ラスティフロント@Wiki
http://w.atwiki.jp/flightglide/
ラスティフロント@Wiki
ja
2024-03-12T06:41:16+09:00
1710193276
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ペネ装甲支援挺
https://w.atwiki.jp/flightglide/pages/921.html
&ref(https://img.atwiki.jp/flightglide/attach/921/2022/%E8%A3%85%E7%94%B2%E6%94%AF%E6%8F%B4%E6%8C%BA%20%E3%83%9A%E3%83%8D.png,width=600)
|>|>|>|ペネ Armored support vehicle Peneh|
|>|>|>|BGCOLOR(#000):COLOR(#fff):基本情報|
|種別|水陸両用艇|||
|設計|ニンニンケプ工作場|所属|ワリウネクル諸島連合|
|製造|6台|世代|&color(#080){&strong(){第二紀}}|
|>|>|>|BGCOLOR(#000):COLOR(#fff):性能諸元|
|機関|タ-50水艇エンジン 1基|機関最大出力|52ps|
|最高速度|20km/h/5km/h(水上)|走行装置|コイルスプリング式|
|武装|0.6fin機関銃|装甲(前/横/背)|15mm/9mm/9mm|
|乗員|3名|||
#region(概要, remember, open)
諸島連合が開発した装軌装甲車だが、海軍の管轄であり支援挺とカテゴライズされている。
水陸両用装甲車として制作された初の車両であり、多くの試行錯誤の末に形となった記念碑的存在である。
島嶼上陸作戦を想定し、浜辺から上陸する歩兵を支援する装甲車として発注された。
この車体が設計された当時は上陸作戦自体が非現実的とみなされていたため、この計画自体をまともに扱うものも少なく、最終生産車両は試験用の数台に留まった。
これには軍部が諸島連合海軍に過大な期待を寄せていたためといえるだろう。
実際、寒波戦役時には初頭連合海軍は氷上で身動きができず、瞬く間に王国軍によって島嶼を占領されるに至って同コンセプトの兵器が急ぎ研究されることとなった、
皮肉にもこの戦車の記録は殆ど残っておらず、彼らはほぼゼロベースで研究を行うこととなっている。
この車両はパルエ人にとっても謎が多い存在で、とにかく記録が残っていない。
寒波戦役が終わった第三紀後期時点では、親衛隊の倉庫にモックアップ同然の車体が6両、現存車両はアナンサラドの装甲博物館で動態保存されている1両のみである。
#endregio
2024-03-12T06:41:16+09:00
1710193276
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チャムイ装甲自走砲
https://w.atwiki.jp/flightglide/pages/920.html
&ref(https://img.atwiki.jp/flightglide/attach/920/2021/Chamui%20armed%20gun%20carrier.png,,width=600)
|>|>|>|チャムイ装甲自走砲 Armored SPG Camuy|
|>|>|>|BGCOLOR(#000):COLOR(#fff):基本情報|
|種別|自走砲|||
|設計|ニンニンケプ工作場|所属|ワリウネクル諸島連合|
|製造|40~50台|世代|&color(#080){&strong(){第二紀}}|
|>|>|>|BGCOLOR(#000):COLOR(#fff):性能諸元|
|機関|モロイ1式水艇エンジン 1基|機関最大出力|110ps|
|最高速度|36km/h|走行装置|コイルスプリング式|
|武装|6.5fin榴弾砲 1門|装甲(前/横/背)|30mm/30mm/30mm|
|乗員|3名|||
#region(概要, remember, open)
諸島連合が開発した自走砲。
寒波戦争勃発時に諸島連合が所有していた装甲戦闘車両で多数を占めていたのがこの車両である。
