■クラスとは
キャラクターは冒険者として活動する為の職分を持っています。
ゲーム中、その職分をクラスとして特徴わけし、分かりやすくしています。
キャラクターはこのクラスを選択することで、手軽に様々な種類の冒険者の能力を再現することが可能です。
クラスを構成する内容を順番に説明した後、各クラスの解説を次ページから行います。
●クラス名
そのクラスの名称です。
●HP係数
レベルアップごとに上昇するHPの値です。これが高いほうが戦闘で有利です。
●戦闘修正
近接攻撃、射撃攻撃、およびそれらに対する回避に関わる修正値です。
基本的にクラスレベル(CL)±クラス戦闘修正値=戦闘修正値となります。
●セービングスロー(ST ) 修正
近接攻撃や射撃攻撃以外の様々な物事に対する抵抗や回避を判定する為に用いられる
セービングスロー判定で使用する修正値です。
基本的にクラスレベル(CL)±クラスST修正値=ST修正値となります。
STには頑健、直感、意思の3 種類が存在します。
●近接武器制限
使用できる近接武器の高度さを表現しています。
武器の段階には高度な順に軍事、冒険、単純が存在します。
●射撃武器制限
使用できる射撃武器の高度さを表現しています。
武器の段階には高度な順に軍事、冒険、単純が存在します。
●鎧制限
使用できる鎧の高度さ(重さ)を表現しています。
鎧の段階には高度な順に重装、中装、軽装が存在します。
●クラス技能
そのクラスのキャラクターが一律で使用できる技能です。
クラス技能に属する技能は全てクラスレベルを判定に加えることが出来ます。
●習得可能フィート系統
そのクラスにおいて習得できる特殊技能=フィートの系統を表します。
詳しいフィートの解説はフィートの項目を参照してください。
●特殊
そのクラスにおける特殊な能力や特典などを説明します。
■クラスの説明
戦士(ファイター)
戦闘のプロフェッショナル。あらゆる武器を使いこなし、鎧を着こなす。
基本的に戦闘の要であり、いるといないとでは戦闘における全体の生存率が変わる。
冒険者の中ではもっとも数の多い一般的なクラス。戦争時には傭兵をやっているというような者も多い。
戦士用フィートをとることによってさらに戦闘を有利に進められるようになる。
クラス名 |
戦士 |
HP係数 |
5 |
戦闘修正 |
CL+1 |
ST修正 |
頑健 |
CL+2 |
|
直感 |
CL |
|
意思 |
CL |
近接武器制限 |
軍事 |
射撃武器制限 |
軍事 |
鎧制限 |
重装 |
クラス技能 |
応急手当、登攀 |
習得可能フィート系統 |
戦士 |
特殊 |
なし |
盗賊(ローグ)
潜入や盗掘のプロ。遺跡の罠や宝箱の対応は彼らの領分。
フィートの習得方向によっては軽妙な立ち回りの戦闘もこなせるが、あくまで打たれ弱いので過信してはいけない。
街では犯罪組織と接点を持つことで様々な恩恵を受けることも出来る。
基本的に戦闘でも街の行動でも搦め手を得意とする。
ある意味、最も冒険者らしいクラスともいえる。
クラス名 |
盗賊 |
HP係数 |
3 |
戦闘修正 |
CL |
ST修正 |
頑健 |
CL |
|
直感 |
CL+2 |
|
意思 |
CL |
近接武器制限 |
冒険 |
射撃武器制限 |
冒険 |
鎧制限 |
軽装 |
クラス技能 |
登攀、解錠、隠密行動、罠扱い、スリ、捜索 |
習得可能フィート系統 |
盗賊 |
特殊 |
追加技能用の技能ポイントを レベルごとにさらにCL点得られる。 |
狩人(ハンター)
野外活動のエキスパート。森や原野での生存方法から野生動物の対策までそつなくこなす。
射撃武器を得意とし、後列での戦闘要員として優秀。
近接戦闘も可能だが、技能の都合上軽装が前提なので最前線に立つ事は難しい。
冒険者としてはモンスターへの対応を主な生業としている者が多い。
クラス名 |
狩人 |
HP係数 |
4 |
戦闘修正 |
CL |
ST修正 |
頑健 |
CL+1 |
|
直感 |
CL+1 |
|
意思 |
CL |
近接武器制限 |
冒険 |
射撃武器制限 |
軍事 |
鎧制限 |
軽装 |
クラス技能 |
動植物知識、登攀、応急手当、 危険感知、生存術、潜伏 |
習得可能フィート系統 |
狩人 |
特殊 |
なし |
吟遊詩人(ミンストレル)
世界を放浪し伝承を集め、広める者達。
楽器を演奏し、英雄譚や民話、恋物語などを歌って衆目を集める。
これらの歌はこの世界において貴重な娯楽であり階級に関係なく人気がある。
その職分上多くの人に歓迎され、話を聞くことにも警戒され辛いので情報収集が得意。
また普通は道筋のつけ辛い貴族や宮廷にも入り込みやすい職能である。
