セッションの進行

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Shared † Fantasia のゲームルールにおいて、一回のゲームプレイを1セッションと呼びます。 このセッションには事前準備であるプレセッション、本編であるメインセッション、 後処理であるポストセッションを含み、それ全てで一つのセッションとなります。 *&bold(){■プレセッション} プレセッションはメインセッション、 つまりプレイヤーがPCとなり想像の世界で冒険するための事前準備のすべてを指します。 メインセッションで行うための準備全てはプレセッションの範疇ですが、 具体的にはどんなことをするのか、いくつか例を上げていきます。 &bold(){●プレイ環境を決定する} プレイ環境とは、どのような形式でプレイするかを決定するということです。 TRPGは元々、実際にゲームマスターとプレイヤーが顔を合わせ、集まって遊ぶ遊びです。 これがもっともスタンダードなプレイ環境といえるでしょう。 便宜上、このプレイ環境をアナログプレイと呼称します。 こういったアナログプレイの場合、どこで集まるかも重要です。 なるべく大きな声で騒いでも怒られない場所を選びましょう。 誰か広いお家の人に集まったり、公共施設の小さな会議室を借りたり、 または少々お金はかかりますが、カラオケボックス等も、経済的余裕があるなら一つの選択肢としてありうるでしょう。 現在ではアナログプレイの他に、オンラインを使った様々なプレイスタイルも提案され、実行されています。 最も実際に顔を合わせるアナログプレイと近しいオンラインプレイのスタイルは、 Skype やLine などを用いたオンラインセッションというものでしょう。 Skype やLine は無料で使用出来るソフトなので、これをするためにはオンライン環境と ヘッドセット(マイクとイヤホン)さえあれば、問題なくプレイ環境を整えられます。 またネット環境があるのであれば、Shared † Fantasia ではポータルサイトにて TeamSpeak 3というボイスチャットソフトもおすすめしています。 これもスカイプなどと同じように音声で会話したり、文字会話を行えたりします。 それぞれのアナログ、オンライン含め、それぞれのプレイ環境に利点と欠点がありますので、 今後どうやってメンバーを集めるかや、自分自身の環境と照らしあわせて決定しましょう。 &bold(){●メンバーを集める} TRPGを遊ぶ上でもっとも障壁となるといってもいいのがこの『メンバーを集めること』です。 TRPGを知らない人に教えてプレイに参加させるというのは非常に大変です。 なにしろTRPGという遊び自体がマイナーですし、その楽しさを理解してもらうのが結構大変です。 元々知っている人を誘うか、リプレイやを見せたり、『Shared † Fantasia』を渡して普及する他ないでしょう! ちなみに現在ではオンライン上でもリプレイやリプレイ風動画などもあり、普及する手段は結構あります。 興味を持って一緒にやってもいいというメンバーが自分を含め4人から7人程度集まればプレイ可能です。 その内一人がGMをやり、その他がプレイヤーとなります。 オンラインの場合集めるのはもう少し楽かもしれません。 そういう為のメンバーサイトや、Twitter や掲示板などでやりたい人を募っているのも時たま見られます。 そして『Shared † Fantasia』では、シェアファンプレイヤーのためのポータルサイトが存在します。 そこではTRPG参加者募集BBSが存在し、プレイヤーの募集なども行えるようになっています。 運が良ければGMがセッションを募集している機会にめぐり逢えるかも知れません。 もしオンラインでのプレイを前提に考えるなら、是非ポータルにプレイヤー登録をしてみてください。 &bold(){●PCを作成する} GM以外のPLには、ルールに従いキャラクターを作ってもらいましょう。 スムーズにキャラクター作成を行うコツは、事前にあらかじめキャラクター作成の部分だけでも、 ネットなどで読んでおいてもらうことです。 Shared † Fantasia はネット上に基本ルールが無料公開されているので、 ネット環境さえあれば読んでおいてもらうことは可能です。 またGMがキャラクター作成についてよく手順を把握しておくことも大事です。 ルールブックを持っている人を中心に経験者やよくルールを把握している人が、 よく把握できていない人に教えながら作っていきましょう。 &bold(){●セッション開始日を決める} PC作成と前後しても構わないのですが、セッションを行う日取りは決定しておきましょう。 全員が長い時間を取るというのは結構大変です。 一回のセッションは5時間~7時間程度かかることもあります。 あるいは2,3時間程度づつ複数の日に分けてプレイするという手もあります。 