マルダルを巡って王国との緊張が高まると、沿岸防衛用の車両の必要性が訴えられたが、陸上車両の開発において他国と比べて技術力が低かった諸島連合は、メルパゼルから輸入したウエリ戦車を参考に諸島連合の独力で開発した。
自走砲と言うよりは移動トーチカといった趣である。
もとより地上戦を重視していなかった軍部からは重要視されず、本格的な生産が始まるのは601年に発生したマルダル沖の戦いが起こってからだった。
寒波戦役までに4、50台ほどが揃えられ各島で上陸の警戒に当たったが、凍った海を渡って来た王国軍の本格的な装甲戦闘車両相手には全く歯がたたず、王国戦車の機動性の高さもあって戦わずに降伏した車両も多かった。
#endregion()
#region(兵装, remember, open)
主な武装は6.5fin榴弾砲。球状の砲架にマウントされており、広い射角を取れる。ウエリを参考として開発された経緯からサスペンションは同世代と比べて旧式で、起伏に富んだ諸島の地形では走破性と機動性は悪い。
しかしそれでも小型船舶用の物を転用したエンジンを
2024-03-12T05:48:02+09:00
1710190082
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ノイゼン・モミ計画戦車
https://w.atwiki.jp/flightglide/pages/919.html
&image(https://img.atwiki.jp/flightglide/attach/919/2008/NZ0.png, width=620)
**ノイゼン計画戦車
&image(https://img.atwiki.jp/flightglide/attach/475/1507/Noizen%2082%20small.png, width=300)
▲[[ノイゼン中戦車>ノイゼン]]
ノイゼン・モミ計画戦車とは、帝国軍の既存戦車開発計画の一つ。
ノイゼンは走・攻・守ともにバランスが良く、連邦軍を混乱に陥れた中戦車だったが、起伏のある密林が主であるテルスタリ皇国戦線では相性が悪かった。
帝国の切り札戦車として鳴り物入りで投入されただけに、ドクトル、特に近衛騎士団の失望は大きく、ノイゼン戦車の小型改良型の改修案の提出を各企業へ募集する運びとなった。
**告知された設計要件
-ノイゼン戦車と同口径程度の戦車砲を搭載すること
-対歩兵戦、対密林戦を念頭に置いた武装を搭載すること
-製造コスト削減の為、ノイゼン戦車をベースとした小型生体器官を搭載すること
**参加方法
***計画案提出
このwikiのメンバーであれば自由に投稿できます。各自アップロードしてください。
・規定の背景色に白色で線画を制作
・左上にロゴマークをいれる(任意)
・右上に社名を入れる(任意)
・背景色はR39 G58 B116の青背景
・画像サイズは自由だが、Wiki挿入時に幅620になるように記述する
・画像名はNZ1,NZ2,NZ3のようにアップロード順に数字を付ける形(画面下部で現時点で投稿されている画像のファイル名が見れます)
・画像形式はPNGあるいはJPG
***計画案評価
こちらのformsから無期限で評価を受け付けています。>[[forms>https://forms.gle/mM7XKozsqZQqfLiKA]]
・統計の都合上、必ず評価者氏名を入力してください。(匿名希望の場合は「匿名希望」と入力)
・評価基準は最後の全体評価を除いて、ノーマルのノイゼンを基準とした絶対評価です。ノーマルノイゼンの値は評価項目に記載されているのでご確認ください。
・企画の趣旨としてスペックなどは設定されていないので、外見のみで評価
2024-03-11T21:16:32+09:00
1710159392
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お賊嬢様#5『ドミトリ、楽器をたしなむ』
https://w.atwiki.jp/flightglide/pages/918.html
<p> </p>
<p> </p>
<p> 登場人物</p>
<p> ・ ボッツ・フォン・ラーバ</p>
<p> 本作の主人公。リューリア地方の馬賊出身。ある程度、楽器は出来る。</p>
<p> ・ マンリ・ソート</p>
<p> ボッツの学友。ヨダ地区山岳地帯の山賊出身。小柄だが、楽器は問題なく出来る。</p>
<p> ・ ドミトリェヌ・ソヌベバリ・クレシュエンコ</p>
