人間以外の人類


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この世界において人類とは、神々に創作された起源を持つ人型を保つ知的生物のことを指します。
もっとも数が多いのは人間ですが、それ以外にも神の方針や、力への適応でその姿を変えた人類が
存在します。そのうちの代表的な存在をいくつか紹介していきます。

ドワーフ

ドワーフは大地神ディーバ・ダグダによって生み出された大地の生命力をその身に宿した人類です。
外見は身長110cm~130cmですが、体形や骨格はがっしりしており、筋肉質です。
その身長に対して体重は55kg~110kg程度で非常に重くなっています。
その身体は地下を掘り進むことに適応しているとも言われ、全く光のない所でも暗視可能であったり
体を動かし続けても疲れを知らない持久力を持ちます。
顔には必ず豊かな髭を蓄え、その豊かさを誇りとし、髭のないドワーフは不名誉であるとされます。
これは女性についても同じで、如何に(ドワーフ的に)美しい髭を蓄え、かつ手入れしているかが重要です。
また男女で方法に差はありますが、髭を編み込んだり、装飾をつけることが洒落者の条件です。
寿命は200年前後とされ、15歳前後で髭が生え始め、成人とみなされるようになります。

彼らは手先が器用なことでも知られ、特に己等の手で掘り出した宝石や貴金属を加工し
装飾品などを造ると非常に素晴しい逸品を造るとされています。(当然全員がそうというわけではありません)
彼らの好物は一にも二にも置いて酒です。特にアルコール度数の高いものを好みます。
アルコール全般に強く、彼らは酔いはしても酔いつぶれることはほとんどありません。

彼らは大地の力を崇め、その力を利用し、磨き上げることを至上の喜びとします。
生活としては大体男達が自らの生活圏及び坑道を広げる採鉱を行い、どんどん掘り進んでいきます。
その間女性達は外部に設けられた農園に働きに出て作物の収穫を行っています。
特に収穫物で重要なのは酒の原料となる麦と、土地を選ばず収穫できるジャガイモです。
その昔ドワーフたちは劣悪な食環境の中で、働く頑強な種族として有名でしたが
現在はその工芸品などを交易に出すことで多くの品物を得ることができるので、様々な食品も手に入ります。

ドワーフ族はその坑道を通じて様々な地域にその勢力圏を広げていますが
その中枢たる都市が、大地神の起源の地、アガルタです。
原初の都市はドワーフの暗視特性もあり、ほぼ暗闇に包まれた暗黒都市だったといいますが
現在では交易を意識して、他文化圏の人間が入る場所には特殊な鉱石による照明を配置しています。

ドワーフの社会構造は、非常に厳格な職分主義となっています。
これは変容する神ディーバ・ダグダの、適する職分には適する姿になるという特徴に倣ったもので
それぞれの家系がそれぞれの職分に専念し、技術を受け継ぐことでもっとも良い成果を出せるという信念
をもってこの形の職分主義を支持しています。
基本的な支配階級は祭司階級と呼ばれる者たちで、神の意思の代行者として人々を導く者とされます。
中でも王は、祭司の長として一つの集落を繁栄に導く義務を負います。
次階級が武門階級です。彼らは外部からの圧力や魔界勢力との戦闘の為に日々戦闘技術を学びます。
現在の彼らのもっとも重要な任務は大坑道に存在する魔界の勢力の残党を狩り尽くすことです。
その後が職人階級です。彼らは採掘の主であると共に、その採掘品を加工する職能を持つ者達です。
彼らが一般で言うところのもっともドワーフのイメージに近い存在でしょう。
そして最後の階級が農民階級です。主に女性がその任務を負うこの仕事ですが、少数の男性も存在し
農業の方針や指揮を行うようになっています。
農民階級は地位的には下に見られがちですが、本来これらの階級には貴賎はなく全て平等というのが
建前です。実際はやはり職分ごとに下に見られたり、軽んじられることは存在します。

また商人という役職のものはほとんどが職人階級の出の者が行います。
職分の外という扱いですが、商才のあるものがなります。
ポジション的に儲かることも多いのですが、その分職業的には卑しいものとされ、地位が低いものとされます。

ドワーフが冒険に出るきっかけは、いくつかあります。
まずは武門階級が己の腕を上げる修行として出る場合、または商人達の中には外の見聞を広める為
冒険商人として活動するものもいます。または職分主義に異を唱えるはねっかえりのドワーフなどが
冒険に出る場合もあります。支配階級である神官から冒険に出るものは非常に稀です。
ですが、稀に何らかの使命を帯びてコミュニティの外に出る神官も存在します。

エルフ

エルフ達は世界樹ダーナディアにより作り出された樹の生命力と融合した新人類です。
外見は身長135cm~160cm程度で、体重は40kg~60kg程度と細身でやや小柄です。
エルフ達は夜目が効き、月明かりや木漏れ日程度でも、一切ペナルティなく物を見ることができます。
そしてもっとも特徴的な部位はその長くとがった耳とつり気味の眼でしょう。
外見は人間の価値観から言えば美形といえる顔立ちであることが多いですが、総じて無愛想です。
ただ、エルフは人間との間に子を成す事が出来る為、人間の異性に対しては警戒をしがちです。
エルフ達は30年前後で成人し、おおよそ1000年以上生きるといわれています。
もっとも、エルフの最長老は創世記から生きているといわれるので、寿命は定かではありません。