どちらにしろメンバーの予定を調整し、集まれる日、あるいはオンラインで全員が揃う日を決めましょう。 &bold(){●シナリオを用意する} これはセッション本番までにやればいいことですが、GMはシナリオを用意する必要があります。 全員がShared †Fantasia が初めてであれば、 このルールブックに載っているサンプルシナリオをプレイするというのもひとつの手段です。 この為には、あらかじめメンバーにはそのシナリオ部分を読まないように言っておくことを忘れないでください。 一度読まれたシナリオにプレイヤーとして参加することはできません。 またネット環境があれば、オンラインでシナリオ集も配布しています。 それらを利用してセッションをやることもできます。 また、サンプルシナリオやシナリオ集を参考にして自分で作ってみるのも非常に良いと思います。 *&bold(){■メインセッション} &bold(){●導入} メンバーが揃い、セッションの日時が決定し、PCが作成できたなら、メインセッションの開始です。 いよいよ自分たちの製作したPC達が冒険の世界に飛び込むわけです。 この際、まずGMはPC達がどのような状況にあるのか伝えなければなりません。 あるいはPC達は酒場で偶然顔を合わせただけかもしれないし、 あるいは既に冒険者として集団をなしているのかもしれません。 場所はどうでしょうか?街からはじまるとしたら、一体どんな街なのでしょうか? 村でしょうか?大きな街でしょうか? あるいはいきなり洞窟の奥深くからのスタートでしょうか?旅の途中でしょうか? GMにはおおよそあらゆる状況からセッションを開始する権限があります。 これが導入です。 GMはPCが冒険に出る、あるいは冒険をせざるを得ない状況を出来るだけ自然に作りだしてあげましょう。 あるいは各PCのパーソナルクエストを参考にし、彼らのそれらの動機に沿うようなシナリオを用意してあげれば、 きっと上手く冒険は滑りだすはずです。 &bold(){}●展開 さて、導入は何に対する導入なのでしょうか?大雑把に冒険と言っても様々なものが考えられます。 基本的に冒険とは、何らかの問題解決をはかったり、障害を乗り越えることだと言っていいでしょう。 その問題・障害は、薄気味の悪い洞窟を踏破することかもしれないし、謎の殺人事件を解決することかもしれないし、 人の滅多に踏み入らない秘境に届け物をすることかもしれません。 大概は何らかの依頼でそれらの問題解決や障害を乗り越えることになりますが、 先ほどの導入の項で述べたように、どんな状況から問題解決に向かわせても問題ありません。 そのシナリオに用意されている障害や問題を全て解決できるよう展開できるかどうか、 それがこの次の結末につながっていきます。 &bold(){●結末} 問題解決や障害を乗り越えることができるか否か、基本的にはそれが結末となります。 洞窟ならその奥にいる化け物を退治できたのでしょうか?あるいは隠された秘宝を発見できたのでしょうか? 殺人事件であれば犯人を見つけられたのでしょうか?届け物は無事、配達先に届けられたのでしょうか? 失敗であれ成功であれ、それが結末です。 冒険は必ず成功になるとは限りません。 成功したならハッピーエンドで締めくくり、失敗したならその結果を残念ながら、と伝えましょう。 失敗に終わったセッションであっても、それは決して無駄ではありません。 まだPCが生きているなら冒険を続けることができますし、またそのリベンジを果たすことができるかもしれません。 あるいは全滅してしまったら、またはPCの一部が死んでしまったなら、 またPCを作り直してリベンジなんてのも意外と面白いものです。 何にしろ、終わりにあたっては必ずどんな結末になったのか皆で納得した上で、 終了を宣言し、メインセッションを終了します。 *&bold(){■ポストセッション} &bold(){●経験値の計算} メインセッションが終了したなら、そのシナリオの経験値を計算してPCに配布します。 シナリオが成功であれ失敗であれ、経験値はもらえます。 勿論、成功のほうが多く貰えますが、それらの計算方法は後の経験値とレベルアップの項目で述べます。 &bold(){●PCのレベルアップ} PCのもつ経験点が規定の点数に達したらPCはレベルアップします。 レベルアップは自分のPCが成長するということであり、皆が好きな作業です。 レベルアップの仕方の詳細は後述します。 &bold(){●座談会} 経験値の配布も、レベルアップも終わったら後はお好みで座談会などどうでしょう。 シナリオのネタばらしや、あそこはこうだったああだったとセッションを振り返るのは楽しいものです。 こういったところからまた次の冒険のアイデアやモチベーションが湧くものです。 是非、余裕があればそういった時間を大切にしてみてください。

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