<p> 通称ドミトリかドミー。ボッツの学友。トーロック団出身。絶望的不器用</p>
<p>・ ルラーシ三姉妹</p>
<p> ボッツたちとよく連む姉妹、ネネツ地方の雪賊出身。常に三人でいる</p>
<p> ・ ルクレシオ・ハマツ</p>
<p> ボッツの同級、バセン隷区の監督地主出身。非情に大柄で豪快だが、繊細な指使い。</p>
<p> ・ フェンナー・シバレッチ</p>
<p> ボッツの同級、トーロック団出身。エリーナルの護衛役。冷たい。</p>
<p> ・ソフィア・ドッタラン・テーゼリア</p>
<p> 女学園上級生。南パを拠点とする新興銃器メーカーの令嬢。</p>
<p> ・ベッシェル・チェルガロス</p>
<p> 女学園上級生。エリーナル嬢と親交のある演奏家。 </p>
<p> ・ボイグ・リッディン・ハルベルダー</p>
<p> 初年特待生。帝都近郊の盗賊出身、両腕が鋼鉄製の義手で異名は『鉄拳のハルベルド』</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> ワフラビア学園本校舎の周囲には青々とした人工森林が広がっている。<br />
毒々しいまでの帝都の地表部を思えば、深緑は贅沢であり、貴族たちの特権のひとつであった。<br />
その貴重な森林の深くで、人一人分の穴を掘った一団があった。</p>
<p> 「だらしがないわね。墓穴一つさっさと掘れないの?」</p>
<p> そう苛立たしげにボッツは吠えながら、大型拳銃を手許で転がした。<br />
いままでその穴を掘っていた年増の女は、疲れ果てたように穴を掘り終えると、猿ぐつわを口に噛ませられながらも何やら泣き言らしいことを、必死に何か並べ立てたが、それに対して彼女は一切の慈悲を見せなかった。</p>
<p> 「アンタがうちの『競ヴァ』にイカサマ仕掛けて、大金分捕ったことはとっくにバレてるのよ。オマケに子飼いの騎手ま
2024-02-10T17:00:52+09:00
1707552052
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『マンリ、狩りをする』
https://w.atwiki.jp/flightglide/pages/917.html
<p align="left"> プロット原案 蒼衣わっふる</p>
<p align="left"> </p>
<p align="left"> ※登場人物</p>
<p align="left"> ・ボッツ・フォン・ラーバ</p>
<p align="left"> リューリアの馬賊、森での狩りは不得意。</p>
<p align="left"> ・マンリ・ソート</p>
<p align="left"> ヨダの山賊。狩りは不得意だが、好き。</p>
<p align="left"> ・ドミトリェヌ・ソヌベバリ・クレシュエンコ</p>
<p align="left"> トーロック団。射撃と狩りも秀でているが、別に森は好かない。</p>
<p align="left"> ・エリーナル・ルグレンツァ・ベッツォ・アルフィート</p>
<p align="left"> 元帝都上流貴族令嬢の元上級生。狩りが好き。</p>
<p align="left"> ・フェンナー・シバレッチ</p>
<p align="left"> ボッツの同級、トーロック団。エリーナルの護衛役。</p>
<p align="left"> ・ソフィア・ドッタラン・テーゼリア</p>
<p align="left" style="margin-left:10.5pt;">女学園上級生。南パを拠点とする新興銃器メーカーの令嬢。</p>
<p align="left"> ・マリシァヌ・クーロヌ・フォン・デシュタイヤ</p>
<p align="left" style="margin-left:10.5pt;">女学園上級生。ソフィアの実家とは政敵同士。</p>
<p align="left"> </p>
<p align="left"> </p>
<p align="left"> そのときボッツは、久しく忘れていた不安を感じていた。<br />
それは目隠しをされる恐怖にわずかに似ていて、広大で開けた草原を疾駆する馬賊には受け入れられぬものであった。<br />
