敵の侵攻を食い止める力を持っています。
​ 国内で繁殖している巨大な鳥類ククウィーに騎乗し交戦する鳥獣騎兵隊も皇国特有の戦力で、陸空二つの戦場で活躍します。
 皇国兵器の特徴として現地生物の殻や甲羅などを使った兵器が多いことで、これらは加工することで非常に強靭な素材となりますが、加工できるのは一部の限られた職人しかいません。そんな職人便りのため量産力が低く、数が少ないため連邦からセズレをレンドリースしています。
​ 空中艦隊は発掘した旧文明の機関を職人たちが解明し、廉価版の動力機関を用いた艦船と鹵獲した帝国艦に浮遊機関を付けたもので構成されています。その中には旧文明の技術力をそのままま当用した超弩級戦艦の存在も確認されて###検閲により項目封印###

特筆事項

生態系について

 皇国国内に生息する生態系は、とある理由により旧文明時代からの原生的な自然体系が継続されています。私たちの世界で例えるならば恐竜時代がそのまま現存している状態です。人間が生存していくには困難な環境ですが、皇国人は長い年月を経て原生生物に対処する術を編み出し、現在では一部の生物と共存関係をも構築しています。
 皇国内でも外界(パルエ諸国)にまで名の知れた生物は少ないながらも存在しており、その代表的な生物をここで紹介していきます。

・動物

ククウィー

 皇国に生息する大型の鳥類で、成体になると大人一人を軽々と背負って移動できる能力がある。雌雄に分かれて特徴が分かれており、オスは大きな翼で空を自在に飛び回り、メスは翼が小さく飛行できない代わりに強靭な脚力を有し、切り立った岩壁も難無く走破できる。皇国人の生活になくてはならない存在であり、移動手段や羽毛の加工、調理用の無精卵など多岐にわたる。その身体能力から軍でも活用され、空中騎兵隊は皇国を代表する戦力である。

ヴンター

 皇国内の生態系の上位に存在する生物。分厚い甲殻をもつ甲殻生物であるが、俊敏な動きで森の中を高速で移動することができる。
 一見すると最大で6mもの体長をもつ個体だが、その正体は数センチ前後のミミズ状の生物が何万何億と集まって形成された群体集合体である。個体それぞれが融合し臓器や筋肉などを形成し、損傷により失われた部位は核となった個体の命令により瞬時に再生が開始される。
 武器は背中に形成された数本の鞭状の触手に両腕として形成された部位の甲殻で作られた爪、そして最大の特徴は摂食機能をもった腹部の杭状の突起物で、対象に打ち込むことで溶解液を注入する。帝国との戦争において、帝国軍に最も被害を与えた生物の一つ。

タムタム

 タムタムとは愛称で、本来はオオヨロイグソクムシという。7mにもなる巨大な姿とは裏腹に性格は温厚で草食寄りの雑食。一日中苔のみを食べて過ごすことも珍しくない。
 背負っている甲殻一枚一枚をぶつけてコミュニケーションをとる(この時の音から愛称がついた)。皇国人にとっての移動手段の一つであり、タムタムの背に櫓を立てて移動販売業を生業とするものも少なくない。ヴンターによく襲われて体液を吸われるが、甲殻と重要臓器の間に存在する体液を吸われるだけで、絶命には至らない。

フルルド

 皇国5大胡の一つ、フル湖にのみ生息する両生生物。体長は30センチ、尾の長さも含めると50センチ程度。お世辞にも固いとは言えない甲殻をもった薄っぺらい団扇のような姿をしている。湖底の岩塩についた藻や水辺近くの雑草などを食べて成長する。人間に対し敵対心はなく、素足で近づくと足についた垢などの不純物などを食べて結果的に掃除してくれる。クルカのビンタ一発でよくて脳震盪、最悪死亡する程の打たれ弱さから皇国で数少ない禁漁種に認定されている。

マーウヴ

 皇国に生息する大型草食動物。足元まで伸びた体毛は痛覚を感じると一気に硬化し、人体を刺すほどの鋭さと甲殻のような硬さを生み出す。武器は長く伸びた牙と角、広範囲に振り回せる長い鼻。そして前述の体毛を利用した突進である。普段は温厚だが危険を察知すると暴れまわる。群れで行動するため群れ全体が暴れると災害認定される。
 マーウヴの乳や肉、体毛は様々な料理・衣服などに加工ができるため、皇国にはマーウヴ専門の狩猟免許制度が存在する。

レプティクコン

 皇国に生息していることは確認しているが、生態など多くの情報が不明なままなため、外国からは都市伝説の扱いを受けている浮遊生物(とされている)。
 人間を殺傷した事件はないが、女性を巣に持ち去って生殖し妊娠させるという被害が確認されている。近年まで実体すら把握されていなかったため研究が進められている。現在わかっていることは足跡などの痕跡がないため気嚢を使った浮遊移動の可能性と、女性に抵抗され現場に残った肉片からゼラチン質の半透明の肉体を持っていること、そして被害女性の治療過程において判明した、摂取した果実を女性の胃に直接流し込むなど拉致の間は対象を懸命に世話を焼くこと。

・植物

ソレイユリィ

 マンタルヘイム平原に広く咲いている花。見た目は5枚の花弁に先端に行くにつれて白から青に変わるグラデーションが特徴。
 この花は一度開花すると春夏秋冬一年中咲き続けるのが特徴で、繁殖期になると受粉しためしべが綿毛を出し、風に乗って運ばれて落ちた地面で発芽する。この姿から皇国の国花に制定され、不滅・永続の象徴として認知されている。聖都の王宮、ソレイユ宮殿もこの花から命名されている。

ピッカリアヤシ

 森の中に群生する樹状植物。弾性のある幹はよくしなり、加工して緩衝材に使われることが多い。
 この樹になる実は夜になると中の果汁が発光し、森に住む狩猟部族の照明代わりに使われる。また、聖都では果汁によって路面に線を描き、夜間の蛍光作用によって路面を照らしている。摂取できるが味は薄く、多量に飲むと光り輝く排尿を経験する。

マンタリィティノ・ピナコラディア

 命名したのはクランダルト帝国人。マンタルヘイム回廊(マンタルヘイム洞窟)にのみ生息する苔の一種。この苔が洞窟内の水を摂取・ろ過する工程で生まれる酒に似た液体は皇国において「マンタリィティカ」と呼ばれる最高級の清酒として扱われ、販売取引において厳しい規定が敷かれている。戦争によって一時期絶滅と判定されたが生き残りを発見した当時の帝国軍人と皇国の酒造業組合と大学研究チームによって再繁殖に成功する。


 




 

 
 
 
最終更新:2023年07月09日 18:29