彼らは居を森と定め、森の中心に植えられた世界樹を崇めながら自然に溶け込む生活を送っています。
植物の自然性を大事にする為、農業や栽培などの行為は禁忌とされています。
彼らの主食は森になる果実や木の実、そして狩りで獲る動物たちの肉です。
そもそもエルフは太陽光と水さえあれば、かなりの期間食事を取らなくても生きていけます。
エルフであれば、3日に1度果実をとれば、充分活動可能といえるでしょう。
肉などは火を通しますが、火を使う場所は森の中でも厳格に決められいます。

エルフは繁殖力はあまり強くなく、その数をある程度計画的に増やす方策が採られています。
特に禍ツ神侵攻の後や、魔王侵攻の後に数が減少した際にはかなり計画的な
人口調整が行われたと言われています。
エルフの子供たちは特定個人の子ではなく、集落全体の子供として育てられます。
親が誰とは知らされず、一族の子として子供は育つようになります。

エルフ達は特定期間に一度出現する世界樹の苗木を他の森へと運び
そこに植え、中心地とすることで新たな集落を築きます。
世界樹は成長するまでにかなりの期間が懸かる為、
それまでは新集落は他の集落の庇護下に置かれます。
充分に育った世界樹は新たなその集落の守護者として崇められることとなります。
しかしながら近年、エルフの森への進出と森を開墾する人間との間で軋轢が起こり始めています。
当然ながら森が存在する土地も無限ではないからです。

エルフの社会は原始共産主義に近いものであり、その支配階級は世界樹に仕える神官達です。
彼らは集落の意思決定と折々の儀礼を司り、エルフ全体の自然に沿った繁栄を担います。
エルフの価値観は自然の円環の中に溶け込み、できるだけ生物としての自然な生き方を模索するものです。
また感情の起伏はないほうが良しとされ、エルフ総体、ひいては世界全体の自然の維持を優先します。
エルフ集落全体の意見は神官達の合議によって取りまとめられ、意思決定が行われます。
さらにエルフ全体の意思決定は、それぞれの集落の神官長と最古の森ティル・ナ・ノグの最長老の
合議によって最終的な結論を出し、全体の総意として決定します。

人間からみればエルフは非常に閉鎖的な種族と言えます。
エルフ以外の人類の森への侵入は嫌いますし、常に警戒を持ってあたります。
何故なら人間はエルフの法を守らず、伐採や自然破壊を軽々しく行うからです。
またエルフが人間と間に積極的に子を成そうとする事はありませんが、その逆の
人間がエルフを襲って子をなすことなどがあり、忌避されている部分があります。
エルフは遥か昔の事象であっても集落に記憶として語り継いでいるからです。

エルフと人間の間に生まれた存在はハーフエルフと呼ばれ総じて不幸な運命を辿ります。
エルフの集落で育てば、成人と共に集落を追われることが多く、その多くは放浪者となります。
逆に人間世界で育つ場合も、周囲からの奇異の目や差別は避けられないものです。
ハーフエルフの特徴は人間よりも明らかにとがった耳です。
人間と同程度の速度で成人し、寿命はエルフと同程度だといわれますが、実際は不明です。

エルフは一族が総じて狩人であり、森で生きる術を知る存在です。
彼らが冒険に出るとしたら、余程の変わり者か、何らかの神官達からの使命を帯びているものです。
人間世界において、エルフはドワーフ以上に珍しい存在です。
ただ、神官たちはある程度意図的に、森の外の状況を探る為に若いエルフ達を探索に出している
節がある為、都市部においては全く見られないというほどではありません。
エルフの神官がもし森の外に出るようなことがあるのだとすれば、よっぽどの事態でしょう。

獣人

ここで言う獣人とは、一つの大きな種族分類をさしている言葉で
実際にはこの分類の下に多くの形態を持つ獣人種族たちが存在します。
彼らはそもそもディーバ・ダグダが強力な力を持つ動物達を神として昇華した際に
その力を得るために従者となった人類の子孫達です。
彼らは普段の多くはほとんど人間と変わらぬ姿をして生活しています。
しかし、有事の際に彼らは自らの崇める獣神の加護を得ることによって獣化を行います。
この獣化は種族によって様々で、段階を経て変わるものや、そうでないものもいます。
例えば狼の獣人達は、初期段階では筋肉の発達や、爪、優れた嗅覚、聴覚(耳)
濃い体毛などをその肉体に表し、獣じみた人間のような容貌になります。
さらに能力の高い獣人は、人型であるものの毛だらけの狼頭の完全な人狼に変化します。
それに対し、場合によっては、人間形態と獣形態が入れ替わって生活している種族もいます。
一例としてはケンタウロスと呼ばれる人馬種はかなりの時間、人馬形態
下半身が馬という形態を保って生活しています。
彼らはそれぞれの獣神を崇める部族ごとに成り立っており、やや原始的な生活を送っています。
部族として交流が行われることもありますが、あくまでお互いの部族意識が強く
同じ獣人同士という意識があるわけではありません。
実のところ、彼らは獣神の加護を受けている人間に近い存在なので、部族間で婚姻などが
行われることも存在します。この場合、特定の部族に個人が参入する形に近く
そうやって参入したものは、その獣化能力はその部族のものに染まります。
逆に言えば、部族から追放された場合、能力を失う場合もあります。
ただしこればかりは神の思し召しという部分もあり、そうならない場合もあるので一概もありません。

彼らの食文化は、部族の獣神以外については特に躊躇なく摂取をします。
これは自然界において自然なことである限り、特に部族間でも争いの種になることはありません。
ただし、客人が来ている場合、その客人の獣神がわかるまで食事で肉類を出さないのが通例です。

彼らのほとんどはドワーフたちの大陸に存在しており、そこ以外の場所で滅多に見かけられることはありません。
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