いままで空の上でも学園の内でも、狼狽した事が無いのがボッツの自慢でもあったが、薄暗い森の中というのは如何せん心細いものを感じさせる。<br />
頭上に生い茂る木々の隙間から差し込む光は、未だに時刻が昼間であることを教えてくれる
2023-11-16T17:34:26+09:00
1700123666
-
ノルクス
https://w.atwiki.jp/flightglide/pages/916.html
#image(https://img.atwiki.jp/flightglide/attach/916/1996/Norks%20Tank%20destroyer.png,width=600,height=481)
|>|>|>|ノルクス重突撃砲 Heavy Assault gun Norks|
|>|>|>|BGCOLOR(#000):COLOR(#fff):基本情報|
|種別|突撃砲|||
|設計|マッケンハウゼン社|所属|クランダルト帝国|
|製造|X台|世代|&color(#00C){&strong(){第三紀}}|
|>|>|>|BGCOLOR(#000):COLOR(#fff):性能諸元|
|器官|浮遊嚢器 1器&br()循環器 1器|総代謝|20q|
|最高速度|62km/h|走行装置|浮遊式|
|武装|15.2fin榴弾砲 1門&br()VM92ドュリアス重機関銃x2&br()VM101 2fin機関砲x2|装甲(前/横/背)|110mm/90mm/65mm|
|乗員|5名|||
#region(概要, remember, open)
従来の自走砲を置き換える形で設計された帝国の新型自走砲。
運用上大きな問題を引き起こしていた過剰な武装や装甲を見直し、攻守ともにバランスの取れた設計が特徴。
生体ユニットを後部に集約し、車体のシルエットも幅広くとったことで生存性が上がっている。
前代にあたるエマ―リアン重戦車との比較
エマ―リアンは真正面に陣取ることで無類の強さを発揮していたが、側面を取られると途端に撃破されるという脆弱性を抱えていたので運用にかなり制限がかかっていた。
ノルクスは側面を取られても十分な防御力を持ち、その側面装甲が前面装甲も兼ねている装甲配置をしている。
そのうえ車内容積も余裕があり、装填速度、搭載弾薬数に目覚ましい向上がなされている。
弾頭も歩兵支援用の榴弾の他に対戦車徹甲榴弾や対陣地破砕榴弾、重散弾など多彩な武装を揃えていた。
#endregion()
#region(運用記録, remember, open)
630年にロールアウト。
無数の大口径榴弾自走砲でごった返していた陸軍の自走砲は徐々にノルクスやその他実用的な自走砲へと統一されつつあった。
取り回しの悪かった
2023-10-31T07:00:59+09:00
1698703259
-
お賊嬢様特設ページ
https://w.atwiki.jp/flightglide/pages/915.html
&image(https://img.atwiki.jp/flightglide/attach/915/1995/Title%20hebon2_small2.jpg, width=720)
&bold(){お賊嬢様} 原案 蒼衣わっふる 著者 五目のマサ
※あらすじ
帝国歴474年(パルエ歴換算604年)。大帝都近郊に栄える、帝国貴族令嬢専用高級学園『ワフラビア』に劇的な変化が現れた。
近年の政治情勢と長きに渡る南北戦争による貴族たちの疲弊と荒廃により、名門貴族しか入校しえなかった当校に、各地に湧いた新興貴族の令嬢たちが特待初年生たちとして大量入校を果たしてしまったのである。
しかし、新興貴族とは名ばかりでその実態は、馬賊に山賊に空賊等の成り上がり者たちばかりで、名門お嬢様学園に風雲が舞い込む。
そして、その似非貴族の群れの中に、あの『空鬼』の娘も紛れ込んでいた。
第三紀初頭の帝国本土を舞台に、策謀と友情、そして、奇妙な家族愛が渦を巻く、長期不定期連載予定作品。
|>|[[#1初年特待生ボッツ>https://w.atwiki.jp/flightglide/pages/912.html]]&br()[[#2ボッツ、お茶会に行く>https://w.atwiki.jp/flightglide/pages/913.html]]&br()[[#3ボッツ、空で暴れる>https://w.atwiki.jp/flightglide/pages/914.html]]&br()[[#4マンリ、狩りをする>https://w.atwiki.jp/flightglide/pages/917.html]]&br()[[#5ドミトリ、楽器をたしなむ>https://w.atwiki.jp/flightglide/pages/918.html]]|