当然ながら戦闘は本分ではなく、鎧を着込めば前に立つことも出来なくはない程度なので、
あまりあてにすると痛い目を見ることになる。
その職能から街中での活躍の機会が多いが、遺跡などでは伝承知識の活用など活躍の機会はある。
また、特技の中にはその歌で特殊な効果を得られるものも存在する。
クラス名 |
吟遊詩人 |
HP係数 |
3 |
戦闘修正 |
CL-1 |
ST修正 |
頑健 |
CL+1 |
|
直感 |
CL |
|
意思 |
CL+1 |
近接武器制限 |
冒険 |
射撃武器制限 |
冒険 |
鎧制限 |
中装 |
クラス技能 |
楽器演奏、歌唱、伝承知識、早耳 |
習得可能フィート系統 |
吟遊詩人 |
特殊 |
フィートポイントをレベルアップごとにさらにクラスレベル点得られる。 追加言語を一つ得られる。 |
商人(マーチャント)
商いで生きる、人と人とをつなぐ人々。
冒険者の商人は、商人の中でも特に交易品を運ぶ旅商人や遺跡で直接的に宝物を探す冒険的な商人達を示す。
その能力は物品の売買や価値鑑定に非常に役に立つ他、そのコネや立場を生かしての情報収集も得意。
またその調達能力を活かすことで仲間全体の装備品の向上や、珍しい道具の入手を試みることができる。
戦闘能力はあくまで護身程度と考えたほうがよいが、
その能力を生かしてしっかり武器防具を揃えれば、それなりに戦える。
クラス名 |
商人 |
HP係数 |
4 |
戦闘修正 |
CL-1 |
ST修正 |
頑健 |
CL |
|
直感 |
CL+1 |
|
意思 |
CL+1 |
近接武器制限 |
冒険 |
射撃武器制限 |
冒険 |
鎧制限 |
中装 |
クラス技能 |
読み書き、商売、物品鑑定、調達能力、早耳 |
習得可能フィート系統 |
商人 |
特殊 |
追加言語を一つ得られる。 |
魔術師・魔女(ウォーロック・ウィッチ)
魔術という特殊能力を追い求める求道者達。
その立場は社会においてもやや特殊なもので、大概の場合、その存在を秘匿していることが多い。
男の場合魔術師と呼ばれ、女は魔女と呼ばれる。
魔術の習得に全てを捧げた為、肉体戦闘面はクラスの中でも最低レベル。
しかし、魔術は様々な超常現象を起こせる為、
クラスレベルが上がるごとにあるいは複数の系統を習得するたびに強力な存在になっていく。
また、錬金術や神秘学といった様々な知識にも対応し、冒険における重要な知識面のサポートをこなす。
大器晩成型のクラスといえ、初期はやや死にやすいので、仲間全体による庇護が必要。
魔術師・魔女が単独で何かに挑むのは高レベルな存在にならないと難しい。
クラス名 |
魔術師・魔女 |
HP係数 |
2 |
戦闘修正 |
CL-2 |
ST修正 |
頑健 |
CL |
|
直感 |
CL |
|
意思 |
CL+2 |
近接武器制限 |
単純 |
射撃武器制限 |
単純 |
鎧制限 |
軽装 |
クラス技能 |
読み書き、学問/神秘学、学問/錬金、魔術言語 |
習得可能フィート系統 |
魔術 |
特殊 |
魔術を使用することができる。 追加言語を一つ得られる。 |
神官(プリースト)
神々に使える祭司。ただし冒険者となる神官はやや特殊。
この世界の神官は神の恩恵により実際に超常現象=奇跡を行使できる。
その力は大概神殿という場所で行使され、社会に還元されている。
それ故に、社会的な地位としてもやや優遇され、一般人への信用度も冒険者の中では高いクラスといえる。
神官はその能力を生かして仲間の補助を行うことができ、防具をしっかり着込めば前衛に立つことも不可能ではない。
能力値にもよるが、前衛としての戦士が足りない場合は、度々前線に駆り出されることが多くなるであろうクラス。
また読み書きの知識など、知識階級の存在でもあるので、そういった面で頼りにされることもあるだろう。
神官が冒険に出る理由は様々だが、例えば布教の為であったり、自己鍛錬であったり、神殿からの使命であったり、
もしかしたら神からの直接の託宣を受けての行動であったりするのかもしれない。
基本的にドワーフ、エルフなどの異種族は人間の神々を信仰しないので、神官になることが出来ない。
クラス名 |
神官 |
HP係数 |
4 |
戦闘修正 |
CL-1 |
ST修正 |
頑健 |
CL |
|
直感 |
CL |
|
意思 |
CL+2 |
近接武器制限 |
冒険 |
射撃武器制限 |
冒険 |
鎧制限 |
中装 |
クラス技能 |
読み書き、学問/神学、応急手当 |
習得可能フィート系統 |
神官 |
特殊 |
奇跡を使用することができる。 |
最終更新:2015年03月08日 22:58