|初年度編|お賊嬢様の波乱の大暴れ|
**登場人物(随時更新
|&ref(https://img.atwiki.jp/flightglide/attach/915/2002/chara_bottsu.jpg,,width=100,height100)&br()ボッツ・フォン・ラーバ&br()本作の主人公。リューリア地方の馬賊出身で、ラーバ家長女。親と似て運が悪い。|
|&ref(https
2024-02-15T00:57:34+09:00
1707926254
-
お賊嬢様#3『ボッツ、空で暴れる』
https://w.atwiki.jp/flightglide/pages/914.html
<p> 登場人物</p>
<ul>
<li>ボッツ・フォン・ラーバ</li>
</ul>
<p> 本作の主人公。リューリア地方の馬賊出身で、ラーバ家長女。親と似て運が悪い</p>
<ul>
<li>マンリ・ソート</li>
</ul>
<p> ボッツの学友。ヨダ地区山岳地帯の山賊出身。小柄で短気</p>
<ul>
<li>ドミトリェヌ・ソヌベバリ・クレシュエンコ</li>
</ul>
<p> 通称ドミトリかドミー。ボッツの学友。帝都地下犯罪組織トーロック団出身。策謀家</p>
<ul>
<li>ルラーシ三姉妹</li>
</ul>
<p> ボッツたちとよく連む姉妹、ネネツ地方の雪賊出身。常に三人でいる</p>
<ul>
<li>フェンナー・シバレッチ</li>
</ul>
<p>ボッツの同級、トーロック団出身。エリーナルの護衛役。</p>
<ul>
<li>カンムーテ・リズ・ファーヘン・デシュタイヤ</li>
</ul>
<p style="margin-left:10.5pt;">ワフラビア学園上級生、ボッツと同じ戦翼科。まだ若い</p>
<p> </p>
<p> 「しっかし、ドミーも変わってるわよね」</p>
<p> そう事も無げにマンリが呟きに、ボッツはわずかに小首を傾げた。<br />
二人は寄宿している艦の格納庫で、他の生徒と銃器の整備をしていた。<br />
それは仕事として任せられているものではなく、休日を利用した私的なことであり、極々、私物として所持している物を、まとめて整備するのにちょうど良い環境があったからだった。 </p>
<p> 「なにがよ?」</p>
<p> 「なにがって、わざわざ近衛隊を目指してるってこと」</p>
<p>
普段は休日となれば決まって三人で動き回っているボッツたちだが、今回ばかりはドミトリが休日を利用した特別講習に上級生の寄宿艦へと赴いていたのだった。</p>
<p> 「別にいいじゃない。私達の中じゃまともな進路希望よ?下級中流貴族だって結構目指してる奴が多いって話じゃない」</p>
<p> ボッツは分解した銃身へ、整備油を塗布した布切れを掛けながら言葉を返した。</p>
<p>
「ドミーはそんじょそこらの貴族とは訳が違うわ。何も偉そうな奴等に使われる仕事なんて選ばなくたっていいじゃない。将来は帝都暗黒
2023-10-22T13:05:12+09:00
1697947512
-
お賊嬢様#2『ボッツ、お茶会に行く』
https://w.atwiki.jp/flightglide/pages/913.html
<p> ※登場人物</p>
<p> ・ ボッツ・フォン・ラーバ</p>
<p> 本作の主人公。リューリア地方の馬賊出身で、ラーバ家長女。親と似て運が悪い</p>
<p> ・ マンリ・ソート</p>
<p> ボッツの学友。ヨダ地区山岳地帯の山賊出身。小柄で短気</p>
<p> ・ ドミトリェヌ・ソヌベバリ・クレシュエンコ</p>
<p> 通称ドミトリかドミー。ボッツの学友。帝都地下犯罪組織トーロック団出身。策謀家</p>
<p> ・ エリーナル・<a>ルグレンツァ・ベッツォ・アルフィート</a></p>
<p> 元帝都上流貴族令嬢だったが、現在はボッツたちと同級。物持ちが良い。</p>
<p> ・ ルクレシオ・ハマツ</p>
<p> ボッツの同級、バセン隷区の監督地主出身。非情に大柄で豪快。</p>
<p> ・ フェンナー・シバレッチ</p>
<p style="margin-left:40px;">ボッツの同級、トーロック団出身。エリーナルの護衛役。</p>
<p> ・ カンムーテ・リズ・ファーヘン・デシュタイヤ</p>
<p style="margin-left:40px;">ワフラビア学園上級生、ボッツと同じ戦翼科。まだ若い</p>
<p style="margin-left:40px;">・マリシァヌ・クーロヌ・フォン・デシュタイヤ</p>
<p style="margin-left:40px;">カンムーテの同級の上級生。毒使い</p>
<p style="margin-left:40px;"> </p>
<p style="margin-left:40px;">
ワフラビア女学園の『カンムーテ・リズ・ファーヘン・デシュタイヤ』上級生は寄宿艦の自室で寝台に臥せっていた。</p>
<p style="margin-left:40px;">
先日の騒ぎで片足が骨折しているために、人工肉腫手当を受けながらも、二週間は戦翼科の実習に参加出来ないことを苦々しく思っていた。</p>
<p style="margin-left:40px;">
今の今まで下級生に対して上級生が躾を施すことは学園の伝統であり、自身も下級生時分にはこっぴどく絞られたものであった。<br />
自身だって当時は反抗的で上級生には噛みついたものであったが、進級すると役得の味を覚える
2023-10-22T12:56:20+09:00
1697946980
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お賊嬢様#1『初年特待生ボッツ』
https://w.atwiki.jp/flightglide/pages/912.html
<p> #1『<span style="color:#DAA520;"><strong>初年特待生ボッツ</strong></span>』 原案 蒼衣わっふる 著 五目のマサ <br />
登場人物<br />
・ ボッツ・フォン・ラーバ</p>
<p> 本作の主人公。リューリア地方の馬賊出身で、ラーバ家長女。親と似て運が悪い</p>
<p> ・ マンリ・ソート</p>
<p> ボッツの学友。ヨダ地区山岳地帯の山賊出身。小柄で短気</p>
<p> ・ ドミトリェヌ・ソヌベバリ・クレシュエンコ</p>
<p> 通称ドミトリかドミー。ボッツの学友。帝都地下犯罪組織トーロック団出身。策謀家</p>
<p> ・ フレッド女史</p>
<p> ワフラビア女学園の教師で元軍人。ボッツたちに教鞭を執る</p>
<p> ・ ルラーシ三姉妹</p>
<p> ボッツたちとよく連む姉妹、ネネツ地方の雪賊出身。常に三人でいる</p>
<p> ・ 特待初年生たち</p>
<p> 多かれ少なかれ、ボッツたち同様の賊出身者たち。身内意識がべらぼうに硬い</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> 空一面を朝焼けが赤く染め抜き、その輝きに合わせるかのように朱色の機影がゆったりと雲の合間を飛んでいく。<br />
その丸まった硝子天板と、帝国期には珍しい平たい両翼は遊覧飛行に相応しい速度で、漂うように帰路に就いていた。<br />
機内では昨晩から飲み明かした飲んだくれたちが、機体の貨物室で眠りこけていて、その数は9人ほどになる。<br />
皆、一様に帝国軍人めいた朱色の軍服を辛うじて着てはいるが、その着衣はひどく乱れており、あられもなく胸元を開き、半ば下着姿で機内に備え付けられた簡易ベッドで寝息を立てている者もいれば、未だに酒瓶を手にして手酌で飲んでいる者もいて、手狭な貨物室で紫煙を吹かしている者もいた。<br />
この怠惰な様子から、飲み帰りの兵を満載している点について良くある風景なのではあるが、その兵たちは皆が皆してうら若い女性士官たちであることが少々、奇異であるかもしれなかった。<br />
歳の頃はほとんど二十代も終わりかけで、彼女等の羽織っている程度に着こなしている軍服は、一般的な空軍の物よりも、装飾に富んでいる。<br />
2023-10-22T16:00:32+09:00
1697958032